hirax.net::inside out::2001年10月16日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2001年9月 を読む << 2001年10月 を読む >> 2001年11月 を読む

2001-10-16[n年前へ]

「分光的に近い色」 

 「分光的に近い色」でない場合の問題点は、そこにあたる光の波長分布が違うと色が合わなくなってしまうことが一つあります。昼間の光で色が合っているように見えても、夕日があたった途端に塗りなおした個所が丸判りなわけです。
 でもって、もうひとつの問題点は「自分の目」は人によって個性があってそれぞれ違うわけです。だから、たかだか三次元に情報が減らされた「自分の目」で合わせたつもりになっている時には、「他の人にはきっと違う色に見えているんだ」と意識することを忘れないようにしたいな、と思うわけです。 「分光的に近い色」の場合には、自分の目を直接的には介さないかもしれませんが、そのかわりに「一見、機械的には見えるけれども」他の光りがあたっている場合や、他の人の目で眺めた場合のことも意識できるのが良いところかもしれないですね。
 とはいえ、私も自分の目で作ってく作業は大好きですよ。えぇ、もちろん。ただ、「自分の目はみんな違う」っていうのがちょっと頭のすみにあるってだけで。

ディズニーランドえとせとら 

 と、色のことを書くとちょっと堅苦しかったので、ディズニーランド好きなあなたにこんな「今日のトクする一言」をプレゼントっと。
 色々サンプル画像というものがあるわけですけれど、ディズニーランドのシンデレラ城を背景にした風景写真というのも多いです。何故かと言うと、ディズニーランドはシンデレラ城の色とかに非常に気を使ってます。つまりは、ディズニーランドの中の特徴的な建物の色管理がは非常にきちんとされているわけです。
 だから、色を気にするサンプル画像の風景写真としては非常に良い被写体なわけです。数年後にも同じ色の建物がちゃんと品質保証された上で存在しているわけですから。
 そこらへんが、かつて使っていた向が丘遊園とは違うというわけですね。向が丘遊園じゃペンキの色は退色してどんどん変化しちゃいそうだし。いや、それ以前にそれ自体がなくなっちゃうし。