2000-07-09[n年前へ]
2001-07-09[n年前へ]
■やっぱり締め切り続きの毎日
やっぱり、気づくと色んな仕事が山積みだった。仕事がたくさんあるのは、幸せともいえるか…。しかし、つい夜逃げしたくなるのは精神修行が足りないな、と。
■始まりはいつも「月ヶ瀬」
机の周りに仕事もたまって、色々な荷物もたまってしまった。そんな様子は、まるで引越し準備をしているかのよう。
で、「まるで異動する直前みたい」とか言われたりするわけだ。取手・下丸子出張が続くので言われるのもまぁしょうがないといえばしょうがない。が、ロボSさんが「月ヶ瀬に行きたい?」と言ったりするのは笑ってしまう。何故、お別れ会はいつも月ヶ瀬なのだ?
2002-07-09[n年前へ]
2003-07-09[n年前へ]
■NET対応の開発環境『Borland C#Builder for the Microsoft .NET Framework』
日本語版を発売 C#Builder for the Microsoft.NET FrameworkはVCLベースのC++ Builder等とは全くの別路線のもの。
■他者の特許を調べるなど、技術者の仕事ではありません?
「他者の特許を調べるなんて技術者の仕事ではない」というLinus Torvaldsの言葉。
It's not the job of an engineer to try to find out about other peoplespatents,since that just taints them, exactly something you do not want to happen.気持ち的には判るような気もするが、そういうものだろうかなぁ…?
■店頭で中古CRTをチェックできる簡易チェッカーの製作
手の平にすっぽり入るサイズのCRT簡易チェッカー。「自作の愉しみ・ジャンクの嗜み」というフレーズに心惹かれる人も多いはず。
2004-07-09[n年前へ]
■「未来に思いを馳せつつ、ちょっと一休み」
Tech総研で新書マップで本棚散策/など、「ちょっと一休み」する3つのニュースが公開されています。と、海が一瞬見える新幹線小田原駅を過ぎる辺りで書いてみる。
■ビジネスマンの心理テスト
ビジネスマンの心理テスト. from THE21
■今日の有害サイト
今日気づいた有害サイトの仲間入りは"http://images.google.com/images?". つまり、googleでイメージ検索をかけても全くサムネイルは表示されないということだ。これは少し新鮮だった。何しろ、検索効率がサムネイル画像が表示されない「イメージ検索」なんて、ほとんど無意味であるからだ。例えるなら、検索結果の文字が表示されない「文章検索」なんだから。そんな「イメージ検索」の検索結果画面は「新鮮」以外の何者でもない。
すでに、"http://www.google.co.jp/search?"は有害サイトに認定されている。つまり、googleの「キャッシュ」は有害サイト認定されているため、すでに見ることができない。それに加えて、今回のイメージ検索のイメージ・キャッシュ・サムネイルを見ることができなくなったのである。
イメージ検索のサムネイルを有害サイト認定するのもキャッシュを有害サイト認定するのも「同じ発想」であることはわかるのだが…。それにしても、サムネイル画像が表示されない「イメージ検索」なんて…。
2005-07-09[n年前へ]
■ファイト
西原理恵子が描くNHK連続ドラマ「ファイト」のエンディング・ギャラリーを眺める。「まえをみる ひとつだけすすむ。」の言葉と、その中に描かれた人の表情が一番のお気に入り。
■「お金で解決できること」の割合
先週、「他の世界に飛び込めば、自分がいる(た)場所のイマイチなところもはっきりと見えるようになるだろうけれど、きっとイイところもきっとよく見えるようになりますよね?」なんていう話を職場の人とする。そして、つらつら話すうちに「今いる場所の良さと言えば」という話題から、こんな話になる。
「色んな問題の1/3はお金を使うと解決できますからね」「ホントは半分以上はお金で解決できると思うけれど、そういうと人間的にアレに思われそうだからマイルドに言っても」「お金があれば、世の中にあることの1/3のことはできるよな、きっと」なんて話し合う。
2006-07-09[n年前へ]
■「少し休んで、ひとつだけ進む」
何年も前の、過去の景色を振り返る。何年も先の、未来の景色を想像する。遠くにある世界を静かに眺めてみる。そして、一日、一歩だけ、前に進む。 from n年前へ.
