2000-12-01[n年前へ]
■favicon.icoのパッチワーク
この手のパッチワークを挑戦しようと思ってたんだけど、favicon.icoでっていうのは考えなかったなぁ。これなら、サイズが固定されているから作るの楽で良いなぁ。真ん中辺にwww.hirax.netへのリンクもある。(リンク)
2001-12-01[n年前へ]
■ある日せっせとプラグイン
先週末はPhotoshopのExport用プラグインを作成してた。半分趣味で、半分は仕事用だ。
でもって、今週はFilterプラグイン。Macでいじってたときはそれほどにも感じなかったけれど、Windowsで久々に作ろうとすると、このリソースがらみの処理は本当にグチりたくなるくらいメンドくさい。いや、ホントめんどくさい。ただでさえ、C++Builderのお気楽プログラミングが身についてるのに。あぁ、メンドくさ〜。思わず、外部アプリを呼び出す形式に変えようか、と思ってしまったくらいだ。
ふと思い出したが、Wild Riverさんて私は面識が無かった(Wさんにもっとつきまとえば良かったか?)ので、熊のようなイメージを勝手に思い浮かべていたのだが、「細身の中国人風」と聞いてちょっとビックリだ。
名前の与えるイメージは恐ろしいものがあるなぁ。それにしても、こういう人と会う機会があるという点で下丸子勤務もちょっとうらやましい。別な意味で有名な、l*****(あぁ、やっぱり自己規制してしまうぞ)さんもいるし。かつて、下丸子にいた頃、その居室へl*****さんを見に行くツアーがあったのは、秘密の事実だ。
■今日の笑いのツボ
ネイティブじゃないのに関西弁使う人信用できない、との意見が。「そやろ」とか、「怒るで、しかし」とかの関西弁が、と。 … 「怒るで、しかし」は関西弁じゃなくて、横山やすし、だぁ。 from 「恋の空騒ぎ」
■ウィルス大行進
もう止めてくれ〜、っていうくらいウィルスメールがどんどこどんどこ送られてくる。が、「だから、MS製品は…」っていう論法は大キライ。それは「だから、2チャンネルは…」というようなことを書くのと同じ思考停止論法だと思う。
■YahooBB用ルーター
iptablesでちょっと戸惑ったが、ひとますセットアップ。
2002-12-01[n年前へ]
■ATOK数式処理プラグイン「AtokMathParser」
ひとまず、できた。変数への代入処理なんかもできたら便利そうなので、それはいつかのバージョンアップ時に実装する予定。また、方程式を解く機能なども実装する予定…。高機能な数式処理システムMuPadと連携するバージョンなども面白そうだけれど、そこまでやると逆にあまり便利じゃないかも。というわけで、今日作った「ATOK用数式処理プラグイン(全角→半角変換ミス修正版)」を置いておきます。一番最初のバージョンでは全角→半角変換ミスがありましたので、半角時に"="が有効でなくなる人は修正版をご使用下さい。また、自分のPCでしかテストしていないので、ぜひフィードバックを下さい。そもそも、他のPCで動くかどうかもパッケージなどの兼ね合いもあって不安ですから。
さて、このソフトはATOKで入力中の数式の計算結果を変換表示するプラグインです。ATOKユーザーで電卓を使うような機会のある人であれば必須のツールになるかもしれません。とりあえず、かなり便利だと思います。
インストールはアプリケーションを適当な場所に移動後(その後移動しないこと)、起動して「インストール」をクリック。アンインストール時は「アンインストール」をクリックです。Windows2000ならその後ログオフすれば、その他では多分再起動すれば使えるようになります。
全角→半角変換も入っていますので、「3/2*12」なんて入力しても良いですし、"sin(pi)*12/log(12)"なんて半角で入力しても良いです。使える関数や演算子も「結構多いです」から、とりあえずちゃんとしたドキュメントを書くまで適当に色々と試して下さいな。
ちなみに、入力の最後に"="を付けると、入力した内容も変換結果に表示されます。例えば、「3/2*12=」と入力して変換すると"3/2*12= 18"となります。
また、AMETを使用するときにはショートカットを駆使することになると思いますが、多分デフォルトでは「Shift+Ctrl+F10 → 2」になると思われます。また、Ctrl+F9→Eで半角英字入力になりますし、Ctrl+F9→Hで全角かな入力になります。"sin"とか"log10"とか半角英字入力が必要な際にはショートカットで切り替えましょう。多分、ATOKのプロパティ設定から一発ショートカットでも設定しておくときっと便利になるんでしょう。
