hirax.net::inside out::01月09日

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2002-01-09[n年前へ]

iMacと2ちゃんねる論文 

 iMacを買おうかと思ってる今日この頃。(リンク)(リンク

2003-01-09[n年前へ]

Photoshopプラグイン開発セット 

 Photoshopプラグイン開発セットに自由にダウンロードできるBorland C++ 5.5 Compilerを使った場合のサンプルソースなどをつけてみました。これで、タダでPhotoshopプラグイン開発が簡単にできます。ぜひぜひ、プラグインを作ってみて下さいな。

プリントお値段鑑定団 

 軸を操作したい〜、というメールに答えてバージョンアップしてみました。というわけで、プリントお値段鑑定団からどうぞ。

安全電動ノコギリ 

 これはちょっとスゴイ。本当にわずか5msで停止するのか?

2004-01-09[n年前へ]

ウィンドー枠だけにするソフト・パート2「WinRoll」 

WinRoll WinRollは「右クリックでタイトルバーだけにする他に、右下のアイコンのメニューで全ウィンドウをタイトルバーだけにできたりして便利」というタレコミ。

 なるほど、WillRollは、ソースコードもついているので、改造用にも便利かも。そういえば、「右下のアイコンのメニューで全ウィンドウをタイトルバーだけに」というのはMac OS X10.3のExpose機能と少し似ていて便利そうですね。そんな改造って難しいかなぁ…?できるかなぁ…?

Mercedes-Benz Folding Fullsus MTB 

Mercedes-Benz Folding Fullsus MTB 綺麗で美しいデザインに思わず欲しくなるベンツの折りたたみMTBのFolding Fullsus MTB。もう少しサイズが小さければ、あるいは今のサイズのままでも、もう少し安ければ(何しろ、定価は三十六万円ナリ。専用トランスポートバッグですら、二万四千ナリ)買っていたかも。こんなデザインのMTBって他にあるのかしらん。あと、エアーチャックと同じような方式で簡単に折りたためるというハンドルもとても良さそう。

2005-01-09[n年前へ]

北千住・東京タワー・厚木・裾野 

北千住・東京タワー・厚木・裾野北千住・東京タワー・厚木・裾野北千住・東京タワー・厚木・裾野北千住・東京タワー・厚木・裾野






GooglePageRank自由自在 

 GoogleのPageRankを自由自在に変えてしまう。仕組みはGoogleのロボットを(規定のPageRankの)他サイトへ転送することだという。

津波から逃げきれないときの対処法 

 ARTIFACT経由で「巨大津波と避難行動ー奥尻島青苗地区で何が起こったかー北海道南西沖地震調査報告(PDF)」を読む。これは「奥尻島で生存者に聞き取り調査」を行ったものだが、生存者たちの行動を自分の普段の行動・生活に置き換えて読んでみると良さそうだ。

 ところで、第一に「とにかく津波が来たら高台へ避難する」のは当然だが、津波の危険を察知してから津波が来るまでの時間がほとんどない場合もあるだろう。そんな時は、「地面にしっかり固定されているものにしがみつき、(衝撃の強い)津波が通り過ぎるのを待つ」のが良い、という。

Tsunami on Water planet これは、アリューシャン津波に関する米国の報告や三好寿らによる「日本海中部地震での津波死者たちを検死した医師と助かった人たちへの聞き取り調査(1985)」から導き出されたものであり、「津波による最終死亡原因は体をコンクリートや岩などの固い地面に打ちつけられたことによる内臓破裂が多い」ため、「海岸で津波に追いつかれて逃げ切れないと判断したときには、自分から地面に伏せ、できれば固定した何か(鉄筋の先なぞ)につかまって、体の上を津波が通り過ぎるのを見送ることにより衝撃を緩和するのが生き残るのに有効である」とされている。少なくとも、日本の地理形状・地震発生状況を考えれば、日本では有効かつ知っておくべきことだと思われる。

 「とにかく津波が来たら高台へ避難する」のは当たり前だが、「瞬時に訪れる津波から逃げ切れないとき」はどうするかの考察も風化させるべきではないだろう。

2006-01-09[n年前へ]

