2000-07-30[n年前へ]
2001-07-30[n年前へ]
■ニセ札作り
本屋でニセ札作りの記事を見かけたが、カラープリンターは個々の機器情報を出力画像全面にわたってこっそりと印字している機種が多いから、気をつけた方が良いと思う。出力画像を良く眺めてみればすぐに判る話だが。
2003-07-30[n年前へ]
■あなたの「今日見た景色」募集中
もちろん、今日もあなたの「今日見た景色」を募集しています。とくにきれいな景色じゃなくても、とてもありふれた景色でも、あなたが眺めた「今日見た景色」を募集中です。
今日は新潟の何処かの食卓から「今年初めてじいちゃんが釣ってきた鯵」「塩焼きですっかりたいあげられた鯵」が届いています。こんな、あなたが作ったり食べたりした食べ物だって、それは素晴らしい今日見た景色です。誰もが色んな景色を眺めているのだし、色んなものを食べているわけだし、そんなあなたの一日を何処かに残してみたくはないですか?そして、そんな一日を共有してみたくはないですか?
ありとあらゆる「今日見た景色」を飽きずにp@hirax.netまで送って頂けたら、本当に何よりうれしいです。あなたは今日何を食べましたか?
■「プリントゴッコ」がついにインクジェット化
スキャナ付きインクジェットプリンタとして生まれ変わった「プリントゴッコ」 「…それって、ただのプリンタでわ?」 by お笑いパソコン日誌
スキャナもついてるし…。
■モーニング娘。の卒業には法則がある
というわけで、モーニング娘。の卒業法則。
2004-07-30[n年前へ]
■技術分野別特許マップ
技術の流れを知るには結構便利な「技術分野別特許マップ」色んな技術地図で技術動向を知るのも面白い。
例えば、「X軸に出願件数、Y軸に出願人数をとり、各年の総出願人数と総出願件数の示す点の推移を追うことにより、各技術が発展期にあるのか、成熟期、退潮期、復活期にあるのかを分析でき、かつ今後の動きを予測できる」という件数推移マップなんて面白いと思う。
色んな技術分野・出来事で「件数推移マップ」を作ると、色んな「成熟期、退潮期、復活期」がわかって面白いかも。芸能人(もちろん一般人のアナタでも可)の恋愛ゴシップとかでこんな「成熟期、退潮期、復活期」を眺めてみると面白いかも。
■レーザーポインター付きマウス
レーザーポインター付きマウスは、学会であまり使っている人見たことないな。なんでだろ〜〜。デメリットは数多くあるのに、メリットがほとんどないのだから、使わないのは当たり前ではないでしょうか。「(特に何の考えも無しに)レーザーポインター付きマウスを使っているか否か」は、「技術者としての程度」の判断に使える確かな基準の一つだと思います。といっても、「レーザーポインター付きマウスを使っている人」なんかそうそういない(もちろん意図して使わない)わけで、技術者失格のハンコを押される人も少ないハズですが。
と、書くだけでは情報が少なすぎるようにも思いますので、適当なスライドと資料の一部を載せておきます。ちなみに、ネタ用に市場に出回っている各種リモコンマウス系はほぼ全て持ってはいます。とはいえ、「レーザーポインター」としてはもちろん使いません。リモコンスイッチとして時折使うこともありますが、それらを実際に使う状況はごく限られた場合です。ネタとして見せる場合か、主催者がよほどヘンな配置をした場合か、だけですねぇ。
参考URL:
会議、プレゼンテーションにおいて
6.4 レーザーポインタの危険性
■石部漁港
最近ではテレビの「世界の中心で、愛を叫ぶ」、少し前なら映画の「つぐみ」で西伊豆の松崎町がロケ地に使われている。西伊豆の浜辺にある誰もいない露天風呂でぼーっとするのが好きな私には、そういうロケ地に使われるのは微妙なところだけれど、とりあえず今日は石部地蔵の露天風呂でぼーっとしてみる。雨がちらつく露天風呂に水着でつかったあとは、その姿のままで集落の中を散歩してみる。
2005-07-30[n年前へ]
■「千鳥ヶ淵近く」と「御殿場近く」
首都高速「千鳥ヶ淵近く」と東名高速「御殿場近く」 東名高速「御殿場近く」では三輪オートバイの乗り手の髪の毛の「形」から、空気の流れが一目瞭然なのがとても面白い(三輪オートバイ乗車の際はヘルメット装着の義務は無いんですね)。まるで風洞実験で見る白流線のようです。
2006-07-30[n年前へ]
■恐怖!「心霊」を見つけ出すソフトウェア
またしても久々になってしまった「できるかな?」ですが、夏といえばやはり心霊話だよね?…というわけで、今回は恐怖!「心霊」を見つけ出すソフトウェア - 写真を調べてみれば、あなたの背後に霊がいる! -です。
「心霊」検出ソフトウェアはここに置いておきます。集合写真で、「一見人間に見えるけれど、実は心霊以下のヤツ」を見つけ出して遊んでみてもよいでしょうし、自分の周りに潜む霊の姿を眺めてみても面白いかもしれません。もちろん、実は自分がすでに心霊だった!ということもあるかもしれませんが…。
2008-07-30[n年前へ]
■「道具」と「文化」
「道具」は「文化」の要素の一つだ。しかも、それは比較的大きな要素である。「2001年宇宙の旅」で棒という道具を手にした猿が、その棒をついには宇宙ステーションという道具に変えたシーンが象徴的であるように、道具は人の生活スタイルに大きな影響を与え、そしてその生活スタイルは考え方・感じ方にさらに大きな影響を与える。つまり、道具は文化に影響を与える。
