2000-11-06[n年前へ]
2001-11-06[n年前へ]
■appleの画面のにじみ
昨日、行きの新幹線の中で田路氏らの「カラーLCD向けのサブピクセルレンダリング…」という発表資料を読んでいた。ClearTypeやCoolTypeにから繋がる話である。その中の「このサブピクセル単位で描画を行うというアイデアはAppleにさかのぼる」という記述が懐かしかった。確かにappleのハイレゾモードはトリッキーだったような覚えはあるけど、どんな風にトリッキーだったかは忘れちゃった。だけど、あれは発想の順序がClearTypeとはそもそも逆だったような気も?
だけど、よく覚えていないし、気のせいかな?何故か、感傷的になるなぁ…。
2002-11-06[n年前へ]
■菊地桃子(apple)
ユニクロのCMは「オッパイ星人と戦うワタシ」としては、どうにも気になるCMだったのである。で、見るたび「あっ、一瞬菊地桃子(apple)が!」と思っていたのだった。が、それ以前にCMはとてもじゃないが信じられないので、アレは絶対劇団員かなにかだとは思っているのだった。
それはともかく、画面キャプチャーをしようとして「なかなか可愛いなぁ」と思ったのだった。というわけで、可愛いシーンを貼り付けてみる。変な顔のシーンはいっぱい貼り付けられているだろうしね。fromお笑いパソコン日誌
■CSVfバージョンアップ
ダイアログを少しだけ変更。アップロードは明日、にしよう。
2003-11-06[n年前へ]
■jphoto2
前に作ったjphotoはzphotoみたいなことをWindowsでやってみようというソフト。FLASHを使って写真アルバムを作ってみようというソフトだった。
といってもデザインもzphotoと違って今ひとつだったし、動作環境もプログラムからPHP+mingを呼んでいたりしたので、どうにも使い勝手が悪かった。
というわけで、先週末からFlashMXをおそるおそる触ってAction scriptで作り直してみることにした。新幹線の中で頭を抱えながら作ってみたけれど、どうにもブラウザー経由での画像の読み込みがどうも今ひとつうまくいかない。だけれど、そこはなんとか直すこと(希望)としてとりあえずこんな感じです。画像の読み込みが上手くいかない部分はリロードをして、どんな感じかのイメージを捉えて下さいな。前よりもう少しはzphotoもどきになってますでしょうかねぇ?
なお、実は別の機能ソフトを作ってみたいためにFlashMXのAction scriptを使ってみただけなので、すぐにjphotoはまた放り出すかも…です。とりあえず、先週末にFlash MX関連で助けて頂いた方、ありがとうございました。お礼は精神的にお返しします。
■ドットマトリクス・プリンターのための交響曲
The Symphony for dot matrix printers is a work which transforms obsolete office technology into an instrument for musical performance.というドットマトリクス・プリンターのための交響曲。電子写真製品のポリゴンモーターによる交響曲なんて作ってみたくなる今日この頃。 from おれカネゴン。
■龍安寺の石庭を科学する
「優れた芸術作品といわれている龍安寺石庭の魅力の謎を認知心理学の概念を使って解析する」という論文。これは楽しめそうなので、後で読むと。 from お笑いパソコン日誌
2004-11-06[n年前へ]
■「コーラの科学」と「ナニワのオカン」
いつの間にか秋も終わっていた。これではマズイ、というわけで、「コーラの科学」と「ナニワのオカン」-「沈むコーラ」と「浮かぶコーラ」-です。「大阪市立科学館友の会」の会誌「うちゅう」10月号用に書いたものをもとに、少しだけ手を入れてみたものです。「うちゅう」の次号が出る頃になりましたので、hirax.netで公開しておきます。
「hirax.netからこどもにも見せられるコンテンツだけ独立させて欲しい」なんていう失礼な意見も時折聞こえてきます…。が、今のところ「その予定」も「その気」も全然ありません…。サイト側で何か便利なツールがあって、R指定区別・カテゴリ分け等が自動(自分で手動だと…やる気無し)でされるのであれば別なのですけれど…ね。
■「強い」人と「弱い」人
「こういう人はある意味強者だ」の一文を読んで「愚者の楽園」「カッコがつかない…?いやきっとつく。」を思い出す。内容的にも、そしてこの一文を書いたそもそものきっかけからも。
「こういう人はある意味強者だ、…そうじゃない人も多いはずだ」の一文は、「弱い」人の視点と「強い」人の視線を兼ね備えた洞察に思える。内容がどうであれ「言及(リンク)」がすべて応援になることも多い・「批判的な文脈でリンクされること」よりも「誰からもリンクされないこと」のほうがずっとつらい、という言葉には「弱い」人も同じように思ってくれるだろうか?あるいは「強い」人もそう思うだろうか?「強い人」ならそう思うだろうけれど…と、思いつつ「二つのアドバイス」を読み直す。
「できた人から帰っていいです。」先生はいっつもそう言う。私はいっつも最後までのこる。…私は. できる子の気持ちはわからないけれどできない子の気持ちはよくわかるので.できない子をできないまま育てるのは.きっと人よりうまいと思う。 「ずっと前のこと」 西原理恵子
■100枚の写真と100のニュース
100枚の写真が100のニュースを表す「10x10 / 100 Words and Pictures that Define the Time」 from Going My Way.