ところで、結局Input Calc for AMETは私は上手く動かせなかったので、それとの比較は判りません。また、ATOKのバージョン違いなどの対応もよく判りません。とりあえず、AmetDateの資料・ソースに感謝なのです。
2003-12-01[n年前へ]
■WindowShadeみたいなソフト
タイトルバーに新しく追加されるボタンをクリックするだけで、ウィンドウをタイトルバーのみの表示にできるソフト「nonsensical」
2004-12-01[n年前へ]
■「科学技術と男と女!?」
Tech総研の記事が公開されている。…いつの間にかサブ・タイトルがついている。えっ?「科学技術と男と女!?」「科学と技術」はともかく、なにゆえ「男と女」…? 何故に私が…!? しかも、「ウォッチ」だけ…「眺めるだけ」…ですか!? そういうことなら、納得…かも。うぅ…。 …えっ!「(次回は)決して"眺めるだけ"ではない」って…。そんな、予告をされていたとは、うぅ…。
というわけで、今回は「写真の魅力」と「みんな全裸ヌード」と「精子減少と男女の電磁波」の科学です…。じゃなかった、「科学技術と男と女」です…。
■「SECRET HEARTS」と「HOPELESS」と「宇宙物理学」
SECRET HEARTSと、それをアレンジしたRoy LichtensteinのHOPELSS。並べてみると、こんな感じ。確かに、同じようでずいぶんと違う。 from 布施英利 「マンガを解剖する」
ちなみに、Roy Lichtensteinは元京都大学名誉教授でもある宇宙物理学者でもある。彼の財団のサイトを眺めてみると、きっとずいぶん面白いはず。
■Montage-a-google v1.0
googleのイメージ検索結果を並べたFlashを作成するMontage-a-google v1.0。
■뢦뗦볔떻뷑볔킪캥
『Google のどこがすごいの、固有値計算してるだけやん』という言葉で始まる「뢦뗦볔떻뷑볔킪캥」 乖離があるとしたら、どちらの側も同じように想像力が不足しているのかも。 from たつをの ChangeLog
2005-12-01[n年前へ]
2007-12-01[n年前へ]
■直筆で読む「坊っちゃん」
直筆で読む「坊っちゃん」(集英社新書ヴィジュアル版)を読んだ。読んだと言っても、読んだと言えるのは、秋山豊氏による解説文と夏目房之介による書字の特徴を解説した文章だけで、夏目漱石の直筆文章の方は「書き直したり・消したり箇所」を眺めただけだ。
夏目漱石が書こうと意図した言葉と印刷された文字の違いを解説する秋山豊氏による文章は面白かった。たとえば、 坊っちゃんの「山嵐はそうさアハハハと笑ったが、あとから真面目(まじめ)になって、君あまり学校の不平を云うと」の真面目(まじめ)が真顔(まがお)だろうということに頷いたり、「それからかなりゆるりと、出たりはいったりして、ようやく日暮方(ひぐれがた)になったから」の「かなり(可成)」が実は「なるべく(可成)」なのだな、と納得したりした。
[書き直し前]だから清の墓は小石川の養源寺にある。
[書き直し後]だから清の墓は小日向の養源寺にある。
直筆の文章は、私は、スムースには読めない。けれど、どんな言葉に朱を入れたかということを眺めると、その一つ一つがとても面白い。Typoを修正していたり、地名を変えていたり、語勢を整えていたり、そんな漱石の息づかいを感じることができるのは、素晴らしく新鮮だ。
2008-12-01[n年前へ]
■「Windows操作を再現するPerlスクリプト」を自動で作る"Win32GuiTest.exe"
PerlでWindowsのGui操作を記述することができるライブラリ Win32::GuiTest を、ppmからインストールするのではなくてWin32-GuiTest-1.56.tar.gzとしてダウンロードしてみると、"Win32-GuiTest Recorder"というwindows アプリケーションが付属していることに気づきました。
"Win32-GuiTest Recorder"が行う動作を「ひとこと」で言ってしまえば、「マウスイベントとキーボードイベントをフックし、得られたマウス操作やキーボード操作をPerlのソースコードとして保存してくれる」というものです。たとえば、「( "Win32-GuiTest Recorder" の)"Record"ボタンを押し、適当にキーボードとマウス作業をしてから、"Stop"ボタンを押す」と、こういったPerlソースコードが自動作成されます。
