2001-02-21[n年前へ]
2002-02-21[n年前へ]
■今日のありがとうございます。
なるほど、のご意見を頂いたのでここでもお礼を。
> ただ数学的に単に「定数だ」という主張はわからないでもない
> ですが、kという記号は普通はバネ定数力/距離に使います
> から、コンプライアンス距離/力に使われると少し違和感
> があります。例えば数式の中で周期にfという記号が使われて
> たら何となく嫌じゃありません?
あぁ、確かにそう言われればそうですね。そう言われると、
仰るとおり、何となくイヤですね。確かに、kというアルファベットを
使うのは良くないかもしれないですね。
あの式自体は、話の後半にkを「ヤング率」としてオチをつけたいので
年と比例しないとまずいので、力/距離は使えませんからアルファベットは
yとでも直してしておきます。
どうも、ありがとうございます。
ところで、「数学的に単に定数だという(乱暴な)主張」って理学部っぽく
ないですか?もちろん、人によりとても違いはありますが、
そんな私みたいな大雑把な理学部系って多くて、一方そんなことは
あまりない工学部系ってイメージがちょっと湧いたりしたのですが。
■紙面とディスプレイ画面に関わる先端技術動向
東京タワーの横で。
動画再生をちゃんと表示させたければ、ディスプレイは外部・内部同時表示にしてはいけません。> 四番目の千葉大の発表者へ。
2003-02-21[n年前へ]
■新穂高ロープウェースキー場
朝一は極上のパウダースノー。雪が膝まであることも全然判らないくらい本当に軽い。2本目以降のゲレンデ下部では雪の重さを感じるようになって、三本目以降ではもっと重くなったけれど、とにかく嬉しくなるくらい気持ちの良い雪だった。
山頂駅から第二ロープウェー乗り場まで15分で降りて、5分休んだ後すぐ次のロープウェーに乗る。1本/30分。全て新雪のおかげだけれど、やればできるのだ。もちろん、昼過ぎには温泉につかる。
■「文字」というツール
よく、赤ちゃんが泣いていたと思ったらすぐに笑い出したりする風景を目にする。言葉を使うようになって言葉で物事を考え出すようになると、そうそうコロコロと泣いたり笑ったり瞬間的に変わったりはしないような気がする。少なくとも、小さな子供ほどに切り替わりが早くはないと思う。言葉で思考を組み立て始めるようになると、その思考を言葉で記憶しやすくなるから、比較的長い時間それを引きずってしまうのだろう。人間が言葉を覚えたおかげで、気分を深く追求できるようになったとも言えるだろうし、人間が言葉を覚えたせいで、気分の切り替えが困難になったと言えるのではないだろうか。
だから、言葉をさらに濾過したような「文字」で何かを書いてしてしまうことにだって良いことと悪いことが対になってついてくるに違いない。ありとあらゆる道具には便利な点と不便な点が必ず備わっているように、「文字」のおかげで姿を現す-面白いこと-もあれば、「文字」のせいで姿を現してしまう-面白くないこと-だってたくさんあるだろう。気軽に打ち込める「文字」という手段が、それが気軽になればなるほど、それが広まれば広まるほど、そんな何かが色々と現れるのだろう。
何か限定された目的のためだったら、道具はあくまで道具に過ぎないのだけれど、目的もないような曖昧な辺りでは私もツールやシステムが内容に影響すると思う。
■十二の子文字でぱらぱら
誰かが十二の子文字でぱらぱらしてるとこ。
2004-02-21[n年前へ]
■"M&M's"チョコで箱詰め問題
「容器を振動させながら粒子を無作為に詰める際には、容器に詰めた際の密度は、球形のベアリングで約64%、偏球形のM&M’sチョコが約68%だった。コンピューターでシミュレーションを行い、球形を変化させて密度を計算した結果、アーモンドのような楕円球形が最高の74%だったという」という"M&M's"チョコで箱詰め問題。容器を10%小さくできるわけだから、とても現実的に役立つ話だ。
彼らはこの研究により、125ポンド(約57キロ)のアーモンドM&M'sを製造元から贈呈された。しかし、オッパイ星人の力学をいくら研究してみても何も贈呈されることもないのは、考えるまでもなく当たり前の話。
from B面
■レトロゲーのギタータブ譜作る。
懐かしいゲームのギターのTAB譜面を作ろう、というレトロゲーのギタータブ譜作る。 from B面
■カトキ立ちは何故好まれる?
