2000-12-04[n年前へ]
2001-12-04[n年前へ]
■マメなワタシ
普段、ソフトの手直しなんかしないワタシ、マメとは程遠いワタシが何故ソフトの手直しをしたのだろう? うーん、自分でも不思議。
1.麗美さんとCHICさんというパワフルな人達のサポートがあったから。
2.仕事で使う制御ボードがWin98でないと動かないから。
3.ウィルスメールで恐れおののくような「お子ちゃま」は、どうせWin9xしか使ってないだろうから。
さて、どれでしょうね?全部かもしれませんね。
けど、賭けてもいいけど、「お子ちゃま」はこんなプラグインを使おうとも思わないんだよなぁ。賭けてもいいけど。
■残された夢を見続ける義務がある
キャパが自分の撮った「戦死する最後の男」というタイトルの写真を指して、「私は戦死する最後の男の写真を撮った。この最後の日、もっとも勇敢なる兵士の数人がなおも死んでいくだろう。生き残ってゆくものは、死んでゆく彼らをすぐ忘れさるのであろうか」と書いた言葉を見た。
あぁ、これが野田秀樹の"Right Eye"の中の「あれからもいろいろなものが目の前で死んで後へ通り過ぎて行った。残された私と残された瞳は今日もまた目の前のものだけを見る、君たちと右目の代りに。それでも、残されたものは、残された瞳で、残された夢を見続ける義務がある、いや自由がある。あのカメラマンが、それでもシャッターを押したように。あの戦場の光の真下で、悠久の時へ向けて」という最後の台詞の本歌なんだなぁ、と思った。
そういえば、この前美術館に行った時、ドビュッシーの「夢」がずっと静かに流れていた。それが、とても記憶に残ってる。
■ASCII EXPORTフィルター on NT or 9x系?
LE or フルバージョンではなくて、 NT系か9x系かの違いじゃないのか、グルァ。とお笑いパソコンよりツッコミが。
なるほど。それなら理由は見えてきたような、やはり謎のような。とりあえず、ちょっと対策を…、と。それにしても、パワフルな方達(誉め言葉)だなぁ。
いや、それにしても助かった。このASCII EXPORTフィルターに似た(特殊フォーマット出力の)フィルターを勤務先で関係者に配布しようと思っていたのだけれど、配布する前に動作状況が大体想像ついてホント助かりました。ありがとうございました。
あっ、あと言い分けも書いとこ。私はソフト屋さんではないから、バグが出たっていいんだー。 (いや、良くないか)
■う〜ん、とりあえず、がんばろうっと。
色んな仕事のチェックポイント、発表が週二回のペースで続いてる…。いや、それどころじゃなかも?ちょっと色んな仕事を抱え過ぎだと自分でも思う。
自分の力を最大限生かして仕事をしつつ、その仕事が育ち始めたら誰かに渡して行く、上手いやり方があればなぁ…。自分の力を最大限生かせば生かすほど、渡せる相手が見つからなくなるんだよなぁ。
う〜ん、とりあえず、がんばろうっと。
■ASCII EXPORTフィルター解決編?
