2000-07-26[n年前へ]
2001-07-26[n年前へ]
■ファイヤートリックボブ
これを買ったら気分がハイになるだろな。本物のジェットエンジンを搭載した、本物の自家用ジェット機。(リンク)
2003-07-26[n年前へ]
■あなたの「元気づけられたひとこと」
あなたの「元気づけられたひとこと」を教えてください。あるいは、「うれしいひとこと」とか、そんな「ひとこと」を教えてください。メールでjun@hirax.net宛、もしくはここからでも、よろしくお願いします。
匿名希望さんでも何でも結構ですので、ぜひぜひお願いします。
■スーツケース COOL DRIVE(cool drive makers)
旅サラダのエンディングテーマ、スーツケース。
■『なんとなく貴方にメールしたくなった』という社会人になった幼馴染からの携帯電話メール
彼女の祖母に残された時間は少なかったらしい。当時の私と言えば、大学へ入ったはいいが自分が何故ここに居るのか解らなかった。今も大学で何故勉強しているのかは解らないままだけど少なくとも彼女に立派な『大人』になったと認められたい為に彼女に追い付く為に今日も学校へ行く。from Cさん。
■好きになった女性のすてきな笑顔で
DNAは4つの分子から組み合わさっていて、その配列のパターンはじつはものすごい数になる…。好きになった女性のすてきな笑顔をみるたびに、それがDNAの膨大な組み合わせのなかのたったひとつの結果であるということに、「あぁ、ほんとよく組み合わさってくれたなあ」と、思います。from heliumさん。
■今日見た景色〜画像日記〜
とりあえず、画像日記・掲示板を設置してみた。PCからでも携帯電話からでも、とにかく画像を添付したメールをp@hirax.net宛にメールを送れば、あなたの画像メモや画像日記を投稿できる?かも。もしかしたら、hirax.netなりのフィルターがかかるカモしれませんが。
2004-07-26[n年前へ]
■超幸福論
「萌えの数学」を構築したと思ったら、さらに「幸福」について考えたという「超幸福論」幸福とは一体何か?を知りたい人は読んでみると面白いかも。何より、面白い結論は「悩みで無限ループに陥ったときには、何はともあれ - 繰り込み - で解決すべしー」かもしれない。
そこで、「都合の悪いことはいつもくりこむ。ほんとにそれでいいのかな」なんて考えてはイケナイ。「都合の悪いことはいつも繰り込んで、幸せを探す」なんて、ほら物理の世界が何だかずいぶん人間らしく思えてくるはず。だって、みんな人間なんだもの。
■「萌え v.s. オッパイ星人」
> ところで、inside out でぽえりなとか、> 萌え系の理系(?)本ってほとんど> 話題に出てないですよね?> やっぱりベクトルが違うのでしょうか?そう指摘されるまで気づかなかったけれども、確かに「萌え本」の類は全く私の視界に入っていなかったりする。今も使っているhnsの(最初の頃も、今現在も)巫女さんの画像は、全く視界に入らないし、(できる限り)視界の中には入れないようにしている。
私自身はオッパイ星人ではないと思っているのだけれど、オッパイ星人を何度も話題にしているくせに、「萌え系」には興味がなかったりするのである。ということは、(自分では気づかないうちに)オッパイ星人になっていたのかもしれない。なんてこったい。
■「二十年前の過去」の未来
先日、GRAPHICATION(グラフィケーション)の紹介をした。紹介するのは実は二回目だ。前回は、
