2000-07-08[n年前へ]
2001-07-08[n年前へ]
■七夕
「感じやすい、すべてを目で表現するような子供でした。…… 大人になってほしいとも、元気な社会人になってほしいとも思いません。……」とのメール。
ところで、この一月近く前のこの写真は撮られてるのを知らなかったせいでずいぶんと無表情ですが、疲れてるわけではなくて多分何かに気をとられていたのでしょう。出張でもこんな姿だったりするので、立派な「大人、社会人」ではないかもしれませんが、とりあえず「元気が無い社会人」というわけでもないので心配しないで下さいな、と。多分、再来週位に顔を出します。
それに、あと二日で33だし…。なんてこったい。(リンク)
2002-07-08[n年前へ]
2003-07-08[n年前へ]
■半神
分離手術に失敗し亡くなったシャム双生児の姉妹の記事"Twins die after separation surgery"を読んで、萩尾望都そして野田秀樹の「半神」を思い出した。
そして、"Letter of thanks from twins"を読む。
Both of us have started on this journey together and we hope that the operation will finally bring us to the end of this difficult path and may we begin our new and wonderful lives as two separate persons.
■書いた文字が見えないシークレット筆記用具
文字を書いても透明で、ブラックライトで照らすと書いた文字が見えてくる「隠恋慕」 そんなペンを使って、「かくれんぼ」するような言葉を書いてみよう。見えない言葉を書いてみよう。
■日本語はやはり縦書きなのだ。
縦書きブラウザ影鷹のスクリーンショットを眺めながら、「なるほど日本語はやはり縦書きだよな」とつくづく思う。やはり、日本人としてはファイト!縦文字文化なのである。日本人なら、縦に文字を書いて縦に文字を読むのである。
■ Ascii-Movies復活
必見のAscii-Moviesが復活している。まだ観ていなかった人は絶対見るべし。ファイルサイズが数MBと「少し」大きいので、クリックしたら「少し」だけ待つべし。
2004-07-08[n年前へ]
■「未踏の世界は美しい?」4つのニュース
忙しさにかまけている間に叶わぬ望みの青の薔薇/など、「未踏の世界は美しい?」4つのニュースがTech総研で公開されています。ちなみに、送付時に適当に付けたタイトルは「禁断の未来・作り出す未来」というわけで、今回も「未来」という言葉を使ってしまいました。
2005-07-08[n年前へ]
■書籍の自動電子化装置
リコーの「自動ページめくりデジタル複写機」を思い出すような、「書籍の自動電子化装置」
2006-07-08[n年前へ]
■「禁断の未来・作り出す未来」
from n年前へ.
「叶わぬ望み」「青いバラ」が遺伝子組み換え技術で実現される。良いか悪いかはさておき、それが21世紀なのだろう。
メッシュ状のカップを胸に埋め込めば、未来永劫ブラジャーは必要ない。…しかし、本当にそれでいいのか?
色とりどりのM&M'sチョコレートが、無重力の世界でコクピットの中を舞う様子は、…ただ素晴らしく美しい。
■Clockwork Freddie 2006
「Clockwork Freddie」のFreddieさんの「今」彼氏との共作だったというのは、(男女が合体して変身する)ウルトラマンAみたいで、なんだかとても面白い。
それに、何より懐かしい気がする。 …6年というと、ほんの少し前だけれど、結構前のことにも思える。ちょうど、日記猿人が盛んだった頃だったろうか。「バブルの逆襲が終わった頃」だったろうか。 ふと、そんなことを思いながら、もう約10年近く前の「お笑いパソコン日誌」や「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史」リンクしてみよう。
だがもし、もう何かを書く必要がなくなったのであれば、それはそれで良かったと思うのだ。そのほうが絶対いい。できれば、そうであってほしいと思う。「バブルの逆襲の終わり」@お笑いパソコン日誌 2000/7/24 AM 0:56
■生ビールの料金変動システム@ビアガーデン
近所の厚生年金休暇センターで、夏期の間だけ、ビアガーデンがオープンしている。その宣伝チラシが今日の朝刊に折り込まれていた。チラシを眺めてみると、「たのしい料金変動システム」と題して、「その日(正午)の気温で生ビールの料金が変わる」サービスをやっている。気温が29℃以上なら、生ビール一杯600円、26℃〜28℃なら500円、25℃以下なら400円、です。さてさて、今日は一体正午の気温は何度で、生ビール一杯は一体いくらだったのでしょうか…?
