2000-06-25[n年前へ]
2001-06-25[n年前へ]
■フェイスフィニティ
北川悦吏子繋がり?で、直リンク。色彩関係のセミナーには化粧業界関連の人々が多く来るという話だ。それはともかく、「服につきにくい」というのは本当だろうか? その「服につきにくい」ということへの需要というのはどの程度あるものなのかなぁ、と思ったりしたが(以下省略)。(リンク)(リンク)(リンク)
■タイムマシーンにお願い
私はこの手の古い海外TVドラマの大ファンなのだけれど、この手のビデオを入手できるところはないのでしょうか? というわけで、リンク先は「海外ドラマ総合データベース」から。もっとも、「タイムマシーンにお願い」というのは私は見ていたわけではなくて、単に偶然私が「タイムマシーンにお願い」という検索をかけた結果だったりする。(リンク)
■今日の新明解国語辞典 「空」
少し前にCD-ROM盤「新明解国語辞典第五版」を買って、うれしくてたまらないので使ってみよう。空=自分が立っている所と違って手の届かない、はるかに高い空間。
2002-06-25[n年前へ]
■Regular Presentation研修一日目
朝はまずいきなりプレゼン一回。カメラが二台回ってる。受講メンバーで開発系は私だけ。とりあえず、一個目のプレゼンはよくやる自分のスタイルでという指定なので、試しにCNNスタイルで。講師も含めて目が点なのだ。
■「肘と掌の高さが観衆の視線の最下限を決めるのだ」
だから、肘の高さを肩と同じくらいに上げるべし、とのこと。なるほど。
■蒲田三井ガーデンホテル
宿泊。ホテルは良い。が、周りの環境に少しビックリ。国際色豊かな女性に捕まらずにホテルまで行くのはなかなか大変。
■Charades
A game in which words or phrases are represented in pantomime, sometimes syllable by syllable, until they are guessed by the other players.「DNA」ってどう表現するのよ?
2004-06-25[n年前へ]
■海賊撃退ソフトウェア
「暗号技術により、デジカメや携帯電話などの本体とバッテリの間で認証を行ない、模造バッテリを検出することができ、プリンタの模造インクカートリッジ検出等にも展開する」というソフトウェアの発売。昨今そういったものを発売したりしたら、独禁法でやられたりしないものだろうか?
今日のお答え:「もちろん やられます」
■画像処理を用いたプレゼン支援インタフェース
「レーザポインタを使って…」という辺りがなんとも今ひとつな「Afterglow」の開発。
■雨のなかもず
沼津5:00→新大阪8:17→なかもず9:30で、帰りは新大阪19:23発のこだま。写真は昼食を食べた後のなんでもないけれど新鮮な景色。大阪府立大学中百舌鳥キャンパスで。
キャンパス内の「いかにも生協って感じのごちゃごちゃした食堂」でお昼を食べる。そして、学生がだべっている景色を眺めてみる。
2005-06-25[n年前へ]
■正規表現の心象風景
Perlの本を読んでみる。やはり、私にはファニー文字が顔文字にしか見えません…。正規表現が加わると、もう2ちゃんねるにしか見えなくなります。モナーがどこにいるのか探したくなるのです…。
というわけで、これが今日の正規表現の心象風景です。「本を真面目に読んでみたけれど、よくわからず頭の中にハテナマークが浮かび上がり、いつの間にかこめかみで血管がピクピクしていて、ついにちゃぶ台をひっくり返していた…」という感じです。うぅ。
ちなみに、右の画像がhirax.netのトップページの顔?文字ですね。
■他の誰かが眺めた景色
二年近く前に書いた文章をもう一度さらってみます。
ずっと頭の中に残っている言葉というものがいくつかあります。その一つが、かつてお笑いパソコン日誌で書かれていた
仮に、同じ流星を遠く離れた恋人同士が見ることができたとしても、悲しいことに、たいていは違うところを見ているのである。 それは、同じ場所で同じ映画を見ても、必ず違う部分を見ているのと似ている。われわれは他人とまったく同じものを見ることができない。残念だが。という言葉です。それから4年経った今でも、私の中に強く残っている言葉です。