#!/usr/bin/perl use Win32::GuiTest qw/:ALL/; $Win32::GuiTest::debug = 0; MouseMoveAbsPix(303, 484); SendMouse('{LEFTCLICK}'); SendKeys('{ENT}test{ENT}'); SendRawKey(VK_LCONTROL, KEYEVENTF_EXTENDEDKEY); SendKeys('s'); SendRawKey(VK_LCONTROL, KEYEVENTF_EXTENDEDKEY | KEYEVENTF_KEYUP); MouseMoveAbsPix(169, 484); SendMouse('{LEFTCLICK}'); SendKeys('{BAC}{ENT}'); SendRawKey(VK_LCONTROL, KEYEVENTF_EXTENDEDKEY); SendKeys('s'); SendRawKey(VK_LCONTROL, KEYEVENTF_EXTENDEDKEY | KEYEVENTF_KEYUP);
ソースを眺めてみれば、結局、Windows操作を、MouseMoveAbsPix と SendMouse と SendKeys と SendRawKey として記録するだけになります。しかし、Windows上の操作を一回するだけで、スクリプトが自動生成されるというのは、とても便利です。しかも、マウスイベントとキーボードイベントだけを記録するだけでなくて、起動時に表示されるダイアログで"Windows Hint"オプションを付けておけば、「操作を行ったWindowの名前やクラス」を(ソースコード内にコメントとして)記録しておいてくれるのです。これは、後からfindWindowなどを使った処理に変える際に非常に便利です。Windowのクラスや名前を自動で記録しておいてもらえると、たとえば、(画面サイズが異なる他の人のPCで動くように)後でPerlスクリプトを修正したりする作業が実に簡単になります。
単純作業をスクリプトで書く場合には、ソースコードをゼロから書き始めるよりは、叩き台・スケルトンからスタートする方が「とっつきやすい」ものです。もちろん、「とっつきやすい」コースが最終的に楽なコースかどうかは場合によりけりだと思いますが、いじり始める叩き台が自動的に作ってくれるツールというのは、とても便利なものだと思います。
2009-12-01[n年前へ]
■NEWS今昔物語「女と男と旅に出る」編 (2004年09月02日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
洋式トイレで男性が小便をする時、一体どういう風に「する」のが一番汚れが少なくてすむのかは、昔から調べてみたいと思っています。「座ってするなら、どの下向き角度で放水を行い・どういう面に・どういう角度で水流をあてるのが良いのか」あるいは「立ってするなら、一体便器のどの部分にどういう角度で当てるのが一番良いのか」を調べてみたいと思っているのです。はたして、ライオン株式会社の研究報告のように、本当に「水たまりの中央を狙うのが一番飛沫が飛び散らない」のかが、どうしても納得ができないのです。他の条件に比べて、どういう風に「飛沫飛散が変化するから、汚れが改善する」という「過程」と「結果」を実際に眺めてみたい、というわけです。そういうわけで、"ToDo"リストに「洋式便所での小便シミュレータ作成」を、追加しておくことにします。
「美人になる湯」のニュースを読むと、ふと、こんなことを考えます。温泉は好きですが、自分が男性であるせいか、「美人になる湯」よりも、ただ浸かっているだけで、「ハードウェア作りが得意になる湯」とか「語学力が向上する湯」とか「絵を描くテクニックが上達する湯」といった温泉があった方がうれしいように思います。そういう、快適かつ実践的な温泉はないものでしょうか。
とはいえ、「美人になる湯」ならお湯に浸かっているだけでも効果があることもあるかもしれませんが、私の欲しい「温泉」は「怠け者の夢」としか言いようがないものかもしれません。
(記事を書いた時の)ひとこと
あなたが男性だとして、洋式便所で小便をするときには、座ってする派だろうか、それとも立ってする派だろうか。「小便の飛び散り」による汚れを気にして、座ってする人も多いことだろう。一体、「座る派 v.s. 座らない派」の比率はどの程度なのだろうか?今回は、「男」と「女」という観点から気になるニュースをいくつか集めてみた。
「男の立ちション」は「的外れ」
