2000-11-26[n年前へ]
■怪我が怖い年頃
再来週には、例年のように万座温泉に行くだろう。というわけで、スキーシーズンが始まる。今年はインラインホッケーの練習も私には珍しくせっせとしたし、オフトレは結構したわけだ。ということで、調子は結構良いに違いない。しかし、調子がよいと怪我をしそうで怖い気がする。
2001-11-26[n年前へ]
■複数ディスプレイのICMファイル
職場の居室のPCのディスプレイを17.4インチx2のマルチディスプレイにした。2560x1024の環境はなかなか快適です。
実際にはノートPCもどこドアでその横に並んでるわけで、3580x1024の液晶が並んでるわけです。で問題は、同じ液晶ディスプレイを選んでるにも関わらず、接続の違いもあって色が全然違う。複数ディスプレイでそれぞれICMファイルを読み込むことってできないのでしょうか?
■今日のニュースステーション
プロジェクトXのパロディ。面白かった。
2002-11-26[n年前へ]
■ノートPCの液晶を外部ディスプレイにしよう
前から興味があったからやってみた。まずはWindows2000のデスクトップPCにディスプレイカードを二枚さして、マルチモニター環境にする(といっても実際に繋がっているモニターは一つだけ)。で、CRTは片方だけつないで、もう片方のディスプレイは単なるダミーにする。ダミー用のディスプレイカードは遅いヤツで全然構わない。
で、そのダミーのディスプレイの方をVDACCドライバーでvncに転送する。で、ノートPCの液晶ディスプレイにその画面を表示する、という手順。あくまでサブと割り切れば結構使える操作感になった。サブでは何かのドキュメントを表示させておくだけ、とかでも結構便利だし。
もちろん、ノートPCの液晶画面はデスクトップPCのダミー画面と同じサイズ以上の必要があるが(というより、デスクトップPCのダミー画面をノートPCの液晶と同じサイズに設定して)、とりあえず「古いディスプレイカード」と「ノートPC」があるなら、試す価値はありありではないでしょうか。ハイ。
■日の出から日の入りまで
を今日は眺めてました。
色んな景色を眺めながら、色んなことを考える。日の出や、朝日に照らされる高架の上の新幹線や、朝日にたなびく煙突の煙を眺めたりする。雨が上がった後の水たまりに映る空を眺めてみたりする。
少し歩けばたどり着けそうな、虹の橋桁を眺めて、後ろを振り返ると富士山が雲の間から顔を出している。
■史上最強のマウスパッド特大 究極セットII
史上最強のマウスパッド特大_究極セットII確かにスムースさは素晴らしい。2画面+どこドアなんて環境だとマウスパッドはとても広くないとキツイ。というわけで、×2で1万円ナリ。
が、その素晴らしい滑りやすさは単にマウスに貼る「パッドソール」のせいなのである。こいつのおかげで画期的にスムースになったのだった。
2003-11-26[n年前へ]
■あなたの会いたい人は誰ですか。
確か、以前も書いた気もするけれど良いものは良いですね。今日は愛情編か、もう一度「たったひとつのたからもの」でも見てみましょうか。 from 我孫子の空の下
■今日の感動トリビア「宇宙までの距離は東京・熱海間と同じ」
垂直距離を水平距離に変換するという新鮮な発想。しかも、東京からタクシーに乗ってそれぞれの位置で「ここはどの高さに相当するかを説明する」というとても「目から鱗」の仕方。
「水平思考から垂直指向への変換」なんて昔良く聞いたフレーズだけれど、この「垂直距離を水平距離に例える」というのはとても面白い。そして、私たちがいかに重力に支配されて、地面に押さえつけられているかを感じることができる。10km走るのは簡単だけど、10km空に登ることは私たちにはできない。
2004-11-26[n年前へ]
■300系新幹線の悪夢
新幹線に飛び乗り、東京に向かう。目覚ましにコーヒーを買って、隣の席のテーブルに置いて、ノートPCを開いて資料作成の続きを始めた。しばらくすると、トンネル(トンネル内はいつも恐怖を感じる)に入り、いつものようにガタピシグラグラ車両が揺れ始める(300系は本当に悪夢以外の何者でもない)。と、思ったらコーヒーの缶があまりの揺れで飛び上がりながら倒れ、周りにコーヒーをまき散らした。もちろん、作業中のPCの上にも…。砂糖無しのコーヒーだったのが不幸中の幸いだ。急いで乾かしつつ、作業を続ける。
Wikipediaにも「300系の導入当初は、座席前のデスクに置いたコーヒーがこぼれたとか、サンドイッチが手も触れないのに丸ごと床に転落した、などの苦情が相次いだ」と書いてあるが、多少の改良をした今でもひどすぎだ。
