2001-01-31[n年前へ]
2002-01-31[n年前へ]
2003-01-31[n年前へ]
■Nothing but Echo
隣を見ても誰も見えないのに、「これなんか良いかもね」なんて何処からか不思議にささやかれる。まるで、声だけが響くギリシャ神話のエコーがすぐ横にいるみたい。空と大地の間から生まれ、山や森とおしゃべりが大好きな妖精のエコーのささやきが耳のそばで聞こえるみたい。
あれあれ、これじゃぁNothing but Echoのまるで続きのようだ。誰かがさらさら勝手に書いてるみたい。
2004-01-31[n年前へ]
■例えばこんな質問ひとつ
「○×△の20の質問」なんていうのがよくある。私は、
車を持っていますか?持っているとしたら、どんな(色や車種や…)車ですか?持っていないとしたら、どんな車が欲しい(それとも欲しくない)ですか?という質問を一つしてみたいかも。そして、それだけでなくて
(あなたも知ってる)○×△さんはどんな車に乗っていると思いますか?という質問をしてみたいかも。色んなサイトのWebmasterや色んな日記の書き手たち、あるいは、あのプログラマーの方々は…、あんな色んな人達がどんな車に乗っていると思いますか?逆に言えば、そんな人達は「どんな車に乗っていそう」って受け取られているんでしょうね?そして、実際は一体どんな車に乗っているのでしょうね?と聞いてみたいかも。
2005-01-31[n年前へ]
■ギネスビールの泡はなぜ沈む?
普通のビールをグラスに注ぐと、当然グラスの中に生じた泡は上へ上へと浮かんでいく。しかし、ギネスビールの泡は下へと沈んでいく。その秘密を計測とシミュレーションで詳細に解析する「ギネスビールの泡はなぜ沈む?」 ビールの泡は、とてもとても奥が深いものです。
■オッパイ星人の「プレゼンテーション進化論」(仮)
2月28日に東京大学大学院 新領域創成科学研究科の基盤情報学へ見学がてら出前発表をする演目は『オッパイ星人の「プレゼンテーション進化論」(仮)』という感じにしてみます。1月にやった講習会の資料を大幅に作り直し、「オッパイ星人の各種研究報告を取り混ぜつつ」、プレゼンテーションの進化を道具とインターフェースの観点から振り返ってみようか、と思います。
さて、以下はこれを聴きながら…でお願いします。徹夜明けで…しんどかとです…。
ヒロシです…。題目・内容?ボツったとです…_|‾|○ 理由は…、理由は…、「学術の香りのするものにして欲しい」と言われたとです…。そんな…そんな高尚な香り…、長い人生の中で、一度も嗅いだことがありません…。高専で出張授業をした時、「下ネタ禁止で」と言われたとです…。前もって、真面目に言われたとです…。それでは…、私は何もしゃべれません…。教壇の上で一人、50分間黙ってうつむいていたとです…。明後日公開予定のTech総研も…、実は一本ボツってるとです…。書く前から、ボツ必至の差し替え原稿用意してたとです…。確信犯とです…。担当者に顔向けできなかとです…。Paul Grahamは講演キャンセルで名文を残したとです…。私はこんな文字しか… 残せません… _|‾|○ …ヒロシです。ヒロシです…。
2006-01-31[n年前へ]
■「撮影後に画像処理で手ブレ補正するデジカメ」
カメラ内のジャイロセンサーにより「シャッターボタンを押した際のカメラの揺れ・ブレ軌跡」を計測し、画像処理でモーションブラー(カメラに対して物体が動くことにより生じるブレ)を除去(デコンボリューション)するというオリンパスのデジタルカメラμ810(紹介記事)。上記メーカサイトでデモを眺めることができます。撮影後の「ユーザ処理」がどんな手順であるかとか、「補正画像の品質度合いの目安」などを知ることができます。
ジャイロセンサーで計測した「カメラの動きを示す数値」を撮影画像のタグ内部に記録しているのであれば、また色々と別の楽しみ方も考えることもできそうですね。関連情報は「モザイク消し器の真実」「アダルトビデオの科学」「恋のインパルス応答」などでしょうか。
■「MIT OpenCourseWare を勉強するネットラジオ」
マサチューセッツ工科大学(MIT)は「ほとんどすべての授業をインターネットで無料公開する」プロジェクトMIT OpenCourseWareを行っている。色んな授業を眺めてみたい!と思いつつ、けれど、「英語の壁」に阻まれていた人も多いと思う。
もうすぐ、そのMIT OpenCourseWareをネットラジオで一緒に勉強してみよう!という"ぽいんつさん"の「MIT OpenCourseWare を勉強するネットラジオ」が始まるようだ。とても楽しそうで、素晴らしいアイデアだ。一人ではできない「お勉強」も誰かと一緒ならできるかもしれないし、「英語の壁」も突き破ることができるかもしれないし。
第一回目は2/5 21:00- に"Laboratory in Software Engineering, Fall 2001"をやる予定らしい。(あぁ、しまった…その時間は外で飲んでる…)
2008-01-31[n年前へ]
■微分方程式とラプラス変換のラクガキ
「(いかにも)微分方程式」から「カルマンフィルタ」までのラクガキでは、微分方程式→状態空間制御の方しか描かなかった。だから、微分方程式→ラプラス変換→伝達関数の方もラクガキしてみることにした(描きかけ)。
2009-01-31[n年前へ]
■大変身した「機動戦士ガンダムさん」
大和田 秀樹の「機動戦士ガンダムさん」が何だかすごいことになっている。というのは、普通のパロディ・ギャグ・マンガだったはずなのに、現に今もそうなのに、不思議なほど愛おしさと物語を感じるマンガに変わってきているからだ。
