2001-04-10[n年前へ]
■今日届いたメールから 「カラーマッチング下着の色編」
「あの・・下着の色ってスカートの色に合わせていますよね。だから、ぜんぜん識別つきにくいと思うのですけれど・・。」
それはホントーですか?ということは、赤いスカートを履いている人は、赤い下着を履いているということですか?「ねぇねぇ君どんなパンツ履いてるの?」と聞かずして、下着の色が判るということでしょうか?
2003-04-10[n年前へ]
■フラッシュで自然の美しさを表現「City of Weston」
今週はmingの勉強中。というわけで、「컐쏦탊ꓠ쒳Flash」を眺めてみる。
■重さ30gの世界で一つだけの彫刻
3方向の顔写真(前・横・後)から60mmx25mmのフィギュアを作成してくれる、オリジナルフィギュア。
2004-04-10[n年前へ]
■ATOK用perl機能追加プラグイン
昨日作った「ATOK用perl機能追加プラグイン」rubyが使えるプラグインやGnuPlotプラグイン(クリップボードの内容がグラフに勝手に変換される)でも引き続き作ってみようかな、という気持ちに(一瞬だけ)なってみたり。しかし、そんな機能を欲しがる人達はAtokをそもそも使っていない可能性も高い。というわけで、ひとまずペンディング。そもそも、perl機能追加プラグインだって、想定されるユーザー層はものすごく少なそう。「Windows上でAtok使っていて、perlのフレーズを指が覚えている」なんていう人がどれだけいるものでしょうか…。
それでもATOK(& windows) AND perlとATOK(& windows) AND (ruby or GnuPlot)なら前者の方がまだ少しは多そう、ですよねぇ?
■メーリングリストでの「未承諾広告※」
Mathematicaのユーザー・メーリングリストで、「お願い」という題名のMathematicaとの関係性が低いと思われる問題に関する一連の依頼投稿を見る。その種の投稿の趣旨・目的の是非は別問題だと誤解無きように書いた上で、こういう類の投稿は件名に「未承諾広告※」と入れておいてもらえたら助かる、と思う。
「場所をわきまえない・自分たちと意見が異なるものが存在する可能性を意識しない」というあたりが、彼らが問題視しているものと彼ら自身が実はよく似てしまっている、ということに気づいて欲しいもの。
■お茶の水/つくばローラー・スタジアム近く
神田経由でつくばローラー・スタジアム。今では、「スタジアム」とは名ばかりのほとんど廃墟。「かつてバッティングセンターだったもの」と「かつてゲームセンターだったもの」に併設されている今のところは「ローラー・スタジアム(自称)」 だけど、おそらく近日中に「かつて(自称)ローラー・スタジアムだったもの」になるに違いない。
ただし、たくさんのゲーム機の残骸やらそんなゲーム機の資料やらが本当に腐るほどたくさん置いてあるので、その手のマニアにはたまらない場所かも。
2005-04-10[n年前へ]
2006-04-10[n年前へ]
■「過去の記事や画像」を検索する
「WEBが発展してからの記事や画像の検索は容易になったけれど、過去の記事や画像の検索は容易というわけでなくて…」というメールを頂きました。「過去に見たテレビの画面や広告や…といったもの」を見つけ出したいけれど、なかなか見つからない、という話です。
「過去に何らかの媒体に掲載された記事」や「画像」といったものを探す場合、図書館や資料館などに行って探す、のが一般的なのでしょうか。過去の出版物(記事)や資料を保存しておくのが図書館や資料館の目的の一つなのですから、通常は、そういった場所を訪ね歩き探すことになるのでしょう。そんな場合、自分がその場所まで行って探さなければならないわけですから、地方に住んでいたり、はたまた海外在住だったりすると実に面倒なことになってしまいそうです。
ところで、例えばGoogleは図書館などの収蔵書物もすべてデジタル化しようとする(した)"Google Print"といったプロジェクトを行おうとしています。もしも、世界の色んな図書館にあるたくさんの本が読み取られた日には、「過去に見たテレビの画面や広告や…といったもの」の検索も(今よりは)簡単になりそうです。例えば、昔のコマーシャルをキーワードで検索すれば、「広告批評」や当時の「ポパイ」や「明星」といった雑誌の記事が検索されて、その画像なども容易に眺めることができるようになるに違いありません。つまり、過去の画像検索や記事検索が(世界のどこからでも)できるようになるのかもしれませんね。
■全リンクのPageRank同時表示
ページを表示する際に、「ページ中にあるリンクの全てに対し、Googleのページランクを表示」するWebmaster Eyes.