それでも、何処かの誰かが眺めた景色を見てみたい、と思うのです。それは、私には見ることができない、だけど誰かには見ることができる何処かの景色を眺めてみたいからかもしれないし、もしかしたら私が眺めている景色と同じ景色を眺めている人がいるかも、と思ってしまうからかもしれません。もしかしたら、誰かが「いい感じだな」と思った景色を同じように「いい感じかも」と思ってみたいとか、そんな風に思ったりしたのです。
■「遠くの景色」
たださんの日記の写真を眺めた。この写真の画角の少し外、右の外に私はかつて6年間住んでいた。写真の右後ろに見える「丸山」の頂上まで歩いて5分で行ける、そんな場所に住んでいた。「丸山」の頂上までは5分ぽっちなのに、ランドセルを背負って通っていた分校までは歩いて1時間かかる、そんな場所だった。信じてもらえないかもしれないけれど、小学校に入るまでは蒸気機関車が唯一の公共交通機関であるような、そんな場所だった。テレビはもちろん、NHKしか入らなかった。ガチャガチャとチャンネルを廻す必要なんかなくて、スイッチが一つあればいい、そんな場所だった。
山の下からほんの1, 2分で登ることができる丸山の頂上は、景色も良くてとても気持ちが良かったけれど、赤蟻の巣がところどころにあって、気をつけて寝ころばないと泣きたくなるくらいに痛く噛まれてしまうそんな場所だった。空は藍色のように蒼く、蒼くない空があるということを知ったのは、10歳の時に東京へ引っ越してからだった。冷たくない水道水がある、ということを知ったのも東京へ越してからだ。
きっと、今頃の高原野菜の出荷シーズンの畑の中や、その一帯で数軒しかない店先には、あの頃の同級生達がいるに違いない。他の学年と違って、1学級に「11人もいた」あのクラスの同級生達が何処かにいるに違いない。きっとあそこに今もいるんだ、と何故だかとても信じてみたいような気がする。そこにいなくても、きっとみんな何処かにいるんだ、と考えてみたいような気もする。
2006-06-25[n年前へ]
■「空」
from n年前へ.
仮に、同じ流星を遠く離れた恋人同士が見ることができたとしても、悲しいことに、たいていは違うところを見ているのである。…我々は他人とまったく同じものを見ることができない。残念だが。 「お笑いパソコン日誌」
蒼くない空があるということを知ったのは、10歳の時に東京へ引っ越してからだった。冷たくない水道水がある、ということを知ったのも東京へ越してからだ。
「空」 (自分が立っている所と違って)手の届かない、はるかに高い空間 新明解国語辞典
■テレビ/ビデオを配信するLocationFreeを買う
テレビ放送や家にあるビデオ機器の映像をネットワーク配信するSlingboxを、アイ・オー・データが7月8日から販売開始するという記事を読んだ。ネットワークを介し、映像を家の中や世界中に配信する、という機器だ。欲しくなったので、同様の機能をすでに実現しているソニーのLocationFreeを昨日買って使い始めてみた。今のところ(私の環境では)プライマリディスプレイでないとサーバに「接続」できない問題があるが、思ったより配信映像の画質も悪くなく、なかなかに便利だ。
■「ブックマーク登録時間を使って、ブラウズ時間帯を調べる」
del.icio.usへのブックマーク登録時間を使ってブラウズ時間帯を調べる、という「ブックマーク登録時間からブラウズ時間帯を調べる」 やり方などは、こちらから読むことができる。
2008-06-25[n年前へ]
■BOSEの「スピーカ」と「サスペンションシステム」
板を振動させ空気の波を作り、さらには人の鼓膜を揺らし、音を人に感じさせるのがスピーカだ。つまりは、「揺れを作り、人に振動を感じさせる」のがスピーカである。そんなスピーカの有名メーカのひとつがBOSEだ。BOSEは、そんな「揺れを作り、人に振動を感じさせる」のとは逆の「揺れを抑え、人に振動を感じさせない」装置も作っている。たとえば、ノイズ・キャンセラーは、騒音を打ち消すシステムである。大きく耐えがたい騒音に対し、逆位相の音波を重ねることで、「人に騒音を感じさせない」わけだ。
