2001-05-19[n年前へ]
■代理母出産の記事を読んで思ったこと
代理母出産について朝日新聞の「治療が先行 議論不足」という記事。議論してどうにかなるの?
「(様々な不妊に関する治療は)いずれも社会のルールがつくられる前に、一人の医師による独自の判断で踏み切られ、その後、現状が追認されてきた。」って、どうしてもそうならざるを得ないんじゃないのかな、と私は思うのだけれど。「社会」って一体、何?
■Synchonicity II
少し前に「…弱い自分への神が与えた試練ではないかと…」というメールをもらった。そして、昨日は「…神様の試練というのがあるのなら、それはきっと『本当に素晴らしい人』に与えられるのだろう。」という文章を読んだ。
2003-05-19[n年前へ]
■卓上プラネタリウム制作講座
「誰でも作れる卓上プラネタリウム製作講座」 とても面白そう。
2004-05-19[n年前へ]
■どんな議論にも相当な蓄積がある
きょうびネットでの匿名性などという議論は相当な蓄積がされているし、これを争点に議論をするのであれば木村剛氏に腹の底から「過去ログを嫁」と言わざるを得ない。いまさら木村氏がネットの匿名性を語って何になると言うのだ。無駄すぎる。
2005-05-19[n年前へ]
■品川から三島までの振動データの「時間 v.s. 周波数解析」
せっかくなので、下りのこだま585号 8号車 通路側のシート上の「品川駅から三島駅まで」の揺れデータ(10ms間隔)の時間 v.s. 周波数解析も短時間フーリエ周波数解析(高速フーリエ変換とは別物ですね)で行ってみました。横軸が時間軸で品から三島までを示していて、縦軸が周波数軸で振動の周波数を示しています。
左(or 上)のチャートで、時間軸(横軸)25分過ぎに現れる高周波数を多く含む振動は小田原で停車中に「ひかり」か「のぞみ」が通過した際の振動でしょうか? 確認しやすいように、短時間フーリエ変換ウィンドーサイズを小さくしたものを右(or 下)に示してみます。
また、40分過ぎの激しい振動は熱海を出て箱根トンネルを通過中のものですね。…と、こんなことを調べても新幹線の振動が直ってくれるわけではないんですよね…。もうちょっと、快適にしてくれたら…良いなぁ。せめて、ハードディスク保護回路が働いたり、テーブルの上のコーヒーが倒れないくらいだったら良いなぁ。
2006-05-19[n年前へ]
■「ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人」
「ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人」を読んだ。面白かった。読み終わった後に、ネット上で感想をつらつら眺めてみると、「説教臭い」「厳しい」という感想が多かったのも、興味深く感じた。「厳しい」というよりは、むしろ「救済」寄りに思えたのだが。
2008-05-19[n年前へ]
■ビデオ業界でのバストサイズの計り方
バストの測り方の「定義」と「実態」で書いたように、青山まりの「ブラの本。」には
(まっすぐ立って計ると、実際より小さな値になってしまうので)90度の角度で、お辞儀をするスタイルでトップバストを計るというようなことが書いてある。
技術的な文章に登場するような、トップバスト=「直立した女性の胸部を、水平に輪切りしたような状態で、巻尺(メジャー)で計った周囲長」というように定義する計り方もあれば、最近の女性の間ではより一般的に用いられている「90度の角度でお辞儀をするようにして計る」という計り方もある。いくつもの「見方(視点)」があるように、「計り方」もいくつも、ある。
そしてこの他にも、つまり、「最近の女性の間では一般的な計り方」とは違う計り方もさらにあるという。それは、(アダルト)ビデオ業界でのバストサイズの計り方だ。
(アダルト)ビデオ業界で、どのようにトップバストを計るのが一般的かというと、
(右の図のように)「(手をついた)うつ伏せ」の状態になって計るのが普通だ……という。この話を聞いたときに考えたことは、そんな計り方をするのは、(特に計測対象が大きな人が多い業界で)「90度の角度で、お辞儀をするスタイル」は腰に悪いからではないか、という想像である。5kg近い負荷を上半身にかけ、90度のお辞儀姿勢は大変そうだから、「(手をついた)うつ伏せ」でトップバストを計るのが一般的になったのではないか、という妄想である。