Expose & zphotoライクの画像表示形式に変更 

TitleTitleTitle 「Web2.0ライクな画像サムネイル生成」を参考にして、このページの画像表示を「お試し」で変えてみることにした。オリジナルからの変更点は、マウスの移動を少なくするために、「画像をクリックした時の画像表示位置」を元の画像がある場所(=マウスがいる場所)の上にしたことが一つ。そして、戻り方がわかりやすいように、ポインタが画像の中心から大きく外れた場合、自動的に元の表示に戻るようにしたこと。
 Expose「意識」というよりは、気持ちとしてはzphoto「意識」。(コメントアウト部を戻して)onmouseoverでズームさせれば、よりzphotoライクになるかも。

2008-01-09[n年前へ]

チューインガムで誰でもできる「物理法則に反する!?超自然現象!?」 

 誰でもできる超自然現象を目にすることができる!?楽しく不思議な遊びを思いついた。どこにでも手に入るモノで、誰でも簡単にすることができて、そして、見ればとても不思議な気持ちになることができる遊びだ。

 チューインガムを取り出す。もちろん、チューインガムが手元にない人は、100円玉を持ってコンビニに行って、安いガムを買ってみる。そして、「チューインガムの巻紙を外し、対角線を軽く折った上で、なだらかに丸く・弓形に曲げる。準備はこれがすべてだ。10秒あれば、お釣りがくるくらいの簡単な準備である。そして、「ある方向」にそのガムを回してみる。…すると、そこには信じられない「不思議な超自然現象」が出現しているはずだ。回したチューインガムが止まった…と思うと、なぜかいきなり反転して回転し出すのである。まるで、物理法則に反している!? 何で勝手に反転しだすの!? 角運動量って保存されるんじゃなかったの…!?と思ってしまうような「超自然現象」を、簡単に目の前で起こすことができるのである。

 目の前にある普通のもので、こんな風に不思議に見えるものを作り出すことができるのは、何だかとても楽しい(この現象がどのように生じているのか知りたい人は「ラトルバック"Rattleback"」というキーワードで文献を調べてみると楽しいと思います。また、ラトルバックが逆転する瞬間のスローモーション映像も撮影しました)。

2009-01-09[n年前へ]

経済に関する時系列データを眺めてみる 

 Mathematica は数式処理向けアプリケーションというよりも、数式処理も得意な「プログラミング言語」です。最近のバージョンでは各種データ取得関数が豊富ですから、さまざまなデータを眺めた後に解析する、といったことが簡単にできます。

 不景気なニュースばかりが続きます。そんな今が、一体どんな時代なのかを眺めてみたくて、今日は経済統計データをMathematicaで(まずは)眺めてみることにしました。

 右のグラフは、1930年頃から現在までのダウ平均株価(工業株30種平均株価)です。工業株と名付けられてはいますが、30種の採用銘柄を見ればわかるように、平均株価を算出する30の会社は、社会の動きを反映するような広い業種から選ばれています。

 80年近くにわたる「ダウ平均株価の変化」を眺めていると、「データ解析」「要因解析」などをしたい、と感じる人が多いのではないでしょうか。何だか20年ほどの上昇と20年ほどの下降(停滞)を繰り返しているように見えてきたり、短周期の上下動があるように思えてきたりします。そこで、そういったものが本当にあるのか・理由は何なのか、ということを知りたくなる、つまり、長期的なトレンド(傾向)、周期的な変化、それらをもたらす要因・・・そんなことを調べ・知りたくなる人も決して少なくないだろう、と思うのです。

 さて、次に眺める右のグラフは、(人口で正規化した)日本の国内総生産(GDP)です。1970年から現在までのデータですが、大雑把にはダウ平均株価と同じ動きになっています。また、1990年半ばから現在までは、上下動はあるものの、停滞し続けているように見えてきます。

