2001-02-12[n年前へ]
2002-02-12[n年前へ]
2003-02-12[n年前へ]
■一人で誰かに書いてみる。
あまりにHTMLファイルが大きかったので、小さく(25KB)してみました。ちなみに、オリジナルバージョンはこっち(500KB)です。
使い方などはこちらで。
2004-02-12[n年前へ]
■他の人が見た世界
詩人は、世界をつくる。私が見たこともない世界を。私がものすごくよく知っている世界を。その両方を併せもつ世界を。いつだって私は、そのことに、驚嘆してしまう 川上弘美「われわれは他人とまったく同じものを見ることができない、残念だが(by お笑いパソコン日誌)」 だから、自分が眺める世界や景色が他の視点からどんな風に見えているのかを眺めてみたい、と思う。そんな世界を知りたい、と思う。そして、自分が眺める世界をさらに深くしてくれる視点を見かけると、それを自分のものにしたくなる。
■AVI2Velocity
「AVI動画から画面内の平均速度を解析するソフト」です。ダウンロード及び資料はここに置いておきます。
■"Maybe I think so."
あるアメリカ人が日本人の特徴というか良く使う言葉として"Maybe I think so."というのを挙げていました。「でも、これってメッチャ強い肯定になるんやけど...」という話です。そこでシャイな日本人が編み出したのが"mightbe"ならもう少し曖昧な感じがするんじゃないか、とか、"may be"と"may not be"を同時に使って50/50の感じを出すとか......あざといものばかり。(T_T)あぁ、"Maybe I think so."なんて間違いなく使ってる。きっとたくさん使ってる。50/50の感じって、どう言えば良いのだろう…?うーん、50/50ならそんなこと言わなきゃ良いのか。よし、これからは「オラわかんね」と言ってみることにしよう。
2005-02-12[n年前へ]
■【おれカネゴン文体】Wikiページ
【おれカネゴン文体】のWikiページ。ご先祖さま、なにとぞなにとぞ、お許し下さい。
■Tech総研のニュースウォッチ一覧
Tech総研のニュースウォッチ一覧ができている。よく一年続いたものだ(と、依頼・作成側も考えていたとか、だから一覧には対応していなかった…!?とかそんなウワサもあるが…)。このくらいあると、何だか傾向が透けて見えて面白いかも。そんなに、いかにもNEWSなものは意図はともかく少ない(!?)し。
「(私自身の)少し前の興味を眺め直すこと」は、結局のところ、私自身にとって一番面白い、か。元は「自分用のメモ」なんだから。
■荘子 meets NEET
今の日本は荘子が説いた社会のよう from 日記ちょう
この間中国から来た留学生に、印象深い感想を聞きました。「日本の若者は素晴らしい。 金のために生きていないし、 勉強しようとも思っていない。 みんな自分が一体何者か、 自分は何になりたいか、 何をしたいかだけを考えている。 これはまるで荘子のようだ」 三浦 展
■「街頭紙芝居コレクション」と「街並み思い出博物館」
NTTドコモ電子図書館の中にある「街頭紙芝居コレクション」 昭和初期から戦後の街頭紙芝居のデジタルアーカイブ。実際に上演のようすを眺めることもできる。
また、時代と場所を入力して昔懐かしい日本の風景を眺めることができる(投稿することもできる)「街並み思い出博物館」も、なんだかとても懐かしい気分に浸ることができるかも。
2006-02-12[n年前へ]
■斜め配置CCD・CMOSの秘密 前編
「hirax.netラボ」と題して、「斜め配置CCD・CMOSの秘密 前編 (2006.02.12)」というものを書いてみました。ラボなんて言っても、旧名称は「自主学習」だったページですから、大した内容ではありません。もちろん、話の確からしさなんて怪しいものです。
話の内容は、「画素を45度回転させ斜めに配置した」クリアビッドCMOSセンサをSONYが発表した時に、Fast & First 情報掲示板(No.9601, No.9603)で書かれていた「斜め配置センサと通常配置センサの解像度」についてのエトセトラ、です。Fast & First 情報掲示板を面白く読みながら、書かれていたことを自分なりに整理して、つらつら考えた内容をメモしてみたというわけです。
■「消費の価値」と「人の価値」
経済学者の松原 隆一郎 と「捨てる技術」の辰巳渚が書いた「消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか」を読んだ。「経済学というのは「人の価値感」というものが、どういうものなのかを考える哲学なんだなぁ」としみじみ感じながら読んだ。私は本を読むとき、気になったページを折る。読み終わったこの本を眺めてみると、とてもたくさんのページが折られていた。
一見関係なさそうに思えるかもしれないが、「ネット」というものに興味がある人は一読してみると面白いはずだ。この本のタイトルには興味を感じなくても、本屋で手にとって読んでみると面白いと思う。私がこの本から読み取った内容を短く書いてしまうと、こんな感じになる。
消費とは何なのか?そこからは、どんな価値が生まれるのか。人が消費をするとき、そこにどんな価値が生み出されのか。つまりは、人の存在にはどんな可能性と価値があるのか。