8月3日に開催された日本家政学会の研究発表会で、ライオン株式会社が「洋式トイレのニオイの原因で落としにくい"ふち裏汚れ"」の大きな原因が「洋式トイレで男性が立ちションを行い、便器内の水たまりの"手前"や"奥"を狙っている」であるという研究報告を行った。小便の飛沫が飛び散らないようにするためには、なるべく中央を「狙う」べきらしい。これは、洋式トイレで立って小便をする派の男性にとっては、少し覚えておくと良い豆知識だろう。
ドイツでは、「座って小便をする奴="Sitzpinkler"」という単語は「弱虫」を意味する。しかし、そのドイツでも「立ちションをすると警告を発する装置」が大いに売れていて(Oliver@「スラッシュドットジャパン」さんの記事参照)、掃除の手間を考えるともはやドイツ男も座りションベンをしなければいけないのかもしれない、というニュースが8月18日に流れた。男らしさの象徴たる立ちションも、「過去の遺物として流されてしまう」のかもしれない。
ところで、母親が幼児にトイレ・トレーニングをすることが実は多く、「男らしさの象徴たる立ちション」という考えがそもそも「的外れ」だという鋭い指摘もされている…。
「温泉の科学」と「美人の湯」
今年の夏は、「"温泉の素"を入れた温泉」や「不当表表示温泉」とか「温泉でないといいつつ実は正真正銘の温泉(だけど無許可…)」など、各種パターの「温泉」についてのニュースが巷を騒がせた。そこで、色んな温泉の科学を読んで、温泉に詳しくなってみるのも「エンジニア」的に面白いと思う。また、女性には「お肌が滑らかになるという "美人の湯"の謎 」もきっと興味が惹かれることだろう。
ちなみに、「美人の湯」度のトップは「奥熊野温泉([体験レポート:http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/mikumano/mikumano_004.htm)」と梅香丘温泉で、いずれも和歌山県である。美人になりたいと思ったら、和歌山へ温泉旅行をするに限る?
「高速道路上を飛行するハト」と「長くて短いカメの家出」
7月27日のSCIENTIFIC AMERICAN.COMに チューリッヒ大学のPeter LippらがGPS機器をハトに負わせて帰巣するようすを確認したところ、旅慣れたハトほど高速道路上空を飛び、しかも長距離になればなるほど高速道路の上を飛びたがる、というという研究結果が掲載された(日本語訳)。それが楽で安全だかららしいが、GPSを載せて高速道路上を移動するだなんて、あんまり賢く無さそうなハトも実は人間とたいして変わらない知恵を持っていることに驚く。
高速道路上を滑空するハトの記事とは全く逆に、9月1日に英国で記事になった亀の家出の話も面白い。30歳代の亀が飼い主の元から家出したが、長く3ヶ月かかって、それでもわずか5kmしか進まなかったという。この話を「自分の歩み」や「遠くへ行きたいけれど…」といった自分の気持ちに重ねて、ふとしみじみする人も多いかもしれない。
2010-12-01[n年前へ]
■「地球の大きさ」と「ウェスト周りの脂肪」の不思議!?
前から不思議に思っていることがあります。それは、同じ現象であっても、その対象次第で(それが)「とても小さく思えたり」「とても大きく思えたり」する、ということなのです。
その不思議が一体どんなことかといえば、それは「円の直径がn増えたとき、円周はどれだけ増えるか」というお題なのです。
たとえば、ウェスト周りの脂肪の厚みが1cm増えただけで(つまり、太れば)、ウェストに巻くベルトは約6.3cmほども長いものが必要になります。脂肪の厚みがたった1cm増えただけで、6cm強ほどもベルトの穴の位置や、スカートのウェスト周り長さが増えてしまうのです。それは、
円周=2×π(パイ)×r(半径)
という公式を考えてみれば当たり前の話ですが、それは意外なほど大きく感じる変化ではないでしょうか?
その一方で、それがこういう話ならどう感じるでしょうか?「地球の半径が1m大きくなったら、地球一周分の長さは一体どう変わるでしょう?」・・・さて、あなたは一体どんな風に感じたでしょうか?
もちろん、それは先ほどのお題と同じく、
円周=2×π(パイ)×r(半径)
なのですから、地球一周の長さは6m強ほど長くなります。・・・たった、地球の半径が1m増えても地球の周りは6mしか増えないのです。この変化を意外なほど小さく感じる、という人も多いのではないでしょうか。
ウェスト周りの脂肪と地球の大きさ、どちらも同じ話しなのに、一方はとても大きく感じ・一方はとても小さく感じます。この違いは一体何が生み出しているのでしょう?