 こうした統計データをグラフにし眺めていると、世界全体や各国の「景気」の変化というものについて、もっと詳しく知りたくなります。たとえば、景気の動きが持つ周期性、景気循環というものについて知りたくなったり、そういったものを生み出すに至った世界史というものを、もっと知りたくなります。各時代に、世界各国で、どんな生活や文化が生まれ、どんな産業が生まれ・どんな業種が衰退していったのか、ということを学びたくなるのです。

 以前、経済学者に経済学を教えてもらいにいった時にも、経済学が生まれる少し前から現在までの歴史を知りたくなり、世界・歴史年表を自分なりに作ってみたりしました。それは、どんな経済事象も、あるいは、経済学者たちの研究もすべて(その)時代背景に応じていた、と教えられたからです。

 物理学者の寺田寅彦は、「科学と文学」の中でこう書きました。

 歴史は繰り返す。方則は不変である。それゆえに過去の記録はまた将来の予言となる。
寺田寅彦 寺田寅彦随筆集 (第4巻)
20世紀の歴史、あるいは遙か昔からの歴史を学び直し、過去の記録を通して未来の世界を覗き眺めてみたくなります。未来に向かって世界がどのように動いてゆくのか、それを知るために、過去を紐解き知りたくなります。

 今日は、図書館に行ってみることにしましょうか。過去の歴史や物語が収められている図書館は、未来への予言が詰まってる場所なのでしょうから。

DJIGDPPerCapitaJapan






2010-01-09[n年前へ]

「古写真」と同じ場所で写真を撮って「タイムトリップ」してみませんか? 

 「保存版 古写真で見る街道と宿場町 」という本がある。江戸末期から明治・大正初期という時期に、東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道の各宿場町や、街道沿いの景色や街道沿いから見える景色を撮影した写真を集めた大判の本だ。そして、同じような場所を描いた浮世絵などもたくさん収録されている。

 この本を読んでいると、江戸時代に東海道(やその他の街道を)を歩いているような気になってくる。写真の中の百年以上前の景色の中にある質素な宿、その前を歩く人、そんな景色の中に自分が溶け込んでいくような心地に襲われる。

 ふと、こんなことを考えた。これからは、この本をデジタル化してケータイの中にでも保存しておき、持って歩くことにしよう。そして、古写真と同じ場所で景色を撮影して昔と今を重ねてみたら、時の流れを目にすることができるだろう。100年の昔と、今この瞬間を重ね眺めてみることができるだろう。

 あるいは、記念写真のように、自分もその中に写って見ることにしよう。そうすれば、過去と現在が重なる写真の中で、まるで自分がタイムトリップでもしたような気持ちになれるに違いない。遥か昔のモノクロの古写真の中に、あるいは、東海道を描いた色鮮やかな浮世絵の中に、自分が入り込むような不思議な気持ちになるだろう。

 「幕末・明治期 日本古写真メタデータ・データベース」なんていういうものもある。たとえば、幕末の頃に撮影された「上野 不忍池の写真」を見て、今よりずっと華やかだったことに驚かされたりする、のも面白い。

2012-01-09[n年前へ]

「ボールペン芯中に空気層が生じる」のは「インク付着力と消費量」が決めている!? 

 ボールペンを使っていると、(たとえば、右の写真のように)芯のインク中に空気が入ってしまい「まだインクがあるのに、字が書けなくなっちゃったよ〜」ということが起きたりします。 ボールペンをシャカシャカと紙の上で走らせてみても、ただペン先のボールが空回りするだけで、紙の上には「何も描かれない」のです。

 ところで、よくよく考えてみれば、この「ボールペン芯の中に空気が入る」という状況はちょっと不思議です。 「インク層に挟まれた透明層は、実は正真正銘”真空”だった!」なんていうことは、あるわけはありません(また、インクの中の何らかの物質が気化したものだ、と考えるのも、組成的に少し不自然です)。インク芯中に、なぜいきなり空気層が生じるのでしょうか?