IEEEのマイルストーン賞も受賞した東海道新幹線だが、少なくともあんな300系を世に出してしまい、しかもそれを今でも使い続けている、という点において(かつてのJRではなく、少なくとも「今の」JRは)マイルストーン賞はスッパリキッパリ返上して欲しい。「高速鉄道に関して世界最高水準の技術と風洞を持つJRが300系の揺れ問題を長年放置していたのは実に情けない」という5年前から全然変わっていないところが、情けない。
■PostScriptによるオブジェクト指向プログラミング
PostScriptによるオブジェクト指向プログラミング. 実効例は
GS>らむだくん 、 あなたは男ですか ?そうですが何か?GS>GS>らむだくん 、 性転換しなさい !GS>らむだくん 、 あなたは男ですか ?...今は違いますGS>シンプルにとても面白い。 from /home/pochi/ChangeLog
■プログラムのソースコードを色分けして表示するPukiwikiプラグイン
プログラムのソースコードを色分けして表示するPukiwikiプラグイン from capsctrldays
■DNAや宇宙シミュレーションやカーボンナノチューブのクリスタルアートを作る
DNAや宇宙シミュレーションやカーボンナノチューブのクリスタルアートの3D Laser Crystals. PDB IDなり立体形状なりを送付すれば自分だけのクリスタルアートも作ることができる。数学オブジェクトも面白い。これとか。 from buchilog
■Google Software Downloads
Google Tooolbar, Google Deskbar, Google Desktop Search, Gmail Notifier (BETA) , Picasa Photo OrganizerなどをダウンロードすることができるGoogle Software Downloads.ちなみに、Picasa Photo Organizerは画像検索をしたり、赤目修正をしたり、アルバムを作ったりするソフトウェア。 from BLOGKID
■One year in one minnute.
ウェブカメラからの1年365日分の映像を1分に圧縮した動画。 from SLN:blog*
■artpad BETA VERSION 1.1
絵を描いて飾って誰かに見せることができるartpad BETA VERSION 1.1.
■無音の旋律
LIMG http://www.lcv.ne.jp/~hhase/memo/m04_11b.html#1125 r /site_thumbnails/20041127093705s.jpg 以前の「ひとこと」2004年11月後半 あそびをせんとや11月27日(土)の無音の旋律に驚く。「旋律に出てくるすべての音が常に鳴っていて、本来の旋律で音が鳴るタイミングで、その高さの音を消すということをしています。聴き慣れないと耳障りな不協和音がわーっと鳴っているだけに聴こえると思いますが、注意して聞くと、旋律が浮かび上がってきます」というが、注意して聞かなくても普通に旋律がなっているようにしか聞こえないくらいだ。人間の聴覚の不思議かも。というわけで、聴覚デモンストレーションもメモ。
2005-11-26[n年前へ]
■アクセス数の現実
「はてなブックマークのトップに載るより、カトゆーに載った時のほうがはるかに大量のアクセスが来る」で思い出したのが、「テキストサイト < ニュースサイト < アダルトサイトという現実」だ。この各ジャンルからリンクを張られたとき、そのリンクによるアクセス数の違いは(それぞれ)一桁強違う、という感覚だ。
そしてまた、「大きな個人サイト(はてな)が運営する、集団ニュースサイト」というはてなブックマークのサイトとしての性質を考えれば、それが「テキストサイト」と「ニュースサイト」の中間に位置するのは、とても自然に思える。
■「ウォズニアック・インタビュー」
USNews.comのスティーブ・ウォズニアックへの「インタビュー記事」
2006-11-26[n年前へ]
■高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト
Tech総研ブログ平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女 に高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトを書きました。今回は(前回バージョンとは違って)気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。
2007-11-26[n年前へ]
■SONY 超格安64"GB"USBメモリ(中国製?)