2005-11-06[n年前へ]
2006-11-06[n年前へ]
■小島寛之「算数の発想」
小島寛之の「算数の発想」を読んだ。あくまで、本書のタイトルは「数学の発想」でなく、「算数の発想」だ。その「数学」と「算数」の違いこそが、この本の「言いたいこと」である。
…無理を承知で、この本の印象をひとことで書いてしまえば、それは「カオス」だ。「はじめに」を引用するなら、まな板の上にあげられる題材は「物理学・経済学・数学・ゲーム理論・統計学…」であるという。それらは、実にバラバラな分野に見える。しかも、「フィクション・作り話」と絡めて、その分野は数学や国語や人生の哲学に話が広がっていく。その話の跳び具合を堪えられない人もいるだろう。けれど、その跳ね具合の中に「繋がり・方向性」を感じる人には、実に面白い本だと思う。
序章の中盤はこのように書かれ、
算数の「なんとか算」のような問題、つまり、つるカメ算、旅人算…などは中学の数学になると、方程式によってすべて統一的に解けてしまう。
これは格好良く言うと、「個別性」から「普遍性」へ関心領域の転換が起こったということである。そして、その序章はこんな風に終る。
算数の発想は、日常生活や人間関係や人生の経験の中からやってくるさまざまなものの見方を集積したものである。
数学の持つ「普遍的な操作性」は、思考や時間の節約という「効率性」あるいは、考え落としや飛躍のない「厳密性」を与えるかもしれないが、世の中を眺める楽しみを育むのは、むしろ算数の「個別的な思考」のほうだといっていい。ところで、この本を読みながら、算数も数学もどちらも同じように苦手な私が、ふと思い浮かべていたのは、おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記の2006年11月05日(日)分
個別のノウハウをおろおろと個別に実行することしかできず、生活のためにしなければならないことをさっぱり一般化できないという一文を含む、「個別」や「一般化」を題材に挙げた一連の日記だった。
■「龍安寺の石庭の科学」「コーラの科学」と「ナニワのオカン」など
今日から眺めたn年前へ、は「ドットマトリクス・プリンターのための交響曲」「龍安寺の石庭の科学」「コーラの科学」と「ナニワのオカン」などです。
「できた人から帰っていいです」先生はいっつもそう言う。私はいっつも最後までのこる。私は. できる子の気持ちはわからないけれどできない子の気持ちはよくわかるので.できない子をできないまま育てるのは.きっと人よりうまいと思う。
■「GTD」と「算数」
さらに、「算数の発想」を読みながら、ふと「GTD」を思い浮かべる。
数式操作は「柔らか頭の見方」というのを不要にしてくれる。脳に汗をかかなくても、決まりきった手続きで結果を出してくれる。それが利点だ。しかし、逆に、それは世界の成り立ちを知るための分析的思考を隠してしまう。
2008-11-06[n年前へ]
■いろんな形・いびつな形の野球場
「ダイアモンドの中心にピッチャーマウンドがあるか?」「昔の野球は、バッターに今よりずっと近い位置にピッチャーがいた」で気になったので、試しに近くの野球場に実際に行ってみた。そして、一塁から三塁方向を眺めてみると、やはり、一塁と三塁を結ぶ直線より、ピッチャープレートは、ホームベースよりに位置していた。
ところで、ダイアモンドの大きさ、つまりは、内野の大きさ・位置関係などは野球規則で決まっているけれど、外野については「フェンスなどはホームベースの端から250フィート(76.199メートル)以上離れていること」という程度の決まりしかない、という。だから、いろんな大きさの、そしていろんな形の野球場がある。右上のピッツバーグ・パイレーツのホームグラウンドの変遷を眺めてみると、1909-1970年までのForbes Fieldも、2001年以降使われているPNC Parkも左右非対称だ。Forbes Fieldは、左右非対称どころか、実にいびつな形をしていて、見ていて楽しくなる。
こういう野球場のいびつな形は、そのチームの特徴を生んで・あるいはチームの特徴に沿っている、と聞く。それが、また面白い。
