2005-03-01[n年前へ]
■独創的な仕事
「独創的な仕事とは、みんなで相談して出来るものではない」という。確かに、自分の中でアイデアがポコポコ湧いていれば、わざわざみんなで相談なんかしそうにないもの。というように思った、西村肇氏の言葉。 from d2005
2005-03-02[n年前へ]
■「科学技術と男と女」
Tech総研の「科学技術と男と女のニュース」が公開されています。
「男と女の恋物語」や、「男と女のトイレ事情」とか、、自分殻のを破って伝えるメッセージや…、そんな古今東西、東西南北〜NEWS (North East West South)の〜気になる出来事です。
■「箱根・新幹線こだま殺人事件」
時間がキチキチの今日この頃、とあるモノの受け渡しをどうしよう?という話題。で、その打ち合わせ時に決めたメモがこれ。
まず一人目のAが新横浜から、「三島行き切符」を買い、新幹線「こだま545号」に乗って2時54分に三島の5番ホームに到着する。それとほぼ同じ頃、二人目のBが箱根山中から車で三島駅へ向かい、三島駅で「(三島駅から)新横浜行きの切符」を買って駅構内に入り、三島の5番ホームに立っている。Aが「こだま545号」から降りた瞬間に、AはBに「(帰り分の)運賃代金」を渡し、BはAに「切符とモノ」を渡す。Aはそのままホームの反対側の6番ホームから、2時57分発東京行き「こだま」に飛び乗る。そして、BはAの乗車券で三島の駅構内から出る…。
J ほとんど鉄道・旅情ミステリの世界だ…。タイトルは…、「箱根・新幹線こだま殺人事件〜初春の三島駅ホームで起こった一瞬のミス〜」という感じにしておこうか…。
■視線チェック
自分の視線をチェックした時に眺めていたのは、Culture Clubのビデオ画面。"Do You Really Want To Hurt Me?"を眺めているときの、自分の右目の注視点(眺めている場所)を調べてみたのだった(私の場合、左目もほぼ同じ場所だと思う)。例えば、こういった「注視点の変化を示した動画1、注視点の変化を示した動画2」である(画面中に小さな矩形で注視点の場所を示している)。
刻々切り替わるプロモーションビデオの画面を眺めているときの、自分の視線はなかなか意識でコントロールすることができなかったりする。そんな無意識の自分の視線を眺めていると、あらためていくつかの特徴に気がつく。
まず、一つめは人の顔が画面内に登場すると、瞬間的にその(新しく登場した)顔に視線を向ける。しかも、その顔の中の目の部分を眺めている。そして、それだけでなく、右目と左目が両方見える場合には、(私の場合は)相手の左目を優先的に眺めている。
二つめは、男女の区別は(少なくとも瞬間的には)していないようだ。視線の動きは対象人物が男性でも、女性でも何ら違いはなかった。もちろん、瞬間的な視線の動きではなくて、もっとゆっくりとした動きであれば(おそらく)違いがあるのかもしれないが、
そして、三つめは…、私の視線がなんだかヘンな動きをしている…、ということである。何だか(相手が男でも女でも関係なく)、胸に視線が引きつけられているような気がするのは、気のせいに違いない…。
2005-03-03[n年前へ]
■スライド・デザインにおける「上手と下手」
「他の分野の人に何かを伝えようとする」なら、まずは「他の分野から何かを学んでみる」のも良いかもしれません。というわけで、こんなスライドを作ってみました。
ヨーロッパ文化でもミュージカル・演劇などにおける「(その文化中における)上手」は観客から向かって左側だといいます。例えば、右の配置図は、グローブ座のステージ配置とその舞台上の役者の動き、及び、シェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の進行具合を示した図です。観客から言うと、左から入場し、右へと退場しています。ただし、シェークスピアの時代には舞台上に「(上に位置する)二階」が使われるようになっており(ロミオとジュリエットのバルコニーのシーンなんか誰でも脳裏に浮かぶのではないのでしょうか)、つまり、舞台上に(容易に上下が推定しやすい)次元が新たに一つ付け加えられており、その影響が「上座と下座」に及んでいるだろうことも想像できます。