"SONY"というロゴが入ったUSBメモリを見せてもらった。超格安の叩き値のUSBメモリ、けれど、何と"64 GB"の超大容量USBメモリだ。色もデザインもとても綺麗だし、ドライバも不要で、USBポートに指すだけで、ちゃんと「空き容量=(ほぼ)64GB」と表示されている。これは素晴らしい優れものの、お買い得品だ。
…けれど、何だかおかしい。ファイルの追加はできても、削除はできないし、抜き差しすると「入れたはずのファイルは全て完全に消えてしまっている」 つまり、PC間のファイル移動には全く使えない。これでは、ほとんど何の役にも立たない…。
よくよく考えてみれば、タダ同然の超格安の叩き値で、64GBもの超特大容量のUSBメモリが売られているわけがない。しかも、SONYの製品がそんなに安いわけもない…。中国製恐るべし。
2008-11-26[n年前へ]
■温泉の匂いを味わえるムトウハップ(六一○ハップ)が消える。
「温泉の匂いを味わえる温泉の素、武藤鉦製薬のムトウハップ(六一○ハップ)が消える」というニュースが流れていた。
赤褐色の液体を浴槽の中に入れると、次第に白濁していくようすは見ていてとても不思議に綺麗で、しばらくして広がってくる硫黄の匂いは、まさにどこかの温泉に旅行しているような気分にさせられた。
「匂い」というものは、首をかしげたくなるくらい、記憶やイメージと直結している。ムトーハップが作る匂いと白濁した湯は完璧に「温泉のイメージ」を再現してくれた。温泉の匂いを味わえる六一○ハップが消えた。
2009-11-26[n年前へ]
■NEWS今昔物語「男と女と世界が動く」編 (初出2004年09月30日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
今年の(検索エンジンから本サイトへ辿りついた際に用いられた)検索ワード・トップ3を今眺めてみると、「スクール水着」「直江喜一」「モザイク」だ。「スクール水着」は、ここ十年近く不動の一位である。ちなみに、4位は「スク水」だ…。
SPAMの世界も色々変わっていそうだが、最近はGmailのSPAM判定にすべてをまかせてしまっている。多分、きちんとしたメールなのにSPAMメールだと誤判定されてしまっているメールもあるだろうが、SPAMフォルダをチェックするのも面倒で、多分読んでいない連絡メールなどもあるに違いない。
(記事を書いた時の)ひとこと
私のサイトは「水着 赤外線 透ける」で検索したりすると何故か上位に来てしまう。そのせいで、今年の夏はそんなキーワードを携えて検索エンジン経由で私のサイトに訪れる人々が多かった。困ったものだ。
「透けない?ごみ袋」と「透けない?水着」
最近は、中身を確認することができる指定の半透明ゴミ袋でなければ使ってはいけない自治体が多くなった。それに伴って、中身が透けたゴミ袋がカラスに突き破かれ問題になっているという。そこで、先日15日、大倉工業が「黄色いゴミ袋」を開発した。今回開発された「ゴミ袋」は、人間には普通に中身が透けてみるためゴミ分別状況を確認できるが、カラスの色覚では袋の中身が見えないため、カラスに荒らされることが少ないという。
今夏にはデサントが赤外線カメラの水着透過撮影による盗撮防止の素材を開発したというニュースが流れた。 従来の水着が「(人間には見えない)赤外線では透けて見えてしまっていた」ものを、(赤外線でも)透けないようにしたものだ。「ゴミ分別問題」と「盗撮問題」という全く別の問題に対する解決策が少し似ているのが、何だか面白い。
「男と女」のプログラミング・スタイルと100m走記録
以前、視覚・感性・プログラミング・スタイルで眺めた「男と女のニュース」を書いたが、先月は「男と女の性的行動の違い」をプログラミングの例外処理で例えた「性的(≠静的)型付け言語(例外処理編)」という面白い解説が公開された。プログラマなら、男性でも女性もきっと楽しめると思う。
ところで、「オリンピックの100m走の記録解析によれば西暦2056年には女性の記録(8秒079)が男性記録(8秒098)を越える」というビックリ研究結果がNatureの先月30日号に掲載された。100mを8秒08で走る女性アスリートが出現する時代には、「男と女の違い」はどんなものになっているのだろうか?