他にもBOSEは「揺れを抑えることで、人に振動を感じさせない」システムを作っている。たとえば、ボーズ・アクティブサスペンションは「車の揺れを抑え、人に振動を感じさせないシステム」である。 これは、四輪の各サスペンションににリニア電磁モーターを装着し、路面状態・車体状態に応じて、 アクティブにサスペンションを制御することで、車体(とその中にいる乗客)に揺れを生じさせない、というシステムだ。
もちろん、他の自動車会社もそういったシステムの開発はずっと以前から行っている。しかし、コスト面などの課題などもあり、(セミ・アクティブ制御のサスペンション搭載車は増えているが)アクティブ制御のサスペンション搭載車はなかなか一般化してはいないようだ。
ボーズ・アクティブサスペンションは、このシステムを搭載した乗用車の動き・効果が公開されていて、とても面白い。コーナリング時の挙動などが、比較画像や動画などでわかりやすく説明されている(QuickTime動画)。荒れた路面の揺れを車体に伝えることなく、つまり、走る車(車体)の高さを一定に保ったり(QuickTime動画)、 あるいは、コーナリング時にも車体の傾き(ロール)を抑えることができているさま(QuickTime動画)を見ることができる。
それどころか、たとえば下の動画の後半のように、道路の路面状況の先読みをして、”極めて”アクティブに車をジャンプさせるデモさえ行っている。現実の商品として価値を感じるかどうかは別にして、技術デモとして眺めてみれば、何度眺め直してみても本当に面白く楽しい。TVドラマに出てくる未来を目の前に「ほら、ここにあるよ」と見せられた気持ちになる。
2009-06-25[n年前へ]
■Mathematicaで発色シミュレーションをオブジェクト風記述にするライブラリ
以前作った、「分光スペクトル・色処理用のMathematicaライブラリ(関数群)」を利用して、「Mathematicaで発色シミュレーションをオブジェクト風記述にするライブラリ」を作りました。前回書いたように、三次元構造の中で反射・屈折・散乱を行う「光」のスペクトルが、どのように変化していったかを知ることができます。
ライブラリは、Imagearts.2.5.nb(3.7MB)として、サイト上にアップロードしてあります。このファイルには、関数・オブジェクト定義に加え、いくつかのサンプルが入っています。
たとえば、「4層構成の物質(Layer)があり、それらの層はすべて透明だけれども、その中間層2層の散乱度合いを変えた場合」のシミュレーションを複数条件下でしたければ、下記のようなコードを書けばOKということになります。
layers[sc_] := (z = #[[3]]; Piecewise[{ {{1, 0,Spector[new][set,transparentFilter]}, z > 1}, {{1, sc,Spector[new][set, transparentFilter]}, 1 >= z && z > 0.5}, {{1, sc,Spector[new][set, transparentFilter]}, 0.5 >= z && z > 0}, {{1, 0,Spector[new][set, transparentFilter]}, 0 >= z} } ]) &;
Table[Light[new][in,Layer[new][set,layers[i]]][showTrace], {i,0,1,0.1}]
ここでは、最初に層構成を純関数として定義し、その純関数を使い、条件を変えたオブジェクトをTableで作成し・計算を行っています。
なお、現状のライブラリは、表面形状は水平平滑に限る、という単純なコードになっています。表面凹凸対応は、また気が向いた(近い)時期にしてみよう、と思います。
2010-06-25[n年前へ]
■続々 水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!?