2008-04-10[n年前へ]
■江國香織の「情緒」と「論理」
落語のことを江國滋が語る本を読みたい、と思っている。けれど、残念ながらまだ読むことができていない。けれど、いつか「落語手帖 」「落語美学 」「落語無学 」といった江國滋が落語について書いた本を読んでみたい、と思っている。
江國滋の長女である江國香織(今では、江國滋が「江國香織のお父さん」と言われることの方が多くなってしまったくらいだ)が書く言葉は本当に素敵だ。情緒と論理が過不足なく絶妙に混じり合い、不思議なほど心に小気味よく響くリズムで、江國香織は言葉を書く。
なるほど数学的思考をするひとだ、とすぐにわかった。言葉の一つ一つに、必ず論理的必然性というか、原因と結果が備わっている。双六風に正確に一歩づつ先にすすめていく話し方だ。それも、聞き手がとりのこされないように丁寧に、きちんきちんと手順を踏んで。一片の隙間もないほどに、緻密に言葉が積み上げられているのに、江國香織が書き上げる文章は、奇麗なリズムで音が叩かれ・刻まれていく。数学的で、論理的で、必然性と因果性に満ちていて、そして丁寧で優しくみえる。
たゆまぬひと - 公文 公さん「十五歳の残像 」
子供がそのまま大人になったような人、という言いまわしがありますが、あれは変だと以前から思っていました。誰だってみんな子供がそのまま大人になるわけで、それはもう単純に事実だと思うからです。
2009-04-10[n年前へ]
■分光スペクトル・色処理用のMathematica 7.0用ライブラリ
以前、「光スペクトル操作用のMathematicaライブラリ」というものを作りました。また、その習作として「スペクトル処理で遊ぶためのMathematicaノートブック」というノートブックを書いたことがあります。さまざまなスペクトル分布と持つ可視光を重ね合わせたり、塗り重ねたりしたとき、どんな色に見えるかを簡単に計算できる、しかもなるべく単純でいて応用しやすいようにしたい、と思いながら書いてみたライブラリです。
たとえば、D65光源のもとで、赤紫色の絵具を重ね塗りしていったときの色の変化を CIE Lab 空間のグラフで眺めるには
labPlot[ Map[lab,Table[ transmissionSpector[D65, magentaFilter, d], {d,0,10.0,0.1}] ] ];というコードを書けば良い、という具合です。ちなみに、「スペクトルデータ」はすべて純関数で表現する仕様にしてあるので、上記のコード中のD65もmagentaFilterも実体としては「関数」です。そのため、波長の離散化も不要ですし、((D65[#]+D50[#])/2)&といったような数式風に書けば、D65とD50の平均のような照明光を表現することもできます。
ちなみに、このライブラリはMathematica 5.2で作ってみたものです。最近、Mathematica 7.0も使いだしました。すると、グラフィックス関連の関数の機能変更がたくさんあって、以前のライブラリでは表示関係のライブラリが動作しないことに気付きました。そこで、Mathematica 7.0用の「光スペクトル操作用のMathematicaライブラリ for Mathematica 7.0」を(まずは)適当に作ってみました。それが、ColorLib_amature on 7.0.nb (263kB)になります。
ところで、Mathematica 7.0では、インタラクティブなアプリケーションも簡単に作成できるということなので、ColorLib_amature on 7.0.nbを使って、「D65光源の下で、白色紙の上にシアン色とマジェンタ色を塗り重ねていくとどんなスペクトルになるか」を表示するインタラクティブ・アプリケーションを作ってみました。その動作画面が、下の動画になります。上のスライダーがシアンを塗り重ねる量で、下のスライダーがマゼンタを塗り重ねる量を示しています。それぞれのスライダーを動かすと、「どんなスペクトルになるか」がグリグリと表示されます。
さて、次回は、Mathematicaで作ったアプリケーションを誰でも使える形にして配布できるようにしてみたい、と思います。
2010-04-10[n年前へ]
■「プログラマブルなサイコロ」が欲しい!?
