2000-12-21[n年前へ]
2001-12-21[n年前へ]
■たったひとつのたからもの
「幸せな瞬間」フォトコンテストから。(リンク)
■16bit Proxy表示
FilterPluginの叩き台が大体できた。マスクにぼかしをかけた時の16bit Proxy表示がまだおかしいけれど、そこはボチボチ直そう。
それにしても、SDKのサンプルはもう少し数が多くても良いのに…。そうすればフリーのPluginがどんどん出るだろうに。
2002-12-21[n年前へ]
■再帰的なモナリザ
この時の高画質版(3MB)をさくっと作成。ブロードバンドさまさまです。ちなみに、ここに貼り付けた画像は再帰画像版で、高画質版とは違います。再帰画像版の方が論理的には素晴らしいと思うのですけど、画像的には今ひとつになります。
■OpenGL Performer 3.0
ページのタイトルがなんか違うけどOpenGL Performer 3.0デモ版のダウンロード192MBにちょっとビックリ。
2003-12-21[n年前へ]
■webnail2を用いたサムネイルリンク集の作り方
「自分用にメモ」と書いてありますが、とても参考になるので、私も自分用にメモの「webnail2を用いたサムネイルリンク集の作り方」
こういったCSS でイケてるデザインサイトリンク集2(サムネイル版)のようなWEBサイトのスクリーンショット画面のサムネイル集はjphoto2やjphoto3なんかと組み合わせて、zphotoのようなズーミングするインタフェースにしたくなりますよね。どなたか、ささっと作ってみませんか?
■新穂高ロープウェイスキー場がない今シーズン…
「このスキー場の魅力に取り付かれると他のスキー場は行く気がしない」という言葉に思わず強くうなずくわけだけれど、もう新穂高ロープウェイスキー場は廃業してしまったので、今年は妙高杉の原にでも通おうか…。
■ピンホールカメラが付録の大人の科学
ふろくは「ピンホールカメラ現像セット」です。モノクロ印画紙と現像薬がついているので、印画紙で撮影して自分で現像・プリントができます。また市販の35ミリフィルムも使えるので、ピンホール写真を手軽に写すことができますという、もう買うしかない大人の科学。
■飯村昭彦写真館
高所恐怖症の人はきっとビックリの煙突の上でのセルフポートレートで有名な飯村昭彦写真館。
■あなたとあなたに
「いつもいつの時も」眺めているページで、「力あるもの、というのはどこでも『強い』ですね」というフレイズが書いてありました。これを見て、他のページからの「愚者の楽園」へのツッコミ、「『強者』『弱者』の定義が判らないぞーゴラァ」、というツッコミがふと頭に浮かびました。
「〜ではどんな人が強者なの?」とか、「『どこ』でも『強い』」という、「場所毎に強い弱いが決まる」という言葉を、実はとても新鮮に受け止めました。どうもそういった感覚が私には欠けているようで、何だかとても心に残ったのです。どうも、自分勝手に?、強いか弱いかは自分自身の行動が決めるモノと思いこんでいました。強いとか弱いとかは、他の誰かやどこかの場というものが決めるモノではない、と勝手に思いこんでいたように思います。シュレディンガーの猫じゃないのだから、猫が死んでいるか生きているか、猫以外の誰かが決めるモノではないんじゃないのか、とどうも先入観で勝手に思っていたのかもしれません。
確かに、強いとか弱いというのは絶対的な基準があるわけではないし、そんな場によって決まったりもする相対的なモノなのかもしれないですね。確かに、そういうものなのかもしれないですね。
そんなこともあって、この二つの(偶然にも両方とも)はてなダイアリからの力強いツッコミは、とても新鮮に感じられたのです。…というわけで、とりあえずゆっくりゆっくりですが、あなたとあなたへの感謝も兼ねたこんな反応です。
2004-12-21[n年前へ]
■「精子サバイバル時代」と「キソタマ温度計」
時間がないので、今夜いくつか記事を書く。『「精子サバイバル時代」と「キソタマ温度計」』は時間がないことに加え、ボツになった時の予備原稿を用意するのが大変なので、とりあえず勝手にボツに。
■「懐かしのこども番組グラフィティー」
少年ドラマシリーズのタイムトラベラー・なぞの転校生・赤い月」や「できるかな」、はたまた「はてな劇場」や「はてなサイエンス」がDVDになった「懐かしのこども番組グラフィティー」 from こども日記。
2008-12-21[n年前へ]
■「すいかの匂い」の「解説文」
本の最後に付いている「解説」を読むと、その本を読んで感じたことが的確な言葉で書き表されていて、自分の思いを再確認することができたりする。あるいは、その本を読んだのに感じられなかったこと、読解力・想像力が足りなくて、自分で読んだだけでは気づかなかったことを教えられたり、する。
江國香織「すいかの匂い (新潮文庫)」の解説文は、川上弘美が書いている。江國香織と川上弘美、どちらも魅力的な文章を書く。だから、江國香織の文章を、川上弘美の文章が解説する「すいかの匂い」はポケットの常連だ。
