2000-11-23[n年前へ]
2001-11-23[n年前へ]
■「ピクミン」哀愁CMソングが大反響
歌の予約だけで15万枚を突破する大反響。今日の「愛のうた」。 from ZAKZAK(リンク)
2002-11-23[n年前へ]
■オブジェクト指向言語 ドリトル
使ったことはないのだけれど、子供とプログラムで遊んでみたい親などに、かな。ドリトル
■「赤い靴はいてた女の子」
「赤い靴はいていた女の子」の像を眺めた。といっても、横浜の山下公園のものではなくて、静岡の日本平に立っている方。「赤い靴はいていた女の子」は異人さんに連れられて行っちゃったわけじゃなかったのね。実際にはずいぶんと哀しい話だったのだなぁ。
Googleでその辺りの話をぐるぐるしてみる。赤い靴はいてた女の子は今頃何をしてるんだろう。赤い靴が好きだったあの人は今頃何をしているんだろう。
赤い靴はいてた 女の子 異人さんに 連れられて行っちゃった 横浜の波止場から 船に乗って 異人さんに連れられて 行っちゃった 今では青い目に なっちゃって 異人さんのお国に 居るんだろ 赤い靴見るたぴ 考える 異人さんに会うたぴ 考える
■プリント・お値段鑑定団
「できるかな?」更新。とはいえ、「つまりはお金に翼が生えて飛んでいってしまう」そのお金が私の給料になっているわけで、まぁなんですねー。
■ナル@大人の階段
「高円宮憲仁ってどれが名字でどれが名前?」と、ロボSさん達と昨日の昼休みの話題。「大体、皇族で名前と顔が一致する人なんかいないぞ」という発言。で、「皇太子の浩宮は顔と名前が一致するだろう」という流れになったのだが、おっとびっくり、「浩宮」というのは子供の頃のあだ名で、結婚するとそのあだ名は使われなくなって、本名の「徳仁」しか使われなくなる、という事実が判明したのである。ってことはもう「浩宮」なんてヤツはどこにもいないのである。今いるのは「徳仁」だったのである。ということは、結局「皇族で名前と顔が一致する人なんか一人もいない」という結論に落ち着いたのであった。
「ってことは、「浩宮」はサナギマンみたいなもんで、結婚して脱皮してやっと「徳仁」になれるのか」とか「結婚前に浩宮さま〜って呼びかけるのは、オマエはまだ一人前じゃないんだよ〜、って呼びかけているのと同じだったのか」とか「じゃぁ、紀宮って名前をずっと呼び続けるのは結構それって酷かもなー」とか「大人の階段昇る、君はまだ紀宮さまー」というようなセクハラ発言まで登場しまくり、の昼休みだったのである。
2003-11-23[n年前へ]
■ツルゲーネフ「ハムレットとドンキホーテ」
「ハムレットは多分日記をつけております」とツルゲーネフは言う。「驚くべきことにハムレットとドンキホーテは同じ年に生まれました」「そして、人はハムレットのようなタイプかドンキホーテのようなタイプのどちらかに属しています」「現代ではハムレットのようなタイプの人々が遙かに多くなってきました」「とはいえ、ドンキホーテのような人々も決して死に絶えてしまったわけではありません」
「WEB日記」を書く私たちはやはりハムレットタイプになってしまうのだろうか…?「ドンキホーテはものを知らなくても、しっかりとした考えを持っています」「ハムレットはそんな考えをもつ必要も感じていないのです」 この薄いけれど素晴らしく豊かな本を買うきっかけを与えてくれた、おれカネゴンさんに感謝。
■中国土産のおしっこ人形
可愛いけれど2m以上もオシッコを飛ばすという中国土産のおしっこ人形。 from CAXの日記
■小説家はメーカなのだから… 森博嗣
先日、森博嗣の本を担当した編集者の方と会う機会があった。その時に、とてもショックを受けた台詞が「小説家はメーカなのだから、期限を守らなくてどうする」という森博嗣が語ったという言葉である。森博嗣は必ず締め切り前に原稿を送ってくるという話だったが、「製品の発売日を守らないメーカがいますか?小説家だってある種小説のメーカーなのだから、発売日、原稿の締め切りは守るべきです」という台詞に少し感銘を受けたりしてみたりしたのである。
もちろん、それだけでなくて「うー耳が痛いー」と唸りたかったり、「製品の発売日を守らない(年単位で)メーカーはたくさんいるぞー」と小さな声で呟いてみたかったりもする、今日この頃なのである。
■正確な文章の書き方
「書き直しや推敲無しではよい文章を書けません。書いては削り、書いては削る。文章を書くためにたくさん時間をかけて下さい」という実に思い言葉が書いてある「正確な文章の書き方」
