2000-12-25[n年前へ]
■放課後のスケッチ '86
今日のメモその2。あの頃、バンドのリーダーがハマってた。エピフォン・カジノやリッケンバッカー(のニセモノ)しか使わなかったはずの人が、いつの間にかストラトを買ってたのは実は島田奈美の影響だった(何だそりゃ)。ストーンズやポリスと島田奈美がどう両立していたのだ?とか、言いながら私もキーボードパートを何曲か耳コピした覚えがあるぞと。あれは、「放課後のスケッチ」の中の曲のハズだが、どれだ?「クラスメイト」か?(リンク)
2001-12-25[n年前へ]
■Electrophotography with Mathematica, Photoshop
趣味で自分の勉強用に「使って色々実感できる電子写真」を作り始めました。基本的な教科書を参考にしながら、ワタシの好みでまとめようとしてます。特徴はMathematica, Photoshopを駆使して、色々な仕組みを実感・確認できるところ。
もしも、希望者がいればhirax.netで配布しようかな、と思います。
2002-12-25[n年前へ]
■ATOK 「コマンド処理」プラグイン
結局、クリップボード経由で自動ペースト(Ctrl + V)方式に変更。というわけで、ペーストをCtrl+Vでサポートしていない環境では使えないです。とはいえ、その場合にもクリップボードに結果が入れられているので、もしかしたら使えるかも。
Cygwinやらperl, rubyのワンライナーやら得意な人のご意見など参考にしてみたい、です。とはいえ、数式処理プラグインと同時併用は今のところできませんのでご注意を。というわけで、人柱版をここにおいておきます。とりあえず、面白いけど需要は少ないか。
ちなみに、"calc"と打てば電卓が立ち上がります。とはいえ、そういう類のことはShellExecuteEXを使う「ラウンチャー」プラグインを別途用意してあるので、そちらを使う方が便利ですかね。
2003-12-25[n年前へ]
■偶然のTYPEflake*
昨日のことだったか、Going My Way経由でTYPEflake*を知り、「さぁ何かメッセージを入れてみよう」と思った瞬間、当のTYPEflake*からメッセージが届く。不思議な偶然ってあるんだなぁ。
2004-12-25[n年前へ]
■「PDICをワンボタンで辞書引き」
「ワード文書を編集しながら,簡単にPDIC(パーソナルディクショナリー)やDDWIN(CD辞書検索ソフト)を引くためのマクロ」という「PDICをワンボタンで辞書引き」 from 妄言砂漠
■ツール移行中止
「hnsからblosxomに移行してみようか」とふと(これで何度目かも忘れたが)考えた。で、夜ひとしきり作業をした後に、「移行したとしてもメリットがほとんど無いのに、現在と同様のことをしようとするととても苦労をしなければなさそうなのに、何故こんな移行作業をしようとしているんだろう?もしかしたら、他の作業から逃避しようとしているのだろうか?(多分そう)」と気づき(あきらめた、とも言う)、またもや移行作業はペンディング。
2005-12-25[n年前へ]
2007-12-25[n年前へ]
■サッカーボール型おにぎり
コンビニのおにぎりが三角形である理由の一つは、その形状が「体積あたりの容積を高めることができる」ことにある、と何かの本で読んだ覚えがある。 おにぎりの形状が三角形ならば、△▽△▽△▽と互い違いに置くことで、運搬をする時に必要な体積を小さくすることができる、というわけだ。
そういった効率や製法から決まる形状とは別に、「こんな形状なら面白いかも」という楽しさから決まる形状がある。そんなおにぎり形状の例が、サッカーボール型おにぎりだ。 サッカーボール型おにぎりなんて「ふつう」じゃないと思われるかもしれないけれど 、決してそんなことはない。 何しろ「サッカーボール型おにぎり専用のり」が 販売されているほどである。もちろん、一つの会社だけでなく、いくつもの会社から発売されている。
おにぎりの産業技術の歴史や特許紛争の話も興味深いけれど、こういった「楽しさ」「可能性」を追求したおむすびを眺めてみるのも、何だかとても楽しいと思う。
2008-12-25[n年前へ]
■サーバ構成の「お色直し」
”Rails 3 = Merb 2” なんてニュースが流れる、2008年の年の終わりになりました。もう2年近く前になりますが、Rails入門書を買い、一番最初に作ってみたRailsアプリが画像処理アプリサーバ"Imagination You Make"(使い方)で、その後に作ったのが”画像ジェネレータ”のジェネレータ"Imagenerator"(使い方)です。それらを、今更ながら、他アプリと同じクラスタ・サーバに移行してみました。動作に不具合などありましたら、お知らせ頂ければ幸いです。
なお、画像処理アプリサーバ"Imagination You Make"の方は、ログインすると、画像アップロード機能やフィルタリング時のカスタマイズ機能が幾分追加されるようになっています。
■「写し鏡」を市電に乗って見に行こう
