2000-09-19[n年前へ]
■2ちゃんねるを眺めてふと思った
なんか、懐かしい名前をみてふと秋を感じた。といっても、その名前は菊池エリとかだったのだけど。そういえば、高校時代に何故か定期試験前には大量にその手のビデオが男子学生の間を回覧されていたのは、ほのぼのとした思い出だなぁ。まったく、試験前になるといつもエロビデオ・ダムを決壊させた奴は一体誰だ。
2001-09-19[n年前へ]
■今日の「目からウロコ」
なるほど、エプソンはもともと写真関連の会社じゃなかったから、良かったのかな、と。
2002-09-19[n年前へ]
■電子ペーパーでなくて電子ペン
PC用ペン型入力デバイス「io」。ペーパーにこだわるのでなくて、その役割を逆にペンに求めるという発想はとてもスゴイと思う。まさに、逆転の発想。これも絶対買う。(リンク)
2004-09-19[n年前へ]
■ボールペンでバイクの鍵が開く
こんな感じにボールペンで簡単にバイク用の鍵が開いてしまうという話。これはちょっと雑な作りの鍵なのかも? from 海外ボツ!News
■漫画フォントの作り方
漢字がゴシック体でかなが明朝体の「漫画フォントの作り方」 from capsctrldays
2005-09-19[n年前へ]
■Ajax を使った手書き文字認識
工藤 拓 氏のAjax を使った手書き文字認識」 (きまぐれ日記)
■逆回転逆印刷腕時計
「私たちが通常使っている腕時計や置時計の生みの親は、日時計だ。…北半球の日時計は、右回りなのだ。地球上での文明の発達は、…北半球を中心に進められてきた。もし、南半球を中心に文明が進んでいたら。南半球に時計をつくり出す技術があったら。私たちの時計は、逆回転ウオッチのように左回りが常識となっていただろう」という「逆回転逆印刷腕時計」のレッド皮バンドの最後の一本をに三日前に買い、今日届いた。
逆回転腕時計は、ピンク皮バンド、ブルー皮バンドが、それぞれラスト一本残っているだけなので、欲しい人は早い者勝ちで買ってみると良いかも。
2008-09-19[n年前へ]
■[読者年齢 vs. 購買額]と「着回し」
「雑誌DE流行マップ」を始めたわけですが、この雑誌DE流行マップを作った動機は、「見えにくいけれど実は当たり前のように存在していることを見えるようにしたい・・・そしてそれをどう思うかということを考えてみたい」という気持ちが一番大きいように思います。
たとえば、[読者年齢 vs. 購買額]散布図を使うとこんなことが見えてきます。まず、トップページで[読者年齢 vs. 購買額]散布図を眺めてみたのが右上の図です。大雑把には読者年齢が上昇するにしたがって、購買額が増える・・・という傾向になります。そこにはもちろん、大きなバラツキがあります。
そこで、バックナンバー検索ページから「着回し」を検索した結果が着回し(右図)になります(検索回数が多いキーワードは自動的にタグとして登録されます)。その「着回し」を含む雑誌の[読者年齢 vs. 購買額]を散布図にしたものが次の右の図になります。
「着回し」という言葉を含む雑誌が、右下の方に分布していることが一目でわかると思います。この図を一言で言い表せば、「着回し」を気にする読者はファッション購買額が全体平均より低い・・・という風になるように思えます。逆に家は、ファッション購買額が全体平均より高い読者層の雑誌には、「着回し」の記事など載っていないのです。
たとえば、これが「見えにくいけれど実は当たり前のように存在していることを見えるようにしたい・・・そしてそれをどう思うかということを考えてみたい」ということの示す題材の一つだと思います。
「」という3文字のキーワードから、ライフスタイルの違いが見えてきます。そういった見えにくいけれど実は当たり前のように存在していることを見えるようにしたい・・・そしてそれをどう思うかということを考えてみたい、というのが何よりも「雑誌DE流行マップ」を作った動機です。
2009-09-19[n年前へ]
■富士山と彼岸花
近くから見た富士山はとても大きい。また、富士山を遠くから眺める時、高い場所に行けばいくほど、富士山はより高くそびえて見える。低い遠くの場所から眺めていた時には近郊の山と並んで見えていたはずの富士山が、小高い場所に登ったりすると、いつの間にかとても大きく高く見えてくる。
杉浦日向子を読んだせいか、旧街道を歩きたくなり、東海道・箱根路を歩いてみた。現在の東海道ならぬ、国道一号線は車通りが激しい。けれど、旧国道一号線ともなると、車もほとんど通らず、歴史散策を楽しむ人たちの道になる。そして、森の中に細く途切れ途切れに続く旧東海道ともなると、歩く人に出会うこともほとんどない。
山中を走る旧街道はとても急だ。草で足もとが見えない道の端には、時折、彼岸花が赤く咲いている。そして、彼岸花が群集するその先には、高く大きな富士山がそびえている。
息を切らせながら、人のいない山道を歩くと、昔の時代にタイムスリップしたような心地になる。昔も今と変わらず、この時期には彼岸花が咲いていて、人は富士山の高さに驚いていたのだろうか。
2010-09-19[n年前へ]
■長時間の「砂時計」は「砂だから」できる
理科実験用具店に1分間の時を刻む砂時計から、2分、3分、30分、60分・・・とさまざまな時を刻む砂時計が飾ってありました。60分砂時計といっても、特に巨大ということもなく、3分砂時計と比較すると体積にして20倍、それはつまり長さにすると5倍弱程度の大きさです。見た印象からは、それは「少し大きな砂時計」という程度です。
このように、ほぼ体積に比例した「時計」になる、というのは「砂」時計だから、です。もしも、砂時計の中に水を入れるのであれば、こんな風にはいきません。なぜかと言えば、「時計のくびれ部分」での圧力は、砂のような粒子は入っている粒子の量によらず、「時計のくびれ部分」を単位時間に通過する粒子の数も入っている粒子の数にほとんど依存しないのに対して、水のような液体では、「時計のくびれ部分」での圧力は液体が入っている量(高さ)に比例し、その圧力に応じて「時計のくびれ部分」を通過する液体の量が決まるからです。
つまり、液体をたくさん入てみても、(最初に)ドバーッとたくさん液体が落ちてしまうので、なかなか長い時間を刻む時計にはならない、というわけです。長時間砂時計を作るのは比較的簡単なのに対して、長時間「液体」時計を作るのは、難しいのです。
ところで・・・、このショーウィンドウには一体どのくらい昔からこの砂時計が飾ってあるのでしょうか?二十数年前にも変わらずあったショーウィンドウを眺めつつ、この砂時計はいつから時を刻んでいるのだろうか?と考えたのです。
2011-09-19[n年前へ]
■染料インクで白い「鉄道花(ヒメジョン)」をカラフルに染めてみよう?
