hirax.net::inside out::09月30日

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2000-09-30[n年前へ]

ショットボトル 

 忘れないようにメモ。

2002-09-30[n年前へ]

中関村近くの裏道 

 夕方近く。(リンク

中関村でヒーリーズ 

 北京の電脳街。アジアの電脳街は、秋葉原・香港の一連の電脳街・バンコク・パンティーププラザしか知らないが、それと比べてはイケナイ。面白いモノは皆無だった。高いし。冷房効いていないし。
 が、ヒーリーズをするにはタイルも貼ってあって快適。というわけで、中関村でヒーリーズをしてきました。

今日食べたモノ 

 美味しかったモノ、塩味ラーメン。いまひとつだったもの、スープが入ってる肉まんみたいの。
 量が多いから、どうしても一日1食くらいになってしまうのが難点だー。

2003-09-30[n年前へ]

街の景色 

街の景色街の景色街の景色街の景色






スミルノフ教授 

 タレコミメールで知ったとても面白いページ。こういう知らなかった面白いサイトってまだまだたくさんあるんだろう。出張から戻ったら読むためにメモメモ。
 最近は、ログをほとんど見なくなってしまったので、こういう面白ページをReferer経由で知ることがなくなってしまっていた。ので、少し反省。とかいいながら、やっぱりログみるのめんどくさいし見ないかなぁ…。

2004-09-30[n年前へ]

空と雲 

空と雲空と雲空と雲






CFカードにデータ保存可能な超音波電子ペン 

 CFカードにデータ保存可能な超音波式電子ペンが発売される。これまでの超音波式の電子ペンはPCやPalm等がないと(単独では)使えなかったので、アノトペンに負けていたが、今回のは良いかも。

2156年、女は男より速く走る 

 2156年、女は男より速く走る。8秒079で…って。ちなみに、男は8秒079。女も男もすでに人間じゃないかも。 何てスゴイ線形予測だ。

2007-09-30[n年前へ]

「線形予測の未来」 

 線形予測は、時にスゴイ予測をする。

 2156年、女は男より速く走る。8秒079で。
けれど、もっとスゴイのは、そんな線形予測グラフをPowerPointのスライドに貼り付けて、そんな線形予測の計画が立ち、その線形予測の未来を現実に作り出してしまう技術者たちがいることだ。

2008-09-30[n年前へ]

いつか触れてみたい Ada 

 いつか触れてみたいプログラミング言語の一つがAdaだ。何しろ、こんなフレーズを目にしたら、

ボーイング777や、F-22戦闘機の制御ソフトウェアはAdaによって書かれている。
誰でも、ボーイング777やF-22戦闘機、あるいは、ニューヨークやパリの地下鉄の後ろにいて、それら全てのシステムを動かしているというプログラミング言語を眺めてみたいと思うに違いない。

 ・・・みんながみんなそうでないかもしれなけれど、もしもできるなら、そのコードの一部を眺めてみたい、と思う人もきっと多いと思う。

 一体、あの巨大な飛行機のそれぞれの部分がどのように協調して動いているのだろうか。どんな制御がされているのだろうか。そんなことを知りたい、いつかAdaに触れてみたい。

2009-09-30[n年前へ]

IronRubyから有償版Mathematicaを.NET/Linkで使ってみる 

 今日は、無料で使うことができるMathematica Playerでなく、有償版のMatheticaを.NET/Linkを介してIronRubyから操作してみることにします。具体的には、.NETを使いフォームを表示させ、任意の数式処理を行った結果をグラフィック表示させるプログラムを書いてみます。今回のプログラムは、無料で使うことができるMathematica Playerでは動きません。それは、Mathematica Playerでは下記コード中の"Calculate"メソッドを呼ぶことができないからです。