江國さんにおいていちばんすばらしいのは、「どんな言葉をここにあてはめるか」ということに関する選択眼だと思う。江國香織の「すいかの匂い」を読んでみる。しばらくしてから、川上弘美が解説する「江國さんのひみつ」を読む。自分が感じたこと、けれど言葉になかなかできないことが、当たり前のように表現されていると、何だか少し気持ち良い。
工芸品をつくる職人さんのような技だと思う。完成した作品はとてもなめらかなので、どんな技を使ったか、すぐにはわからない。わからないけれど、確かに技は使われている。わからないということが、何より、技を使ったしるしなのだ。
すいかの匂いに出会うと、いつも江國香織を思い出す。そして、顔を上げてその匂いの先を眺めてしまう。
2009-12-21[n年前へ]
■続 「サンタが街にやってくる」
自分が間違えて使っていたことを、「それは間違っているよ」と指摘して頂くのは本当にありがたいことです。
サンタのオチは秀逸だと思います。でも、「犯」とは呼ばないと思います。新明解辞書で、「犯」という言葉をひきました。すると、こんなような言葉が出てきました。
犯す=そうすれば当然罰せられることをするあぁ、本当に仰られる通りなんですね。「犯」ではないですね。言葉を考え直します。心から、感謝させて頂きます。
2010-12-21[n年前へ]
■流れる時間を見るには、それなりの時間がかかる。
微速度動画を撮影するために、上海問屋の「携帯電話用 三脚固定ホルダー DN-100CC」を買いました。携帯電話やiPhoneなどを三脚に固定するためのミニ万力です。その構造は、あくまで単なるミニな万力に過ぎません。だから、万力が掴むことができるものであれば、どんなものでも三脚に固定することができます。
デジカメに近づこうとする携帯電話は数多くありますが、三脚用の穴を備えた携帯電話がある、という話は聞きません。閑雅て見れば、それも至極当然の当たり前の話で、撮影中は三脚に固定されてしまうような携帯電話があったとしたら、それはもはや「携帯」電話ではありません。
微速度動画の撮影作業は、時間がかかります。ほんの数秒の動画のために、その傍らで数十分待ち続けなければなりません。そして、数十秒の動画を作りたければ、数時間じっと待ち続けることになります。(だから、微速度動画の撮影はとても楽しいのですが、多くの人が楽しむ機能ではないだろうとも感じています)
そんな風に時間が過ぎるのを、ゆっくり動く街を眺めつつ本を読み、ただ待ち続けていると、ドラえもんが話したこんな言葉をふと思い出しました。のび太君、百年の歴史を見るには、
百年かかるんだよ…。
流れる時間を見るには、それなりの時間がかかる、そんなことを草むらに座りながら、感じたのです。それなりの時間がかかるけれど、それなりの時間がをかけただけの価値がある、微速度動画の撮影をした後には、そんなことを感じるのです。
2011-12-21[n年前へ]
■Mathematicaから外部Javascriptの出力結果を使う
Mathematica から外部Javascriptが出力する内容を使いたい、という話題がMathematicaのメーリングリストで流れていたので、やってみました。それが下のコードです。メーリングリストへの新規登録ができないようなので、ここに書いてみました。
準備: Mozilla Foundation 謹製のJavascriptインタラクティブシェルである SpiderMonkey http://www.mozilla-japan.org/js/spidermonkey/ をインストール。 (下記コードで読み込む短縮URL先)Javascript サンプル: function times(a, b){ return a * b; } print(2*3); Mathematicaコード: js = Import["http://bit.ly/silGkP", "Table"]; Export["a.js",Prepend[js,"#!/opt/local/bin/js\n"],"Table"]; Run["chmod 755 a.js"]; Run["./a.js > out.txt"]; result = Import["out.txt"] 結果: Out[]= "6" 後はサンプルJavascriptの最末尾にある"print(2*3);"を 使いたい関数などに応じて自動生成してやれば、 Mathematicaから外部Javascript出力を使うことが できる、という具合でしょうか。 処理手順は、Javascriptをダウンロードした上で、 必要構文を追加することでシェルスクリプト化して、 実行結果をファイル経由で受け取る、という具合です。 上記コードはOSX上で動作確認をしていますが、 このJavascriptファイルをシェルスクリプト化する といった辺りの処理は、他環境では不要なのかも しれません。
2012-12-21[n年前へ]