一言で言うなら、富士ゼロックスの企業広報誌ということになります。ただ、多分その一言で伝わるイメージは間違っていると思います。 もし、手に取ったことがなければぜひ一読してみるべきだと思います。もしかしたら、いえもしかしなくても、きっと気に入る人がとても多いと思います。一言で言えば、「とてもお勧めの雑誌」です。なんていう風に書いた。ほんの二年弱前からの愛読者であるわけだが、そんな私の手元にはグラフィケーション編集部編「科学技術を考える」なんていう本もあったりする。1985年発行、つまりほぼ二十年前に発行されたこの本には、「グラフィケーション」で連載されていた(坂村健、渡辺茂、村上陽一郎、竹内啓ら19人による)対談11編が収録されている。
1985年というとつくば科学万博が開かれていた頃だが、その内容は決して古くない。例えば、前書きを少し引用をすると「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」というような感じだ。これは、二十年前の話ではなくて、ほんの少し前のATRやソニーの発表のことだと言われても納得するような風景だ。
この中に、二十年と一月前に行われた坂村健と端山貢明の対談の中で、「二十年」に言及した部分がある。
技術の進歩が早い、早いとよく言われますがそんなに早まってはいないんですよ。 というのは、いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです。新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる。「いまパソコンが世の中でたくさん使われていますが、パソコンが発明されたのはもう二十年くらい前の話なんです」というこの言葉は今から二十年前に交わされた会話である。
プロジェクトXを好きな人達やキライな人達、あるいは二十歳そこそこの人達、あるいは八十年代を懐かしく思い出す年代の人達も、昔の本を読んだりして「二十年前の過去」の未来を振り返ってみるのも良いかもしれない。「二十年前の過去」の未来はまさに今現在であるのだから。
2005-07-26[n年前へ]
■測地系のズレと地震グラグラ
「日本測地系と世界測地系のズレ」の話を読み、先日の渋谷で揺れの大きい地震に驚き、学生時代に学んだ内容を思い出した。それは、第二次世界大戦前にあった同じような「二つの測地系のズレ」の話である
第二次世界大戦前、東京を原点とする日本の測地座標系と長春を原点とする旧満州の測地座標系が結合された時にも同様の「二つの測地系のズレ」問題が発生した。これは、東京原点付近の地殻構造が複雑でジオイドが「地球全体に適合する楕円体」に対して傾斜しているからである。(各原点の位置計測精度によるズレによるものでなく)各原点のジオイド形状の違いにより、その問題が生じた。
測地系で用いられる準拠楕円体は、「原点におけるジオイド」に接する「ベッセル楕円体」として定められる。ジオイドとは「重力の等ポテンシャル面のうち平均海面と一致するもの」である。地形形状や地面内部の物質分布などにより、滑らかではあるが決して単純な形状ではない。特に、東京原点付近のような地殻構造が複雑な地域では複雑に凹凸を持つことになる。
そのため、(ジオイドが凹凸形状をした)東京を原点とする日本のベッセル楕円体と「地球全体に適合する楕円体」は中心位置が大きくずれたものとなる。それに対して、(大陸内部に位置しジオイドの傾斜量が小さい)長春を原点とするベッセル楕円体と「地球全体に適合する楕円体」のズレは比較的小さい。その結果、東京を原点とする日本測地座標系と長春原点の旧満州測地座標系の間にズレが生じたわけである。
最近巷で見かける「日本測地系と世界測地系のズレ」も原因を辿れば、東京原点付近の地殻内部構造に端を発していることになる。つまり、結局のところ、日本で頻発する地震とその原因は同じであるということになる。測地系の位置ズレ問題とプレートの位置ズレ問題(地震)は似たような話、と言うことができるかもしれない。
2007-07-26[n年前へ]
■「二十年」
from n年前へ.