「水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!?」「続 水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!?」の続きです。
水で満たされている水風船がある。その水風船を下からライターの炎で火が広く当たるようにあぶってみることにする。ライターの炎で水風船を10秒あぶったとき、そのときどのような事態が起きているだろうか?60秒ならどうだろう?水風船の大きさや各種条件や、もちろん、実験をする「環境」をも色々な状況下で想像したときに、どのようなことが・どのように生じるか答えなさい。という問題が出され、それに対してシミュレーション技術に通じた講師陣が(何しろすでに7年連続で表計算ソフトを使った各種シミュレーション実習講習会を続けている方々ですから)、すぐさま手を動かし答えを出したと思いきや、その講師陣の一人がさらに手を動かして、
偶然、手元に水風船があったので、シミュレーション計算を信じてライターの炎であぶってみたら、20秒ほどで破裂してしまい、水浸しになりました… (泣)。部屋の中がずぶ濡れです…ひどい目に遭いましたorz。と、シミュレーション計算に反する実験結果を提出したのでした。
そこで、「燃焼反応が起きているときに、伝熱問題として解けるのか?」とか「熱伝達だけでなく、輻射熱も考えなければいけないかもしれない」とか、「高温微小粒子がゴム表面に接触したかもしれない」「昇温で加硫が進み変性しているかもしれない」とか、ケンケンガクガクとさまざまな可能性が提出され、口から唾が飛び、灰皿が飛び交う状態になったのです。
どうやら、材料状態や実験過程に依存するところも多そうだ、と思えてきたので、私も(100円ショップで必要な材料を買い)追試実験をしてみることにしました。その実験の様子を撮影したのが、下に張り付けた動画になります。夜の林の中で炎を灯し、その上に綺麗に透けて見える風船をかかげてみたので、ただただ眺めるだけでも面白く幻想的な映像になっていると思います。(もちろん、口だけで何かの可能性を言う人はひとりもおらず、みな数字を挙げつつ定量的な話をしているわけです。
私が行ってみた実験では、風船が割れることはありませんでした。炎を華やかに大きく広げるパーティーキャンドルで水が入った風船を炙(あぶ)り続けたり、ライターで延々と水風船の下を熱し続けたのですが、水風船は割れず、また、水風船の下を触ってみても、40度にも達していないような感じでした。
ただし、炎で炙(あぶ)り始めてから10秒後には、風船から水がにじみ始め、15秒後には風船にピンホールが空いたようで、水がその穴から飛び出し始めました。…とはいえ、風船が割れることはありませんでした。…ということは、材料の均質性の原因か、風船ゴム内に生じた気泡の原因か、けれど、応力集中で割れなかったことを考えると、他の考え忘れている要因に影響されているような…とまだまだ完全に理解するためには奥が深そうです。
もうひとつ面白かったのは、パーティーキャンドルで風船を炙(あぶ)っていたときには、風船は綺麗なままでしたが、ライターで炙(あぶ)ったときには、風船の下側に煤(スス)がみるみるまに広がり付着していったことでした。ライターではガスを完全に燃焼させることができていないようです。
さて、水風船を火であぶってみても、材料次第・条件次第でさまざまな現象が起きるようです。20秒ほどで風船が割れるときもあれば、何分も割れない場合もある。…ものごとは簡単にふつうの言葉で説明できるほど単純ではありませんし、かといって、正確に説明しきろうとしたら、もしかしたら、その説明を最後まで読んでくれる人はいないかもしれません。けれど、何はともあれ、手を動かし計算をしたり、手を動かして実験をしたりするその過程はとてもスリリングで楽しいものです。…というわけで、まだこのシリーズ(も)まだまだ続きます。(>>「水風船をライターの炎であぶると何が起こるか考える!? 第4回」を読む)
2014-06-25[n年前へ]
■「赤い血」が流れてるはずの静脈が「青く」見える理由(納得したい人向け)
前書いた記事を少し書き直し、「赤い血」が流れてるはずの静脈が「青く」見える理由(納得したい人向け)として書いてみました。
記事を書き直してみたのは、「それは錯覚という説明で納得してしまい、「赤い血」が流れてるのにそれが相対的に青方向になることを不思議に思はない・思えない人がいるらしいから…です。
2016-06-25[n年前へ]
■続 「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料
「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料でギネスカスケード(ギネスビールの泡下降)に対する近赤外撮影・泡速度分布計測の報告資料を公開しました。そのギネスカスケードの泡がどうなるかをシミュレーション計算してみた結果の紹介・講演スライドが公開されました。オープンCAE勉強会での講演内容は、ギネスカスケード計算と最適な泡のつぎ方…でしたが、今回公開されたのはその前半パートです。
この講演スライドを眺めてから、「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料の実験/計測結果を眺めてみると面白いかもと思いましたが、シミュレーション計算でも実験結果でも、動画を一緒に眺めないと面白さが伝わらないかもしれません。とはいえ、微小な泡が動く計測動画などは、Youtubeなどにアップロードすると「見るに堪えない」状態に情報圧縮されてしまいます。…というわけで、画質を損なわない動画ストリーミング・サービスがあれば(さらに欲を言えば、それがパワポスライドなどと連動したストリーミング・サービスがあれば)面白いかも、と思ったりします。