2000-07-23[n年前へ]
2001-07-23[n年前へ]
■コピー防止機能付きCD
技術的関連で、「今日の必ずトクする一言」に期待しようっと。(リンク)
2003-07-23[n年前へ]
■ビルの一部屋で休むカメラオブスキュラ
スラッシュドットのでっかいカメラに登場するキャンピングカーみたいなサイズのカメラ。以前、新宿のNTTのICSの一部屋で一休みしていたことがあった。なんだか所在無さげだったけれど、色々な場所で子供たちやいろんな人たちと撮った写真が飾られていて少し面白かった。
そのカメラが居座っていた部屋の窓からは新宿のビルが見えて、それは何とも不思議な景色だったけれど、あの景色を見た人たちはいったい何人くらいいたのだろう?まだ、覚えている?のかな。私は昨日のように思い出せる気がする。
■今日のぐるぐる検索結果
「google.icq.comで自分のページのサムネイル画像が出てこない...なぜだろう?」と首をかしげてる人がいる。そこで、そんな人のためにその答えを書いてみます。
google.icq.comのサムネイル表示は、同じように検索結果をサムネイル表示するgirafaと同じでサイトのトップページが表示されます。例えば、www.hirax.net内にあるページであれば全てhttp://www.hirax.netのページがサムネイル表示されることになります。昨日の夏目漱石の検索結果だって、よく見てみれば検索対象のページのサムネイル表示ではなくて、そのサイトのトップページであることが判ると思います。自分のページを検索してみれば、そのサイトのトップページのサムネイル画像がちゃんと表示されていることが判ると思います。えっ?それじゃぁ役に立たないって?
というわけで、今日のぐるぐる検索結果でした。
■記憶の中を歩いている感覚
田中浩也さん達のPhotoWalker。STAMPも進化しているようだ。それはきっと、写真と写真をつなぐ記憶。記憶と記憶をつなぐ感覚。
2004-07-23[n年前へ]
■スーパーマリオ譜面と演奏のコツ(笑点も)
スーパーマリオのギター演奏なんかを聴いて、思わず弾いてみたくなった人はTAB譜と演奏のコツを眺めて練習してみるのが良いかも(ピアノ演奏ならこちらの楽譜)。そして、さざえさん、In My Lifeなどの他の曲を聴けば、それらの曲も弾いてみたくなるはず。
あと、ネタ演奏としては「笑点のテーマ」も定番、かもしれない。この演奏は前半で終わっているが、そこで止めてはもったいなくて、(そこで終わるように見せかけておいて)ニヤリと笑いつつ、すかさずその後のフレーズを演奏しはじめると歓声があがるという。
■スチュワーデスと女子アナ
スチュワーデスと女子アナの平均顔。この二種の化粧方法の違いについて誰か女性の方に解説して頂けたら、と思います。どんな風に化粧が違うのか、そしてその背景にはどんなことがあるのか、なんてことをぜひぜひ解説してもらいたい、と思います。もちろん、普段化粧をされている男性でもよいかもしれません。
■時計ギャラリー
CITIZENの時計工房は自分だけのオリジナル時計を作ることができるサービスだったが、二年前に発売終了になった。時針だけの腕時計や、3進法的文字盤の時計、あるいはトゥールビオン機構付の腕時計や遠距離恋愛用の腕時計など色んなオリジナル時計を眺めてみるのも面白いかも。夏休みに、自分だけのオリジナル時計でも作ってみようかな。
■苦痛低減の尿道ファイバースコープ
オリンパスが苦痛低減を目指した膀胱腎盂ファイバースコープを発売。つまりは、尿道にツッコむファイバースコープ。φ4.6mmって言っても痛そう…。
2005-07-23[n年前へ]
2006-07-23[n年前へ]
■マインドストームNXTで自分だけのロボットを作ろう(作りたい)
平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「マインドストームNXTで自分だけのロボットを作ろう(作りたい〜YouTubeで眺めるロボットビデオ〜」を書きました。USB2.0入出力/Bluetooth まで搭載しているということで、オモチャ風デザインの「タッチ(圧力検知)センサ・サウンドセンサ・光センサ・超音波(距離・動き判別)センサ・インタラクティブサーボモータ・CPUユニットなどの詰め合わせセット」として買ってみるのも面白いかもしれませんね。
2008-07-23[n年前へ]
■「肌」と「昼の日差し」のスペクトル
夏の日差しを実感するようになりました。肌は日焼けして赤黒くなり、そんな肌はピリピリと痛く、熱っぽさすら感じます。そんな、夏の明るい景色を眺めていると、なぜか楽しくなります。
痛いけれど日焼けする夏の日差しが気持良く感じる人もいる一方で、日焼けする夏を嫌う人も多いと思います。特に日焼けしたくない女性にとっては、夏は面倒でとても嫌な季節だったりするのかもしれません。