フォント解析で政治が動く
以前、「米国防省のイラクに関する文書から「検閲により消されてしまった文字」が、技術的に復元された」という記事を書いた。フォント解析が機密文書の秘密を暴露した、という話だ。
今度は、米国大統領選の行方をまたもやフォント解析が握っているという。先月、ブッシュ大統領の徴兵回避工作の証拠としてCBSで公開された文書('70年台にIBMのタイプライターで作成されたものだという)が、フォント解析の結果によると、Microsoft WordでTimes New Romanというフォントで用いて作成されたものだ(日本語による記事)という。つまり、ブッシュ大統領に対するその疑惑文書は真っ赤なニセモノだったというわけだ。昔の文書は、電子文書化されていないが故に偽造が難しい…のである。
SPAMメールの震源地
インターネット上でメールアドレスを公開していると、SPAM(迷惑)メールやウィルス・メールの大津波に日々襲われてしまう。そんな迷惑なメール津波の発信源を刻々描く世界地図がSPAM対策サービス会社のPostiniにより作成されている。
その迷惑メール世界地図(Mapsタブから見ることができる)を見れば、中国・日本・韓国をはじめとする大震源地を知ることができる。知ってもどうにもならないかもしれない…けれど。
2010-11-26[n年前へ]
■「ヘタパン(パンの耳”だけ”)」の語源を探ろう!?
コンビニなどに行くと、6枚切りとか8枚切りといった食パンを売っています。ものによっては、お店にはカットされていない状態のパンが届けられて、それをパンカッターを使いパンをスライスして袋詰めする、という具合になっています。コンビニのカウンターの奥を覗くと、その作業をする中で発生したパンの両端の部分がビニール袋に入れられ、テーブルにぶら下げられていたりします。
そのパンの両端の部分、いわゆる「パンの耳」だけの部分にはちゃんと名前がついています。といっても、きっと地方によって違うとは思いますが、京都辺りでは、それをヘタパンと呼んでいました。
京都では、全面が耳のパンをヘタパンと呼んでいました。貧乏人の強い味方でした。ああ、懐かしい。多分、京都市左京区近衛町辺りで「ヘタパン主義者同盟」が活動していた頃、ヘタパンがビッシリ詰められたビニール袋をタダでくれる時もあれば、一袋30円くらいだったこともあるように思います。
1990年ごろの(京都大学の学生寮である)吉田寮の寮祭では、「ヘタパン主義者同盟」という謎のサークルが、ヘタパンで作ったフレンチ・トーストなどを売っていました。ヘタパンにあるまじき贅沢な味わいでした。
「耳なし食パン、英国で開発される」
・・・といってもヘタパンに価格付けがあるわけではないような気もしますから、これは大体の目安に過ぎません。
ところで、そんな美味しく安い「ヘタパン」という名前、これはどういう意味で、一体、どんな語源なのでしょう? 1983年頃の大阪で行われた調査でも、「ヘタパン」という言葉は一般的になっていたようですが、その由来をあまりかんがえたことはなかったような気がします。
スーパーマーケットで、安売りの「茄子」の袋を手に取って、その調理方法を考えているとき、思わず「イウレカ(わかったぞ)!」と叫び・(風呂から)裸で外に走り出したくなりました。「ヘタパン」の「ヘタ」は、「茄子のへた」に違いなかったのです。それは、「はしっこ」とか「へり」を意味する「辺(へた)」を語源にしていたに違いない、とようやく気づいたのです。
ヘタパンはパンの端っこだったからこそ、それはまさに「辺(へた)パン」と名付けられたに違いない、というわけです。ハタパンの「ヘタ」は、実は純日本語だったのか!と思い至り、イウレカ!と叫びたくなったのです。
この「辺(へた)パン」という名前は、いつ生まれたのでしょう?どんな時代に、どんな人たちが、パンの耳をヘタパンと名付けたのでしょうか。そして、そのヘタパン愛好家たちは、どんな風にヘタパンを食べ続けてきたのでしょうか。
2012-11-26[n年前へ]
■ブラウザ上で動く動的数式オブジェクトソフトで「女の子」周りの視線を眺めてみよう!?