 今回書いたRuby(IronRuby)コードを下に張り付けてみます。また、実行画面は右上のようになります。処理させたいコマンドをテキスト・エディットに入力し、"Calculate"ボタンを押すと、その下の部分に処理結果がグラフィック表示される、という具合です。

require 'mscorlib'
require 'System.Drawing'
require 'System.Windows.Forms'
require 'Wolfram.NETLink'
include Wolfram::NETLink

class MainForm < System::Windows::Forms::Form
  def initialize
    self.Text="Wolfram::NETLink"
    self.width=500
    self.height=500
    @pictureBox=System::Windows::Forms::PictureBox.new()
    @pictureBox.width=self.width
    @pictureBox.height=self.height
    @pictureBox.Location=System::Drawing::Point.new(0, 30)
    @pictureBox.Image=nil 
    self.controls.add(@pictureBox)
    @inputBox=System::Windows::Forms::TextBox.new()
    @inputBox.Location=System::Drawing::Point.new(100, 0)
    @inputBox.Name="inputBox"
    @inputBox.Size=System::Drawing::Size.new(300, 00)
    @inputBox.TabIndex=2
    @inputBox.Text="Plot3D[Sin[x*y],{x,0,10},{y,0,10}]"
    self.controls.add(@inputBox)
    @kernel=MathKernel.new()
    @kernel.AutoCloseLink=true
    @kernel.CaptureGraphics=true
    @kernel.CaptureMessages=true
    @kernel.CapturePrint=true
    @kernel.GraphicsFormat="Automatic"
    @kernel.GraphicsWidth=@pictureBox.Width
    @kernel.GraphicsHeight=@pictureBox.Height
    @kernel.HandleEvents=true
    @kernel.PageWidth=60
    @kernel.GraphicsResolution=74
    @kernel.Input=nil
    @kernel.Link=nil
    @kernel.LinkArguments=nil            
    @kernel.UseFrontEnd=true
    #@kernel.ResultFormat=ResultFormatType.OutputForm;
    btn=System::Windows::Forms::Button.new
    btn.Location=System::Drawing::Point.new(0, 0)
    btn.Text="Calculate"
    btn_Click=Proc.new() { |sender, e|
    @kernel.Compute(@inputBox.Text)
      @pictureBox.image=@kernel.Graphics.first if @kernel.Graphics.Length>0
    }
    btn.Click(&btn_Click)
    self.Controls.Add(btn)
  end

end

System::Windows::Forms::Application.Run( MainForm.new ) 
 大まかな流れは、MathKernel.new()でMathematicaカーネルと通信準備を行い(Mathematica Playerと通信する場合と異なり、有償版Mathematicaとやりとりする際にはカーネルをダイアログボックスで選ぶ必要はありません)、Computeメソッドをカーネルに対して投げることで計算処理を行い・処理された結果(グラフィック)を
@pictureBox.image=@kernel.Graphics.first
で、ピクチャー・ボックスに貼り付けています。ちなみに、上のコード中にある@kernel.Graphics.firstを@kernel.Graphics[0]としてしまうと、エラーが出て動かなくなってしまうので注意が必要です。

 今日はIronRubyで有償版Mathematicaの機能を使うGUIアプリケーションを書いてみました。…とはいえ、有償版のMatheticaを使うのであれば、高機能なMathematicaノートブックというフロントエンドを使った方が良いような気がします。というわけで、明日からはまた無料Mathematica PlayerとIronRubyで何ができるかを調べてみることにします。

IronRubyからMathematicaを.NET/Linkでもっと使ってみる






2011-09-30[n年前へ]

「飛んでみろや」とカツアゲするヤンキーは本当に小銭が欲しいのか!? 

 他の人からお金を取り上げることを「カツアゲ」と言います。「カツアゲ」の鉄板イメージと言えば、次のような台詞です。

「オラ、金出せや」
「えぇ、お金なんて全然ありません〜」
「その場で飛んでみろや」
(チャリ・チャリ〜ン)
「あるやんけ!」

 「飛んでみろや」とカツアゲするヤンキーは小銭が欲しいのでしょうか?…その疑問を言い換えると、上の会話はこの後どのように進んでいくのでしょう。少し妄想してみると、こんな具合でしょうか。