「虹色のバラ」と「国際特許というハッタリ」で書いたように、染料を混ぜた水に切り花を挿すと、花は色はその染料の色に染まります。染料というのは、簡単に水に溶くことができるような、たとえば数十ナノメートル程度の大きさの小さい色材です。植物が水を吸い上げていく細胞膜の穴は数十ナノメートルから百ナノメートル程度の大きさですから、植物が水を吸い上げようとすると、水に溶けた染料も植物の細胞を自由自在に通り抜け、花びらの先までたどり着くというわけです。だから、染料インクを使うインクジェット・プリンタ用詰め替えインクに切り花を生けると、花はその色に染まります。
「染料」と強調しているのは、つまり「顔料」ではない、ということです。顔料というのは百ミクロン大きさを持つ色材の凝集体ですから、そのままでは水に溶けることもありませんし、細胞膜の穴を通り抜けて行くにもサイズが大き過ぎるのです。だから、「顔料インク」に花を生けても、花が綺麗に色づくことはありません。
右の写真は、100円ショップのダイソーで買った「詰め替え染料インク」にヒメジヨンを生け、花にインクを吸い上げさせることでカラフルに染め・作り上げた「小さなカラフル花束(ブーケ)」です。色とりどりカラフルに見えるこの花束は、実はすべて白いヒメジョンで、「ヒメジョンをシアン・マゼンタ・イエローの三色のインク(とシアンとイエローを混ぜ作り上げたグリーンのインク)に生ける」ことで作り上げたものです。
そして、下の動画が「染料インクにヒメジョオンを生け、色づく」ようすを撮影したものです。インクに生けられた花が、水を吸うと同時に色を吸い上げて、花の色が変わっていく様子がわかります。デジカメの動画ではわかりづらいかもしれませんが、実際に眺めていると、ものの数分経たないうちに、花びらの葉脈から色づき・染まっていくことがわかります。
ところで、初夏から晩秋にかけて、小さな白い花を咲かすヒメジョオンは、線路沿いに咲きそろうことも多く「鉄道草」と呼ばれたこともあるといいます。鉄道大好きな「鉄子=鉄っちゃんな女性」が身近にいたならば、(右の写真のような全長10cm弱の)こんな鉄道花で作り上げた”お手製”カラフル・ブーケ(花束)を作り、「あなたみたいな小さいけれど可愛い花ですよ」と手渡してみるのも良いかもしれません。
鉄道花の花言葉:「君は鉄分100パーセント」
*ヒメジョン(鉄道花)の本当の花言葉は「素朴で清楚」です。
2013-09-19[n年前へ]
■一万円札の福沢諭吉は、赤外線で見ると「チョンマゲ姿」だった!?
一万円札の福沢諭吉は、赤外線で見ると「チョンマゲ姿」だった!? を書きました。
可視光で眺める世界と、赤外線で眺める世界は、意外なほど大きく違います。私たちが手にする一万円札に描かれている福沢諭吉先生も、赤外線で眺めると、文明開化の明治時代から、江戸時代のチョンマゲ姿に装いを変えるのです!
2014-09-19[n年前へ]
■フィラデルフィア美術館所蔵のゴッホ「ひまわり」をタブレット上で再現してみよう!?
先日、手作りの自動回転偏光フィルタ付きデジカメを使い、ゴッホ「ひまわり」をフィラデルフィア美術館で撮影した上で、WebGLでグリグリと3次元的に眺めてみました(巨匠が描いた絵画の「鮮やかな絵具自身の色」や「絵具の表面が作り出す輝き」を感じてみよう!? )。今日は、ゴッホの「ひまわり」を自分の手元で眺めてみよう!というわけで、「月岡芳年の浮世絵をタブレットでリアルに手にしてみよう!?」でやったのと同じように、iPad miniで、フィラデルフィア美術館所蔵のゴッホ「ひまわり」を再現してみました。この小さな「ひまわり」は、絵を照らす光や眺める角度を反映した色や光を返します。
日本では美術館内撮影禁止が多いけれど、海外美術館ではフラッシュ・三脚を使わなければ撮影できる美術館が多いものです。気に入った絵画をスマホやタブレットで撮影し、その見た感じ・(受ける光をわたしたちの目に返すそのさま)アピアランスを手元に保存して、自分の部屋に飾って眺めてみるのも、少し心地良いかもしれないですね。