立ちポーズの描かれ方から、黄金律、パース、そして、文化論にまで発展する「カトキ立ちは何故好まれる?」 「立ち位置」そしてそれを眺める「視点」というものをこういう風に眺めてみるのも、当たり前のようでいて新鮮。 from c.g.i
2005-02-21[n年前へ]
■アラン・ケイ「科学とは、新しいアイデアを学ぶためのもの」
「科学も同様で、私たちは子供を数学者や科学者や技術者にしようと思っているのではありません。私たちが子供がそうした考えを理解する手助けをしたいと思うのは、科学が、異なる思考方法やパワフルな思考方法を体現しているからです。
芸術とは、私たちが作るものすべてを指しますが、同時に技術を記述する方法でもあるんですよ。ギリシャ人は技術と芸術を同じ言葉で表して育み、数学はもともと科学の一部として始まりました。
特にギリシャでは、geometry(幾何学)という言葉は「地球の測量」を意味していました。科学は、物質世界で起きていることを考えるための言語として使われたのです。だから、子供たちが科学を学ぶことが大事なのです」というアラン・ケイのインタビュー。
ここに引用した部分は、単にきっかけに過ぎず、必読の文章だと思う。 from 「地球の測量」を経て、Dog yearの中で暮らしている人の日記
2006-02-21[n年前へ]
■「文字というツール」
from n年前へ.
言葉で思考を組み立て始めるようになると、その思考を言葉で記憶しやすくなるから、比較的長い時間それを引きずってしまうのだろう。人間が言葉を覚えたおかげで、気分を深く追求できるようになったとも言えるだろうし、人間が言葉を覚えたせいで、気分の切り替えが困難になったと言えるのではないだろうか。
■「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に、「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる〜アンケート結果にみる「各企業の特徴と(未来の)社風!?」〜という記事を書きました。内容は、ほとんど「できるかな?」ネタになってしまいました。「転職したい企業トップ10 (とその理由)」をもとに、「各企業のイメージ」と「その企業に転職したいと感じる人のプロファイリング」をしてみました。…というわけで、意外と楽しめるのではないでしょうか。
例えば、トヨタ自動車と日本電気の「繋がり」は「長期的な安定性」繋がり、です。また…
■花王「多視点画像解析システム」
花王の「多視点画像解析システム」さまざまな角度や光条件で顔を撮影し、肌色やつやなどを分析する、というもの。「女性は、他人の視線を強く意識し、人から見られた時に自分の印象が引き立つ肌を理想とし正面以外の視線を気にしています」ということで、全ての方向からたくさんのカメラで一瞬のうちに女性の顔を撮影する、というもの。
■いわさきちひろ作品をインクジェットで再現
原画が現存しない いわさきちひろ作品をインクジェットで再現した、というエプソンの「ピエゾグラフで、失われたちひろ作品を復元 安曇野ちひろ美術館で幻のいわさきちひろ作品展を開催」というニュース。
2008-02-21[n年前へ]
■Wiiリモコン接続のための四苦八苦
Thinkpad T60p付属のBluetoothインターフェース(を操作するドライバソフト)では、Wiiリモコンと接続することができなかった。Bluetooth接続の際のセキュリティをどう変えてみても、接続時にPINコードを要求されてしまったからである。ドライバを入れ替えれば良いのかもしれないが、内臓ハードのドライバはあまりいじりたくない。
そこで、USB-Bluetoothインタフェースを購入してみた。しかし、こちらの製品でも、セキュリティレベルに関わらず接続時にPINコードを要求されてしまう。そこで、今度はこの製品用のドライバを入れ替えてみたところ、ついにPINコード無しでも接続できるようになった。そういった紆余曲折があって、ようやく昨日の「Wiiリモコンの加速度センサで姿勢検知」に辿りついたのだった。