本当のところ、その理由がどんなものなのかはわからない。それどころか、「本当の理由」があるのかどうかもわからない。しかし、たくさんの「計り方=見方」があって、そのそれぞれの計り方・見方には各々理由があるのだろう、と思う。そんなことを考えたきっかけは、「トップバストの計り方」なのだけれども、そう思う。
2009-05-19[n年前へ]
■思想は変わらない「Wolfram|Alpha」
Wolfram Researchが作った「新しい検索エンジン」だという、Wolfram|Alphaを使ってみた。結局のところ、これは”まさに”Mathematicaである。「Mathematica開発者のウルフラム」と「ファインマン」でも書いたように、これは
データベースに登録されているパターン・規則にもどづいて、パターンマッチングを延々と行い、また、データベースに登録されている値(とユーザが与えた値初期値)を用いて変換を続け、最終的に変換できなくなった時点で、それが「所望の結果」になっているというものだ。結局のところ、「問題を解く」というの多くはそういうこと、そいう”パターン”が多いのかもしれない。
それにしても、Solve[x^2-3x==1,x]と検索してみると、その答えを教えてくれる。それと同じように、"earthquakes near the Akashi-Kaikyō bridge"と検索すると、明石海峡大橋近くの地震に関する情報を教えてくれる。使ってみると、なかなかに楽しい。データベース、検索時に使う「関数(変換・作業を定義したもの)」「言葉」をユーザが追加していけたら、もっともっと面白そうだ。
そうすれば、ユーザの力で拡張させることができる・発展することができる「新しい検索エンジン」ができるに違いない。
2010-05-19[n年前へ]
■ジャックの枝豆
先日、畑に大豆を植えた。ビールならぬ発泡酒のつまみを安上がりに済ませようと、枝豆として塩茹(ゆ)でにしようと考えているからである。
数日前、大豆の芽が地面から顔を出してきた。そこで、土を割って生えてきた大豆の芽をマクロ撮影してみると、何だか巨大な建造物をミニチュア写真風に撮影したかのようだ。これは何だっけ、そうだ童話の「ジャックと豆の木」とともに描かれている挿絵のようだ。
そのあくる朝、ジャックは目をさまして、もう夜があけたのに、なんだか暗いなと思って、ふと窓の外を見ました。するとどうでしょう、きのう庭に投げ捨てた豆の種子(たね)から、芽が生えて、一晩のうちに、太い、丈夫そうな豆の大木が、見上げるほど高く伸びて、それこそ庭いっぱい、うっそうと茂っているではありませんか。
今度、ガラクタ箱から小さな人形でも探して、豆の芽の横に置いて写真を撮ってみることにしよう。そうすれば、置いた人形はジャックに見えて、豆の芽は空高く伸びる「ジャックの豆の木」のように写るに違いない。…と、そんな風にただ眺めているだけではダメだと、「ジャックと豆の木」は語るのだけど。
豆の木を見て、どこまでも登って行こう、と思ったことが、ジャックの運が開く始まりだったのです。それを、ただぼんやりと、不思議だなあと思い眺めて過ごしていただけなら、…あなたたちは、あいかわらず貧乏のまま暮らしていたはずです。
2015-05-19[n年前へ]
■目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える「分光スマホ」を持ち歩こう!?
ここ数日、グレーティング(分光版)持ち歩いてる。そこで、さまざまな照明光や色とりどりの物体を眺めるたび、各波長に分けた画像を眺め・楽しんでいます。そして、(カラーフィルターが撮像素子に貼り付けられていない)白黒デジタルカメラを搭載したスマホがあったなら、こんな分光景色を記録して回ることもできるのに…と考えたりします。
とりあえず、普通のスマホで分光画像撮影をしてみよう!ということで、右に貼り付けたのが、そんなiPhoneで撮影した分光風景の一例です。こんな点光源状に明るく輝く景色を分光画像として眺めてみると、そして、さらに各波長に分解された光をグラフにして重ね合わせてみると、たとえば、高圧ナトリウムランプのD線(589.6nm)を中心としたいくつもの輝線などが見えてきます。そして、目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える心地になります。
明日以降、画像に対して(分光されている方向に)自己相関をとり、一般的な景色を分光像として眺めることができるようにしてみようと思います。