「見直し無しの、一回こっきり上から下への書きっぱなしの修正無し」の元文章を「明日の午後までの時間で」よい文章を書けるだろうか?と不安になりつつ、時間をちゃんと使えないそんな自分を反省する今日この頃。 from KLaxon - O.P. on HATENA
■ゲラ修正作業で暮れる一日。
新幹線の中で、机の上で、お風呂の中で、布団の上で、ただただ赤ペン作業を続けております。新幹線の中では車酔いしました。風呂の中ではのぼせてしまいました。そして、布団に横になって作業をすると睡魔が襲ってきます。…シンドイです。WEBでの文章は見直し無しの、一回こっきり上から下への書きっぱなしの修正無しだったりして、それの手直しに入るととてもシンドイです…。けど、ガンバル。
2004-11-23[n年前へ]
■Apple typography
Appleのフォント・技術の詳細を記述したApple typography。会社のロゴマークのフォントに関する話から、製品で使われたフォントの話や、さらにサブ・ピクセル・レンダリング技術の話まで。フォントにそれほど興味がない人でもきっと面白く読める。リンクを辿りつつ、読みあさった後はコンピュータのフォント技術にかなり詳しくなってしまうかも。
■半年間のニュースクリップ
古いものはリンクされなくなっていくようなので、半年間のニュースクリップをメモ。
■ミニチュアチェロの演奏と楽器の科学
23cmのミニチュア・チェロを改造して、演奏できるようにする。実際の演奏はこんな感じ。手作り楽器の楽しさにはまるかも。さらには、ブームワッカーのミニ科学とかピックアップのミニ雑学なんていうのもとても面白い。チェロの力学・ハープの力学・ギターの力学 どの切り口をとってみても面白い。リッケンバッカーの"フラインパン"のエレクトリックギターの特許なんていうのも涙ものかも。
■地図帳を公開/共有する「地図帳.org」
地図帳を公開/共有することができる増井さんの「地図帳.org 」「○×」の地図帳の「○×」には何が来るのが面白いんだろう?「美味しいお店」「ロケ地」「自分の名前」…?ちなみに、サムネイル画像は「ハードウェアハッカーの地図帳」
その他にも、「神田川周遊の地図帳」なんていうのも楽しみかも。
■3次元RSSリーダのNEWSWORLD
3次元RSSリーダのNEWSWORLD. VRMLで3次元の世界として出力・可視化を行うRSSリーダ。 from buchilog
■あなたの「涙そうそう」
「『涙そうそう』とは、沖縄の言葉で”涙がぽろぽろ止まらない”という意味。この歌を聴く人、唄う人の一人ひとりが、大切な人との思い出をよみがえらせます。それは家族であったり、恋人であったり、親友であったり。また悲しい涙、うれし涙、悔しい涙の思い出だったりします。そんな「あなたの涙そうそう」をぜひともお寄せください。はあなたの大切な思い出をお預かりして、各分野のプロデューサーにより、ドラマやバラエティなどの番組や映画に育てていきます」という企画。
■「阪神・淡路大震災の報道」
「風化されつつある阪神・淡路大震災。当時のテレビ報道を思い出して語りましょう」という「阪神・淡路大震災の報道」
■手回し携帯電話充電・ラジオ・ライト
手回し発電でラジオを聞いたり、懐中電灯になったり、ほとんどの携帯電話をジュウン電することができる「手まわし充電たまごゴールド」 地震の後の必需品の一つ(いや、一つでなく三つか)でもあるし、一つ買っておくのも良いかも。
■アヒルのUSBメモリの写真館
アヒルの形をしたUSBメモリ「i-Duck」 そんなアヒル、じゃなかったUSBメモリが色んな場所へ旅行をして写真を撮った記録が並べられている「アヒルのUSBメモリの写真館」 神宮球場、京都、台湾、カナダ…、ありとあらゆる場所にあひるちゃんは旅をする。記念写真はきっとこれからも増えるはず。
■女性の身長と乳ガンの発生率
「女性の身長 vs. 乳ガンの発生率」グラフ. ちなみに、日本人は平均身長155cmで10万人に25人ほど。
■アリやサカナやカニ入りボタン
目黒にあるボタン専門店「アンドストライプ GEAR」で売っている アリやサカナやカニ入りボタン。
LINK http://blog.excite.co.jp/excitebit/1112026
■16GBのCFカードとPCカード
Sandiskから16GBのCFカードとPCカード.