…と考えているうちに、ふと、夏の日差しを浴びる「肌の色」を眺めてみたくなったのです。そこで、2週間ほど前に作った「光スペクトル操作用のMathematicaライブラリ」にいくつかの色関数(スペクトル吸収関数)を追加してみました(サーバからダウンロードできるライブラリ更新は数日後になります)。追加したスペクトル吸収関数は、「血液」「カロチン」「メラニン」…といったもので、皮膚内部にある物質の吸収スペクトルを表現するための(単純化した)スペクトル関数を実装してみました。
そういった色関数を組み合わせると、いろいろな「肌色」を眺めることができるます。たとえば、右上の図は、(どの波長も均等に含んでいるような)白色光源で照らした時に血液の反射スペクトルがどう見えるかを試しに計算してみたものです。
spectorPlot[transmissionSpector[
whiteLight, bloodColorFilter, 0.5]
]];
ところで、こんな「色関数」を作り、適当で大雑把な「肌」を作って眺めてみました。すると、色温度6500ケルビンの標準光源、すなわち自然な昼光光源であるD65で、肌色を形作るメラニンや血液を照らしてみると、意外なほど「反射スペクトル」が平らになるものだ、と気づかされました。
つまり、昼の日差しのスペクトルのうち、スペクトル強度が強い短波長領域では、メラニンや血液などの色吸収率が高く、その一方、「昼光」のスペクトル強度が低下する長波長域では、メラニンや血液などの色吸収率が低く、それらの結果として反射スペクトルが”結構”均等になるのだなぁ、と感じたのです。たとえば、右のスペクトルグラフが、昼光=D65光源で皮膚を照らした時の反射スペクトルの例になります(ちなみに、右下のグラフがD65光源のスペクトルです)。
それは、単に長波長領域の光は皮膚中で吸収されることが少なく、短波長の光が吸収される、というだけのことでしょうし、さらには、人によってメラニンの分布量・形状が異なり、反射スペクトルは全然違うわけで、こんな結果も一般的なものでは全くありません。
けれど、「昼光の逆関数のような、まるで、強い日差しから身を守るかのように最適化されたような皮膚の吸収スペクトル」を適当に作ったライブラリ関数が生成したのを眺めたとき、とても不思議なくらい新鮮さ・意外な面白さを感じたのです。
2009-07-23[n年前へ]
■続 「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」
「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」に、「ディスプレイのRGBの発光スペクトルを変えられない以上は、ディスプレイのRGB発光比率を多少変えたところで、赤青メガネのフィルタの吸収(透過)スペクトルに合わせて見やすくすることはできないのでは?(意訳)」というメールを頂きました。
なるほど、言われてみれば確かにその通りだよなぁ、と今更ながらに(言われてようやく)気づきました。いくらディスプレイの色合わせをしたところで、RGBの各発光スペクトルが変わるわけでもないですし、赤青メガネ立体動画が見やすくなるわけがありません。
となると、赤青メガネの透過(吸収)スペクトルを変えれば良いかといっても、それもまたできない話です。ということは、赤青メガネの(透過スペクトル)共通フォーマットと、RGBディスプレイの発光スペクトル共通フォーマットでも制定されない限り、立体動画を綺麗(自然)に観るのは難しいかもしれません。
しかし、各ディスプレイ・メーカの色域拡大競争もあるわけですし、使用材料・技術も異なるわけですから、RGBディスプレイの発光スペクトルを共通化するというのも現実的には無理そうな話に思えてきます。
赤青メガネと立体印刷物がセットで売られている「各種立体本」と違い、PCのディスプレイを表示媒体にした「赤青メガネ方式」立体表示を自然に見ることはまだまだできそうにないのかも?しれません。
2011-07-23[n年前へ]
■住宅街の中にある「1/fゆらぎ」
マイ地に私たちが歩く道沿いや街中に、技術や科学を感じさせ・理系心をくすぐるモノや景色が隠れていることが多いものです。そんな景色を愛(め)で・誉(ほ)め讃(たた)えよう、というのが「理系の散歩道」というコーナーです。
住宅街を自転車で走っていると、理系心の第六感レーダーが反応しました。そこで、周りを注意深く眺めてみると、第六感レーダーに反応していたのは小さなマンションの一階にある店に掲げられた、「1/fゆらぎ」という看板でした。