いつか、鹿児島に行ってみようと思っている。市電「朝日通」から歩いて徒歩7分の場所にあるという「かごしま近代文学館」に行って向田邦子の常設展をゆっくり眺めてみたい、と思っている。鹿児島は確か九州の南の端にあったはずというくらいの知識しかないので、実際のところ、市電「朝日通」に行くにはどうしたらいいのか全然わからない。けれど、いつになるかわからないけれど、いつか行こうと思っている。たとえば右上の表紙のような写真を眺めてみたいからだ。
写真機のシャッターがおりるように、庭が急に闇になった。
向田邦子 「かわうそ」(思い出トランプ)
写真というのは「写し鏡」に似ている。カメラで撮影した写真に写っているのは「被写体」のようでいて、実は撮影者が写っている。そして、その撮影者を動かしているのは「被写体」でもある。
被写体が人ならば、被写体はカメラのレンズ見る。だから、写真に写った被写体の瞳にはカメラを構える撮影者が映る。それと同時に、写真には撮影者がカメラを通して眺めた被写体が写っている、被写体と撮影者の両方を、その両方の視点が重なり写っているのが、写真だと思う。シャッターを押すのが撮影者なら、シャッターを押させるものは被写体である。そして、焦点が鋭く合っている写真であれば、必ず、そんな写し鏡のような景色が写る。
だから、「かごしま近代文学館」に行って、そんな写真を実際に眺め、写真に写る瞳をできる限りの近くから眺めてみたいと思っている。
「冬の運動会」の、加代の死のシーンの稽古をしながら考えた。―向田さんは、どうしていつも<蜘蛛膜下出血>なのだろう。描写も似ている。
―その人が倒れたのは、蜘蛛膜下出血が原因だったのではないか。そして向田さんは、その発作の瞬間を目撃したのではなかったか。
久世光彦 「冬の女たち」
その瞳に写っている景色を、いつか、見てみようと思っている。
2009-12-25[n年前へ]
■エクセルでのセルの「名前」管理
「名前付きセルのあるエクセルのワークシートをC++言語プログラムに変換してみよう」でこう書きました。
エクセルでは、「名前」はセルにではなくブックの直下で管理されている
エクセルのワークシートをC++言語プログラムに変換するプログラムを書くとき、最初は、Cellオブジェクトが名前を保持している、たとえばNameなんていうプロパティがあるのではないかと思いこんでいました。けれど、プログラムを書いている途中で、「Cellオブジェクトは自分に付けられている名前情報を保持していない」ということに気づき、どこに名前情報が保持されているかを調べてみたら、エクセルのワークブック直下に、つまり"book.names"というような形で、Nameの情報を示す配列が格納されていたのでした。(セルはちなみに、”ブック”の下の”ワークシート”の下の”行”の下の”列”の下にいます)
そのことに気付いた瞬間は、(エクセルのワークシートをC++言語プログラムに変換するプログラム)の「コードの量が増えそうだな」と思い暗い気分になりました。しかし、少し考え、エクセルを作る側から考えてみれば、「名前はワークブックが保持する作りにするよなぁ」と思ったのです。
もしも、セルが名前を保持する作りにしていたら、エクセルの動き上、ちょっと面倒になってしまうからです。それは、たとえば、どこかのセルに"velocity"という名前を付けていたとして、(それと異なる)またどこかのセルで"=0.1*velocity"なんていう式を使っていたとします。すると、その"=0.1*velocity"という計算をするときに、(セルが名前を保持する作りにしていたら)その名前を保持するセルが見つかるまでセル検索を行わなければならないからです。
もちろん、その検索自体は、「エクセルにおける循環参照時の計算順序」で書いたような「エクセルの計算プロセスの詳細」を考えてみれば、エクセルで「(複数ブック・複数シート内のすべての)計算」を一回するのにつき一回だけですむはずだと思いますが、それでも検索作業はかなり面倒でしょう。
大体、セルが「自分がどういう名前で他のセルから呼ばれているか」なんて知る必要がないわけです。他のセルの名前を知りたいことはあっても、自分の名前なんかどうでも良いのです(今回、私が書いたようなプログラムを書くのでなければ、ですね)。だから、エクセルでのセルの「名前」オブジェクトをブック直下に置くようにするようにするのは、当然の作りです。
と、エクセルの作りに納得しつつ、(もちろん、自分のプログラムを書くのには、少し面倒だなぁと思いながらも)前回書いたような
names={} book.names.each do |name| cell=$1.gsub('$','') if /!([^!]+)$/=~name.RefersTo names[cell]=name.name endといったコードを書いたわけです。
ちなみに、蛇足ですが、上記コードはbookがnameオブジェクトの配列を保持していて、nameオブジェクトはnameという自分の名前と、どこのセルを意味するかを指し示すRefersToというプロパティを持っているので、名前で参照することができるHashを作っているという具合になります。