Thinkpad 内臓BluetoothインターフェースでWiiリモコンを使うことができない人がいたら、「少なくともUSB接続BluetoothアダプタBT-MicroEDR2を買って、最新ドライバを入れ直せば」Wiiリモコンを使うことができる可能性が高い、と思います。
2009-02-21[n年前へ]
■「キュリー夫人伝」と「有吉佐和子」
「キュリー夫人伝 」に感動し(たとえば、「有吉佐和子 (新潮日本文学アルバム) p.17)理科の道を志そうとしたこともあった女性の話を、少しばかり書こうと思う。
女性の名前は、有吉佐和子だ。(理科の道を志そうとしたからこそ書き上げることができた)「複合汚染」を書き、「華岡清州の妻」を書き、そして、「悪女について」を書いた作家である。
彼女は自伝「作家の自伝 (109)有吉佐和子 」中でこう書いている。
女には限らないけれど、仕事に打ち込んだ場合、「才」とか鋭い神経とかいうものは、あれば必ず邪魔なものだ。大成するとか、本当の意味での成功に必要なのは鈍根性だと私は思っているが(中略)有吉佐和子は「才女」と呼ばれた。「才能」とは「可能性」でもある。そして、時に、「可能性」を多く与えられ、そして、鋭い神経を兼ね備える人たちがいる。そんな人は、有吉佐和子のような人たちを知っておいても良い。
「先生たち」 p.26
「有吉佐和子の世界 」という本がある。この中で、橋本治が書く「理性の時代に」という文章は、有吉佐和子のような人たち、いや、それ以外のすべての人が読むべき文章である。
女たちは生まれ、育ち、そして学ぶ。学んだ彼女達はどこへ行くのだろうか?学んだ彼女たちは当然のように結婚し出産し、生活の中心に腰をそえ(あるいはそえざるをえなくなって)、主婦という没個性の中に沈んで行く。一体彼女達が身につけてしまった知性というものはどこに行くのであろうか?知性という窓を通してかつての日に見た可能性はどこに行くのだろうか?知性によって支えられた理性を、そうした理性を持った健全な人々を正当に評価してくれるような幸福な日常があるとは、私には思えない。そしてそうした幸福がたとえあったとしても、それならば、その”幸福”によって遮られる、かつての日にかいま見た漠然たる可能性の行く末は?たとえば、「キュリー夫人伝 」に感動し理科の道を志そうとしたりした女性たちは、きっと他にもたくさんいることだろう。「出口もないまま、本を読む習慣だけは青春の日に身につけてしまった彼女達」の一つの結晶として有吉佐和子が書いたものごとを通じ、橋本治が語る文章は、必見だと思う。
そのことの前には、女性に関する一種混沌としか呼びようのない現実が登場する。これを抑えない限り、すべての女性に関する認識は偽りであり(中略)
P.116 橋本治 「理性の時代に」@「有吉佐和子の世界 」
2010-02-21[n年前へ]
■「ブラジャー肥満」の恐怖!? (初出: 2006年10月15日)
ブラジャーが引き起こす「ブラジャー肥満」という問題が、女性たちを襲い始めているというニュースを読みました("'Bra' Fat Causing Concerns For Some Women" )。なんでも、「ブラジャー肥満」というのは、背中に回されたブラジャーのストラップの周囲に脂肪の塊ができてしまう…というものだといいます(ニュース動画)。
ブラジャー肥満というのは、どうやら、肩の下~背中の「ストラップで押さえつけられた部分」には脂肪がつかずに、ストラップの圧力を受けない部分に脂肪が集まるためにできる、脂肪塊のことを指すようです。
ブラジャー肥満になる人は太目の若くない女性が多いということですが、若くて痩せている女性であっても、ブラジャー肥満になってしまう人もいると書いてあります。
胸の周りの肉を「力いっぱい」寄せて上げるブラジャーでは、ストラップの張力が(昔の”古き良き時代”のブラジャーよりも)高くなっている、という話を聞きます。もしも、そんなブラジャーを四六時中装着しているのであれば、たしかに、脂肪がストラップによる圧力を受けない部分に集まってしまうことでしょう。
