2001-01-28[n年前へ]
2003-01-28[n年前へ]
■Thinkpad T30ひび割れ
気づくと液晶の左下ヒンジ部分に亀裂が入っている。大丈夫だろうか?これ、左側のヒンジ部分とネジ穴部分が右側のそれに比べて近すぎるんじゃないだろうか。メモリスロット不良と合わせていつか入院かな。
2004-01-28[n年前へ]
2006-01-28[n年前へ]
■「普通のカメラでスローモーションを作る」
「普通のビデオカメラで撮影した動画や通常のビデオ動画などから、スローモーション動画を作る」という 「普通のカメラでスローモーションを作る」リンク先のページに処理例があるが、例えばこの動画(.wmv形式)からこのような品質のスローモーション動画(.wmv形式)が作成されている、というのはなかなかに面白い。from モーグルとカバとパウダーの日記.
中古で買った「240fps撮影できるビデオカメラ」で撮影した動画にこういった処理をかけてみると、どんな景色を見ることができるだろう?
■アイドル(偶像)と会社訪問記事
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 に「アイドル(偶像)と会社訪問記事〜アイドルが会社に来たら嬉しいって、やっぱり勘違い…かも。」を書きました。 「可愛いアイドルが職場に来たら、SEは嬉しいんでしょ?(いや、断じて違う!)」という感じの記事を読んで、「そうそう」と頷いて考えたエトセトラを書いてみました。「アイドルより…もっと他の…ねぇ?」とは思ったりしますね。
「ホンネとタテマエ」「オトコとオンナ」「オモテとウラ」…世の中のものには全て「二つの側面」があって、「一つの側面しか存在しない(ことになってる)」のでは、映画のセットみたいな薄っぺらい世界になってしまいがちです。もしかしたら、それは「偶像=アイドル」という言葉そのもの、と言えるかもしれません。 会社訪問のような公式記事というものは…
2008-01-28[n年前へ]
■「(いかにも)微分方程式」から「カルマンフィルタ」までのラクガキ
本屋で理工系の棚を眺めてみると、制御工学の書籍がたくさん出版されている。その半分くらいは「Matlabによる○×制御工学」というような感じだ。手にとってみると、数式が滝のように流れていて、難しくて話の流れを終えない。最後は結局Matlabコマンド一発で済ませるなら、数式追いかけたくないような…流し読みしたいような…と考えて、ふとわれに返りカナシイ気分になりながら、「(いかにも)微分方程式」から「カルマンフィルタ」までのラクガキを下敷きに描く。
2009-01-28[n年前へ]
■中谷巌「入門マクロ経済学 第三版」
「入門 経済学」といった本の読みあさったので、次はもう少し詳しい本を読んでみることにした。そこで、選んだ一冊目が、中谷巌 「入門マクロ経済学 第三版」だ。「少し詳しい」と言っても、やはり選んだのは「入門本」なのである。
今出ている第五版のことはわからないが、この本(第三版)を読んで一番良いなと思ったのが、数式にも、図にも数値が入っていることが多い、ということだ。「練習問題があって、離れた頁に数字が入っている」というわけでなく、教科書の文章中に数式と数字を同時に見ることができ、あるいは、お金の循環を示す図にも数字が入っていて、その収支をイメージだけでなく、数字で納得することができる。
わかっているか、それとも、わかっていないかが、数字の収支を眺めてみると、あるいは違う例を頭の中で考えてみると、自動的にわかる。だから、納得することができる。
歴史上、バブルは何回もありました。イギリスで起こった南海泡沫事件、米国における192o年代の株式ブームなど、回顧すると「なぜ?」と思われるような異様な事件が繰り返し発生しているのです。南海泡沫事件にはあの偉大な物理学者ニュートンさえ、南海会社に手をだして、多大の損失を蒙ったということですから、・・・・
中谷巌 「入門マクロ経済学」
この本を読みながら、同時に同氏 中谷巌氏の著書を紹介する「なぜ私は変節したか?、市場原理主義の急先鋒だった中谷巌氏」という記事を読む。
2010-01-28[n年前へ]
■最高に小さなデジカメ一眼レフが登場 (初出:2006年04月01日)
この記事は、初出の年「月日」を意識しながら、お読みください。ちなみに、「フジSUPER G-100 110 24枚撮り FUJI SUPER G 110-24(ポケットフィルムISO100カラーネガ) SUPERG110-24 」や「110フィルム使用のトイ・カメラ 」は、今もAmazonで買うことができます。懐かしさを感じると同時に、少し欲しくなりませんか?