また、「男雛と女雛」「(結婚式における)男と女」は、明治時代に西洋に合わせて左右反転させたという説が一般的です。日本語の横書き時の書き順が「右から左」から「左から右」に切り替わり、同じように(日本語以外の)他の対象物でも、そんなことがおきた、というわけです。その切り替わりの余波が、まだ私たちに混乱を及ぼしている、と考えてみるのも面白いと思います。
2005-03-04[n年前へ]
■「人を認識したり、採点したり」のニュース
Tech総研で「人を認識したり、採点したり」のニュースが公開されています。この時期は、色んな入試試験が行われる時期だったりもするので、人を採点する時期と言えるかもしれません。あるいは、人によっては、年度末の評価をしたり(あるいは)されたりする時期だったりするかもしれません。「人を認識したり、採点したり」というのも、難しそうですねぇ。
ちなみに、右のスライドは「ひとこと」で言及されている件のメモ資料です。
■左大臣とか左遷とか
ここへ若干の画像などを書き加えさらに、左大臣とか左遷とか。視点をどこに置いて、どっちを向いたときの、「左」か「右」かを注意して読むべし。
2005-03-05[n年前へ]
■今年の折田先生
今年も京都大学に折田先生がやってきた。受験生達が大学にやってくるのに時を合わせて、アメリカン・ヒーローのスーパーマンならぬ、Dr.スランプのスッパマンがやってきた。
「折田彦市先生は、…京大に自由の学風を築くために多大な功績を残した人です」という看板に対し、下記のような大学事務局の対応(その後)も良い感じかも。より、詳しくは偉大なる折田先生・その八を読むべし。
折田先生像の制作者の方へこの素晴らしい芸術的作品をおこの場所に展示しておくことは、盗難もしくは損傷の危険性が考えられますので、(以下省略)
■Jef Raskin
Jef Raskin, March 9, 1943 - February 26, 2005
2005-03-06[n年前へ]
2005-03-11[n年前へ]
■読みやすい「文字」フォント
textfile.org経由で「Windowsでも綺麗なフォントを」眺めた。心根はMac大好き人間の私ではあるが、この手のフォント表示を見るたびに「綺麗」と「読みやすさ」は違うだろうなぁ、と思う。日本語フォントに対して、ClearTypeが無効となるサイズ指定を小さくしたり、ビットマップ・ファイルを外してしまったりすると、「綺麗」かもしれないけれど「読みやすく」はないよなぁ、と思う。
日本語文字はアルファベットに比べて非常に細かい。また、文字の特性上、縦方向の解像度が(横方向と同等以上に)高い必要もあり、ClearTypeのような技術はそれほど有効ではない。例えば、下に12pt.のSH G30-P・ARISAKA・MSゴシックで「高解像度」と表示したときの液晶の点灯状態(上列)と、それをグレースケール化したもの(下列)を示してみる。「デザインとして眺める画像」ではなく「文字」として読もうとする限りにおいては、ここで示したSH G30-PやARISAKAの(縦方向の)潰れは可読性を大きく損なってしまっていることがわかる。横線と横線の間がちゃんと空かずに中間調になってしまったり(読みやすさに必要なコントラストを得られなかったり)、それどころか隣り合った横線と横線がくっついてしまっていたりする。ClearTypeを適用するには、12pt.というサイズですら日本語の場合には(少なくとも縦に)細かすぎる。
もしも、文字の展開解像度を縦横同一で行わず、表示デバイス縦横の表示解像度に応じた縦横それぞれの解像度で文字を展開し表示するならば、(ClearTypeそのものではなく)ClearTypeのような技術を(大きい文字でない)日本語に適用するのも良いだろう。しかし(展開解像度が縦横同じである)現在のところは、デフォルトの「日本語の場合、非常に大きな文字にしかClearTypeなどは適用しない」という設定が至極真っ当だと思う。そして、小ポイント用のビットマップフォント、言い換えるなら小ポイント文字を作成する際の「フォントのヒント情報」のかたまりを使わないというのは、「読みやすさ」を考えるなら非常にもったいない話だと思う。 もちろん、「文字」でなく「単にデザイン」だと言うのであれば…、全く別だと思うが。