うえをみる とおくをみるまえをみる ひとつだけすすむ。
■Thinkpad上でボールを転がす"Thinkpad Ball"
Lenovo(IBM)社製のノートPC Thinkpad 上で、ボールを転がして遊ぶThinkpad Ball . Thinkpad を傾けて、(Thinkpad の筐体の上の)ボールをコロコロ転がして遊んでみよう。
2007-07-09[n年前へ]
■続「分業・神の見えざる手」と「ワットの復水器・調速機」
ワットは「経済的に引き合う蒸気機関」を生み出した。その過程を辿ってみると、興味を惹かれることが二つある。一つは蒸気機関へ復水器を導入したことで、もう一が、調速機を備えるようにしたことだ。
シリンダという同じ場所で水の温度を上げ下げし、水を液体にしたり気体にすることで動力を得るのではなく、シリンダは常に高温に保ち、シリンダから離れて置かれた復水器で水蒸気を冷やしつつ、動力を得るように変えたことだ。同じ場所で、水の温度を上げ下げすることで水に体積変化をさせるのではなく、離れ異なる場所に温度差を設け続け、その間に水を循環させることで非常に効率良く動力を得る。それは、経済世界の「分業」を連想させる。人と人の間で、あるいは、国と国でも「分業」することで富が増大し、多くのものが生産される、というアダム・スミスの考えのようだ。ジェームズ・ワットの蒸気機関が備える復水器は、異なる場所を異なる状態に保ち続けることで、動力を得るまさにアダム・スミスの「分業」に見える。
そして、ワットが蒸気機関に採用した「調速機」はアダム・スミスが言及した「神の見えざる手」そのものである。
遠心調速機は回転する軸の回りのおもりが遠心力により外に振れることを利用する。蒸気機関の場合であれば、おもりの外への振れがシリンダーへ蒸気を導くバルブを閉じる方向に作用するようにしておく。出力が上がり回転が速くなるとおもりが振れ、バルブを閉じようとし、出力を抑える。出力が下がるとおもりが戻りバルブを開こうとし出力を上げる。 この逆方向の制御(負帰還)の微妙なバランスにより機関の出力を一定に保つ。機関に負荷がある場合でも作用するのでより正しくは出力よりも名前通り速度調整を行うものである。 Wikipedia 「調速機」蒸気機関の回転が速くなると、重りが繋がれた「手」が遠心力で上に上がる。遠心力で上がる手は、蒸気機関のバルブを少しだけ閉じる。そして、回転速度が元に戻る。そして、回転速度が低下すると、重りを持つ「手」に働く重力が遠心力に勝り、手が下がる。そして、蒸気機関のバルブを開く。そして、蒸気機関の回転速度は元に戻る。これは、まさに「神の見えざる手」である。遠心力と重力のバランスを原動力として、オーケストラをタクトで指揮する指揮者のように、蒸気機関の回転速度を制御する「調速機」、これはまさに経済活動を操る「神の見えざる手」である。「人々が自らの欲求と窮乏の追求することが、経済を発展させ富を生み出す」という、「見えざる手」と瓜二つに見える。
...he intends only his own security; and by directing that industry in such a manner as its produce may be of the greatest value, he intends only his own gain; and he is in this, as in many other cases, led by an invisible hand to promote an end which was no part of his intention. Wikipedia 「国富論」アダム・スミスがジェームズ・ワットから得たものは、「技術イノベーションの重要性」だけでなく、実は「分業」や「神の見えざる手」といったものへのインスピレーションや、それらを確信するバックグラウンドでもあったのかもしれない。そんな想像をしながら、経済学と工学を繋げてみるのも面白いかもしれない。
■前へ進む
from n年前へ.
何年も前の、過去の景色を振り返る。何年も先の、未来の景色を想像する。遠くにある世界を静かに眺めてみる。そして、一日、一歩だけ、前に進む。
うえをみる とおくをみるまえをみる ひとつだけすすむ。
2008-07-09[n年前へ]
■光スペクトル操作用のMathematicaライブラリ
以前、Mathematicaの演習用に作った「スペクトル操作用Mathematicaライブラリ」を少し直したので、ここ(”ColorLib_amature.nb”に置いておきます。以前作ったものと同じく、スペクトル・データをリストのような離散データではなくて、関数として(純関数=無名関数として、あるいは、明示的な関数として)取り扱うという点が特徴だと思います。「(せっかくMathematicaで解くのですから)解析的に解く」「使用者には離散化・数値計算など、面倒くさい汚い部分は見せない・見たくない」という方針で作ったものです。
以前のものからの変更点としては、"spectorPlot"や"labPlot""labColorPlot"など、関数名のMathematicaの命名規則に合わせた変更、加法混色・減法混色用関数の追加・グラフ表示関数の追加・バグ修正といったところです。
最初のラフスケッチが、絵画の原理を自分なりにおさらいするためのものだったので、濃度変調・面積変調などを扱おうとする場合には、比較的簡単に・気持ち良く作業ができると思います。たとえば、下記のようなコードを書けば、D65光源のもとで、赤紫色の絵具を重ね塗りしていったときの色の具合を CIE Lab 空間で眺めたりすることができます。
labPlot[
Map[lab,
Table[transmissionSpector[D65,
magentaFilter, d],{d,0,10.0,0.1}]
]
];