たとえば、守備面から見てみれば、Forbes Fieldは中堅手(センター)が強肩である必要があるだろうし、PNC Parkは左翼手(レフト)が強肩である必要がある。もちろん、攻撃面から見ても、それぞれの球場に応じて、有利なチーム構成がある、ということになる。
左右非対称なホームグラウンドを持つ野球チームの、野球場の形状とそのチーム構成(特徴)を眺めてみたい。いろんな形・いびつな形の野球場の個性と、そのホームチームの個性を見てみたい。
2009-11-06[n年前へ]
2011-11-06[n年前へ]
■Mathematica版「おっぱい(曲面)方程式」で「あなた好みのおっぱい」を作る!?
「Wolfram CDF PlayerをMathematicaとして使う方法」をRubyでもっと簡単にしてみたので、次は数式処理のみならず汎用処理が可能なプログラム言語であるMathematicaで、何かの処理をさせてみたくなります。まず手始めに、何かをしてみようとなると「オッパイ的なHelloWorld」を作ってみたくなります。
タイムリーなことに「おっぱい(曲面)方程式を作り出した」という世紀の大発見がありました。そこで、まずはハロー・オッパイということで、Mathematica版「おっぱい(曲面)方程式」を書き、「Wolfram CDF PlayerをMathematicaとして使う方法」をRubyでもっと簡単にしてみたのやり方を使い、Universal Mathematica Manipulator 3でおっぱい(曲面)方程式を描いてみました。描いた結果が右上画像です。
さて、最初のプログラム(HelloWorld)を書いたなら、次はちょっとカスタマイズして「プログラミングの楽しさを知る」というのが、学びの王道です。そこで、少しだけMathematicaの機能を使ってカスタマイズしてみた結果が下のようすです。「おっぱい肌色方程式」を曲面を塗りつぶす色に対して適用させることで、もっと写実的!?にビジュアリゼーション(可視化)してみました。
「オレもやりたい」と思ったならば、やることはとても簡単です。「Wolfram CDF PlayerをMathematicaとして使う方法」をRubyでもっと簡単にしてみたのやり方(もしくは「Wolfram CDF PlayerをMathematicaとして使う方法」のやり方)でWolfram CDF PlayerをMathematicaとして使うことができるようにして、後は下記のコードを貼り付け・演算ボタンを押すだけ、です。もちろん、「Mathematicaを持っている」という人であれば「下記のコードをコピペするだけ」で終わりです。それだけの作業で、グリグリとおっぱいを後ろから前から眺めることができます。
Plot3D[ 1/8 (6 Exp[-((2/3 Abs[x] - 1)^2 + (2/3 y)^2) - 1/3 (2/3 y + 1/2)^3] + 2/3 Exp[-2.818^11 ((Abs[2/3 x] - 1)^2 + (2/3 y)^2)^2] + 2/3 y - (2/3 x)^4), {x, -3, 3}, {y, -3, 3}, PlotRange -> {-2, 1}, BoxRatios -> {6, 6, 4}, PlotPoints -> {100, 100}, ColorFunctionScaling -> False, ColorFunction -> Function[{x, y, z}, If[Sqrt[(Abs[x] - 3/2)^2 + y^2] < 0.45, Blend[{Pink,LightPink},0.5],LightPink]], Mesh -> None ]"If[Sqrt[ (Abs[x] - 3/2)^2 + y^2 ] < 0.45, Blend[ {Pink, LightPink}, 0.5], LightPink]],"辺りの記述には、各自それぞれ意見があることでしょう。