「フレームワークと異文化論」が面白い。
「Railsって一本道のイメージなんでしょうか。これにそって作ればWebアプリケーションが不安定にならずに完成するんでしょうか」
「私にとって“レイルズ”のイメージはこれなんです」といいながら、東京近郊の複雑な路線図を大写しにすると、会場は大爆笑に包まれた。
この会場に来るためにどの路線を使ったら良いのかを考えたときに、さまざまな選択肢があったと思います。……そんなにレイルに縛られなくてもいいんじゃないでしょうかp>
「線路」と「人生の方程式」ではないけれど、レール(線路)なんか一本じゃないし、だいたい設計した線路は実際の線路とは全然違ったりする。それが人生ではとても普通のよくあることで、それが大変さでもあるし、楽しさでもある。
多少なりとも他の文化を知らないと、ひとつの文化の姿を実感することはできない。他のものとの差異を見て、初めて自身の特徴が見えてきたりするからだ。道具の特徴を知るためには他の道具を知ることが役立ち、道具が文化に強く影響を与えるのだとしたら、そして文化が人の生活そのものだとしたら、(一つの道具を使えるようになった上で)他の道具を眺めてみることは、人の生活に大きな影響・大きな広がりを与えるに違いない。
2009-07-30[n年前へ]
■ComThreadを使った「制御プログラムの作り方」
比較的単純なハードウェア制御、たとえば、(シリアル・ポートから値を得ることができる)センサからの入力を使い、(シリアル・ポートからコマンドを送ることで制御することができる)ハードウェアの制御をしたくなることがあります。実例としては、温度センサの値を使い、扇風機のモーターON/OFFを行いたい、というような場合があります。そんな場合のために、(以前作った)RubyのComThreadを使った「制御プログラムの作り方」を、自分のためのメモがてらここに書いておこうと思います。
まずは、センサーやモーターの各ハードウェア、つまり、各シリアル・ポート毎に個別のクラスを作っておきます。たとえば、センサーの値にアクセスするクラスをこんな感じで作り、
require 'comThread' class SensorComThread < ComThread def start(condition={:receive=>false,:send=>false, :receiveMonitor=>false, :sendMonitor=>false}) @info={} super end attr_reader :info def receive(data) @info=data.gsub(' ','').split(',') end end次に、たとえば、モーターを操作するクラスをこんな感じで作ります。
require 'comThread' class MotorComThread < ComThread def sendStart send("start") end def sendStop send("stop") end end各シリアル・ポートに接続された機器に対する「値解釈」や「送信コマンド作成」といった部分は、上のような具合で、各ポート(に接続された各種機器)を扱うクラスを個別に定義しておく方が頭が整理しやすいように思います。
そして、次は制御用のメイン・コントローラ・クラスを書きます。
require "thread" class ControlerThread def initialize end def start(inf) @sensor=inf[:sensor] @motor=inf[:motor] @thread=Thread.new do while true @motor.sendStop if @sensor.info[0].to_f<hoge @motor.sendStart if @sensor.info[0].to_f>=hoge end end end def stop Thread.kill(@thread) end end
最後に、センサ用コントローラ/モータ用コントローラ/メイン制御コントローラを、それぞれ起動する制御スクリプトを、次のように書きます。
require "sensorThread" require "motorThread" require "controlerThread" sendorRq=Queue.new; MotorSq=Queue.new; sensor=SensorComComThread.new(1,sensorRq,nil, 0x1807,38400) sensor.start(:receive=>true) motor=MotorThread.new(2, nil,motorSq,0x1807,38400) motor.start(:send=>true) controler=ControlerThread.new controler.start({:sensor=>motor,:motor=>motor}) sleep ARGV[0].to_i controler.stop motor.stop sensor.stopこのように、各I/Fに対するコントローラと、メイン制御コントローラと、それらコンローラ・スレッド群を実行するシーケンス・スクリプトを個別に作る、というのが良いように思われます。