「関数呼び出し時のレジスタの保護」に関するCコンパイラの対応の差が犯人?ということにしました。とりあえず、VisualC++6.0でコンパイルすると98上ではクラッシュし、VisualC++5.0では問題なく動作することを確認。また、Photoshop4.0,6.0でも動作を確認。
というわけで、Win9x,NT4(多分ね)用も作成しました。(リンク) 参考:下記リンク。(リンク)(リンク)
■今日見た首長族
高崎から裾野へ通勤中(有休ゼロ生活長し)のアノ人が首にコルセットをはめてます。首を手で押さえてないとシンドイ、ブロッケン伯爵状態らしいです。それでも休めないのがキツイとこですねぇ〜。
首が回らない状態らしいです、ホント。
2002-12-04[n年前へ]
■ATOK数式処理プラグイン on Win95, ATOK12
Windows 95 + ATOK12の環境で半角入力時にはOKだが、全角入力時には「計算ができないという意味の"?"」が帰ってくるとのフィードバックが一通届いています。この手の情報を動く動かないに限らず、ぜひぜひ教えて下さいな、と。ちなみに、今のところのフィードバックはWin ME + ATOK12でOK、Windows XP Home +ATOK15でOK、Win 98 + ATOK13でOK、Win 2000+ATOK15でOKというところ 。
■夜の世界で名前を描く
夜に車に乗りながら写真を撮ると、撮った写真はもちろんブレてしまう。手振れもするし、車も動いているし、周りの光も動いているから当然ブレる。もちろん、「安全運転だけを」考えながらブレないように気を付けているのだけれど、今日はこんな風に考えてみた。夜撮る世界がブレるのは当たり前だろう。だったら、そのブレで世界を記録してやれ、と考えたのである。
で、撮った写真はこの二枚。まず、一枚目はわざと手を動かして、自分の名前"Jun"という風に世界が揺れ動くようにして、夜の世界で"Jun"と自分の名前を描いてみた。夜景で描いた私のサインだ。
そして、二枚目はひたすらカメラをシェイクし、駆け抜けていく世界をオシロスコープのように記録してみた。早いものはまっすぐに、遅いモノは揺れ動かしてみたのだ。というわけで、揺れ動く今日見た夜の世界です。
■Thinkpad T30メモリースロット不良
とあるプログラムを改良中にメモリ確保量を確認しようとすると、「あれれ?メモリーが512MBしかないぞ…」で、調べてみるとどうやらメモリースロット不良のよう。スロットからほとんど抜き気味にするとなんとか1GB認識する。けど、これじゃ危ないことこの植えない。困ったもんだ、修理すると時間がかかるしなー。どうしたもんかなー。
2003-12-04[n年前へ]
■トイレットペーパーの直径と平均的ウンコ長の関係式
誰かこの仮説
トイレットペーパーの直径はそれぞれの国の平均的ウンコ長に比例するのではないか?数学的に。の真偽について考えてみて欲しいもの。海外のトイレットペーパーの長さって…、そう言えば覚えてないぞ。というか、気にしたことがなかったぞ、と。
■今日見た表紙
今月半ば過ぎに出る予定の本です。この超ド派手な表紙を描いた人はもちろん(C)トニーたけざき氏です。
2004-12-04[n年前へ]
■The Blue Hearts
The Blue Hearts. リンダリンダの東京公演は明日が最終日。当日券もある。
夢をあきらめ故郷に帰ったかつてのバンド仲間に「いい加減、夢から覚めろよ!もう夢も青春も終わったんだよ!」と怒鳴られて、ヒロシが怒鳴り返す。「夢と青春が終わっても、人生は終わってないんだ!」
バイク事故によって生死の境を彷徨った北野武が、復活第一作として撮ったのが「キッズ・リターン」である。心無い大人たちの踏み台となって前途をボロボロにされても、彼等は死なない。生きることで己の意味を問い続ける。「俺たち、もう終わっちゃったのかなあ」「馬鹿野郎、まだ始まってもいねえよ」
岩谷がバイク事故で死んだ時、一緒に乗っていた女の子がいました。劇団という言葉を聞くと、僕はあの時の風景を思い出します。 路地の先を走り抜けていく彼女の背中です。 その背中は、走りながら見つめているので、常に小刻みに揺れているのです。揺れながら、風も当たっているのです。
■「笑うミカエル」映画化
川原泉の「笑うミカエル」が映画化。上野樹里主演で2006年公開予定。
■今日のお買い得?三面液晶ディスプレイ
三面LCDのPowerView 290が157,500円。ちなみに、定価は1,260,000円。昨日の終了時もまだ売れていなかったから、買うことができるかも。
■ステレオ可能なVGAで7万円のHMD
ステレオ可能なVGAで7万円のHMD。単3電池2本で駆動の場合、連続使用時間は約5時間。立体Expoで使ってみた感じでは値段を考えれば○。
2005-12-04[n年前へ]
■『振動の力による「貧乳の巨乳化」は可能かつ実用的か!?』
できるかな?の「大人の科学」のモットーは「机上の空論」です。それは、時には「妄想ですよ、妄想」とも言われます。そんな「机の上」の妄想科学を「ベットの上」で検証実験された『振動の力による「貧乳の巨乳化」は可能かつ実用的か!?』 うぅ…。「ウは宇宙船のウ」「ウはウラヤマシイのウ」うぅ…。
はい。実際に試してみました。 この実験をしたいが為に、本日の夜の営みを決行したと言っても良いくらいです。
■「影響を受けた○×紹介」と「○×バトン」が流行る理由は「ポール・グレアム論法」に似ている!?
