hirax.net::inside out::2004年07月31日

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2004-07-31[n年前へ]

All of My Life(It Might Be You) 

All of My Life (It Might Be You). Stephen Bishop. 映画トッツィーの主題歌。

自動販売機芸術 nikita po isuca 

 先月、誕生日の頃に匿名氏から「タバコの自動販売機で芸術作品を売ろう買おう」「タバコ箱大という小さな空間に一体何が入るだろう?」という自動販売機芸術で買ったという小さな芸術が送られてきた。

 送られてきた封筒の中には、タバコ箱の大きさのものが二つ入っていて、その一つが今日のこの小さな芸術だった。三枚のスライド状のものを好きなように重ねて眺めるという"nikita po isuca"は、光に透かして眺める芸術品だ。第2シリーズということで、全6種類の内の一つらしい。なかなかキレイだ。

 立体的に浮かび上がる作品なので、せっかくだから立体写真を撮ってみた。下の二枚の写真を平行法で眺めると、立体的な小さな"nikita po isuca"を眺めることができると思う。"The world in a palm"というフレーズが付けられたこの作品を立体的に味わうことができると思う。

 というわけで、この場を借りて匿名氏へ一回目のお礼の言葉を書かせて頂きます。この自動販売機芸術を作った方への感謝も含めて、ありがとうございました。以前、まx氏よりリアル年賀状を頂いたとき以来の面白いビックリでした。もうひとつの自動販売機芸術の作品紹介はまた近いうちに、ということで。
    

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型物花火 

 最近、ハート型やアンパンマンミッキーマウスドラえもんといった形に見える型物花火が多い。物理シミュレーションに基づいたソフトウェア花火職人を使ってその秘密を探りながら遊んでみるのも良いかも。

五度圏CGI 

Circle Of Fifth CGI 音楽のコード進行を五度圏で図示し、親和度なんかも表示してくれるCircle Of Fifth CGI を眺める。ちなみに、The BeatlesのPenny Laneだとこんな感じになる。

 他にも五度圏 (Circle of Fifths) v2.6五度圏コード表付きJavaピアノなんていうものもある。音楽の世界の色んなビジュアリゼーションも面白い。

夏休みは自動車を作る 

 大人の夏休みには光岡自動車のキットカーでも作るのも面白いかも。ナンバーを登録すればちゃんと公道も走ることができるし。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク 「日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する、ワークショップ形式の展覧会。視覚障碍者である案内の人の声に導かれながら、視覚の他の感覚に集中していくと、次第にそれらの感覚が豊かになり、それまで気がつかなかった世界と出会いはじめます」というダイアログ・イン・ザ・ダーク。7月31日(土)〜9月4日(土)まで東京都港区南青山の梅窓院 祖師堂ホールで。

参考URL:関心空間:ダイアログ・イン・ザ・ダーク

「書き変えたベクトル」を眺めたい 

 先日、大阪で「電子写真の極限画質を探る」というシンポジウムがあった。プログラムには「電子写真プロセスを理論的に考える」と記載されているリコー渡邉/門永氏の講演は「電子写真プロセスを物理的に考える」という題名だった。そこには、「理論」ではなく「物理」だ、という両氏の意志があるわけだ。その「理論」→「物理」という二文字の変化の方向・ベクトルに、彼らのベースにある考えがほんの少し映し出されているわけである。

フォリー・ベリジェールの酒場 森村泰昌がマネの「フォリー・ベルジェールの酒場」の登場人物を演じることにより、「美術史の娘/劇場A」「美術史の娘/劇場B」を作成したときに、森村泰昌は「マネの絵では酒場のカウンターに手を置いているが、実際にやってみると描かれた(マネが描いた)酒場の女性の腕は極端に長くデフォルメされていた」ことに気づく。マネが腕を極端に長く事により、「白い顔・白い胸・白い腕」で形作られる力強い三角形が酒場の女性を力強い主役へと変え「その女性の力強さをマネは描いていた」のである。

美術史の娘/劇場A美術史の娘/劇場B 結局、森村泰昌は「長く太い腕を石膏でつくり、自分の腕と握り拳で女性の胸のふくらみを語る」ことにした。マネが描いた極端に「長い腕」を「石膏の腕」に変え、「白い胸のふくらみ」を「力強い握り拳」へと変えるのが、森村泰昌が書き換えたベクトルだったことになる。それは森村泰昌が示した強い意志に他ならない。

 よく、更新があったWEB日記などを見に行くと、書かれている内容は増えていないのだけれど、言葉が少し書き換えられていることがよくある。それは文章を推敲したことにより変わったのかもしれないし、何かの事情で書き換えたのかもしれないが、「変更前」→「変更後」という言葉を書き変えるベクトル・意図が書き手にあるのは確かだろう。その書き手のベクトルを眺めてみたい、とよく思う。

 更新チェックをするアンテナで、更新された履歴だけでなく、言葉が書き変えられた履歴を眺めてみたい。書き手がこだわって書き変えた小さな部分を知りたい、眺めてみたいと思う。何を意識して、「元の言葉」からそれとは違う「他の言葉」へと書き換えたかを知りたい。どう「書き方」を変えたかを知り、その書き手の中に流れる「何かを書き変えたベクトル」を眺めたい、と思う。そして、その先に示されている意志を想像してみたい。

オリジナルの手作り鉛筆とデザインコレクション 

オリジナルの手作り鉛筆 おこちゃまにはトンボ鉛筆の手作り鉛筆。接着剤とハサミを使って、世界にたった一本しかない『自分だけのオリジナル鉛筆』ができあがる。

 大人にはトンボ・デザインコレクションも良い感じ。