1985年発行、つまり、ほぼ二十年前に発行された「科学技術を考える」(グラフィケーション編集部 編)には、坂村健、渡辺茂、村上陽一郎、竹内啓ら19人による対談11編が収録されている。 1985年というと、つくば科学万博が開かれていた頃だ。しかし、その内容は決して古くない。それは、次の文章を読むことで、まざまざと実感させられることだろう。「万博会場の自動翻訳機を使って、エスキモーとケニア人が対話している。いまや、世界中が科学の力で結ばれている。ロボットにピアノを弾かせたり、似顔絵を描かせることが流行している。しかし、そんなことができたからといって、世界中に渦巻いている異民族間、異文化間の問題が何か一つでも解決したわけでもない」 坂村 健は対談相手の端山貢明にこう語る。「技術の進歩が早い、早いとよく言われますが…新技術が研究されてから一般化するまでに二十年かかる」
この言葉は今から二十年前に交わされた会話である。「二十年前の過去」の未来を振り返ってみることもとても良いのかもしれない。「二十年前の過去」の未来はまさに今現在であるのだから。
「 都合の悪いことはいつもくりこむ。ほんとにそれでいいのかな 」
「都合の悪いことはいつも繰り込んで、そして、いつでも幸せを探す」だって、みんな人間なんだもの。
好きになった女性の素敵な笑顔をみるたび、それがDNAの膨大な組み合わせの中に存在する、「たった1つ」の結果であるということに、「あぁ、本当に良く組み合わさってくれたなあ」と、思います。
今も、私が大学で勉強する必要性はわからない。けれど、少なくとも、彼女に立派な「大人」になったと認められたいために、彼女に追い付くために、今日も私は学校へ行く。
2008-07-26[n年前へ]
■Simulinkで”日焼け対策”を最適化 Vol.1 [はじめに 編]
先日、Mathematicaで肌の色や日光の色スペクトルを表現するためのライブラリを作り、いくつか計算をしてみました。また、昨日は、「日焼けに影響を与える日照時間」の変化・「気温の変化」「化粧品の商品切り替え時期」「日焼け対策を行う時期」について考えてみました。
そんなことを考え出すと、究極の”日焼け対策”・至高の”日焼け対策”はどういう風にすれば良いだろうか、という技術的な興味が湧いてきます。もちろん、外に一切出ない・顔には紫外線反射膜をコーティングする、といったような対策もあるわけですが、そんな対策をしても「そんな毎日でいいのか?」という疑問を感じるに違いありません。やはり、色々な観点を含めた上で、それらの観点を少しづつ満たすような”日焼け対策の最適化”を考えなければならないように思われます。
そこで、Simulinkを使って、(動的なシステムのモデル化・制御システム構築・プロトタイピングを簡単に行うことができる)MATLAB社のSimulinkで”日焼け対策”を最適化に挑戦してみたくなりました。そこで、今日はまず[はじめに]ということで、平均日照時間と平均気温をSimulinkでグラフ表示してみました。
とりあえず、下の微分方程式のように平均気温(TEMP)の変化は平均日照時間(SUN)に比例するとおくと、
d TEMP /dt = SUN平均気温は平均日照時間を積分したもの、ということになります。そんな関係をSimulinkでモデル化し(数値はまだ合わせていません)、グラフ表示してみたのが下の図です。気温が日照時間に対する「位相遅れ」を持っていることがわかります。
・・・と、ここまでは当たり前の結果ですが、こんな感じで「日焼け対策の最適制御」について色々考えていこうと思います。
2009-07-26[n年前へ]
■シリアルポートで受信した内容を最前面アプリにキー送信するRubyスクリプト
10年以上前、自分の勉強がてら、シリアル・ポートで受信した内容をエクセルに貼り付けるプログラムをC++で作りました。確か、Windows 98が出た頃で、Windows 2000が出る前だったと思います。
今日、久しぶりに、Windowsでシリアル・ポートで受信した内容をエクセルに貼り付けるプログラムを作り直したくなりました。そこで、Rubyで「シリアル・ポートで受信した内容を最前面アプリにキー送信するスクリプト」を書いてみました。