2008-02-12[n年前へ]
■変わりモノ「センスウチワ」と「ハリセンス」
手で持つ部分がない団扇(うちわ)は団扇(うちわ)と呼ぶのだろうか、それとも、扇子(せんす)と呼んだ方がいいのだろうか…?と思わず悩んでしまうような、変わりモノ「センスウチワ」売り文句は「柄の部分がないので持ち運びやすく」けれど「送風量は1.5倍」というもの。ネーミングは「ハートくん」「ハートちゃん」という、いわゆるひとつのメーカ的センスだ。
そして「ハリセンス」はハリセン(張扇)にも、普通の扇子(せんす)にもなる「一粒で二度美味しい王様のアイデア的な面白センス」だ。野球場で打者がホームランを打った瞬間に打ち鳴らしてもよいし、暑い熱気を冷ますのにも似合いそうだ。
2009-02-12[n年前へ]
■「豊かさって何ですか?」って聞かれても……困るよね。
以前、「豊かってどういうことでしょうか?どうしたら手に入るのでしょうか?」と、ある経済学者に聞いたことがある。あることをきっかけに、経済学に興味を持ち、まだプチバブルが続いていたように感じたその頃に、その経済学者に「豊か」って何でしょうか?と、知りたかったことを聞いてみたのだった。
中村達也氏が書いた「読む―時代の風景342冊 」を読んだ。その中の、多辺田政弘氏の「コモンズの経済学 」に対する書評に目を惹かれた。
あまりにまともな問いをあまりにも正面切って出されると、人は答えに窮してしまう。大概の経済学の辞典に「経済」とか「豊か」という項目がないのは、きっとそのせいかもしれない。そういえば、私が「豊か」って何でしょうか?と尋ねた経済学者、その先生も口を開くのにかなりの時間をかけて、つまりは、やはり少し答えることに窮していたように感じた。
こういったまともな問いには、大概の経済学者は近寄らないというのが相場である。(中略)こういった問いには黙って目をつむり、自分自身の時間とエネルギーの効率化をはかるのが利口というものである。冒頭の問いを、私は(問うた相手の)経済学者の先生に、「個人の豊かさ」とか「グローバルな豊かさ」とか、さらには、「未来」といったことを、聞いてみたかったのである。今考えてみると、それは、あまりにまともな問いをあまりにも正面切って、聞いてしまったような気がする。
私が冒頭の質問をした経済学者とは、この本の著者である、中村達也氏だったのである。
2010-02-12[n年前へ]
■「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる (初出:2006年02月21日)
「エンジニア3000人大調査!転職したい企業ランキングBEST10」という記事を読みました。「エンジニア3074人に向けて実施した転職に関する意識調査をもとに、エンジニアが転職したい企業と理由を明らかにする」というものです。そこには、アンケート結果から「転職したい企業ランキング」と「その企業を選んだ代表的な三つの理由」が挙げられています。
そこに書かれている「理由」は、それらの企業で働いている人たちではなく、転職先としての「イメージ」です。そのイメージは、実際には、その企業の実情とは異なっているのかもしれません。
しかし、「その企業へ行きたいと思う人たち(未来のその企業の社員)の意識・指向」がそこに示されていると考えてみれば、そういった「イメージ」も、ある程度は、それらの企業の雰囲気と遠くないものだ、という見方もできそうです。
ところで、記事中では「転職したい企業トップ10 (とその理由)」が挙げられているのですが、そのランキングをただ眺めているだけでは、今ひとつ特徴が見えてきません。たとえば、挙げられている企業の特徴などは、眺めているだけでは、なかなかわかりません。
そこで、「転職先として選んだ理由」をもとに、各企業に対してクラスタ分析をしてみました。その結果が右上の図になります。この図では、左側に各企業が(縦に)並んでいて、似ている(近い)企業どうしが線で(左から順に)結ばれていきます。
たとえば、トヨタ自動車と日本電気は、とても似ているのようで、わりにすぐ(左の位置で)線で繋がっているのがわかるはずです。また、トヨタ自動車と日本IBMなどはかなり遠く(似ておらず)ずいぶん後になってから(つまりは、右の位置で)ようやく線で繋がっていることがわかると思います。こうして眺めてみれば、各企業の特徴や似ている企業探し、などが簡単になります。
例を挙げると、トヨタ自動車と日本電気の「繋がり」は「長期的な安定性」繋がり、です。また、上半分のグループは「給与・待遇がよさそう」繋がりで、下半分のグループは「技術者が働きやすい環境・設備」繋がり、です。…とそんな風に眺めていくと、色々なことが見えてきます。
ちなみに、この記事を眺めながら、「このランキング中に登場しているある企業の社員の方」に、「この中に転職したい企業はあります?」と聞いてみました。すると、その人は「このクラスタ分析で(その人の勤める企業と)隣あっていた二つの企業(本田技研工業と日本IBM)」を挙げたのです。ということは、「自分が入りたい企業」を眺めるとき、意外このクラスタ分析の結果は役に立つものかもしれません。
あなたなら、どの企業に転職・入社してみたいと思いますか?もしも、このクラスタ分析結果に示されている会社で働いている方がいたら、この結果をを眺めたとき、どんなことを思うでしょうか?