「1/fゆらぎ」という言葉が流行ったのは、いつ頃のことだったでしょうか。90年代の中頃から後半くらいの時期、「心地良い」というキャッチフレーズで「1/fゆらぎ」を謳(うた)う扇風機やエアコンの広告をたくさん観た覚えがあります。
今年、蒸し暑い時に扇子を仰ぐ人たちをたくさん見かけます。そんな扇子を手にする人を眺めると、「あの扇子で仰がれた風の速度はどのくらいなんだろう?」「その風で不快指数はどの程度低くなるのだろう?」などと考えてみたりします。
今日眺めた「理系の散歩道」は、JR東神奈川から徒歩3分、「1/fゆらぎ」が建つ住宅街の遊歩道です。
2012-07-23[n年前へ]
■「雹(ひょう)」を降らす雲は「入道雲」限定の理由
「雹(ひょう)」を降らす雲は「入道雲」限定の理由 を書きました。
もちろん、(直径5mm以上という)大きな「雹(ひょう)」を降らす雲が積乱雲、つまり入道雲とか雷雲と呼ばれる雲に限定されているのには理由(ワケ)があります。 入道雲のような強い上昇気流を伴う雲でなければ、直径5mm以上もの大きな「氷の塊」を作り出し、地上に降らすことができないのです。
2013-07-23[n年前へ]
■Thinkpad T530 ライフ(2週間)で「道具という存在」を考える
Thinkpad を試用することができる「ノートパソコン貸出機プログラム」で、Thinkpad T530生活を2週間ほど体験しました。システムドライブをSSDにした上で、Ubuntu 64 bitをSSDにインストールし、15.6インチディスプレイ(1920x1080)で作業をしていると、ポインティングデバイスとしてのトラックポイントと大画面環境が実に心地良く感じます。「道具」が人の可能性を拡大(あるいは縮小)する装置だったとするならば、眺めることができる世界の大きさと無関係ではない「画面の広さ」や、眺める先を効率良く指し示すためのポインティングデバイス機構は、道具の善し悪しを決める大きな材料だと思います。
この入力デバイスは1990年にIBMの研究者テッド・セルカー(Ted Selker 正式には Edwin J. Selkar)により発案され、後にThinkPad の生産を行うことになる日本IBM大和事業所へみずから実用化をもちかけたのが起源とされる。セルカーはキーボードのホームポジションから手を離すことなくポインティングを行う装置として、このデバイスを発明した。
車のフロントグラスは視野が広い方が良いし、車のハンドルは機敏に性格に操作できる方が良い…などということを考えるまでもなく、Thinkpad 530は心地良く使うことができる道具でした。
Thinkpad T530 は使い勝手の良い「道具」です。強欲に(あともうひとつ)望むなら、自分の思いを具現化する道具という存在は、いつでも自分と共に連れ歩きたい…だから、その道具にはさらに薄く・軽くなって欲しいとも思います。けれど、すべてを満足する道具は(なかなか)存在し得ない以上、「こうあると良いな」と思う条件を複数備えているデバイスは、「良い道具」なのだと思います。
ちなみに、上のスクリーンショットは SSD にUbuntuをインストールしたThinkpad 上で、Apple iCloudを使っている画面です。iCloud 上でKeynoteプレゼンテーション・ファイルを作っている…そんな作業をしている途中に撮影したスクリーンショット画面です。
2014-07-23[n年前へ]
■忘れられた八算:「九九」より使われていた割り算版「九九」
忘れられた八算:「九九」より使われていた割り算版「九九」を書きました。
八算は九九と同じくらい一般的でしたし、時には掛け算の九九より好んで使われることも多かったといいます。
2016-07-23[n年前へ]
■懐かしい立体風景を平らな葉書で送ってみたい!?
クリエイターEXPO 2016 でマスダユタカさんのフォト・ポ(フォトポップアップ)を眺めた。15年くらい前、重ね合わせることでパノラマ世界を作り出すかのような路上写真、(マスダユタカさんらの) 非ユークリッド写真連盟による「フォトモ」がとても面白かったことを思い出しながら、ミニチュアな実写風景を平らな紙で作り出し・その立体風景を手で動かせることが心地良く感じた。
同じペーパークラフトの引き出しに入るかもしれないけれど、山岡進さんの起こし文(おこしぶみ)はノスタルジックなのだけれど新鮮で、とても素晴らしかった。特にたくさんの懐かしい昔のお店を形作った葉書は、それらを並べ、昔の街並みを思い起こしてみたくなる。
スマホで撮った風景写真を、平面の葉書に閉じ込めて、けれど後でインスタントラーメンみたいに簡単にホカホカ立体状態に戻すことができるツールがあったら面白いかもしれない。…今なら、目の前にある風景の色や明るさだけでなく距離を撮影することも簡単にできるから、そんなものを作ってみたくなる。