2005-11-23[n年前へ]
■「ウォームビズ・カリキュレータ」
Tech総研に「エンジニア的超緻密計算☆ウォームビズって効果ある?」という特集記事を書きました。「できるかな?」番外編、という感じの記事です。小難しいところは読み飛ばしながらでも、楽しんで頂けたら幸いです。(この記事に関するTech総研ブログのエントリーはこちらです)
この記事の中ほどに「ウォームビズ・カリキュレータ」という「計算機」があります。これを使うと、「あなたの職場でウォームビズをすると、どのようにCO2排出量を削減することができるの!?」ということを調べることができます。この「カリキュレータ」をいじってみると、結構楽しめると思います。もちろん!?、計算が超緻密かどうかは…さておき、ですね。
ちなみに、「ウォームビズ」ということそれ自体に対する私の感想はここにあります。
■「よかった探しリース 2005」
毎年恒例の「よかったことを思い出したり、考えたりしてみる」という「よかった探しリース 2005」(ここの右手と左手) これから一ヶ月の間に、つらつらと考えながら3つの「よかったこと」を考えてみることにしましょうか。
■よかったこと 1: 「おれカネゴン」先生のサインをThinkpadにしてもらったこと
■よかったこと 2: ティオティワカンのピラミッドに登れたこと
■よかったこと 3: メキシコ・シティでLuの"Sera"を買ったこと
2007-11-23[n年前へ]
■夕日と列車
奇麗な景色や、奇麗な時間がたくさんある日。いつもと同じ、そんな一日。
「夢を見続ける力のことを“才能”と言うのだ」from 「関連記事」から
「そういう意味では、今回の芝居は、戸惑いつつも、才能は決して枯らさなかった人たちの物語ですから」
「裸足のままで飛び出して あの列車に乗って行こう。
ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない。
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない」
「愛じゃなくても恋じゃなくても、決して負けない強い力を、
僕は一つだけ持つ」
■時代を眺めながら色の未来を考える
東京理科大学の宮原教授の講演の面白かった2つめのこと、実際には講演の主たる内容は、「光」と「色」を「産業や芸術や科学といった時代」の変化を辿りながら考える、というものだった。期せずして趣向が重なった「絵画の歴史を辿りながら、光と色を考える」というポスターセッションの研究報告と共に眺めることができたので、心から楽しめた。
この十数年、画像形成技術は進化し続けています。
しかし、歴史の中で十数年はほんの一瞬です。
講演終了後に話し合った「ニュートンとホイヘンスの論争をどう思うか」「宗教革命や産業革命そして東インド会社という時代からの必然」「シュンペータとイノベーション」といった話が、また面白かった。そういった内容については、画像関連の場所で、近いうちに、まとめて提供する機会を作りたいと思う。
千年近い歴史を、3分ほどで辿りました。
こういった話題を材料に、たくさんの方々と
お話できることを願っています。
2008-11-23[n年前へ]
■続 「探偵ナイトスクープ」と「地表の重力」と「電子天秤の体重計」
(「探偵ナイトスクープ」と「地表の重力」と「電子天秤の体重計」の続きです)探偵ナイトスクープで「稚内と那覇で(マネキン人形の)体重を計る」回で、電子天秤は地域ごとに校正されているという話をしていた。1キログラムの質量の分銅を乗せたときに、それが1キログラムと表示されるように、電子天秤の方を調整するというのである。
電子天秤は確かに地域ごとに校正をしそうだけれども、体重計はそんな地域ごとに校正をするものなのだろうか。精度保証のために「生産工場で校正をする」ことは当然あるだろうが、使用場所に合わせて校正をしたりするものなのだろうか。
さらに、「体重計は何を計りたいものなのか」とい宇疑問が頭に浮かんだきた。私たちは「(体の)質量」を計りたいのだろうか、それとも「(体の)重量」」を計りたいものなのだろうか。将来、月面ステーションができて、さらに月面ホテルができ、月旅行ができるような時代になったなら、その月面ホテルのジムにある体重計はどのような校正がされているものだろうか。
地球で体重42キログラムの人がいたら、月面ホテルのジムの体重計もやはり42キログラムと表示するのだろうか。それとも、そのおよそ1/6の7キログラムと表示するのだろうか・・・?