Wikipediaのサイコロの項目を眺めていると、各種多様なサイコロが並んでいて、とても面白く思います。特に、面が百個もある100面体ダイスなんていうものを見ると、思わず欲しくなる気持ちを抑えることができません。
今、一番、私が欲しいと思うサイコロは、面に書いてある数字を書きかえることができる、そんなサイコロです。任意のある「ルール」にしたがった数字群を作りだし、そして、その数字群を各面に表示する、そんなサイコロです。また、できれば、選ばれた面(=賽の目)以外に書かれている数字はぼんやりとしていてわからない、そんな機能も備えたものが欲しいな、と思っています。
それなら、数字をディスプレイに表示する電子サイコロでも良いではないか、と言われるような気もします。しかし、電子サイコロだと、「賽を振っている」感じがしないように思われて、今一つ面白くないのです。それでは、「実感・体感」できなくてつまらないのです。
そんな多面体の形を持って転がすことができる、けれど、プログラマブルで色々な機能を持っている、そんなサイコロがある、という情報、あるいは、この辺りの道具を使ってる来ると良いよ、といった情報などありましたら、教えて頂ければ幸いです。
2011-04-10[n年前へ]
■「他人」はそれぞれ異なる「言葉や論理や価値観」を持つ
自分と違う「他」の人を他人と呼びます。他人は自分と異なる人なのですから、それぞれが使う言葉(語句)の「意味するところ」も異なるし、考え方(ロジック)も、あるいは、それらを支える根本たる感じ方(価値観)も異なるわけです。
目の前に考え方や感覚や言葉使いが未知の人がいたとして、「必ず相手を理解することができる」とも思えませんが、会話をするためには一体どうすれば良いものなのでしょう?
自分でない他の人と言葉を交わそうとする時には、その3つの違がどのような風であるかを考え・推測する、という作業が重要であるように思います。
まず、「その人の使う言葉を、自分が使う言葉とは別のものと考えて、その人が話す言葉の論理の中での矛盾を最小限にするよう、その人が持つ言葉の定義を見つけ出す」(そのようにすることで)その人の言葉の定義が決められた後に、「その人が話した言葉を通して、価値観の矛盾がないかどうか考える」 ただひたすらに、この一連の作業を、矛盾がなくなるまで反復を繰り返し続けることで、「この人はこういう感じ方・考え方をして、こういう言葉の使い方をする人なのだろうか」という推測をすることができるわけです。
そして、いつでも何らかの違和感(矛盾)を感じたならば、その違和感の元を見つけるための確認作業を行ってみる、という具合になります。何かを問いかけて、その反応を確認してみたりするわけです。
もちろん、こんな風に「その人の感じ方や言葉の使い方や考え方」といったものに対して、矛盾が存在しなくなるまでアレやコレやと考える・・・というのは少し面倒な作業です。だから、ある程度は用意された「パターン」に当てはめ・そしてテンプレートからの誤差分を修正するようにすることで、推測作業を簡素化して考えることも多いように思います。
こうした「テンプレート・マッチング」による他人の言葉や感じ方や考え方を推測する方法の欠点は、 自分がこれまで見たことがない・想定したことがない「未体験・未想定の感じ方・考え方をする」人を目の前にした時、大雑把にも対応させられそうなテンプレートがなく、さてどうしようか?と対応に困ってしまう・・・ということです。そんな時は、時間をかけつつ、新しいテンプレートを自分の中に作り上げていくことになるのでしょうか。言葉や論理あるいは価値観といったものは、本当のところ、「理解」なんていうことが可能であるのか、よくわかりません。まして、理解の先に存在しているかもしれないという「納得」ともなればなおさら、です。
それぞれ異なる「言葉や論理や価値観」を持つ人たちで溢(あふ)れ・互いにすれ違うこの時代、どんな風に考え・動くのが良いのでしょうか?