というわけで、日曜大工的なハードウェア制御プログラムを書いたので、プログラムを書き連ねながら考えたことを、ここに『ComThreadを使った「制御プログラムの作り方」』として書いてみました。
2010-07-30[n年前へ]
■ThinkPad Edge 13”とThinkpad X61Tabletの画面比較
ThinkPad Edge 13”のモニタ試用期間がもうすぐ終わります。そこで、(ThinkPad Edge 13”と同じ赤色の)リュックにThinkPad Edge 13”を放り込み、丸一日使ってみることにしました。
バッテリー残量が4時間強の状態で出発しましたが、バッテリの持ちもとても良く、図書館での調べものや散歩途中の思いついたことをメモをする、という程度の使い方をしている限りでは、電池切れになることも・バッテリー残量が少ない状態になることもありませんでした。
ただ、複数ウィンドウを開いて作業をしていると、「画面の大きさ」が少し気になりました。それは、いつも使っているThinkpad X61Tabletの画面が、1400x1050ピクセル(SXGA+)であるのに対して、ThinkPad Edge 13”が1366×768だからというせいかもしれません。
そこで、ためしに、同じ2つのサイトを(それぞれ独立のウィンドウで)ブラウザーで開き・眺めてみました。それが、下の画像です。上の画像がThinkPad Edge 13”の画面をキャプチャしたもので、下の画像がThinkpad X61Tabletの画面例です。横幅はほとんど同じですが、縦長さが結構違います。この画面の縦長さ・広さの違いを気にするか・気にしないかは、人それぞれの「ノートPCを使って何をするか」や「本人の志向」によるかもしれませんね。
2015-07-30[n年前へ]
■作詞者不詳「虫のこえ」は一体誰が書いたのか?
作詞者不詳「虫のこえ」は一体誰が書いたのか?を書きました。
「あれマツムシが鳴いている。ちんちろちんちろ、ちんちろりん…」という歌詞で始まる文部省唱歌、「虫のこえ」を知らない人は、おそらくいないことでしょう。けれど、この心地良く懐かしい詞が誰の手により書かれたのか…ということについて知っている人はいない、といっても過言ではありません。なぜかというと、明治43年に発行された「尋常小学読本唱歌」から始まる尋常小学校唱歌は、”国が作ったことを強調するため、個々の歌に関する作詞者や作曲者は伏せられていて、文部省も当事者に口外しないよう指導していた”からです。そのため、時を経る間に作者が漏れ伝わった数少ない歌以外は、 その詩や曲を誰が書いたかを知る人はいない…というわけです。
今回の記事は、ある手掛かりをもとにして、「虫のこえ」の作詞者は一体誰なのか?という謎の答えを明らかにしようとするものです。
2016-07-30[n年前へ]
■続 5000円で”光もモノも3次元的に記録するライト・フィールド・カメラ”を作ってみよう!?
一週間後の8月6日(土)と7日(日)には、東京ビッグサイトで開催されるメイカーフェアー東京2016で、5000円ポッキリで作る「”光もモノも3次元的に記録するライトフィールド・カメラ”」や、Ricoh Theta S で作る全天周多視点(簡素ライトフィールド)カメラを展示する予定です。ちなみに、展示ブースは、A-06-06という覚えやすいけれど、右図のように少しわかりにくい場所で、「理科教育研究フォーラム」という名前で出しています。
5000円で自作するライトフィールド・カメラは、下図の説明用パネルのように、凹レンズアレイシートに写し出された景色を1台のUSBカメラで撮影することで、平面上の各領域から周囲各方向の「光」を撮影・処理するというものです。凹レンズアレイシートには12×7=84視点の景色が写し出されているので、84の異なる視点位置から眺めた光線場を撮影し、そしてさまざまな処理を行う…というカメラです。(全天周ライトフィールドカメラについての説明は、明日にでも書いてみることにします)
たとえば、下の動画は5000円ライトフィールドカメラで写している風景動画に関して、好きな箇所(距離)に焦点を合わせ、そしてそれ以外の領域をぼかすリフォーカス処理をしている動画です。安い1台のUSBカメラで全視点の画像を撮影しているので、1視点あたりの画像解像度はせいぜい200×200ピクセルと低解像度になってはしまいますが、自分が組み立てたカメラで簡単な処理コードを書くだけで、リフォーカス処理ができるのは結構楽しいものです。
また、下の動画は光合成による開口径(絞り)可変処理を試している時に写し出されているものです。こうした後処理を必要とする状況がどれだけあるかは…疑問なところもありますが、やはり安く簡単に作ることができるお手製のシステムで、こうした実験ができるのは面白いと思います。
というわけで、2016年の8月6日、7日は東京ビッグサイトでお待ちしております。いらっしゃる方がいましたら、「○×分後くらいに遊びに行くかも!」と伝えて頂ければ、(他を眺め歩きがちな)説明員も戻るようにしようと思います。