2003-11-18[n年前へ]
■「しらべてはっぴょう」
小学生向けプレゼンテーションソフト「しらべてはっぴょう」 おこちゃまもすなるプレゼンテーションなり。
■役に立たない、遊びとしての物理学
富士ゼロックスの広報誌「GRAPHICATION」の今月号が届いた。池内了の「現代科学の見方・読み方」に「役に立たない、遊びとしての物理学」のこれからの重要性が書かれていて、とても面白く読む。
この文章の最後は「ニュートリノ研究が社会の役に立つのですか?」という問いに小柴昌俊さんが言下に「役に立たない」と答えたその姿勢こそ物理学者は学ばなければならないと思う、と結ばれている。
とはいえ、「役に立たないこと」が生み出す豊かさももちろん受け入れた上で、「役に立つこと」を求める納税者が少なからずいる中である程度の予算を請求するからには…と思ったりもするが。
それはともかくこの広報誌「GRAPHICATION」は無料配布ということを考えるととてもお薦め。
■クリスマス前の本屋さん
「できるかな?」は2,3年前?に一回幻の書籍化がされているわけですが、来月のクリスマス前ぐらいに前回とは全く違うテイストの本が発売されます。まるで、他人事のような意見ですが、ページ数の割にはとても安いし「こんな本があっても良いかも」という感じです。もし、クリスマス前の本屋さんで見かけたらぜひ買って頂きたいものです。
こんな書籍化の際に「話の選択」はもちろんいつも「お任せご自由にどうぞ」の私なので「へぇーこういう選択をするんだなぁー」とか「なるほどー、この話は入らないんだなー」なんてゲラを見ながら新鮮に面白く感じたりするわけです。
で、面白く感じつつも、ゲラを眺めながら「うむー当分日本海には近寄れないぞ…」という気になる冬の夜、です。金正日の魔の手がコワイ、です。