また、白色光照射時に黄色い絵具を塗り拡げる面積を増やしていった場合の反射光スペクトル変化をアニメーションとして作成・グラフ表示するコードはこんな感じです。"addtiveMixtureSpector"は加法混色用の関数で、"transmissionSpector"は減法混色用の関数です。お遊びソフトですが、色々遊ぶこともできるかもしれません。
Map[spectorPlot,コードを書く際に、Mahematicaで数式と文字列をシームレスに取り扱うことができたなら、もっと簡単に関数が書けるのにとも感じました。しかし、そういった感覚になるときは、たいていの場合「その道具の使い方・その道具を扱うプログラミングスタイルが間違っている」ことが多いものです。というわけで、Mathematicaプログラミングをまた勉強しなおしてみよう、と思ったのです。
Table[
addtiveMixtureSpector[
{whiteLight,
transmissionSpector[whiteLight, yellowFilter, 1]},
{1-r, r} ],{r,0,1,0.1}]];
2009-07-09[n年前へ]
■前略、道の上より
初夏や初秋、太陽を眩しく見上げながら、平らな場所で寝転がるのが好きです。芝生のような草むらに寝そべってみたり、時には、(人がいたら、変な目で見られてしまうので)人のいない駐車場のアスファルトの上で「岩盤浴」をするのが好きです。
人気のない道で、スラローム・スケートの練習をし、疲れたら寝転がって心地よく空を見上げると、背中をアスファルトに温められながら、雲が空をゆっくり動いていく景色が見えたりします。あるいは、雲の向こうにある太陽の光が気持ちよく体中に注ぐのを感じます。
時折、ふと気が向いて、道の上に落書きをしてみたりします。チョークでコキュコキュと絵を描いていると、不思議に楽しく熱中することができます。ただひとつの難点は、書いた絵を消す・直すことが難しい、ということです。チョークで書いたものを消すための「消しゴム・スプレー」みたいな素敵なグッズがあるといいな・作ってみたいな、ということが最近感じる願いのひとつです。
2010-07-09[n年前へ]
■続々 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?
続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?を書く少し前に、100円ショップに行ってこんなものを買ってきました。気圧を簡単に測定することができる「ダイヤル式タイヤゲーシ」です。測定限度圧350kPaという高圧まで測ることができるにも関わらず、税込105円(消費税5%の現在)という実にリーズナブルな商品です。
しかし、この100円タイヤゲーシで膨らませた風船内部の気圧を計ろうとしたのですが、気圧計の針はピクリトとも動かなかったのです。最小刻みが10kPa刻みのタイヤゲージがなぜ動かないのだろうなぁ?などと呑気に感じていた最中に、続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?の実験結果を眺めて、ようやく納得しました。風船内部の圧力はせいぜい1~3kPaほどで、「最小刻みが10kPa刻みのタイヤゲージ」では測定しようがなかったのだなぁ、と思い至ったのです。
確かに車のタイヤ内部の気圧が、息で膨らますことができるしかもゴム風船と同じような気圧のわけがないよなぁとようやく思い至り、その時、ふと笑ってしまったのでした。
それにしても、普段の生活をする中で見ること、生活する中で行く100円ショップ、そんな中には色々な科学と学習が含まれていることに、何だか感嘆する毎日です。
2011-07-09[n年前へ]
■「プール」始めました。
梅雨が明け、広い青空に白い入道雲が浮かぶ毎日が始まります。熱い夏を、それでもほどよく心地良く過ごすために「プール」を買ってみました。
選んだものは、INTEX製のスイムセンターファミリープール 262x175x56cm です。アマゾンで送料無料の4258円ナリの長方形ビニールプールです。当初、直径305cm・深さ75cmの”容量4トン”の円形ビニールプールを買おうと思ったのですが、設置場所の構造を考えると4トンの荷重をかけるには不安が残る…ということで、容量が2トン強の長方形状のものを選んだのです。
自転車用空気ポンプで空気を入れ続けること1時間(それは、小島よしおの「そんなの関係ねぇ!」のポーズを60分間続けるということです)、蛇口を開いて水をプールに注ぐこと数十分、ようやくプールに(許容量を超える)水が満たされました。実際にプールに入ってみると、Amazon に掲載されている写真よりずいぶん大きく感じます。
水面が揺れると、プールの底に集められた太陽の光がきらめきます。それは当たり前の現象ですが、そんな当たり前のことを「太陽が空高くある時にプールや露天風呂や海に行かないと意識しない」ということも、また当たり前の真実であるようにも感じます。
プールを毎日・毎晩眺めていれば、気づくことがたくさんあるかもしれません。ふだん忘れていることを、思い出したりすることもあるかもしれません。
梅雨明けの今日、「プール」開きをしてみました。
2013-07-09[n年前へ]
■iPhone 4で撮影した「可視光景色と赤外線景色のモーフィング」
iPhone 4のメイン(背面)カメラは赤外線を写すことが(ほぼ)できません。しかし、フロントカメラ(Facetime Camera)は、(感度は高くないですが)赤外線を写すことができます。そこで、森の中にあるゴルフ場と都会にある陸上競技場のグランドで、通常の可視光写真と赤外線写真の両方を撮影し、それらのモーフィング画像を作ってみました。
可視光では明るく見える空が赤外線写真では暗い空になり、可視波長で見ると鈍く暗い緑の森が赤外波長では明るく眩しく輝いていたりすることがわかります。だから、たとえば可視光では木々の中に埋もれていたコンクリート部分が、赤外線で眺めると見事に浮かび上がってきたりするのです。