■あぁ、しんど。
メールを読む体力が戻ってきたので、ようやくメール処理。
日曜日に病院で「インフルエンザじゃなくて風邪だよん」と言われ、風邪薬を飲んでみるも熱はその後もあがる一方。火曜日に救急車で搬送された先の病院で「B型インフルエンザだよん。脳炎にはなってないみたいだけど、抗生物質はもう手遅れだから効かないよん」と言われ、今に至るのだった。一週間分の予定も仕事も記憶も何もかも全部ブッ飛んで、あぁしんど。
そういえば、救急車から担架に乗って出た瞬間、目の前の青空が綺麗だなぁ、と思ったことは覚えている。そして、その瞬間に頭の中でブルーハーツの「青空」が流れたのはいいけれど、それは「バス」じゃなくて「救急車」だし、「運転手さん」じゃなくて「救急隊員さん」だし、「乗っけて」というより「(自力で動けなくて)乗せられて」いるし、「行き先」は「沼津市立病院」指定だし、ちょっと違うかも、と思った覚えも(おぼろげだけど)。
運転手さん そのバスに僕も乗っけて くれないか行き先なら どこでもいいまぶしいほど 青い空の真下で
2005-03-12[n年前へ]
■読む?眺める?
ふたみさんの「ClearTypeの効果を90度回転文字で確認した」話。ClearTypeのような技術は、文字展開解像度と表示系の解像度及び階調特性により、色んな長所だったり短所だったりが顔を出す。TabletPCでディスプレイを縦長表示で使うような場合には(長所が大きく出てくる場合)、日本語に対しての各社のClear Typeのような技術は非常に有効だろうと思う(ただ、現状ではそのような使われ方は少ないだろうが)。
ちなみに、右の二枚の画像はClearType Tunerで、「90度回転日本語文字」に対してClearTypeの効き方を調整しているところ。左側が「ClearType無効」の場合で、右側が「ClearType有効」の場合である。使用フォントは12 pt.のHG ゴシックEだが、ふたみさんの例と同じく、ClearTypeの使用によるレンダリングの歪み・濃度の均一性(文字はもともと読みやすいものであり、濃度だって本来は偏っていないものだ)改善に非常に効果が大きいことがわかる。
もちろん、それを90度回転させていない通常のHG ゴシックEで比較すると…、大した効果が見られない。日本語文字なら、当然の話である。だって、それが「漢字」なんだもの。
なんだか、初期のBLOGツールの「日本語文字が小さすぎ」現象と似ている気がする。それは「内容をちゃんと読むもの」なのか「デザインとして眺めるもの」なのか、どちらなんでしょう? あるいは、「書く」「描く」のどちらを指向しているんでしょうね。
2005-03-13[n年前へ]
■TeXインストーラ3
モットーは「誰でもインストール出来るWindows用TeXのインストーラ」というTeXインストーラ3
2005-03-14[n年前へ]
■QuicktimeVRで"JOY"ダンス
昨日に引き続きYukiの"JOY"のダンスを見ていると不思議な気持ちになってくる。「素晴らしい仕事を素晴らしいチカラでする人たちと一緒に仕事をしてみたい」とか、「体が柔らかく動く人が羨ましい」とか、とにかく支離滅裂に色々思う。
そんな気持ちを晴らすため、ふと作ってみたのがこんな「QuicktimeVRで作り直した"JOY"ダンス」 ダンサーをマウスで掴んで、グルグルと左右に動かしてみることができます。すると、ダンサーは…さてさてどうなるでしょうね。
自分のマウスを動かして、自分の指先でグルグルとダンサーを自由自在に動かしてみれば、ちょっとは気持ちが良くなるかも。左右のカーソルキーで「いつもより余計に」グルグル回し続けてみれば、もっと気持ちが良くなってくるかも。 (ズームイン・アウトしてからの回転も…初回のレンダリングが終わればスムースなハズ…)
