hirax.net::inside out::2002年11月21日

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2002-11-21[n年前へ]

gridMathematica 

MathematicaのParallel Computing Toolkitとカーネルのみのライセンス提供。Mathematicaで複数同時計算を行う人向け。

車の中から見かけた景色 

 朝見かけた、「自転車と木の影」と帰り道に見かけた「ススキと黄色い花」と「青い空」です。写真はどういう風に貼り付ければ、レイアウトが自然なんだろう?
写真を三枚も貼り付けて、しかも文章が少なかったりすると、レイアウトがどうしても狂ってしまう。もう少し後で文章は入力してみることにして、今しばらくレイアウトは狂ったまま、かな。ちょっと不便。

車の中から見かけた景色車の中から見かけた景色車の中から見かけた景色






人間ベンチマーク 

 - PCが処理した内容をそのPCを使っているユーザーがー「処理」するところまでを含めたベンチマークテスト - というものをするべきじゃないか、とよく思う。「結局のところ人間が使う文房具代わりのPC」の使い勝手判断には、「PCが何かの処理をし終わるまでの時間」だけでなくて、「その結果を人間がさらに処理・判断するまでの時間」も含めたベンチマークを行うべきだと思うのである。

 例えば、100桁の何かの数字を「99秒の沈黙の後にいっきに表示するシステム」よりも「1秒に1桁の数字を順々に表示し、その結果100秒後に100桁の数字を表示し終わるシステム」の方が、その後の人間の処理も含めれば上に違いない、と思う。後のシステムであれば、その100秒経った瞬間には人間の処理もほぼ終わっているわけだからだ。前者のシステムであれば、99秒後にいきなり100桁表示されても人間がその数字を処理するにはさらに時間がかかるに違いないのである。だから、この場合「PCの処理時間」だけでベンチマークを行うのは「文房具のPC」としては間違いであると思うわけだ。

 人間の作業で例えるならば、「一人で黙々と作業を続けて、10日後にその作業の結果を他の人に見せる」よりも、「結局は作業自体に11日かかっても、1日毎に作業の経過を他の人に見せてている」場合の方が共同作業の中では良いことが多い、というのと同じだろう。

 で、なんでそんなことを思ったかというと、ゲームとかは別として、最近ではCPUの速度よりもメモリーの速度、メモリーの速度よりも人間の速度の方がボトルネックになることだって多いということを考慮に入れていない評価も多いんじゃないだろうか、と思ったのである。特に、マルチスレッドの評価、マルチCPUの評価、その辺りのハンドリングの評価、という辺りでそんなベンチマークの結果を特に知りたい今日この頃、なのである。

 ボトルネックになる人間の部分を以下に上手く気持ちよく動かせるかが一番重要だったりするのかも、と思ったりするのである。

Windows2000サーバー 

 自宅で、常時稼働のWindows2000サーバーをやっと立ち上げ。というわけで、不定期気味だったサムネイル更新ももう一度ちゃんと始めました。サムネイル・アンテナも立ち上げようと思う今日この頃。アドバイスなど募集中です。ちなみに、hirax.netのサーバーのマシンを移転する年末頃に、作業をする予定です。