 私が考える「発生過程」は右のようになります。 まず、ボールペンを使い、ペン先でインクが使われると、「(右の②のような)ペン芯では外壁にインクが張り付いたまま・中のインクが少なくなった」状態になります。 それは、外から見れば、まるでインクは足りているように見えるけれど、実は中にはインクで無く空気層が押し寄せている、という具合です。 そして、芯外壁に張り付いたままのインクが(いつしか)くっついてしまうことで(③〜④)、最終的に「インク芯中に(あたかも)いきなり空気層が生じたようになる」のではないか、と考えているのです。

 つまり、「インク芯の外壁とインク間の付着力とインクの粘性と、ボールペンの使用状況」にしたがって、「ボールペン芯の中に空気が入る」という現象は生じるのではないか、と思うのです。

 こういった現象は、ボールペンで(急に)たくさんのインクを消費すると、つまり(いきなり)たくさんの文字を書くと生じやすそうな気がします。 インクが急激に消費されると、インク外壁にインクが張り付いたまま、たくさん残りそうに思えます。

 そこで、ためしに、ボールペンでラクガキをひたすらして、10分あまりでインクを使い果たして見ると、やはり「芯外壁にインクがたくさんへばりついて残ったまま」になりました。 つまり、「ボールペン芯の中に空気が入る」と同じように、「使うことができないインクがたくさん残ってしまった状態」です。 私の経験上は、ボールペンを(いきなり)たくさん使うと、こういった芯外壁にインクが張り付いたままの状態になりやすいように思います。

 ボールペンをよく使う人は、「(自分が)どの程度ボールペンを使うか」という使用頻度と、「インクの粘性・インク・プラスチック間の付着力」を気にしてみると良いかもしれません。そして、「ボールペン芯中に空気層が生じる」過程が果たして(本当のところ)一体どのようなものか調べてみると、面白いかも!?

「ボールペン芯の中に空気が入る」ように見える理由「ボールペン芯の中に空気が入る」ように見える理由「ボールペン芯の中に空気が入る」ように見える理由「ボールペン芯の中に空気が入る」ように見える理由






2013-01-09[n年前へ]

H is for Hentai(エッチ!はヘンタイのH) 

 「フィリピン、インドネシア、マレーシア、メキシコ、ベトナム、チリ、ペルー、マダガスカル、ブラジル、シンガポール…」この並びが、「どのように選ばれたもの」かわかるでしょうか?

  …これはGoogleトレンドで、"hentai"というキーワードを検索した国、つまり"hentai"の地域別人気度の結果です(下図:地域別人気度世界地図)。

 いやらしいことやいやらしい人に対し「エッチ!」と言いますが、この「エッチ (H)」は"Hentai"の頭文字に由来すると言われています。そんなエッチという言葉を生み出したヘンタイという言葉が、なぜこれらの国で「人気」となっているのか不思議に思います。

 一体なぜ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、メキシコ…といった国々で、"hentai"という言葉が数多く検索されているのでしょう?何か"hentai"を好み求める文化背景的な理由があるのでしょうか?それとも、似た語句が母国語にあるといった、全く別種の理由があるのでしょうか?

ヘンタイ検索人気度を眺めるてみると、一風変わった世界の姿を見ることができるような気がして、ちょっと面白いと思いませんか。

2018-01-09[n年前へ]

大阪大学 2017年度前期日程「物理」を「面白い物理エッセイ」として読んでみる 

 大阪大学 2017年度前期日程「物理」で、出題ミスがあったというニュースを見た。その問題文と想定正解、 さらには、その「解説」を読みました。その問題文を眺めた結果、この「問題」が「とても勉強になる「物理現象の解説エッセイ」のようで、とても面白かったので、少し感想を書いてみることにします。「ニュース」として扱われた内容としてはともかく、…少なくとも私にとっては、とても興味深い「問題」でした。