ついに最高に小さなデジカメ一眼レフが登場した。シャツのポケットに入れて持ち歩けるくらい小さい超小型デジカメ一眼レフ、それがオリンバスとベンタックスが共同開発した「Auto 110# 」だ。今日、800万画素のフォーサーズCCDを搭載したカメラボディと交換用レンズ6本を二社が共同発表・発売した。交換用レンズのラインナップは 18mm F2.8(35mmフィルムカメラで35mm相当), 24mmF2.8, 50mm F2.8, 70mmF2.8, 20~40mmF2.8ズーム, パンフォーカス18mm となっており、35mmフィルム・カメラで50mm相当の24mmレンズを装着した状態でも、わずか172gの超軽量の素晴らしいカメラだ。交換用レンズをボディと一緒に全部持ち歩いたとしても、女性が持ち歩く小さなポシェットに十分入れることができる「可愛い小さな小さなデジカメ一眼レフ」である。右上の写真を見れば、その小ささには驚くはずだ。
今回、なぜオリンバスとベンタックスの2社が超小型デジカメ「Auto 110# 」を共同開発したのだろうか? 最近は、カメラ業界では「カメラ事業売却・撤退」や「フィルムカメラから撤退」といった発表が続いていたが、今回の共同開発製品発表もその流れに沿ったものなのだろうか…? いや違う、今回のオリンバスとベンタックスによる共同開発製品の背景には、実はとても「自然な理由」がある。
かつて、ベンタックスは PENTAX AUTO 110 という超小型一眼レフカメラを発売していた。
「110サイズ」という小型フィルムを使いさまざまなオプションとともに発売(発表は1979年)されていたフィルムカメラ PENTAX AUTO 110 の改良品 AUTO 110 Super (1983年発表) をオリンパスと共同でデジタルカメラ化したものが、実は今回の「Auto 110# 」なのである。超小型一眼レフとして人気があった機種ではあるが、110フィルムの衰退とともに、AUTO 110はその姿を消していた。しかし、今回オリンバスとベンタックスによりデジカメ化されてAUTO 110は帰ってきたのである。
ベースとなるAUTO 110 Superを開発・発売していたベンタックスはともかく、なぜ今回オリンパスが共同開発を行ったのだろうか。それは、AUTO 110が使っていた「撮像素子」が理由だ。AUTO 110 が使っていた110フィルムは1971年にコダックが作り上げたものであり13mm×17mm のフォーマットのカートリッジ式フィルムである。そして、その110フィルムの登場から約20年後、そのコダックがオリンパスとともに提案したのが「4/3型のデジタル撮像素子(約13.5×18mm)を使うフォーサーズ」という規格である。つまり、110フィルムとフォーサーズは「フィルム」と「デジタル撮像素子」という違いこそあれ、実は同じサイズなのだ。
だからこそ、(オリンバスとベンタックスの開発者によれば)基本的にはAUTO 110の光学系をほぼそのままに「撮像素子」部分を入れ替えるだけで、今回の「Auto 110# 」を作り上げることができたという(右の写真が「Auto 110# 」に搭載されたCCD)。もちろん、Auto 110の小さなスペース中にデジカメの回路実装を行うには苦労もあったとはいうが、それでも試作品の設計自体は比較的短期間に終了したという。
今日、桜の下の入学式が似合う日に発表された「可愛く小さな超小型デジカメ一眼レフAUTO 110 ++」を、あなたが幸運にも手に入れることができたなら、素晴らしく楽しいデジカメ生活がスタートするに違いない。
2011-01-28[n年前へ]
■「磨く技術」と「広い視野」
「32年、240人の卒業生を見送った金八先生が定年を迎える」といいます。それぞれの世代ごとに違う「金八先生」像もありそうですが、今でも台詞を思い返すことがあるのは、第2シリーズ、つまり、「腐ったミカンの方程式」のシリーズです。それは、たとえば、当時の高収入ランキングを黒板に張り「上位は鳶職・建築関係など(学歴でなく)技術が必要な職業ばかりです」と語るこんな台詞です。
周りの風潮に惑わされることなく、みんなは自分のやりたいことをしっかり見つけなさい。(中略)ただし言っておくけどもね、そこにはしっかりとした技術を身につけていなければ生き残れないという掟、厳しい掟があることもどうぞ忘れないでください。(中略)自分の技術は自分で一生懸命磨いていく。(中略)そしてもうひとつ。狭い視野で物事をとらえないということ。
その時、授業を受けていた”腐ったミカン”と呼ばれていた加藤優(直江喜一)が、その後、建築技術者という天職を見つけたことも、少しできすぎていますが、とても自然な流れにも思えます。
各”金八”世代なら、記憶の中に色んな「金八語録 」を抱えていそうです。金八先生の言葉をふと思い返した、技術を磨き・広い視野を手に入れたいと考えます。
2012-01-28[n年前へ]
■「貿易赤字額」と「原油価格推移」をグラフにして眺めてみよう!?