2012-02-12[n年前へ]
■高橋みなみ(たかみな)の巨大迷路を走り抜け!
「アイドル」って「えらい」なぁ…と思います。ここでいう「えらい」という言葉は、関西弁の「えらい」です。関東弁で言うと、「すごい+とても大変」という感じのニュアンスです。
「アイドル」という場所に立つ人たちは、ほぼ例外なく「全力(を感じさせる)魅力」を持っています。心から「えらい」存在だな…と思いつつ、高橋みなみ(たかみな)巨大迷路動画を作り、その巨大迷路を走り抜けてみました(参考:hirax.net::Keywords::「たかみな」のブログ)
2013-02-12[n年前へ]
■天下一品とラーメン二郎を判別するための「画像処理アルゴリズム」を作ってみよう!?
東京が誇る「ラーメン二郎」と京都が誇る「天下一品(ラーメン)」を区別する画像処理アルゴリズムを、今日は作ってみました。
見た目(色)だけで言えば、ラーメン二郎と天下一品のスープはかなり似ています。しかし、Googleで「天下一品 こってり」と「ラーメン二郎」でイメージ検索をかけた結果(左下:”天下一品 こってり”のイメージ検索で得られた画像群、右下:”ラーメン二郎”のイメージ検索で得られた画像群)を色解析してみると、実は「区別するための手がかり」があります。
下図は、(それぞれの)イメージ検索結果の画素値群をLAB色空間にマッピングしてみた(そしてab平面で画素値群を眺めてみた)結果です。
ラーメン二郎と天下一品を区別するための画像処理的手掛かり…それは「天下一品 こってり」には緑色のネギの色が入っていて、「ラーメン二郎」には焼き豚チャーシューが発する赤茶色の比率が多い、ということです。ラーメン二郎で撮影されたラーメン画像には赤茶色はあるけれど・緑色はなくて、天下一品ラーメンには緑色のネギは入っているけれど、赤茶色はそれほど入ってないのです。
ドンブリ写真から「どのラーメン店か(ラーメン二郎と天下一品)を見分けるための方法」を、今日は考えてみました。ラーメンの味を区別する、たとえば「味が薄いラーメン」「味が濃いラーメン」を区別し、好みの味かどうかをケータイ(スマホ)写真から区別することができる画像処理、そんなものを作ってみたい今日この頃です。
2014-02-12[n年前へ]
■「休肝日」と「茹で卵」と「コンビニ袋」
いきなり高熱が出たので数ヶ月ぶりの休肝日を過ごしてる。前回の休肝日は、数ヶ月前のチェンマイで下痢地獄だった時で、さらにその前は、何年も前に葬式場で車に轢かれて救急車に乗った時だ。つまり、よほどのことがない限り、毎日アルコールを飲む。
適度に座席が埋まる関東ローカル電車でも、おつまみの茹で卵を頬張りながら、発泡酒を飲んだりする。もっとも、殻を割るために、茹で卵を列車の手すりにコツコツぶつけた瞬間に、オーケストラの指揮者のように視線が集まってしまうところが少し難点と言えるかもしれない。
茹で卵と言えば、コンビニで「茹で卵だけ」を買うこともある。そんな時、「袋はご入り用になりますか?」と訊かれることも少なからずある。100円くらいのものだから、ビニール袋を省略したくなる気持ちはよくわかる。…しかし、茹で卵を片手に握りしめつつ街を歩いていくのも何だか少し変な気がするし、列車に乗り込み、手すりにぶつけて卵を割った後に、卵の殻を手に握りしめたまま…というのもかなり上手くない。
茹で卵だけを買う客は(店にとっては)迷惑かもしれないが、茹で卵を買う客には、やはりコンビニ袋をつけて欲しい。卵の殻をポケットに入れたり、カバンに放り混んだりするのは、少し辛いのである(経験者)。
2017-02-12[n年前へ]
■Ricoh Theta S で2017年旧暦1月満月の夜を撮ってみる
思い返せば2015年は忙しかった。長身の国オランダに入り浸ったり、大学病院に入院したり、タイのスコータイやチェンマイあるいはバンコクで Ricoh Theta S と自作治具を抱えて全天周HDR距離マップ付き動画に挑戦したり、人生で2回目のスカートを送風機でめくる実験をしたり…と七転八倒の毎日だった。
そんな人生七転八倒のお友達 Ricoh Theta S ともっと戯れたい!というわけで、OpenSphericalCameraのTheta S 制御用 Python コードを3.x用に書き換えて、長時間露光の微速度撮影で満月の夜を撮影をしてみた。
旧暦1月の満月の夜を、露光60秒で20分ほどの時間、微速度動画を撮ってみる。太陽のように明るい満月と、都会に近いけれどそれでも見えるいくつもの星 は、北極星を中心に廻っている。もしも、渋谷のスクランブル交差点や、上野公園の桜の下、あるいは、山手線のホームで眺めてみたら、一体どんな景色が見えてくるだろう。