「ブラジャー肥満」にかからないためには、体をむやみに締め付けるようなブラジャーは使わないようにした方が良いのかもしれません。寄せて上げるブラジャーは大きな胸も作り出す”魅力的な”効果もあるのかもしれません。しかし、その一方で、とんでもない副作用もあったりするのかもしれませんし…。と、そんなことを考えているうちに、ふとこんな妄想をしてしまいました。
もしも、胸の近くの脂肪に「力(ちから)いっぱい」圧力をかけ続けていたとしたら、その部分から脂肪が周りへ逃げてしまったりはしないものでしょうか?つまり、胸の脂肪量が減ってしまったりしないものでしょうか?その結果、大きな胸を作るためのブラジャーが、実は(未来の)小胸さんを大量生産していたり…なんていう想像を妄想したのです。
そして、大量生産された小胸さんたちは、「大きな胸を作り出す寄せて上げるブラジャー」からみると、最良の顧客になるわけです。ということは、マッチポンプ的なメーカーの罠がそこにあるのでは…というのは妄想を意味もなく思い浮かべ、そんな自分にあきれ果ててしまったのでした。
2012-02-21[n年前へ]
■お気楽・超簡単なMathematicaのメモ化(memoization)関数作成テクニック
Mathematicaは数式処理を行うためのシステムをLISP風に実装したような「プログラミング言語」です。「Mathematicaにおけるプログラムの高速化手法)」は色々ありますが、今日書くのは「お気楽・超簡単な、Mathematicaのメモ化(memoization)関数作成テクニック」です。
メモイズ(メモ化=memoization)は、呼び出し時引数と結果をキャッシュし、次回呼び出し時の再計算を不要にする」というテクニックです。膨大な回数の計算を行うように見えて、それらの計算の中で「何回も同じ計算(=引数が同じ関数の呼び出し)」が行われている場合、メモ化を行えば処理時間を大幅に短縮することができます。
「お気楽・超簡単なMathematicaのメモ化(memoization)関数作成テクニック」は、たったこれだけ(のコード)です。
hoge[x_] := hoge[x] = f(x)つまり、(たとえば)xを引数に持つ関数hoge[x]の遅延評価呼び出しで宣言しつつ、「遅延評価が行われた際には、その引数による計算をした上で、その計算結果で(呼び出し引数)に対する関数の”(即時)定義”を行う処理を行うように書く」ことで、「呼び出し時引数と結果をキャッシュする関数」を定義することができる、というわけです。
たとえば、フィボナッチ数列を計算する関数fib[x]を、こんな風に書くと、
fib[1] = 1; fib[2] = 1; fib[n_] := fib[n - 1] + fib[n - 2]fib[100] を計算するのには、耐えきれないほどの時間が掛かってしまいます。しかし、もしも、こんな風に書いたなら、
fib[1] = 1; fib[2] = 1; fib[n_] := fib[n] = fib[n - 1] + fib[n - 2]fib[100]の計算結果は一瞬で"354224848179261915075"と表示されるはずです。
Mathematicaは関数(というかシンボル)呼び出し時は、常に引数に「パターンマッチング」を行った上で、「(パターンマッチングの結果に応じて)どのような処理を行うか・どのような値を返すか」を行うかを判断・切り替えます。そのため、上記のようなコードを書くだけで、関数の引数に応じて計算を行ったりキャッシュ値を返したり…という処理を(いともたやすく)実装することができるのです。
「(膨大な回数の計算を行うように見えて)実は何回も同じ計算をする」という処理をMathematicaで書く場合には、こんな「お気楽・超簡単なMathematicaのメモ化(memoization)関数作成テクニック」を使ってみると、きっと驚くほどの高速化が実現できるはずです。
2013-02-21[n年前へ]
■「コンテキスト(背景)から独立して写真を見ることはできない」ことを「キャパの反転写真」で確認してみよう!?