といっても、スレッドを使いシリアル・ポート送受信を行うRubyのクラス"ComThread"は、少し前に書いています。また、Windowsの(キー操作やマウス操作などを扱う)各種APIを使うためのRubyクラス"Win32GuiTest"も、同じように書いてあります。
ということは、その2つを使うと、こんな風に「シリアル・ポートで受信した内容を最前面アプリにキー送信するRubyスクリプト」を簡単に書くことができます。
require 'comThread' require 'win32GuiTest' class SendKeyComThread < ComThread def receive(data) @gui=Win32GuiTest.new @gui.sendKeys data.strip+"{ENTER}" end end skCom=SendKeyComThread.new(1, Queue.new,nil,0x1807, 9600) skCom.start(:receive=>true) sleep 60 skCom.stopこれだけで?という感じですが、これだけです。このスクリプトを走らせれば、COM1に(9600bpsで)受信した内容を最前面ウィンドーに送信することが(60秒間)できます。
このサンプル・ソースと必要なファイルは、ここに置きました(wincom.rbも必要です)。
計測器等を使う人であれば、この手のスクリプトは結構便利に感じるのではないでしょうか?こうしたスクリプトを書き、自分が使っている計測器や機器の送出コマンドに合わせたデータ加工正規表現を書き、"receive"メソッドをオーバーライドするのがシェフのお勧めメニューになります。もちろん、RubyScript2exeで、アプリケーション化しておけば、さらに便利だと思います。
2010-07-26[n年前へ]
■「碧空(あおぞら)」に降り注ぐ「紫外線」
紫外線に興味を持ち、気象庁の「紫外線に関する基礎知識」を読んでみました。興味深いことがたくさんあったのですが、その一つが「一般的には、UVインデックスは標高が1000m高くなると約10%増加するとされています。」というトリビアです。
UVインデックスは、通常、北から南に行くほど大きくなりますが、標高の高い地域では同緯度の低地に比べUVインデックスの値が高くなっていることがわかります。
山頂で大気が非常に澄んでいる場合などには、先に示した割合以上に紫外線は強くなることがあります。 例えば、ドイツでは1000m当たり50%以上も増加したとの観測結果があります。 登山など標高の高い場所に出かける際には、山麓に比べて多くの紫外線を浴びるので、UVインデックスに応じた紫外線対策をとるようにしましょう。
「標高が1000m高くなると約10%増加する」といっても、一年の三分の一は山の上で過ごすというような、山岳部一筋の人でなければ、、標高が1000m、2000m、あるいは、3000mを超えるような場所で陽を浴びる時間はあまりない、という人がほとんどなのかもしれません。けれど、「標高1000mあたり約10%UVインデックス増加」という換算テーブルを、スキンケアのために、頭の中にインプットしておいても、良いかもしれません。
けれど、日焼けをしても、照らす太陽以外は何だか底が見えない碧(あお)色の、強い日差しを生み出す空に、包まれ眺めてみるのも、とても心地良いような気もします。
かつて、標高1000m以上の場所で過ごしていた頃を思い出します。その頃当たり前だと感じていた「吸い込まれるように感じるほどの蒼空」と「蛇口を開けると出てくるのは、限りなく冷たい水」を思い返しながら、そして、日焼けた顔の人たちを思い出しながら、「碧空(あおぞら)」に降り注ぐ「紫外線」も良いかもしれない、とふと思うのです。
2011-07-26[n年前へ]
■夏の朝一番には、江の島に行く。
ふと目を覚まし、時計を見ると午前1時過ぎです。もう一度寝ようと思っても、なぜか目が覚める一方で眠れません。…それならば、というわけで、海に登る朝日を見ようと思い、2時ちょうどに自転車に乗って(綺麗な海がある方向に向かい)出発しました。