「あるやんけ!」
「この十円玉6枚と5円玉1枚のことですかぁ〜」
「そや、六十五円もあるやんけ」

 …少しおかしい状況です。こんな風に、小さなことからコツコツと、小銭を集め廻るカツアゲ・ヤンキーがいるとも思えません。

 だとすると、こんな具合でしょうか。

「この十円玉6枚と5円玉1枚のことですかぁ〜」
「ちゃうわ!そんな小銭いらへんわ!」
 …
 …これはこれで、「なぜ、それなら”その場で飛ばせてみたのか”という疑問が沸いてきて、どうも矛盾するような気がします。

 カツアゲするとき・カツアゲされるときの「飛んでみろ」という定番台詞は、(ありがちな定番都市伝説でなかったとしたならば)一体何を意図したものなのでしょう。「飛んでみろや」とカツアゲするヤンキーは本当に小銭が欲しいのでしょうか!? ...*


2012-09-30[n年前へ]

”未来っぽい”セグウェイ風電動三輪車は最高だ!? 

 セグウェイ風電動三輪車に乗った警備員たちが、人混みの中を巡回していました。そのセグウェイ風の乗り物は、まるでセグウェイであるかのように見えるくらいですから、前輪と後2輪の間の距離=ホイールベースが非常に短く、「投影面積(フットプリント)」は人のそれとほとんど変わりません。そんな利点を活用し、私たちが人を避けて歩くのと同じように、混雑する中をヒョイヒョイ進んでいきます。

 そのセグウェイ風電動三輪車の構造は、モータ内蔵の電動自転車用タイヤが付けられているだけで、いたって普通の電動自転車です。「投影面積(フットプリント)が小さい」というセグウェイの利点のひとつは、複雑な技術を使わなくても、町にあふれる既存の安い部品でこんな風に組み立てることができるんだな、とちょっと新鮮に感じます。

 このセグウェイ風電動三輪車、ハンドルには前カゴも付いていて買い物にも便利そうですし、詰めて乗れば二人乗りも(頑張れば3人乗りくらいも)できそうな感じです。そして、フットプリントが小さいので駐輪スペースも最小で済みます。

 この”セグウェイ風”電動三輪車は「未来の乗り物」ではないかもしれませんが、安っぽくもほんの少し”未来風”な乗り物です。そんな、バッタもんな未来を眺めていると「未来を作るやり方は色々なんだなぁ」と楽しく感じます。

投影面積(フットプリント)が極小で使いやすそうなセグウェイ風電動三輪車投影面積(フットプリント)が極小で使いやすそうなセグウェイ風電動三輪車






2018-09-30[n年前へ]

「和算小説のたのしみ(鳴海 風)」が面白い。 

 「和算小説のたのしみ(鳴海 風)」が面白かった。「和算小説」を専門と決めた著者が、さまざまな「和算を題材にした小説」の解説をしたのが本書である。これまでに書かれた和算小説の解説を通して、人(歴史)と和算(科学)が交差する「和算の歴史」も浮かび上がるし、何人もの作家たちが描いた物語を知ることができる。

 右下図は、本書冒頭に掲げられている「和算小説分類マップ」である。数学というX軸と人間・物語というY軸が形作る「和算小説平面」は、一見すると不可解に思われるかもしれないが、本書を読むと少し納得できると同時に、こういう散布図を冒頭頁に掲げる著者にとても興味を感じてしまう。

 読んで面白かったのが、初期の和算小説の素晴らしい代表作として挙げられていたのが、新田次郎の「算士秘伝」だったことだ。…そうか、新田次郎( 現在で言うと、電通大・東京電機大を出て、富士山気象レーダー建設責任者だった)の息子が、数学エッセイを書く藤原正彦だが、新田次郎は和算という数学についても昭和32年(1957年)に物語を描いていたのか!…つまりは、 藤原正彦はそういう環境で育ったのだな、と合点がいった。

 もうひとつ、医師である浅田晃彦(浅田光彦を連想させる)が書いた「乾坤独算民(けんこんどくさんみん)」は、1968年に第60回直木賞候補作にノミネートされた小説であるが、これはNHKの朝の連続テレビ小説にピッタリの気がする。江戸時代、数学に才能ある少女が、いけすかない数学に(だけ)才能ある年長の男性と出会い弟子入りするが…なんて、もう見事なくらいに朝ドラ趣向だと思う。

「和算小説のたのしみ(鳴海 風)」が面白い。