たとえば"0.45"という部分、あるいはBlend[ {Pink, LightPink}, 0.5]の比率(色)に関する部分…そうしたパラメータ(関数)をほんの少し変えただけで、驚くほど印象が変わるものです。たとえば、"0.45"を"0.35"に、"0.5"を"0.7"に変えてみたのが、右の「おっぱい曲線方程式」です。これだけでも、ずいぶんとニュアンスが変わって見えるものです。0.3でも0.4でもなく、0.45(とか0.35)にするといった小数点以下さらに数桁にこだわるのが「匠(たくみ)のワザ」なのです。…こうしたカスタマイズを繰り返すことで「あなた好みのおっぱい(曲面)方程式」を作り出してみるのも興味深いのではないでしょうか。
というわけで、ハロー・グッバイならぬ、ハロー・おっぱい…じゃなかった(「Wolfram CDF PlayerをMathematicaとして使う方法」を利用した)Mathematica版ハロー・ワールドを今日は学んでみました。 それにしても、おっぱいの世界は実に奥が深いものですねぇ。
この続編が、下記の「エクセルで「バスト(曲面)方程式」を描いてみよう!?」です。
Mathematica(もしくはCDF Player活用)は敷居が高いだろうから、エクセル版も作ってみました。というわけで、エクセルで「バスト(曲面)方程式」を描いてみよう!? (シート付)です。
エクセルで「バスト(曲面)方程式」を描いてみよう!?
*各種環境へのポーティング(移植)例:
2013-11-06[n年前へ]
■非現実的な「ネズミ入りフォースフィードバックマウス」と超現実的な「睡眠・夢状態の可視化」
先週末、Maker Faire Tokyo 2013 (MTF2013)に朝から晩まで浸かっていた影響か何なのか…こんな夢を見ました。夢を見たのは、初日11/3(日)の夜から11/4(月)の朝にかけて、です。
私は、どうやら、フォースフィードバックマウスを作ろうとしているようで、大きな「コンピュータ操作用のマウス」の中にネズミを入れて、そのネズミの周りにぶら下げるエサの方向を動かすことで・ネズミの動きを変化させて、手にしたコンピュータマウスが引っ張られる感じ(フォースフィードバック)を受けるという仕組みを作り出そうと四苦八苦しています。…結構苦労しているらしきことが、ネズミが周りのものを囓(かじ)りまくるのでコンピュータマウスを掴む指を、腹減ったネズミが時折噛んでしまう、という問題のようです。…ワケのわからない夢です。
その夢を、私がどんなシチュエーションで見ていたのかとても知りたかったので、自分の睡眠状態の推移を眺めてみた結果が、下に貼り付けたグラフです。
私の記憶では「ネズミ入りフォースフィードバックマウス」の夢を見たのは、起床する寸前というわけではありませんでした。…ということは、朝の1時か3時のREM睡眠の終わり近くか、朝4時頃の深睡眠から覚醒する直前に、「ネズミ入りフォースフィードバックマウス」研究をしていたようです。
というわけで、MTF初日が終わった夜、新橋駅前ビルで飲んで…23時には眠りについて、Maker Faire Tokyo 2013の興奮の余韻を引きづりつつ浅い眠りを続けた後に、日付が変わってから、夢の中で(非現実的な)ネズミ入りフォースフィードバックマウスの開発をしていた「睡眠・夢状態」を可視化してみた…のが今日見た科学的グラフです。
2014-11-06[n年前へ]
■チェンマイ ロイクラトン 2014 2日目
11月の満月の時期、雨季から乾季に季節が変わる頃、タイのチェンマイでは灯籠が空へ次々と放たれていきます。川にもたくさんの灯籠が流されていくけれど、街全体のそこらかしこから、灯籠が高く上げられ続けていくさまはとても心を動かされます。灯籠が上空へと消えて行く風景を眺めていると、天国(というか黄泉の国)に一番近い場所に思えてきたりもします。
初日の11月5日は、終日雨で夜も雨が降り続き、灯籠上げはほぼ行われないままでしたが、2日目の今晩は、夕暮れ過ぎて雨がかすかな小雨に変わったため、次々と灯籠が上げられていきます。