2001-02-26[n年前へ]
■何時の間に?
これを書いているのは実は27日なのだが、昨日は何があったっけ?もう、よく覚えていないや。あれ?WEBが更新されているぞ、と。一体、何時書く時間があったのだっけ?う〜む、本当に覚えていないぞ、と。
2003-02-26[n年前へ]
■オッパイ星人御用達入力ツール
革新的なマウス付き「キーレス」キーボードのorbiTouchがオッパイ二重星に見えてしまう、というxxxさんからの書き込み。快適で苦痛を伴わないというこの入力装置がそんな風に見えたとは… 気づきませんでした…。
ということは、このorbiTouchでの入力が速いヤツはオッパイ星人と判断して良いのか…? そんな風に判断されてしまうのか…orbiTouchのユーザーは…。
■肉声を伝える糸
鴻上尚史のドン・キホーテのピアスから。
「電話は生々しくうっとうしく、メールの距離こそが気持ちいい」と感じる人は間違いなく増えています。…それは、電話が普及した当時、…「直接会って言うより、電話で話す方が楽で話も弾む」と感じる人が増えていった流れと同じです。 あの当時、「電話は体温や肉声を伝える」と言えば、人は笑ったはずです。「体温や肉声は直接会わないと伝わらない」と。
2004-02-26[n年前へ]
2005-02-26[n年前へ]
■画像処理ソフトによる「写楽の多作の謎解明」
「写楽の秘密」と「写楽「多作の謎」の解明2」 画像処理ソフトによる「写楽の多作の謎解明」なんていうのも、面白いかも。
■宝塚歌劇団・ジャニーズを題材にした「かみて、しもて」の原理
「右」とか「左」の立ち位置といえば、舞台演劇で使われる「かみて、しもて」の原理が面白い。何しろ、宝塚歌劇団とかジャニーズを題材にしているんだから。
2006-02-26[n年前へ]
■コミュニケーションの距離感覚
from n年前へ.
「電話は生々しくうっとうしく、メールの距離こそが気持ちいい」と感じる人は間違いなく増えています。それは、電話が普及した当時、「直接会って言うより、電話で話す方が楽で話も弾む」と感じる人が増えていった流れと同じです。 鴻上尚史「ドン・キホーテのピアス」
■白黒写真をカラー化するソフトウェアのヒミツ!?
腰痛気味で困っている今日この頃、Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「白黒写真をカラー化するソフトウェアのヒミツ!?」を書きました。内容は、白黒写真を手軽に彩色できるソフト「Recolored」に関するエトセトラです。「クリアビッドCMOSセンサのヒミツ」と少し繋がる内容を書いてみました。この続きは、hirax.netの方で…また書く予定です。
「視覚の色空間分解能が低いこと」が作者たちの(当初の)モチベーションを作り出したのではないかと、私はちょっと想像してみたりするのです。
■「寄せて上げるブラ」v.s.「飛び出すブラ」
というわけで?Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「寄せて上げるブラ」v.s.「飛び出すブラ」を書きました。私はブラジャーを着けたことがありません。だから、ブラジャーを着けた感覚がよくわからないのですが、寄せて上げるブラって「キツイビキニパンツを履くような感じ」なんでしょうか…。うーん、わかりません。
2009-02-26[n年前へ]
■錯視をフィルタで除去したはず…なのだけど!?
朝日新聞に(地震波や株価などの解析に使う数学的手法を応用し)錯視画像から錯視を引き起こす要素を取り除く研究の話題が書いてあった。右に貼り付けた画像がその記事に載っていた画像で、上図が「錯覚で反時計回りのらせんに見える同心円図形」で、下図が「錯覚を引き起こす要素を取り除いた画像」である。
しかし、これが何だか妙だ。「錯覚を引き起こす要素を取り除いたはずの画像」でも、やはり錯視が見えてしまうのである。作成画像を印刷するまでの過程で、「錯視を取り除く処理」の逆変換に似た処理がかかってしまった、なんていうこともありそうだ。
…とはいえ、錯視が解消されていないように見えるのは私だけで、他の人には実は錯視が解消して見えたりするのかもしれない。他の人には、一体どのように見えているのだろうか?