月面の観光地にある体重計なら、きっと旅行気分が味わえる「7キログラム表示」を採用しそうだ。けれど、ホテルのジムならどうだろうか。この場合になると、体重管理をしたい人のために、「42キログラム表示」を採用しそうな気もしてくる。
未来の体重計はどんな風になっているのだろう。・・・いや、違う。「未来の何かがどんなものか」がわからないと思うくらいなら、それを作ることに力を注いだ方が良いのだった。
The best way to predict the future is to invent it.
Alan Kay
2009-11-23[n年前へ]
■NEWS今昔物語「毎日の記録と想い出の写真」編 (初出2004年10月28日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
今日も、シリーズ「今昔物語」です(古い文章なので、リンク先は「リンク切れ」になっているものばかりだとは思いますが、ご容赦ください)。たった5年前のものですが、時の流れは早いもの。温故知新の気持ちで、まずは、5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うことから先に書いてみます。
この後、「食べたものを淡々と記録するよ」は、結婚し食生活記録ログを停止した。この頃読んでいたWEB日記のうち、一体どれだけが今も続いているものだろうか。・・・どんな世界も、少しづつ少しづつ入れ替わりが進み、やがてすべてが入れ替わっていくのだろう。
携帯電話は、これら過去の記事以降も、ますます高機能化が進んでいる。そのため、この後に、一眼レフデジカメを買ったのだが、今では持ち歩く頻度が減ってしまった。つまりは、持ち歩いている携帯電話のカメラで済ますことが増えてしまった。それどころか、携帯電話、いや、ケータイはもう腕の先にいつもある「体の一部」だという感覚の人も多いかもしれない。
DVDは耐久性に劣るものも多く、私が持っている初期に記録したデータDVDなどは、すでに読めなくなっているものも多い。「ネガフィルムや写真を詰めた箱」と「想い出いっぱいのDVD」では、実は「ネガフィルムや写真を詰めた箱」の方が長い年月を経ても残るのかもしれない。
(記事を書いた時の)ひとこと
一眼レフデジカメが欲しいのだが、先立つお金は無い。しょうがないから、カメラ付き携帯電話用のアタッチメントレンズをコンビニで買って、一眼レフ気分に浸ってる。というわけで、携帯電話・写真関連のニュースになった。
毎日続く「食べたものを淡々と記録するよ」
「食べたものを淡々と記録するよ」というWEBログがある。その名の通り、毎日食べたものをただ淡々と記録(ログ)しているだけである。書き手は二十歳の学生さんで、「おにぎり・ラーメン・カレー」が多い典型的な若者の食生活を続けていた。
ところが、10月23日の夕飯「ぶどうぱんとウィンナー」以降、彼の食べるものは一変する。その日の午後六時頃に新潟県中越地震が起き、そして彼は新潟県長岡市に住んでいたからだ。同じ「おにぎりやラーメン」を食べていても、それ以前のものとはずいぶんと違っていて大変さが伝わってくる。それでも、彼は食べたものを淡々と記録する。そして彼の毎日は続く。
携帯電話は体の一部
最近、携帯電話を通して何かをみる技術が増えている。例えば、先月およそ一月間にわたって実験が行われていた 携帯電話に音楽を聴かせると曲名を検索してくれるサービス などは「あれっ?この曲なんだっけ?」というような場合にとても重宝しそうだ。また、先月20日に発売開始された"カメラ付き携帯電話で色を識別を手助け"するケータイアプリ「なにいろ」は色識別に苦労していた人の手助けができるかもしれない。こうなってくると、携帯電話はもう私たちの体の一部だ。
さらに、先月20日にデモされた携帯電話で顔認証を行う技術なんかを使えば、携帯電話をどこかに置き忘れたりしても 悪用されたりすることがないようになるかもししれない 。そして、PCで録画したテレビ番組を携帯電話で再生できるようにする変換ソフトも今月12日から発売されるという。私たちは携帯電話越しに今後どんなものを眺め、どのように助けられていくのだろうか?