北千住でインラインホッケーを眺めつつ、Tech総研ブログの平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「影響を受けた○×紹介」と「○×バトン」が流行る理由は「ポール・グレアム論法」に似ている!?を書きました。ついでに、〜情報収集のための11の質問 オマケ回答〜も付けてみました。…といっても、「11の質問」だったハズが、「私自身が興味ない苦手な辺り(人に何かを勧めるとか、薦めないとか、ちょっとバブル時代に書店にたくさん並んでいた自己啓発本の臭いがする辺り)」を削ったら、半分くらいの質問数に減ってしまいました。
「バブル時代に書店にたくさん並んでいた自己啓発本」って言っても、最近も何だかそんな感じですけれども…。
「それに加えて、影響を受けた○×紹介の場合には、ポール・グレアム論法も使えますから…」
2007-12-04[n年前へ]
■「帝銀事件」と(「総理官邸で発見された)「平沢貞通の絵の退色」
報道特集「もうひとつの再審請求 帝銀事件・絵探しの旅」というTV番組を見た。帝銀事件の犯人として獄死した平沢貞通氏、無実を訴えたまま95歳で獄死した(かつて日本テンペラ画会会長を務めた)彼の絵を探して歩き、ついには、 総理官邸の収蔵庫からも平沢貞通が描いた昭和10年代の絵が見つかる、というルポタージュだった。
番組を見ながら、総理官邸の収蔵庫から見つかったという「平沢貞通の絵の退色」に目を惹かれた。絵の色の変わり具合を見れば、この水彩画が置かれていた場所や扱われ方がわかるだろうかとふと想像した。そして、マンガに登場するような「美術探偵」だったら、あるいは、画像の専門家だったら、一体どんなストーリーをこの絵の中に見るのだろうか、と考えた。
2008-12-04[n年前へ]
■ぼくらはどういう状態にいたいのだろう?
Rubyのまつもと氏「エンジニアに安住の地がなくなってきている」と警鐘という記事を読む。
情報の格差というものがある。それは解消すべきともいわれるが、モノが高いところにあれば、位置エネルギーが発生し、電気を起こしたりすることができる。情報の場合も、上の方やまんなか辺りにいれば、位置の差でエネルギーを取り出せる
まつもとゆきひろ
この言葉を読むと、以前「競馬」と「資本主義」で書いた、(AERA Mook Special 「21世紀を読む」の中で岩井克人が書いていた)「イデオロギーとしての資本主義は、”見えざる手により調整される自己完結したシステム”だが、現実の資本主義は ”(場所・価格・情報といった)違いを利用して利潤を生むシステム”だ」といった言葉を思い出す。
”違い・差”があって初めて、現在(現実)の資本主義を回すエネルギーは生まれているのだと思っている。いや、現在どころか、はるかな昔からそうだったに違いないと信じている。そして、この事実は技術者の志向と実は相反することが多いのではないか、とも思うことがある。
「PCを自由自在に使うことができる人」がいたとする。その人が「技術的な面で心地よく理解しあえる人」を周囲に求めようとしたならば、つまり周囲と自分との間の技術的な”違い・差”="境界"を小さくしたいと願うなら、多くの場合、”利益”を生むことはできないのではないだろうか。「あなたにできること」は「相手もできたりする」ということは、つまり、境界がないのだから、そうそう利益が生まれるわけもない。
しかし、「PCを自由自在に使うことができる人」が、「PCという言葉もよく知らないし、そんな代物を使うこともできない人」たちの「間」に立つのなら、そこから「利益」を生むことは比較的容易だろう。
ということは、「技術的な満足」と「大きな利益」はなかなか両立しえない、ということになる。
「競馬」と「資本主義」
ぼくらはどういう状態にいたいのだろう?位置エネルギー、ポテンシャルを高めたいのだろうか、それともエネルギー変換効率が良い場所にいたいだろうか。
やりたいことと売れるというのは違うね。売れるってことはハリウッド映画みたいな、頭悪~い奴もわからなきゃいけないってことだぜ。
(西原理恵子との対談で)みうらじゅん ユリイカ 2006.07
「技術的満足」と「大きな利益」は両立するのだろうか。そんなことができるのだろうか。・・・きっと、その答えは自分で探すしかないのだろう。
そこまでをやりたいの。
西原理恵子@ユリイカ
■LEGO Mindstorms NXT で作ったイメージ・スキャナ
「 LEGO Mindstorms NXTで作ったイメージ・スキャナ」が面白い。MATLAB/Simulink でLEGO Mindstorms NXTを操作し、「紙送り」と「先端をピンホール加工した光量センサ」をサーボモータで移動制御させ、Mindstormの光量センサから得られたデータに対して、「ピンホール光学系」のボケ補正のデコンボリューション補正処理をする、という仕組みになっている。
そんな動作機構・実装方法を考えるのも楽しいが、それが動くさまを眺めてみるのも、やはり面白い。そして、さらに動作機構と「自分ならこう作ってみたい」と考えてみたりするのが、何より楽しい。