「機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 」「機動戦士ガンダムさん (つぎの巻) 」「機動戦士ガンダムさん みっつめの巻 」ときて、 最新巻の「機動戦士ガンダムさん よっつめの巻」では、どのストーリーもなぜか涙腺が緩んでしまう。アッガイたんたち、量産ザクさん、ガルマくん・・・本来の機動戦士ガンダムでは脇役たちにまつわるそれぞれの物語とそれを描く画が、何ともたまらない。
「機動戦士ガンダムさん」は「(泣けて)電車の中では読めないマンガ」域に達しつつある。
2010-01-31[n年前へ]
■手描きシミュレーションで「歩くモアイ」を計算してみる
受動歩行による、「歩く(イースター島の)モアイ」を作る、という「受動歩行を用いた「歩くモアイ」の作り方」が新鮮だったので、タブレットPC上で動く(タブレットPC上でなくても動きます)「手書きの「ピタゴラ・シミュレータ」」を使って歩くモアイ・シミュレーションに挑戦してみました。それが下の二つの動画です。傾いた地面を作り、木の支え棒と石のモアイ像を作った上で、支え棒とモアイ像の上部を固定し、重力場を適用させ、シミュレーション計算を行っています。
チョコチョコっと描いた条件では、受動歩行動作を行うようなシステムに上手くできないせいでしょうか、なかなか「歩くモアイ像」シミュレーション計算にはなりませんでした。今のままでは、弾性で跳ねつつ動くモアイ像になってしまっています。
しかし、手書きで物理シミュレーションを簡単にすることができる、というのはやはり楽しいものです。いつかきっと、古代イースター島のモアイを手元のPCの中で歩かせてみよう、と思います。
2012-01-31[n年前へ]
■(ヤング率的に)かなりヤングな「おっぱい断面方程式」
美しい景色を見ると心動かされるように、美しい方程式を見ると感動します。そして、その方程式を見い出した人が持つ「力」に涙するものです。
今日は、「おっぱい断面方程式発見」というニュースに心動かされました。
@Xe_no: おっぱい断面方程式:x=3 y log[y]-1/36 exp[-(36y-36/e)^4] ( 0≦ y ≦1 )
もちろん、単に心動かされるだけでなく、自分でも「おっぱい断面方程式」をなぞってみたくなり、喜び勇んで?グラフにしてみました。それが、右に貼り付けたグラフです。
これは、「オッパイ古典力学研究者」としての感覚的には、そして力学的・ヤング率的には、「かなりヤングな断面」に思われます。
「おっぱい(曲面)方程式」とか、「美的曲線」基準の「理想バスト形状」とか、「オッパイ水風船曲線」とか、美しい方程式を求める努力は実に涙ぐましいものですよね…oπ。
参考:Wolfram Alpha版
2013-01-31[n年前へ]
■163円で作る「赤外線LEDライト」
163円で赤外線LEDライトを作ってみました。まず、100円ショップ(ローソン100)で9灯LEDライト「ランチャー9」を買い、その足で秋葉原 秋月電子通商に行き「赤外線LED100本入って700円セット」を手に入れて、後はLEDライトを分解し、基板上の白色LEDを赤外LEDに載せ替える、という手順です。
「163円で作る赤外線LEDライト」のお値段内訳は、LEDを9本使っているので100円+7円×9本=163円という具合です。ちなみに、右に貼り付けた写真にはLEDライトが2本ありますが、手前が可視光LEDで奥が赤外LED版です。実はもう一本LEDライトを買ったのですが、それは紫外線LEDライトに作り替える予定です。
さて、赤外線LEDライトを作ったら、あなたなら一体何をしたくなるでしょうか?…まずは、赤外線LEDライトを手に持って街へ出て、どんな景色を見ることができるか確かめてみることにしましょうか。…というわけで、右の写真は163円で作った「赤外線LEDライト」をiPhone4で赤外線撮影してみた写真です。
2016-01-31[n年前へ]
■次元ネーミングから「自由度・情報量の価値」を考える
『篠崎愛の「匂いや吐息」をVRで“2.9次元”体験……バレンタインデーに開催』という記事に対する”4Dといい、みんな思い思いに次元数つけるなぁ・・・”というtweetを読み、何らかの自由度や情報量が増えることに対して、世の中は一体どんな次元ネーミング(値付け)をしているのか?が知りたくなりました。
そこで、そんな「○.×次元と自称するもののリストを作り、各自由度や情報量の(自称)価値を眺めてみました。このリストには、3次元プリンタのような「そのまんま」のものは、数勘定に含まないことにします。
- 2.1次元実装・2.5次元実装(基板積層の工夫は0.1〜0.5次元相当?)
- 2.5D印刷(数mm程度の凹凸は0.5次元相当?)
- 2.9次元バレンタイン(”「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の五感すべてで、限りなくリアル(3次元)に近い”)
- 4DX(動きや水・香りの追加は(2次元画像に対して)2次元相当?)
こうして眺めてみると、「2.9次元バレンタイン」が(2次元の画像情報に加えて)「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」が足されているにも関わらずわずか0.9次元しかプラスアルファとして数えられていないあたりが、次元数デフレというか何か数勘定が間違っているような気がしてきます。