横浜美術館で「ロバート・キャ パ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」が開催されています。
ロバート・キャパ(Robert Capa)とは、写真家のフリードマン・エンドレ・エルネーとゲルタ・ポホイルによって作り出された架空の人物。(彼らは)写真を売り込むために「ロバート・キャパ」という架空のアメリカ人写真家を創作した。架空のキャパ名義を使うと3倍の値で売れたとされている。
下の写真は、「ロバート・キャ パ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」のリーフレットです。眺める視線を打ち抜くように銃を構える女性兵士、眺める視線に打たれたかのように倒れる兵士…けれど、このリーフレット、実はどこかが「違って」います。
だから、私たちは撃たれる兵士の側(左)から写真を眺め、撃たれたかのように見える兵士と同じように(右側から飛んでくるかに見える弾丸の衝撃を)体に感じる、というのが、この写真の(本来の)コンテキスト・文脈なのです。
こんな風に「反転写真(と元の写真の違い)」を眺めると、私たちが「コンテキスト(背景)から独立して写真を見ることはできない」ということに気づきます。
さて、(写真が)左右対称な下の2枚チラシは、どちらが「本来」のものでしょう?…左の「(私たちの視線に相対するように)私たちに向かいレンズを構えるカメラマン」が正しいのか、それとも、私たちの視線が動く先(視線の先)にカメラがあり、何かをフィルムに写しているのか」…正しいのは一体どちらでしょうか?
答はもちろん、左側です。この(左側から読む)横書きのチラシ中では、写真中のカメラマンたちは左側を向くしかありえません。右側にレンズを向けたとたん、鋭くレンズで被写体を狙う(私たちの視線を打ち抜く)カメラマンではなくなり、私たちと同じようなただの人…になってしまいます。
私たちは、コンテキスト(背景)から独立して写真を見ることはできないのです。
2015-02-21[n年前へ]
■「おっぱいに対する複数指を使った接触状況をセンシングするユーザーインターフェース」を千円くらいで作ってみた!?
秋葉原でプラズマボール(ガラス球に触れると内部のプラズマが美しく輝く玩具)を980円で買い、100円ショップで税込み100円以下で買ったUSB 3D カメラを使って、半球面マルチタッチインターフェースを作ってみました…というか作り始めました。…半球形状に触ることができるというのは、つまりいわゆるひとつの「おっぱいに対する複数指を使った接触状況をセンシングするユーザーインターフェース」です。単純に言うと、球状のプラズマボールに指で触れたことによるプラズマ光をUSBカメラで検出し、その接触状況をセンシングして、半球形状の物体を複数の指でそのように触れているかをリアルタイムに検出しよう!という仕組みです。
こんなユーザーインターフェースが何かの役に立つことがあるかどうかは…実際のところよくわかりません。けれど、なにはともあれ、「おっぱい(その他半球形状物体)に対する複数指を使った接触状況をセンシングするユーザーインターフェース」を千円くらいで作ってみました!?…あとは、タッチ状況に対してリアルタイムに応答する側を作り出させば、インタラクティブに反応する「何か」を作り出すことができるかも!?
2016-02-21[n年前へ]
■「天球儀」宇宙に浮かぶ「ホンディウスの地球儀」
五反田DNPミュージアムラボで開催中のBnF × DNP ミュージアムラボ 『フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』で展示されていたデジタルデータを操作できるようになったので(参考:フェルメールが描いた「地球儀」「天球儀」をペーパークラフトで作ってみよう!?)、今日は宇宙に輝く「星座を描いた天球儀」空間の中で、ぼんやりと浮かぶ「ホンディウスの地球儀」のさまを、レンダリングして眺めてみることにしました。
かつて、天に浮かぶ星空は、(人間が観察する程度の時間レンジなら)その位置を全く変えないことから、神に近い「完全」な「球」な世界だと考えられていたと言います。それに対して、人間が暮らす世界は完全からはほど遠く、だから『地球には(球とは形状的に大きな違いがある)山や谷といった凹凸がある』と考えられていたといいます。…そんな歴史背景も踏まえて、こんな動画を眺めてみると面白いかもしれません。