JR東神奈川駅近くで、路面の巨大な突起物に乗り上げてしましました。乗り上げた瞬間に両輪がパンクしてしまったので、車輪の中のチューブを交換しました。…予備のタイヤ・チューブが無い状態で走るのもどうかというわけで…予備のチューブを取りに戻り、仕切り直しで出発したのが朝の3時少し前でした。
1時間前に眺めたはずの東神奈川駅を眺め、朝の3時40分の横浜みなとみらいを眺め、伊勢佐木町から鎌倉街道経由で鎌倉に行きました。早朝のこの道には、伊勢佐木町近くで毎日のように夜を明かす人がいて、そんな人たちの活気を感じることをできつつ・夜明け早くの街を走ることができるのが、実に心地良いのです。
朝の4時前…ということは、今から関内の「天下一品」に向かえば、瓶ビールとこってりラーメンを夜明け前に食べる、という最高の食事ができる…という最高に心地良い・至高の煩悩を思いつきます。しかし、幸か不幸か今日は休日ではない日(それは絶対に不幸だと思うのですが)…というわけで、その煩悩をなんとか振り払い、関内を過ぎ・伊勢佐木町を通り過ぎ・戸塚を過ぎて、鎌倉に向かいます。…そして、鎌倉の通りを過ぎ、ちょうど朝の5時少し前に、江の島に着きました。
三浦半島の向こうに登る太陽を感じつつ、「そーいや、朝日を見るために、眠さ100パーセントの体にムチを打ち、自転車に乗って出発したんだった…」と(すっかり忘れていた)当初の目的を思い出します。
「けれど、こんなに景色が綺麗なんだから、まぁ、いいや」と思いつつ、江ノ島を過ぎた辺りで、おもむろに180°ターンします。そして、帰路は「環状2号」を走り、「こんな走りにくくて、景色の移り変わりを楽しむことができない=楽しくない道なんて、2度と走るか」と思いつつ、4時間30分振りに(ようやく)帰宅したのが6時30分。
夏の朝には、1日が始まる前の空き時間に、(東京・横浜近郊に住んでいる人であれば)江ノ島まで行き・海を見て帰り・その後に普通の一日を始めることができます。
右上の写真は、横浜「赤レンガ倉庫前のメキシコ・フェア」で眺めた写真です。テキーラと横浜ビールが美味しそうで、けれど、飲めなくて残念・無念な景色…です。
2012-07-26[n年前へ]
■シュリーレン光学系とソニック・ブーム(衝撃波)
シュリーレン光学系を使うと、完全に透明で同じように見える状況から、密度などの違いを浮かび上がらせることができます。点光源と凹面鏡1枚を使って撮影する、つまりは比較的簡単に撮影することができるシュリーレン法写真を眺めると、これが実に面白そうです。チャッカマン(着火・点火用ライター)から吹き出すガスや熱で渦をまく空気、口や鼻から出る呼吸が作り出す流体力学を…美しく可視化した風景は、通常は見ることができない景色ですから、実に新鮮に感じます。
さらにシュリーレン法で撮影された写真を眺めていると、発射された弾丸が作り出す衝撃波(ソニック・ブーム)を見つけました。まるで静かな水面の上を小舟が素早く動いた時にできるような波面が、弾丸の先から発せられていて、これぞまさに「ザ・見たいことがない瞬間」です。
衝撃波(ソニック・ブーム)繋がりで、Youtubeを眺めると、「超音速で飛行する戦闘機が作り出すソニック・ブーム雲」映像がありました。この映像に映っている衝撃波(ソニック・ブーム)は、弾丸の場合と違い、目に見えます。…目で見ることができる「衝撃波」というのも、これはまたこれで凄いものです。
@hirax 最後の動画ですが、断熱圧縮と膨張によるベイパーコーンと呼ばれる雲で、必ずしも(超音速の)衝撃波が見えているものではないようです。
@ksmakoto
Lytroのようなピント合わせを後から行うことができるリフォーカスカメラや、立体(3D)写真を撮影することができるカメラなど、特殊撮影を楽しめるカメラはいくつもありますが、そうしたカメラが撮影することができるのは「普通に目にしている風景」でしかありません。自分の目では見ることができない景色を撮影できるカメラ、たとえばシュリーレン法で撮影したような景色を簡単に楽しめるカメラがあったら、身の回りの世界が異次元ワールドへと大きく姿を変え、ものすごくワクワクさせられるに違いありません。
2013-07-26[n年前へ]
■「胸先チラリ…」の幾何学!? ー Bカップ以下の小胸さんが要注意!という証明!?