2010-02-26[n年前へ]
■図解 「WEBコンテンツの変化」 (初出:2005年11月20日)
昨日書いた、 「WEBコンテンツの変化」の、「種々のWEBコンテンツの違い」を図解してみました。
これまでWEBコンテンツとして登場し(参考:教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書 )、「その頃に流行りとされたもの」たちを適当に立体空間に並べてみたのです。昨日の文章は、これらのものが「どう移り変わっていったか」、あるいは、最近のものが「以前あったものをどのように組み合わせたか」の感想を書いたものであったわけです。
今日描いてみた図は、「コンテンツが取り扱う話題」が「自分独自」のものか「他からの派生物」か、文章の長さが「短い」か「長い」か、そして、書き手が「複数」か「一人」かで、 「WEBコンテンツの変化」に登場した「コンテンツ種」を示したものです。
前回の文章で書いた、「続けることの大変さ」で言うならば、左下手前が「書き続けることが難しい種類のもの」で、右上奥が「続くことが容易に見える種類のもの」ということになります。
ちなみに、この図中で一番「書き続けることが難しい種類のもの」とされている「オリジナルWEB日記」とは、「一回だけ、短い期間だけなら、書くことは決して困難なものではない」と思います。けれど、それを続けることはとても難しい、というような「感じ」でそこに配置してみました。もちろん「今この瞬間の私」がふとそう思った、その程度の曖昧な「感じ」です。
さて、今回作ってみた図は「主観的かつ大雑把に、実に適当に作ってみたもの」です。きっと眺める人ごと・眺める視点ごとに、色んな分類や配置をしたくなるのではないだろうか、と思います。そこで、そんな風に思った方のために、今回作った図のオリジナルファイル(PowerPoint のPPTフォーマット)をここに置いてみました。
こんな図が何の役に立つかは、はなはだ疑問ではありますが、いくらでも思うがままに料理して、好きなように変えて、そして自由に使って下さって料理して下さって結構です。あなたの思うWEBコンテンツの配置図は、一体、どんな感じのものになるのでしょう?
2012-02-26[n年前へ]
■レンブラントの「"平均"肖像画」やフェルメールの「"平均"室内画」
「美術室の黒板」は「夕日に照らされる向き」に作られる!?で書いたように、北半球にある日本では、美術室やアトリエの窓は北側に向けることが一般的です。そして、利き手が右手、つまり右利きの人は、そんな北向きの窓からの光を左に見つつ(そうしなければ、絵に利き手の影が落ちてしまいます)、絵を描くことが多いものです。
陰影を強く描いたオランダの画家、レンブラントが描いた人の顔を51枚(顔)集めて「平均画像」を作ってみました(左上)。レンブラントが描く肖像画は、左から光があたるものが多いので、左から光があてられた顔が浮かび上がっています。
西洋絵画で光が左からあてられていることが多いことには、いくつもの・そして曖昧な理由があるだろうと思います。そんな(確かとは言えないけれど)曖昧な理由の中のひとつは、画家たちのアトリエの窓が北側に面していて、そして多くの画家が右利きであった、ということだと言われています。レンブラントも、自画像のX線解析の結果から、右利きだった可能性が高いと考えられていますから、北側の窓から差し込む光を左に受けつつ絵を描いていたのでしょう。
レンブラントと同じくオランダの画家、フェルメールの絵画を思い浮かべてみても、思い出すのは左側にある窓から部屋に光が差してくる風景ばかりです(フェルメールが描いた絵の数は非常に少ないですが)。試しに、フェルメールが描いた室内風景の「平均画像」を作ってみると、それはたとえばこんな具合になります。やはり、「窓は左(北)向き」で、画家の利き手(右手)は「サウスポー(南向き)」になっています。
学校の美術室で悲しいほどに不器用な絵を描いていた私たちも、キャンバスに信じられないくらいリアルに世界を浮かび上がらせる巨匠たちも、同じく北側の窓からの光を受けつつ絵を描いていた…と考えると、何か少し面白いな、と思います。
参考:スライド・デザインにおける「上手と下手」
2013-02-26[n年前へ]
■一瞬で消せる「フルカラープリント」を作ってみた!
PILOTのフリクションボールは、温度が高くなると色が消えるインクを使ったボールペンです。レーザビームプリンタ(LBP)などは、インク(トナー)を高温で溶かして紙に固着させるので、フリクションボールで文字などが書かれた紙を(高温の過程を経る)LBPに通すと、フリクションボールで書いた部分を(気持ち良いくらい)綺麗さっぱり消すことができます。そこで、最近では、そんなインク(トナー)を使ったプリンタ・コピー機が発売されていたりもします(東芝テック Loops)。
…しかし、残念なことに、まだ単色のプリントしかできません。そこで、今日は「一瞬で消せるフルカラープリント」を作ってみました。やり方はとっても簡単です。4色のフリクションボール、「黒(K)・シアン(C)・マジェンタ(M)・イエロー(Y)(っぽい色)」を買い、後はひたすらガッツな手作業でフルカラー画像を描き出してみたのです(CMYKの4色を適切に使えばフルカラー画像を描くことができるのです)。
フルカラー画像を4本のボールペンで描いてみた後に、(レーザビームプリンタなどがインクを溶かす温度とほぼ同じ)180℃ほどに熱した(逆さにした)フライパンの上に、手書きフルカラープリント用紙を載せてみると…一瞬でカラー画像が消え・真っ白な紙へと戻っていきます。つまり、一瞬で消せる「フルカラープリント」のできあがり!です。
今日作ってみた「一瞬で消せるフルカラープリント」は、ポップ・アートの(アンディ・ウォーホルと並ぶ)代名詞画家、ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)の”M-MAYBE”です。消えるのは「一瞬」でしたが、4色のボールペンでフルカラー画像を手作業で描くのは、優に2時間かかってます。描くのは2時間、消すのは一瞬…今日は「一瞬で消せるフルカラープリント」を作ってみました。
フルカラープリントが一瞬で消えてしまったか…と思いきや、フリクションボールのインクは消した後「冷蔵庫に入れて冷やすと、復活する!」ということで、今は冷凍庫でロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)の”M-MAYBEはリハビリ色復活中…です。I'll be back!