2009-12-04[n年前へ]
■Thinkpad 加速度センサでExcel3次元グラフを未来のディスプレイ風にしよう
Ruby版 Thinkpad 加速度センサ類取得クラスを作ったので、さっそく何か加速度センサを使って遊んでみることにしましょう。まずは、とても簡単に「未来のディスプレイ」を作る風のことを、Ruby+Microsoft Excelで行ってみることにしましょう。
というわけで、Thinkpadを傾けると、それに応じてエクセルの三次元グラフを(傾けた方向に応じた)さまざまな方向から眺めることができるという次のようなスクリプトを書いてみました。
このスクリプトはまずエクセルで(適当な値を代入した)三次元グラフを作成し、(その後の30秒間にあなたがグラフを色々カスタマイズする時間を与えた上で)、30秒経た後にThinkpadの傾きに応じて三次元グラフを好きな方向からリアルタイムにグリグリ動かしながら眺めることができる、というスクリプトです。(動画は「Thinkpad 加速度センサ+RubyによるExcel3次元グラフ動画」で観ることができます)
require 'accelerometer' require 'win32ole' excel=WIN32OLE.new("excel.application") excel['Visible']=TRUE excel.Workbooks.Add() excel.Range("a1")['Value']=1 excel.Range("a2")['Value']=1 excel.Range("a3")['Value']=1 excel.Range("a4")['Value']=1 excel.Range("b1")['Value']=1 excel.Range("b2")['Value']=2 excel.Range("b3")['Value']=2 excel.Range("b4")['Value']=1 excel.Range("c1")['Value']=1 excel.Range("c2")['Value']=3 excel.Range("c3")['Value']=2 excel.Range("c4")['Value']=1 excel.Range("d1")['Value']=1 excel.Range("d2")['Value']=1 excel.Range("d3")['Value']=1 excel.Range("d4")['Value']=1 excel.Range("a1:d4").Select() excelchart=excel.Charts.Add() excelchart['Type']=-4100 sleep 30 # wait time for custumize accelerometer=Accelerometer.new 300.to_i.times do accelerometer.getAccelerometerData x=accelerometer.x y=accelerometer.y r=Math.sqrt(x*x+y*y) elevation=90-r.to_i rot=360-(Math.atan2(y,r)+Math::PI)/(2*Math::PI)*360 excelchart.rotation=rot # 0 to 360 excelchart.elevation=elevation # -90 to 90 sleep(0.2) end excel.ActiveWorkbook.Close(0) excel.Quit()このスクリプトを動かせば、Thinkpadを傾ければ、低い角度からグラフを眺めたり、左右に倒せば左右の異なる方向からグラフを眺めたりする…ということができます。「未来風」かはさておき、現実世界で行う動作に適切に対応した動作、つまりは「実感・体感できる」ソフトウェアを作る、というのは何だかとても面白いものです。
今回作ったスクリプトを動かしているようす、Thinkpad+Ruby+Microsoftエクセルでグラフを未来風にグリグリ動かしている様子を撮影した動画は、「Thinkpad 加速度センサ+RubyによるExcel3次元グラフ動画」として、公開しました。
2013-12-04[n年前へ]
■「サンタが街にやってくる」
気になったこと・思いついたこと・発見したことを書き留め始めて、15年近く経ちます。そんな風に雑文を書いている中で、一番の発見は「サンタが街にやってくる(2001年・2011年)」で書いた、「サンタは確かに存在している」ということでした。
もともとは「サンタクロースはいない」という計算をしようとしてラクガキを始めたのです。けれど、最終的に計算ノートの上に浮かび上がっていたものは「サンタクロースは確かに存在している」という証明でした。
Q: 調べていて,意外な結論が導きだされたりすることはあるのですか?