2012-04-10[n年前へ]
■「Swatch 腕時計のベルト交換」と「オンデマンド・ベルト作成サービス」
Swatch腕時計「Dream Of Atom(鉄腕アトム)」(宝塚の手塚治虫記念館と京都駅ビルの2箇所でのみ販売)のベルトの表面コートがはがれ・浮いてきたので、3DなSwatch腕時計「3D Experience」のベルトと交換してみた。この「3D Swatch」は、発売時期から十年以上経った頃、”未使用品”としてバザーで500円ナリで購入したものだ。クオーツなのに時間がみるみる間に狂っていくという一点を除けば、何の問題も無かったのだが、その一点が腕時計としては致命的だったのだ。
(留め金の金属棒を抜き差しし)ベルトを入れ替えてみると、「Dream Of Atom(鉄腕アトム)」の文字盤は「透明・スケルトン」だったせいか、「3D Experience」のベルトとも似合う。そして、「3D Experience」も青色がモチーフのデザインだったので、「Dream Of Atom(鉄腕アトム)」のベルトとも合うようだ(時計は狂うから役に立たないけれど)。右の写真は、ベルト(と時計本体を)交換した後の写真だ。
Swatchのビニールベルトは耐久性が低いから、Swatch腕時計を長く使おうと思うと、Swatch純正のSwatch用交換ベルトやSWATCH 純正の替えベルトを買って、交換しつつ使うことになる。
しかし、デザイン先行型のSwatchならば、本来附属していたベルトと同じデザインにしたくもなる。必要に応じて、ベルトを(任意のデザインで)カラー印刷してくれるオンデマンド・サービスが欲しい。買った時と同じデザインのベルトを買い直したり、時には気に入った絵(漫画や方程式や!)や写真を使ったベルトに入れ替えてみたり、ということをしてみたい。
2016-04-10[n年前へ]
■フェルメールが描いた「天球儀」の中に没入して、その宇宙に浮かぶ「地球儀」を眺めてみよう!?
17世紀のオランダ画家ヨハネス・フェルメールが「地理学者」や「天文学者」で描いた「地球儀」や「天球儀」が展示されているBnF × DNP ミュージアムラボ 『フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』(五反田DNPミュージアムラボ)の、大日本印刷(DNP)がデジタル・スキャニングした3Dデータはフランス国立図書館(BnF)のデジタルアーカイブサイトGallicaにアクセスすると(そしてゴニョゴニョすると)、自分のコンピュータの中でも使えるようになります。
今日は、フェルメールが描いた「天球儀」の中に地球儀」を浮かべた上で、その世界の中に自分が入り、(ヘッドマウントディスプレイである)Oculus Riftで眺めてみました。下に貼り付けた動画は、過去の天球儀と地球儀の世界に入り込み(没入し)、Oculus を被った私が眺めている世界をWindow表示している映像例です。下の動画では、没入している感覚はありませんが、Oculusで眺めている本人は、左右視差の立体表示で眺める全方向に…過去の宇宙や地球(世界)が目に見え・没入している状態です。
過去に生きた人たちが考える世界(Armillary sphere)の中に没入し、その宇宙に浮かぶーその時代に考えられたー地球の姿を近くから、あるいは遠くから眺めるのは…とても楽しい体験です。
五反田DNPミュージアムラボでも、天球儀の中に入るVR展示はしていますが、こんな風に視点を変化させて眺めることはできなかったり、地球儀を同時に眺めたりすることはできません。…というわけで、フェルメールが描いた「天球儀」や「地球儀」を体験してみたい人は…フランス国立図書館(BnF)のデジタルアーカイブサイGallicaにアクセスしてデータをゴニョゴニョするのが良いかもしれません。