 問題内容は、壁から離れて(壁から垂直に走る直線上に)位置する音叉とマイクを登場人物として、その1次元的世界での「音波」を扱うものです。

 ネットで、(右に画像として貼り付けた)問題文の一部を抜き出したもの読んだ時、最初に想像したのは「十分に小さく点音源として扱える音叉」という文言が「全ての原因ではなかったか?」という想像です。すぐに、この想像は間違っているということがわかるのですが、「音叉」を「限りなくシンプルな振動体(面)」として考えてしまったことで、1次元として扱われる世界上の「音叉の前後」で「同じ向きの空気変位が生じる」と考えるか、それとも「音叉の前後で同じ空気密度の振動が生じる」かで、(前者なら)当初の「正答」が導かれるし、(後者なら)追加された「答え」が生まれし…というものです。
 「音叉=振動する物体の象徴」として単純に捉え、(いくつかの考えたくないことを省略するために&考えたい現象を単純・抽象化して光を当てるために)世界を1次元として取り扱おうとするならば、「(限りなく大きさ影響を無視できる)点音源の音叉」は「1次元上の振動点=3次元上の振動面」として取り扱い(考え)たくなり、そのような3次元空間内に配置された振動面の前後では、「同じ向きの空気変位が生じる」ことから、当初の正解が導かれたのではないだろうか?という予想が、一番最初に頭に浮かんだ想像でした。…しかし、そんな想像は間違っていることがすぐわかりました。

 なぜかというと、関係する出題文全文を読んでみると、「音叉という物体」の振動を、どのように扱うかについて、そしてまた変位と粗密の関係について、出題者は問題の冒頭から(常識とは言えない内容については)詳しく丁寧に解説し、テスト対象とならない単純な事項についてもやはり丁寧に確認を行っているからです。(それに対して、この解説などは問題文の一部しか読んでいない雑な説明であるように感じられます)
 つまり、2本に先が分かれた音叉が振動する時に生じる振動モード、その基本となるモードが生み出す「空気の動き」は、音叉が左右対称になる方向から見た時に、「(右に貼り付けたGIF動画のように)音叉に対して左右対称の疎密波が作り出される(変位としては逆方向の空気の動きが生成される)」ということ、あるいは、1次元世界でなくてたとえ3次元世界でも「音叉の振動は点音源として取り扱うことができる(方向によって点音源から発せられる粗密の位相は異なるけれど、1次元近似なら完全な点音源として取り扱うことができる)「ということを、問題文の前半できちんと「解説・確認」しているからです。(この「この記述があるのに問4で間違えたのが解せないんだよね。という言葉に100%同意する具合です。ただし、こうした知識を持ち、丁寧に順を追った解説まで行う出題者が壁の”反射”を取り違えるような取り扱いをするとは全く感じられません。定義の取り違えではなく、単純な忙しさなどからくるケアレスミスなら理解できるのですが・・・)
 それに対して、出題者が壁を「境界条件」どのような境界条件で取り扱うかを間違えたということは、個人的には可能性は低いことだと感じます(後で書くように、音叉の振動現象に対して、問題文の前段であれだけ丁寧に解説をされた出題者が、「固定壁」という言葉の意味を世間がどうとるかを考えなかったという田口先生の解釈は無理があるように思います。また、波動方程式として、普通に境界条件を設定して解くことができる一般的な問題であるとも思います)

 ちなみに、「手元からUの字型に中心に支持部が伸びた音叉の形」や「そのような形の音叉がこのような振動を行う」ことは、(振動吸収体である)手に持った音叉が単振動を持続して行うための必然であることは、少し考えれば想像が付きます。その形は、出したい振動モードを持続されるとともに、不要な振動モードを(音叉を掴む)手が迅速に行うための実に素晴らしい設計結果です。何が言いたいかというと・・・この物理問題は、そんな音叉にまつわる「物理現象」を溢れるくらいの十二分に知っている先生が、物理現象というものの面白さを踏まえて書いた内容であることは、間違いないように思われます。

 今回の「いわゆるひとつの出題ミスとその後の対応」に関しては、何かの「ケアレスミスや伝達ミスが重なって」生まれたものではないか?と想像します。つまりは、この「きっといろいろ考えて問題を作ったんだけど、一周回って悪問になっただけだと思います」という感想に近いのですが、「一周回って悪問になった」のではなくて、何か単純なケアレスミスが「(答えが違っている)悪問」を生み出してしまい、そしてまた何かの伝達ミスが「その後の対応」を生み出してしまったのではないか?と感じました。

大阪大学  2017年度前期日程「物理」を「面白い物理エッセイ」として読んでみる