家族の想い出が蘇る「フォトマイニングサービス」
先月12日、富士写真フィルムは「ネガフィルムや写真を箱に詰めて送るだけで想い出いっぱいのDVDを作成してくれるフォトマイニングサービス」を始めた。撮影したフィルムや写真を箱に詰めて送るだけで「フィルム製造情報・写真の裏印字・撮影者が書いたコメント」などを手がかりに撮影年代を分類した上でDVDスライドショーにする」という。そういえば、1977年にヒットしたドラマ「岸辺のアルバム」のラストは洪水で流されていく家から「家族のアルバム」を持ち出そうとするシーンだった。未来の家族のアルバムはDVDディスクになるのかも。
SPAMを生み出す「女性の理想!?」
SPAMには誰しも悩まされている(前回の「SPAMメールの震源地」参照)が、私のところに届くSPAMはほとんどがアメリカ発「バイアグラ・増毛・ペニス増大法」の広告である。そんなにアメリカ人はナニがナニで困っているのか??と思い、「平均ペニスサイズ」を調べると…「平均長は15.64 cm、平均周囲長は12.28 cm。最近のカリフォルニア大学サンフランシスコ校での調査では、平均長は13cmで周囲長は12.5cm。ブラジル人の調査では平均長は14.5cm 平均周囲長は11.9cm」だという。ホントに困っているのか?
と思ったら,男性の「長さと太さ」と女性の「満足度」のグラフなんていうものがあった。「完璧・理想的」なのは長さ8.5インチ(21cm)で周長7インチ(18cm)って…。それじゃぁ、増大させたくもなるかもね。
2010-11-23[n年前へ]
■電車の「起動加速度」を知って、プチ鉄っちゃんになってみる!?
京浜東北線と山手線は田端から品川までの間、隣り合いつつ同じ駅を走り抜けていきます。同じホームの両側から、京浜東北線と山手線は発着するので、ほとんど同じタイミングで(京浜東北線と山手線に)列車が来ているときには、そのどちらに乗ろうか悩んでしまいます。昼間だと、京浜東北線は、各駅停車ではなく(駅を飛ばしす)快速運転をしていたりするので、山手線に乗るか京浜東北線に乗るか悩まずに済むのですが、両方とも同じ各駅停車の場合には、…右往左往してみたりするのです。
そんなとき、鉄っちゃんに、「山手線ナントカナントカ(列車の名称だが、鉄分が足りない私の耳には、ナントカナントカとしか聞き取れなかった)の起動加速度は3.0km/h/sで、京浜東北線のナントカナントカが2.5km/h/sだから、そんな時は京浜東北線に乗った方がいい!」とアドバイスされました。起動加速度とは、停止状態からの加速能力を表していて、それが3.0km/h/sなら、1秒間に時速3kmづつ速度が速くなっていく加速度を示すのだといい、山手線のナントカは、京浜東北線のナントカに対し、1.2倍のスタート時加速能力がある(らしい)というわけです。
その話に興味を惹かれたので、電車の起動加速度をつらつら眺めてみると、
- 阪神5001形 4.5km/h/s
- 京成AE100形電車 3.5km/h/s
- 新幹線N700系電車 2.6km/h/s
2012-11-23[n年前へ]
■日本語を読むための「必要最低解像度」は少なくとも200PPI以上です
「iPad mini用「究極・至高のノート」キットを作ってみた!」と書きましたが、それは「今手に入る・かつ安く手に入る道具でできる限りの範囲で最善」だというだけの意味で、決して「それでもう十分・満足だ」という意味ではありません。