2007-07-08[n年前へ]
■「分業・神の見えざる手」と「ワットの復水器・調速機」
『国富論』を書き"経済学の父"と称されるアダム・スミスは、蒸気機関を広めたことで有名なジェームズ・ワットと親しかったという。その影響もあってか、経済成長と技術革新、つまり、経済成長とイノベーションの繋がりを強調していた。
スミスは蒸気機関の改良で有名なジェームズ・ワットのお友達なんです。 だから、スミス自身は蒸気機関を使った産業革命・機械化の時代に先駆けた時代の人ですが、技術革新こそが経済成長の源泉だというような内容のことをものすごく強調しています。 栗田啓子ジェームズ・ワットというエンジニアと、哲学者であり経済学者であるアダム・スミスの間にとても深い親交があって、影響を受けあっていたというのは、興味深い。現代の私たちを取り巻いている技術革新が経済成長を生み出しているという事実を、そんな親交からスミスが見いだしたというのは、とても面白い。
そして、きっとそれだけではない、とも思う。
ジェームズ・ワットを「蒸気機関を発明した人」と捉えている人も多いだろう。しかし、ワットは決して蒸気機関の発明者ではない。ワットは、すでに存在していた蒸気機関の効率を飛躍的に向上させることで、経済的に引き合う蒸気機関を作り上げた、という存在である。すでにあった複数の技術を上手く組み合わせることで、蒸気機関を効率よく安定に動かすことを可能にし、産業革命を支えたのである。
産業革命の中で育ったワットは、…1757年にアダム・スミスのはからいで、グラスゴー大学構内で実験器具製造・修理店を開業した。 ここでニューコメン型蒸気機関と出会い、より効率のよい蒸気機関を造るつくるため、熱と力の関係を研究する。 Wikipedia 「ジェームズ・ワット」ワットが生み出した「経済的に引き合う蒸気機関」の重要なポイントは、少なくとも二つあるように見える。その一つは蒸気機関への復水器を導入であり、もう一つは、蒸気機関に調速機を採用したことだ。(続く)
2008-07-08[n年前へ]
■ロボット・アームでハッピー・ハッキング!?
「ロボットアームにカメラを取り付け、ディスプレイ上のアイコン画像を自動認識させたり、キーボードを操作させ、自動でいろいろなことをさせ続ける」という楽しい動画を眺めた。とても面白いのだが、これはフェイク動画なのだろうと思っている。アームの先に付いているカメラは、ただの飾りで、実際には何の動作もしていないのではないか、と思っている。
Illegal Robotic Digger Arrested! - video powered by Metacafe
なぜそう思うかと言えば、似たようなことを考えて、ほとんど同じセットを持っているからだ。このロボットアームは、コネクタを介せばリレー制御で簡単に外部から動かすことができる。それどころか、専用のリレー基盤も販売されていて、シリアル通信でコマンドを送信するだけでアームの関節ごとに取り付けられているモータを自由自在に動かすことができる。だから、この動画のようなアームの動きをさせることは比較的容易だ。
とはいえ、アームの駆動位置の精度が出づらかったり、駆動速度が遅くトルクも低い…など工夫しどころ・課題満載の「楽しいロボットアーム」なので、実際にこの動画を作るまでには色々苦労したのではないだろうか。たとえば、アームの底面は両面テープか何かで机に固定したのではないかとか(何しろこのアームは結構軽いからだ)、軽い力でキーを押すことができるキーボードを選んだのではないかとか(トルクがない上に、無理な荷重をかけるとすぐにギアがへたってしまうからだ)、この動画を作り上げる過程における、工夫、技術、そして、何よりそこまでの苦労を想像してみると、とても楽しく興味深く思う。
というわけで、右の画像が「ロボット・アームでハッピー・ハッキング!?」しているイメージ画像だ。ロボットアームから伸びている白い配線が、(シリアル通信で制御することができる)リレー基盤に繋がっているのである。…特にキーボードを操作しているわけではないのだが。
2009-07-08[n年前へ]
■あなたの「掌(てのひら)の中」にあるもの
同じ文章を、違う本の中に見つけることはよくある。ある時は、同じような文脈で使われているし、また、ある時は少し違う例えとして使われていることもある。同じ文章が少し異なる使われ方をしているのに出合った時は、違う見方をひとつ知ったような気がして、少し豊かな心地になる。
加納朋子 「掌の中の小鳥 (創元推理文庫) 」から、「掌の中の小鳥」の寓話とそれにまつわる一節を引いた。
(ひとりの子供が)「手の中に一羽の小鳥を隠し持って行って、賢者にこう言うんだ。『手の中の小鳥は生きているか、死んでいるか?』って。もし賢者が『生きている』と答えれば、子供は小鳥を握りつぶす。『死んでいる』と答えれば、小鳥は次の瞬間には空高く舞い上がるってわけさ。
賢者はこう言ったんだ。『幼き者よ。答えは汝(なんじ)の手の中にある』ってね。
あなたがどんな人間なのか、決めるのはあなた自身なのよ。