2016-02-26[n年前へ]
■ネフェルティティ胸像のKinect 3D盗撮…真実は「3Dレプリカを撮影したデータ」
ベルリンの美術館で展示されている「ネフェルティティの胸像」を、ドイツ人アーチスト2人がコッソリMicrosoft Kinectを美術館に持ち込んだ上で隠し撮りし、ネフェルティティの胸像の3Dデータをクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開したというニュースが流れている。しかし、その一方、「Kinect使って盗撮スキャンしたって絶対ウソだ!」という話も流れている。…これはもちろん、自分たちでKinectで3Dデータを撮影したというのは「ウソ」に違いない。アーチスト達が公開している「盗撮撮影のようすを写したビデオ」を眺めた上で、「彼らがアーティストがホントに自分たちで撮影(3Dデータ取得)した」と信じられる人は…少ないはずだ。
この元データ、最初は「美術館の許可の元にフラウンホーファー研究機構の文化財用3DスキャナシステムCultLab3Dでスキャンしたもの(スキャンの様子)が、(美術館の許可の元に)公開されたか、あるいは、フラウンホーファー研究機構もしくは美術館から流出したもの」だと考えた。…しかし、3Dデータ自体を眺めたり・関連リンク先を眺めると、今回の3Dデータは(2011年のreplica Workshop of the National Museums of Berlin で限定100個配布された)3Dスキャンして3Dプリントした複製品を、さらにDAVIDの3Dスキャナで形状測定したデータが人の手を経て流れている可能性が高いように思われる。理由のひとつは、オリジナル形状と今回の3Dデータを比較してみると、今回の3Dデータは2011年のreplica Workshop of the National Museums of Berlinで配布されたレプリカの方に形状が近いということである。そして、もうひとつの理由は、3D複製のコピー、つまり孫コピーなら、その流出を妨げるルールは(おそらく)無いだろうというものである。
2017-02-26[n年前へ]
■Ricoh Theta S で24時間のHDR(多段露出)撮影をして遊んでみる!?
Ricoh Theta Sを制御するPython 3.xコードを書いた (「Ricoh Theta S で2017年旧暦1月満月の夜を撮ってみる」)ので、Theta Sを載せた三脚を高く立て、24時間を少し超えるくらいの時間にわたり、11段階の露出時間での撮影を交互に続けてみました。ちなみに、撮影に使ったPython コードは下記になります。
import osc import theta import time thetas = RicohThetaS() thetas.setCaptureMode( 'image' ) thetas.setOption("exposureProgram", 1 ) thetas.setOption("ISO", "100") thetas.setOption("whiteBalance", "daylight") shutterSpeeds1 = [0.00015625, 0.0005, 0.002,0.008,0.03333333,0.125,0.5, 2,8,30,60] for i in range(400): for shutterSpeed in shutterSpeeds1: thetas.setOption("shutterSpeed", shutterSpeed) time.sleep(1) response = thetas.takePicture() thetas.waitForProcessing(response['id']) time.sleep(1) thetas.getLatestImage() time.sleep(1) thetas.closeSession()
こうして、 1/6400秒~60秒までの11段階にわたる露出時間で撮影した画像群を、下記のPythonコードでHDR(ハイダイナミックレンジ)合成します。
import cv2 import numpy as np iniID = 11006 # fileName for i in range(400): files=["hoge"+"R00"+str(iniID+j+i*11)+".JPG" for j in range(11)] imgs = [cv2.imread(file) for file in files] mertens = cv2.createMergeMertens() resImg = mertens.process(imgs) resImg = np.clip( resImg*255, 0, 255 ).astype('uint8') cv2.imwrite("hoge"+ "out_"+str(1000+i)+".jpg", resImg)そして、11段階の多段露出画像を合成した連番画像ファイルを動画ファイルとして結合することで、たとえば、下に貼り付けたようなLittle Planet風のタイムラプス(微速度)動画として眺めることができます。撮影を行ったのは、都会に近い薄曇りの空の下ですが…それでも恒星が浮かぶ宇宙空間を回転する地球が進んでいるさまが見えるような気がしてきます。