たとえば、iPad mini の解像度は、日本語書籍を読むには不十分です。ここでいう「不十分」は主観的な感想の話ではありません。なぜなら、iPad miniのディスプレイ解像度163PPI程度という数字は、日本語の書籍を表示するのは原理的に不十分なものだからです。
日本語の書籍には、おおよそ6ポイント(あるいは8級程度)よりも大きい文字が使われます。たとえば、6ポイント文字なら縦横が2mmより少し大きいくらいの文字サイズです。9ポイントなら文字サイズは3mm四方程度となります。
そんな大きさの文字をディスプレイで表示したとき、一体「何ピクセル四方になるのか?」を示したのが下のグラフです。言い換えれば、ディスプレイの解像度に応じて「所定の大きさの文字をどのくらいのピクセルで表示することができるのか」を示したグラフです。
日本語の漢字は、平均すると12画程度の画数になります。そして、「(人が読む)文字」は(しかも文字の中でも特に漢字という文字は)、線が縦横同じように・等間隔に並ぶことが多いという性質があります。なぜなら、そういう状態が一番「人が読みやすい」状態だからです。その結果、大雑把に言うと、平均12画なら、縦横の線はそれぞれ約6本程度存在する、ということになります。
すると、2次元平面上において、縦横各軸に対して(1文字の大きさの中に)6本程度の線が等間隔に存在するということは、それらの線を表現するためには、1文字を縦横が最低12ピクセル以上で構成されていなければなりません。もちろん、それは「最低必要とされるピクセル」の話であって、文字の中で線が引かれる場所(位相)・幅によっては、最低20~数十ピクセルが必要とされることになります。
そこで、冒頭に示したグラフ「(ディスプレイの解像度に依存して)所定の大きさの文字をどのくらいのピクセルで表示することができるのか」を眺めると、200PPI以下の解像度の場合には、日本語書籍で使われる大きさの文字を表現するには解像度が不足している(1文字をたかだか十数ピクセル四方で表現することになってしまう)ことがわかります。
つまり、たとえばiPad miniの163PPIといった解像度程度では、日本語の書籍に使われる文字を(日本語の書籍で使われるのと同じような大きさで)表現することはできないのです。アルファベット文化圏であればともかく、漢字を使う日本語書籍を読む限りにおいては、200PPIといった解像度では「最低解像度(にまだ足りない程度の解像度)」と読み替えなければならない数字なのです。
解像度が足りているか・不足しているのかを考える時は、「出力しなければならないパターン」を原理的に出しうるかを、まずは考えてみると良いような気がします。その上で、日本語書籍で使われる「パターン」を再現するためには、200PPI程度では不十分だ…というのが現実です。
2017-11-23[n年前へ]
■スマホで「(光の波長ごとのイメージを取得する)分光撮影カメラ」を作ってみよう!
一番身近にある各種センサを備えたコンピュータ、いわゆるひとつの「スマホ」を使って簡単に特殊撮影をしたり・色々遊んぶツールを作っています。そのひとつとして、スマホを使った「(光の波長ごとのイメージを取得する)分光撮影カメラ」があると一体どんなことができるかを確かめてみたくなり…試しにスマホ分光カメラを作って蛍光灯を撮影してみました。撮影し蛍光灯は、右上に貼り付けたいたって普通の蛍光灯です。
スマホ分光カメラで撮影した分光画像を、カメラから観た時の画像XY座標と光の波長方向軸(長波長←→短波長)で眺めてみた動画が下に貼り付けた動画です。眺める景色を、その光の波長ごとに分解したイメージとして意識することは少ないので、こうして眺めてみると少し面白い気がします。