人の感じ方、「どれだけ細かなものを気にするか」というようなことは、眺める対象の大きさ次第で変わるように思います。「地球の大きさ」と「ウェスト周りの脂肪」の不思議も、そういう観点から考えてみれば、とても自然に思える現象なのかもしれません。そんなことを考えてみれば、意外に面白いことを見いだせるように思うのです。
2011-12-01[n年前へ]
■ビリヤードの「バタフライ」トリックの「配置図」
「おっ?これは!」と驚かされるビリヤードのトリックショットに「バタフライ」があります。ビリヤード台の中央近くに6つの玉を置き、それらに手玉をぶつけ、一撃で6つの玉をすべてポケットに落とすというテクニックです。
バタフライの玉配置をまずは単純に描いてみると、下図のようになります。左右対称に3つの玉をくっつけた状態で置き、左右にある3つの玉と3つの玉の(玉の大きさの2/3ほどの)隙間に手玉を打ち込む、という具合です。図を眺め、そして玉の動きを実際に眺めていると、玉配置の妙(たえ)に感嘆させられます。玉同士が衝突する際のズレやすべりを経て、6つのポケットへと玉が放射状に転がっていく動きを作り出す仕組みですが、実に絶妙です。(参考:スローモーション動画)
ビリヤードのゲームソフトなどは、こういう動きをどのように再現しようとしているのでしょうか?玉の動きを単に剛体球として計算しようとすると、このバタフライのようなトリックは再現することができないでしょう。だとすると、ボール同士の接触が時間をかけて行われるような(たとえば個別要素法のような)計算を(パラメータ調整などで)「らしく」適当に実装しているのでしょうか。
もしも、ビリヤード玉の衝突後の動きを予測・表示するAR Poolを使って、このバタフライトリックを眺めてみたら、一体どういう「未来予測」がされるのでしょうか?
それにしても、「単純なシステム」なのに驚かされること・面白いことが、世の中には意外に多くあるものです。
2012-12-01[n年前へ]
■シュレック・超人ハルク…「人が恐れるキャラクター」が緑色になった理由とは!?
『シュレック・超人ハルク…「人が恐れるキャラクター」が緑色になった理由とは!?』を書きました。「緑(みどり)」という色が持つ歴史的背景(イメージ)の話です。
「人が恐れるキャラクター」に緑色が多いのはなぜでしょうか? たとえば、映画「シュレック」の主人公シュレックは、緑色の肌を持ち(外見から)人から怖がられている存在です。また、超人ハルクの主人公ハルクも(人から恐れられる存在である変身時は)緑色の肌のキャラクターです。あるいは、オズの魔法使い(ウィケッド)の主人公、西の”悪い”魔女も緑色の肌をしています。
これらのキャラクターたち、超人的な力を持ち・人から恐れられ・しかし時に外面とは違うものを内面備えているキャラクターたちは、なぜみな緑色の肌をしているのでしょうか?
2013-12-01[n年前へ]
■2035年9月2日に「日本列島を横断していく月の影」
今この瞬間から20年以上も先の未来、2035年9月2日の10時前後に、北関東の能登半島から鹿島灘を横断するように皆既日食が日本列島を横断していきます。時速数千キロメートルの速さで、太陽の光を地表面から遮る月影が地表を高速に移動していきます。そんな2035年9月2日に「日本列島を横断していく月の影」をMitaka(国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト)で眺めてみました。
月影は、地表上を西から東へと時速数千キロメートルの速さで動いていきます。太陽の姿を全て隠すわずか直径200kmほどのピンポイントの本影領域と、それより遙かに大きく(地表に)拡がる半影領域が、太陽に照らされた地球表面を走り去っていきます(橙色の線で広く描かれた領域が半影で、限りなく狭く塗り潰されているのが本影領域です)。こんな映像を眺めると、皆既日食を見ることができる時間や場所が、本当に狭く限られているのだということに気づかされます。
ずっと先の未来に起きる「月影の日本縦断飛行」を眺めることは難しいかもしれません。けれど、もしも可能なら、こんな限られた時間や場所に佇み・景色を眺めてみたいような気がします。もしも、そんな時空間を共有することができたなら…とても幸せかもしれませんね。