「胸先チラリ…」の幾何学!? ー Bカップ以下の小胸さんが要注意!という証明!?を書きました。
アンダー65cmのCカップというのは、かなりレアなパターンでしょうから、実際のところ「胸先がチラリ見えてしまいやすいのは、A,Bカップにほぼ限られる」と言っても良いだろう、ということになります。
というわけで、今回は単純な算数(数学)を使い「胸先チラリ…」の幾何学を考えてみました。数学的に導き出された結果は、胸先チラリ条件が生じるのは「ほぼBカップ以下の小胸さんに限られる!」という「なるほど、確かにそうかも!」という答えでした。
2015-07-26[n年前へ]
■「水中の弾丸軌跡」と「飛行機での自転車輪行」
銃弾で水風船を打ち抜こうとしても、あっという間に銃弾が止まってしまうのはなぜか…という理由を再確認するために、水中を超高速で移動する弾丸周りに生じる現象を計算的に(OpenFOAMで)解いた水中弾丸シミュレーションを眺め直した。「短いひとこと」で説明するのは難しいけれど、弾丸が超高速で水中に動いていくと、弾丸の後ろには液体の水は存在し得なくなって気化してしまい、圧力的には「ほぼ真空」といっても良いような空間が生まれてしまうことになる。…もちろん、「ほぼ真空」というのは、その定義にもよるかも知れないけれど、弾丸前後の圧力差を考えれば、弾丸の背後の圧力は、「ほぼ真空」といっても語弊はないように思う。
圧力差と言えば、春頃から一月に一回自転車を飛行機に乗せて輪行する生活が続いている。自転車はさすがに機内持ち込みはできないので、自転車を預けるとき、(羽田か成田で)毎回のように「タイヤの空気は抜いていますか?」「はい、もちろん!」という会話を交わしている。…けれど、この確認は実はほとんど意味が無い。タイヤには通常数気圧を超える空気が封入されている。つまり、タイヤの内外では数気圧の圧力差が生じている。飛行機に乗り、たとえ荷室が真空になってすら(もちろんそんなこはないが)、数気圧+1気圧の圧力差が生じるだけに過ぎない。実際には、荷室の気圧はせいぜい0.5気圧程度になるに過ぎないから、つまりは誤差の範囲の気圧変動が起きるに過ぎない。
つまりは、「真空」なんていうものは、たかだか1気圧の気圧差に過ぎない。それは決して小さくもないが、だからといって、日常生活では接しえないほどの異常に大きな圧力差というわけでもない。…たぶん、耳がキーンとなる程度(プラスアルファ)程度の圧力差に過ぎないのである。
2017-07-26[n年前へ]
■Mac OSX のキーボードをiOS(や各種デバイス)外部キーボードとして繋げるTypeetoが「結構良い」
スマホ(iOS)上でPythonプログラミングできる環境 Pythonista が便利です。とはいえ、スマホのキーボード上でプログラミングするのは快適なものではありません。…かといって、Bluetooth接続の外部キーボードなどをスマホに繋げると、今度は(普段使っている)キーボードとの違いが気になります。
そこで、(普段使っているPCである)Mac OSX のキーボードをiOS(や各種デバイス)外部キーボードとして繋げることができるソフトウエア Typeeto を使い始めました。この Typeeto が結構良かったので、使い方をメモしておきます。
まず、Mac(OSX)マシンに、「iOS(外部デバイス)側から」Bluetoothで接続しておきます(自動で接続するようにしておきます)。その状態で、Typeetoを立ち上げると(実際には、Typeetoは自動起動にしておいて、ショートカットキーで、デバイスに対して入力するかを指定して実行すると)、あたかもMac(OSX)のキーボードがiOS(外部デバイス)側の外部キーボードになったかのような状態になります。すると、少なくともOSX/iOSユーザであれば、実に自然な感覚でタイピングも(デバイス内での)コピペも日本語入力もできるようになります。
ちなみに、OSX側のクリップボードからのコピペもできるのですが、Macから外部デバイスへのコピペに関しては「日本語はNG/(英字モード含む)ATOKを入力ソースにしているとNG」というハマリどころがありました。コピペはもちろん、ショートカットの登録も、入力ソースがATOKの場合には上手く動きませんでした。
また、いわゆるSendKeysのような形態で実装がされているようで、キーボードを1文字1文字タイプしていくような具合で(Mac OSX側からiOSへの)コピペならぬタイピングがされていきます。そのため、非常に長い文章をコピペするには向きませんが、いわゆる短めのソースコードやURLなどを(OSX側からデバイス側へ)コピペして作業するにはとても便利です。(この場合、iOS側の予測変換などの余計な機能は切っておかなければ、入力された文字が書き換わってしまい、困ることになります)
他の類似機能を持つソフトもありますが、少なくとも、OSX-iOSという使い方であれば(そしてOSX側の日本語文章をデバイス側にコピーしたいというのでなければ)、このTypeetoは結構良いできです。(為替レートにもより)1300円くらいの値段がしますが、Mac(OSX)側とiOS側の両方で同時作業をする人なら試してみても良いかも、です。