A: いいえ、結論(オチ)まで考えてから、細かな計算や 実験に取りかかるので,意外な答えに至ることはまずありません。ただ、一回だけ、「意外な答え」に気づき、本当に驚いたことがあります。それは、「サンタが街にやってくる」という話を書いた時のことです.
月刊化学 2004年5月号
ちょうど10年前のこと、無味乾燥な数式をノートに書いているうちに気づいたこと、その数式が示す結果解釈をする内に気づかされたことは、「目の前にスヤスヤ眠るこどもに贈り物を届けたい」と心から願う”存在”を蒸留したもの…それこそがサンタクロースという名前で呼ばれる存在であって、そんな存在が確かに(小さかった)自分たちの目の前にも(自分たちを眺める側として)存在していて、それから年月を経た自分の中に、あるいは(そんな自分が見守るこどもの中にある)その先の未来にもいるのだろう、ということでした。
「こどもに贈り物を届けたいと願う”存在”を蒸留したもの」こそサンタという存在だ
今年2013年も、もう12月になりました。…だから、自分が一番好きで・一番の「発見」を今年も貼り付けておこうと思います。それは、年末近いクリスマスの頃には、「サンタが街にやってくる」という小さいけれど確かな事実、言い換えれば「サンタクロースという名前で呼ばれる「存在」が、確かにどこかに実在しているのだ」という確かな事実です。
こうして、サンタたちが子供の枕元にやってくる。むかし子供だったサンタたちが子供の枕元にやってくる。夢を見ている子供が起きてしまわないように、そっとそっと枕もとにプレゼントを置く。
サンタなんかこれまで私の枕元には来なかった、という人たちも多いのかもしれない。けれど、そんな人たちもまたサンタになっていく、そして、その時、本当にサンタがいる、ということに気づくのだろう。
サンタが街にやってくる::(2001.12.24)
2014-12-04[n年前へ]
■「黒い世界」を白くしたい(黒背景の)黒川さんのポスター
(この記事、コピーセンス/デザインセンスに対して面白く感じたこと以外、全く他意はありません)…街中をいわゆる散歩な具合で無目的に歩いていると、1枚の選挙ポスターが奇妙な魅力を放っています。そこで思わず撮影したのが、右の写真です。いたって普通の選挙ポスターですが、どうしても気に掛かることが2点あります。
どうして、この候補者名で「黒い政治を白く」というキャッチコピーを付けたのでしょう?そして、黒い政治を白くしたいはずなのに、どうして「背景が真っ黒のデザイン」にしたのでしょう?…そのコピーライティングセンスとデザインセンス(と選挙者名の不一致具合)がとても面白くて、何だか少し「特命係長」ぽっい奇妙な魅力さえ感じて、思わず写真を撮ってしまいました。
2017-12-04[n年前へ]
■史上最古?の円盤レコードを、画像処理で聴いてみよう!?
安顕微鏡レンズを付けたスマホでレコードを撮影して音声化してみよう!?で、顕微鏡キットを取り付けたiPhone 6sをレコードの上を滑らせて高速撮影からのデジタル化に挑戦してみました。
こうした過去技術も数多くあったよね?と検索して見つけたのが、”media preservation/Extracting Audio from Pictures”です。これは、インディアナ大学ブルーミントン校のハーマン B ウェルス図書館にある棚、その奥にある本の395ページに印刷されていた印刷画像を見つけ、それが、最古に近い レコード「グラモフォン(1887年にエミール・ベルリナーが発明した円盤レコード)」であることを発見するとともに、その音声を画像処理的に復元した話です。
この話は、素晴らしく面白い話です。何しろ、1877年にトーマス・エジソンが円筒形のレコードを発明し、その後の1887年にエミール・ベルリナーがに円盤レコードのグラモフォンを作り…といった、科学技術の歴史とともに、その復元を自分で(自分のコンピュータで、自分の手を動かして)確かめる・実感することができる、つまりは「楽しさ」が詰まっているからです