この文章には、安本美典の「説得の文章術 」の中でも出会う。あるいは、この本が引用をした元になるゲーリー・スペンス「議論に絶対負けない法―全米ナンバーワン弁護士が書いた人生勝ち抜きのセオリー 」の中で、同じ寓話に出会う。
(ゲーリー・スペンスはこの寓話を法廷で話す)
「おじいさん、鳥は生きているか、死んでいるか?」 少年はばかにするような口調で言った。
すると、老人は思いやりのあふれる眼で少年を見て答えた。『鳥は「おまえの」の手の中にいるんだよ』
それから、私(ゲーリー・スペンス)は陪審員のほうを向いて言う。「ですから、皆さん、私の依頼人の命は皆さんの手の中にあるのです」
加納朋子の「掌の中の小鳥 」とゲーリー・スペンスの言葉の「掌の中の小鳥」では、同じ寓話が、少し違う装いで登場している。前者では小鳥を掌の中に持つ人に光があてられ、後者では掌の中の小鳥にスポットライトがあてられている。
もちろん、筋道を追いかけていけば、後者でも「掌の中の小鳥」を実感することで、=「掌の中の小鳥を自分ごと」として感じさせているのだから、結局のところは似たような意味合いにも、なりそうだ。
しかし、少なくとも読んだ時には、同じ寓話から異なる価値が引き出されているような感覚を受ける。つまり、ひとつの寓話からいくつもの価値が引き出されたように感じる。そして、こんな時、やはり豊かな気持になるのである。
2010-07-08[n年前へ]
■GIANT ESCAPE R3のハンドルをパイプカットする
街乗り自転車 GIANT ESCAPE R3 のハンドルの横幅が長かったので、100円ショップでパイプカッターを探して・買って、両端を2cmづつ、計4cmほど短くしました。作業の総時間は15分ほどでしたが、ちょうど肩幅と同じくらいの長さになり、これまでよりも、力を抜いた状態で自転車に乗ることができるようになりました。
パイプカッターは税込420円ナリです。500円玉を手渡して買ったパイプカッターですが、次にまた使う機会が訪れるのかはわかりません。
こういった工具はいつも使うわけではないので、「工具図書館・工具一時使用場所」みたいなところがあって、そこに行けばいつでも色々な工具を使うことができる、という場所があっても良いのになぁ、そうすれば、税込420円よりさらに安く税込100円くらいで済むかもしれないのに…そうすれば同じコイン一枚でも大違いなのに…といった実に貧乏性な考えをしてしまいました。
ホームセンターなどで買い物をすると、自由に工具を使うことができたりします。そんな感じで、マンガ喫茶のごtろく、一度会員になれば、ドリンク飲み放題で、自由に工具を使って作業できる「スペース」があったら良いなぁと、初夏の夜にふと想像したのでした。
一日ひとつ、何かを作る…というわけで、今日は自分の肩幅に会うハンドルを作りました。
2011-07-08[n年前へ]
■”カット(切り取り)”でないエクセルの”カット”から「統一感と便利さ」を考える
エクセルの「カット」は、「選択領域を削除する(そして、選択部にあった内容をクリップボードに一時的に格納しておく)」という動作を行いません。 つまり、エクセルの「カット」は一般的なアプリケーションとは意味が違います。 エクセル上で領域選択を行い「カット」しても、その瞬間には「選択部にあった内容をクリップボードに一時的に格納しておく」ということだけしか行われず、 引き続き「ペースト」を行った場合にのみ、元の選択領域が消え・ペースト先へと内容を移動させるという動作が行われます。だから、たとえば「カット」直後に「ペースト」を行わなかったとしたら、「カット(という名の作業を行ったはずの)」した領域は実は「カットされる=切り取られる」ことがないのです。
おそらく、エクセル使い・達人からすれば、そんな”移動”目的に特化されたカット機能の方が便利・使いやすい・メリットがあるということなのだろうと思います。 しかし、その便利さはユーザー・インターフェースの統一感、つまり「単純で数少ない基本原則を覚えさえすればどのように動くかがわかる」というメリットを失わさせてしまう両刃の剣でもあります。
「ユーザー・インターフェースの統一感」と「特定目的のアプリケーションにおける機能重視のカスタマイズ」を考える時、どんなさじ加減・バランスにしたくなるでしょうか。たとえば、エクセルの「カット」機能を題材にしてみるならば、あなたならどんな動きにしたいと考えますか?
2018-07-08[n年前へ]
■Maker Faire Hong Kong 2018 x 造大世界(PLOLYU DESIGN ANUAL SHOW 2018
今週末は、香港理工大学に、Maker Faire Hong Kong 2018 x 造大世界(PLOLYU DESIGN ANUAL SHOW 2018)を見に行ってきた。Maker Faire HongKong 2018は「こどもが主役」という感じで面白かったし、”PLOLYU DESIGN ANUAL SHOW 2018”は、この世界やこれからの生活はどうあるべきか?を考えるデザイン提案に満ちていて、その試行錯誤の展示が素晴らしく良かった。こういう工学デザイン系大学の学生展示は本当に面白い。