2004-06-19[n年前へ]
■We see your potential
子供達が学んでいく姿が見えます。夢が現実になっていくのが見えます。私たちには見えます。小さな彼らの、大きな夢が。あなたの中にある無限の可能性が見えます。「ポテンシャルって何?」とたまに訊かれる。「すぐには見えるものじゃないけれども、何かが潜在的に持っている力、みたいな感じ」と答えることが多いような気がする。そして、「その見えないものを見えるようにするのが電子写真」と答えることが多いような気もする。そんなことを思い出すマイクロソフトのコマーシャル。冒頭の音楽も映像もナレーションも大好きなコマーシャル。「今は見えないかもしれないもの、だけど、あなたが持っている可能性と未来」が見える、というコマーシャル。
ピアノが奏でる音楽を聴きながら今回のCMを眺めたり、ギターの弦の音を聴きながら、これまでのCMで、一人のお母さんの背中のたなびくマントや、ギターを弾く青年をいつかとりまく大観衆や、そして、年老いたウェイトレスが近い未来に大学を卒業していく姿を、そんな景色を眺めてみるのも気持ちが良いかも。
■エンジニアの読む雑誌分析と性格分析
エンジニアが読む雑誌から判断する「現在の幸せ度×技術への自信度」と「ユングの性格分類」の分析。分析の中で挙げられている雑誌中で、私が読んでいるのはトランジスタ技術だけ。「技術に自信があるけど、今は不幸せ。そして、ユング的には思考型」になる。
二次元散布図とユング心理学だなんていう料理の仕方はとても面白く好きだ。ただ、その材料の雑誌は少し悪いような気も。「主に実務のために読む技術雑誌」に限る必要は無いようにも思う。ちなみに、Tech総研のURLの「利用」の仕組みは今ひとつ、かな。
■無限のポテンシャルと有限の時間
人の可能性や能力は無限にあるの。だけど、人には有限の時間しかないの。これって、面白いパラドクスだと思わない?J.P.ホーガン
運動量は加えられた力積で変化する。力積は「力」×「時間」で定義される。人が持つ潜在的な力・ポテンシャルは無限、だけど時間は有限だとしたら、その結果となる人の運動量は、無限×有限=…?
■「そもそも」@プチ論客
これであなたもプチ論客! 語った気になれるマジック・ワード集を眺めると、「そもそも」がいる。私は、「「『そもそも』という言葉を頻繁に使う人は、ほぼ例外無しに(本人が意識してるのかは別として)人の意見を聞く気がない」と思っている。ということは、プチ論客風エッセンスの中には「実は人の意見を聞く気が全くない」という風味が強くトッピングされているのだろうか。