「貿易赤字」についてのニュースや記事を見ても、なかなか意味がわからなかったりします。そんな時、「ことばだけの説明」や「短いコメント」では何がなんだかわからないよなあ…と考えます。
そこで、「貿易赤字」について「学んでみよう!」と思い、まずは財務省貿易統計ページから貿易収支のデータを取得して、輸入額・輸出額の推移をグラフにしてみました。
なるほど、確かに輸入額が輸出額を超えています。しかし去年がどうというよりは、ここ何年もの間「輸出が停滞している」ようにも見えます。また、リーマンショック前後など、それとは異なる、遙かに大きな動きも実感することができます。
さて、次は、輸入金額の内訳(財務省貿易統計)を項目に分けてグラフにしてみることにします。
すると、原油と石油製品が卓越していることがわかります。しかし、その動きは、去年1年の間の動き(震災の影響)より、もっと違う「動き」の方が大きな影響を与えているようにも感じられてきます。
そこで、さらに原油価格の動きもグラフにしてみました。それが、下のグラフです。
原油輸入量(金額)=数量(輸入量)+単価(原油価格)ということになるのでしょうが、原油入金額の推移に関しては(輸入量)よりも、原油価格の「揺れ動き」の方が遙かに大きく卓越しているように見えて・感じられてきます。
少なくとも、「短いことばによる説明」では何も実感できないことであっても、「眺めてみる」ことで自分なりに何かわかったり・感じたりすることができるものです。…というわけで、今日は「貿易赤字額」と「原油価格推移」をグラフにして眺めてみました。
参考:2011年の石油と石油製品の輸入(数量、平均単価との関係)
参考:2009~2011年の化石燃料の輸入(輸入量と輸入額)
2013-01-28[n年前へ]
■「春近くの強風による大火事」と「歴史の流れの覚え方」
これからの数ヶ月、それは火事が多くなる季節です。火事は、冬に多く・夏に少なくなります。風が強く、湿度も低くなるこの時期には、火事が増えます。右のグラフは「月別の火事発生件数」ですが、「月別の強風度日数」も、このグラフとほぼ同じ形状になります。
現代と同じように江戸時代も…いえ現代にも増して江戸時代は、冬になると火事が起こりやすく・大火が多く発生しました。春が訪れるこの時期は、大火事が訪れやすい季節でもありました。
江戸時代が終わる頃、幕府に江戸城明け渡しなどを迫る西郷隆盛らは、江戸への放火を計画しながら、幕府と交渉していました。西郷隆盛と勝海舟が会談をしていたのは3月13と14日。春に向かい風が強くなる時期のことです。
「官軍」の江戸への放火作戦が、冬の終わりから春にかけての「(大火事を生み出す)強風」を踏まえたものであったかは不明です。しかし、歴史の流れを(納得しつつ)覚えようとする時には、こんな「春近くの強風により大火事が増えること」を覚えておくのも、良い方法かもしれません。
「火の用心!」という言葉が繰り返されるこの時期に、江戸に火を放とうと「官軍」迫りくる(…それは江戸幕府からすればイヤだよな)と覚えるというのは、いかがでしょうか。