■”紙ノートとiPad (mini)を同時に使うことができる”ノートキット
自作iPad mini用ノートキットを持ち歩き・便利に使っています。ミニ修正テープと(太さ違いの)5色ボールペンを2本収めることができるようにして、A5の5mm方眼ルーズリーフに手書きでメモをとりつつ・(過去ノートや自炊本を格納した)iPad miniでPDFを眺め返す…という具合です。
乏しい記憶能力と、書かないと(描かないと)考えをまとめることができない要領の悪さに悩んでいる人には、結構お勧めの組み合わせです。
それと同様の”紙ノートとiPadを同時に使うことができる”というアクセサリを米国のアクセサリメーカbooqが出しています(booq Booqpad)。これまではbooq Booqpad for iPad、つまりiPad用が発売されていたのですが、さらにiPad mini用も発売されていました。
iPadも含めて、現在のタブレットマシンの操作性は「紙+ペン」に劣る点も多いように思います。電子機器と旧態デバイスの「良いとこ取り」をしたい…と思う方は、タブレット&紙の2面使いを試してみると、意外に気に入るかもしれません。
2013-12-21[n年前へ]
■東京から年々失われて行く「亜熱帯の蒸し暑さ」
1940年代から2012年までの、東京の季節折々の最高気温と湿度を眺めてみました。すると、最高気温はたいして変化がないけれど(下左グラフ:各軸はZ軸が気温(℃)で、XY軸が「年」と「月」です)、湿度は大きく変化していることがわかります(下右グラフ:各軸はZ軸が湿度(パーセント/100)で、XY軸が「年」と「月」です)。かつての東京は、夏前には湿度が70パーセント程度の蒸した気候だったのに、それが今では湿度の低い乾燥した気候になっていることがわかります。
梅雨の終わりから夏に掛けては蒸し暑いと感じることも多いですが、かつて東京に存在していた「亜熱帯の蒸し暑さ」はそんなものではなかったのか…と今更ながら気づかされます。昭和には蒸し暑かった東京は、夏はどこへ行ったのだろう?一体いつ頃、あの夏にさよならを言ったのだろう…と、年越し近い真冬の12月末の今頃に、ふと考えたりします。
2014-12-21[n年前へ]
■フェルメール「ミルクを注ぐ女」の復元画像
「フェルメールの"The Milkmaid"を摸写してるうちに色々なことに気づいたよ」というこのページ(VERMEER, The Milkmaid: Notes On A Perspective Paradox (and the perspective of the original examined).)の内容がとても面白く、 中でも牛乳が入った容器を「描き直す前」のさまを復元してみた例が面白かったので、その描き直す前後の画像を並べてみることにしました*。左の画像が「牛乳が入った容器を描き直す前の想像で描いてみた図」で、右の画像が「描き直した後の現在のさま」です。
以前、フェルメール「ミルクを注ぐ女」に描かれていたのは「空の水差しを押さえつける女」だった!?なんて話を書きました。今では見ることができない「ミルクを注ぐ女」の昔の姿を、「ミルクを注ぐ女」の描かれる過程を、そのさまを想像してみるのもとても楽しそうです。
ライクスミュージアム(アムステルダム美術館)にあるミルクを注ぐ女を高解像度画像で眺めれば、そんな姿を想像できるような気もします**。
*リンク先には「部分画像」しか無かったので、合成して作ってみました。 **ライクスミュージアム(アムステルダム美術館)で実際に眺めてみても、小さくてなかなかわからないような気がします。
2017-12-21[n年前へ]
■空を限りない青空にするスマホ版「偏光カメラ」を作ってみよう!?
3年半くらい前に作った(コンパクトデジカメを使った)偏光カメラを、スマホ版として作り直してみました。スマホに、秒24回転くらいの回転偏光フィルタユニットを取り付けることができるようにして、スマホを240コマ/秒くらいの高速撮影モードにすることで、秒24コマの特殊な動画撮影を行うことができるカメラを(今や一人一台誰もが持ちつつあるスマホを使って)仕立ててみた…というわけです。
空を限りなく青空にして、そこにあるものの色を可能な限り純色にする、そんな特殊な動画撮影を、ほぼ全てのスマホで行うことができるようになります。一体どんな特殊撮影が可能になるかというと…たとえば、下に貼り付けた画像は、普通に撮影した画像(左)と映り込みを極限まで減らして、色をできるだけ鮮やかにした画像(右)の例です。
右上の画像では、物体表面の散乱反射光が(可能な限り)減らされています。つまり、空気の中で生じる光散乱光をとても減らした結果、まるで「空気が無い宇宙空間に、街が佇んでいる」ような、「昼間のような、夜間のような」…不思議な街景色になっていることがわかります。
色鮮やかにするだけでなく、たとえば下に貼り付けた動画のように、その他にも色んなことができます。…けれど、そんなエトセトラは、また週末にでも遊んでみることにしようと思います。