数値計算および動的描画ソフトウェアというような具合の(つまりはどのようなソフトウェアであるかを表現しづらい) GeoGebraというソフトがあります。数式を入れると、その数式に対応するオブジェクトが表示され(数式を変更するとそれに応じてオブジェクトも変形し)、オブジェクトを移動、変形させると数式も自動的に変更される…というソフトウェアです。
このGeoGebraは、iPad やAndroid 版の開発も進められています。そして、それと同時にHTML 5のブラウザ上で動くWEB版も開発されています。このWEB版GeoGebraにアクセスすると、アニメかマンガのヒロインみたいな女の子周りの視線計算をすることができます。
描き出されること自体はごく当たり前の「幾何学」であったとしても、その幾何学が描くキャラクターが格好いい女の子!となると、意外なほどに目を惹き・面白く感じてしまうものです。
GeoGebraのようなオブジェクトと数式を動的に連係して動かすことができる(そして、その数式やオブジェクトで示された関係を理解することができる)ソフトの使い道は、ちょうど「ミニスカートの幾何学」カリキュレータや数学ソフトウェア Geo Gebra でハロー・オッパイ!のように、「目や心を惹く何か」を数式で描き出し、それを動的に動かしてみる…という世界が似つかわしいのかもしれません。
「ミニスカートの幾何学」カリキュレータを作ってみました。どういうものかというと、「ミニスカートの幾何学~32cmの攻防戦~」の計算をユーザがグラフィカル・ユーザーインターフェースを使って自由に行うことができるものです。具体的には、「階段の角度」や「スカートの長さ」を自由に変えて、ミニスカートの幾何学を勉強することができる、というものです。
「ミニスカートの幾何学」カリキュレータ
この動画は、オッパイの表面(境界)の各部分にかかる力を元に、張力を計算し、張力を曲率に(テキトーに)換算を行った上で、曲率=2階微分値を2階積分した結果をGeo Gebra でインタラクティブに図示した図を(大雑把に言えば)、パラメータを適当に動かすことでアニメーションにする…という具合で作られています。
数学ソフトウェア Geo Gebra でハロー・オッパイ!
2013-11-26[n年前へ]
■「共通一次」…改め「センター試験」の数学プログラム問題
かつて「共通一次試験」と呼ばれ、今は「センター試験」という名前で出ているらしき、大学入試のための問題を面白く読んでいます。各学科それぞれ24年分の過去問題を積み上げると、意外に分量があったり・今更ながら気づかされたりすることがあります。
驚かされたことのひとつが、最近の「センター試験」の数学問題の中には、プログラミング問題もあるんだ!ということです。行番号付きのBASICとか("GOTO"とか)何十年も前を思い出して懐かしくなります。
ちなみに、2004年度のセンター試験「数1A」第5問が下の写真です。「作られた目的・動作が不明なBASICプログラム」が登場して、「このプログラムの動きを答えろ!さぁ答えろ!」という問題です。…何だか、作者不明のプログラムをメンテする気分になり、「頼むから、もっとコメントをちゃんと書いてよ!」とか「もう少しインデントとか付けるなりしてもっと読みやすくして下さい…」とプログラム作者に毒づいたり・土下座して頼み込んだりしてみたくなります…。
2014-11-26[n年前へ]
■インタラクティブに体感できる「空気砲シミュレーション」の作り方
Maker Faire Tokyo 2014で展示するために、「インタラクティブに体感できる空気砲シミュレーション」を作りました。そこで、「どんなものを作ったか」と「その作り方」をメモしておくことにします。
まずは、小さな空気砲を作り、その空気砲の中に小型マイクを仕込みます。マイクを取り付けるのは、空気砲の端部にある「空気を振動させるためのゴム膜」の近くです。そして、マイク周囲で空気が動いた時に、その空気の動きで生じる風切り音と「(マイク周りの)空気の動き」の対応付けを行います。…こうすることで、空気砲端部のゴム膜の動きを、マイクの音声波形から推定することができるというわけです。
それと同時に、その形状の空気砲で「ゴム膜を動かした時にどんな空気流が生じるか」を、さまざまな組み合わせで計算しておきます(その空気流は、流体力学の数値計算ライブラリであるOpenFOAMで計算しました)。
こうすることで、「(空気砲の中に仕込まれた)マイクの音声波形」から「空気砲の端部ゴム膜の動き」を推定し、さらに「(その条件下で生じる)空気砲の流体計算結果を読み込んで3次元的にレンダリング(描画)する」…というインタラクティブに体感できる空気砲シミュレーションを作ることができます(コンマ数秒くらい、反応が遅いけど)。OpenFOAMというゴリゴリ流体計算ソルバを使った「インタラクティブにリアルタイム風に動く流体ソルバ」「現実空間にシミュレーション結果を重ね合わせて、直接目で見ることができないものを可視化する」という…少し珍しいアプリケーションを作ってみました。
2018-11-26[n年前へ]
■『信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史』
というわけで、本日発売されました。『信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史』です。版元・編集元は、集英社 みらい文庫というわけで、未来から過去を見るような、あるいは、過去から未来を「理解したい」「考えたい」気持ちが強い「こども」向けの書籍、です。
下記は、(締め切り間際、それを書き忘れていたことに気づいて)一瞬で書いた「まえがき」です。一瞬で書くことができたのは、たぶん、(そこに至る過程を経て)不思議なくらい、書き位置がハッキリと意識させられていたから…のような気がします。