2005-03-15[n年前へ]
■昭和の流痕
「祖父の著書の多くが、郷土図書として貸し出し禁止になっていて」という話、きっと本人の望む姿とはかけ離れているんでしょうね。私には想像することしかできませんけれども。
「数学ができる人、美術や音楽が好きな人、あるいはスポーツに秀でた人、誰よりも努力をおそれない人…」という一文が書かれたページに挟まったままの「しおり」を、少しだけ、もう一度だけ、眺めてみることにしましょうか。そして…、とりあえずページを閉じておくことにしましょう。
■"立体的に"QuicktimeVRで作り直した"JOY"ダンス
ついでに「"立体的に"QuicktimeVRで作り直した"JOY"ダンス」なんかを作ってみた。昨日のものは、DVDの動画をノンインターレース化したものだった。それでも十分面白いけれど…、だけどそれだけじゃつまらない。
…そこで、今日は「単にノンインターレース化する」のではなくて、「モーニング娘。」を立体にするのだ!と同じやり方で「立体グリグリ動画」にしてみた。さてさて、立体的にダンサーを動かすことができるかでしょうか?遠くを眺めるつもりで、平行法でこのグリグリ動画を眺めながらイジってみましょう。時間と空間がシャッフルされた世界の中から、ダンサーの手が飛び出してきたら…、きっとちょっと幸せになれるハズ。
2005-03-16[n年前へ]
2005-03-17[n年前へ]
■「女目線」という「同性に対する敵視点」
"女性による女性のための女性タレント研究本"の「女性タレント・ミシュラン」の作り手が週刊文春のインタビューで答えたセリフ
女性が女性を見る視点は、男の視線とは違ってこんなに鋭く、厳しいものかと目からウロコが落ちましたね。
女性はすべての同性に対して、自分のライバルになる可能性を感じ、常に"敵視点"をもって観察しているんですね。男目線では胸やお尻が大きくてウェストはくびれて……となるが、女目線では服をしっかり着こなせる体型なのかが重要だとか。
■青葉台駅チャリンコ2分
自転車と出会い「早大自転車部初の女子選手」となった作者が綴る壮絶青春記「青葉台駅チャリンコ2分」の作者鈴木カオリが週刊文春のインタビューに答えた言葉。
どうせ生きているなら、80パーセントの力で日々を過ごしていくなんて、イヤなんです。120%で生きたい。
2005-03-18[n年前へ]
■女と男の「関係がうまくいってないとき」
自分と世界の関係がうまくいってないと感じた時、女は自分を変えようとし、男は世界を変えようとする「世界」を「恋人」に入れ替えると…、なるほどそれっぽいかも。では、「仕事」に入れ替えると…、うーんしっくりこないかもしれない。じゃぁ、他の言葉に入れ替えてみると、どんな感じになるだろう。
■CANON EOS KISS Digital N 組み立て不良
CANON EOS KISS Digital Nを買った。早速開封してみると…、おやおや?背面の液晶パネル内部に1x2mm程度の大きさの白いゴミが入っている。何だろう、これ?
右の写真中央に位置しているのがゴミなのだが、非常に気になるくらいの大きさである。アセンブリ時に混入したのだろうか…? 出荷前に外観の視認確認はしていないものなのかな。品質管理がされているのか不安になる、かも。
2005-03-19[n年前へ]
■芸術工学基礎論
「シャボン膜」「空間分割」「テンセグリティ」「五角形の不思議」「分岐系」「粘性突起」「時間と音楽」「らせん」「万華鏡」「三浦折り」などの話題が詰まっている神戸芸術工科大学の芸術工学基礎論。
■ピーターの法則
『ピーターの法則とは,「人々は自らが無能になるレベルにまで昇進する」という社会現象を扱った概念だ。階層構造を持つ組織において,人々は自らの能力を発揮できる階層に居る間は昇進を続け,能力を発揮できない階層に達すると昇進が止まってしまう。かくして,組織の内部は無能な人々ばかりで埋め尽くされてしまうことになる』 また、『階層社会のすべてのポストは、その責任を全うしえない人々によって占められるようになると同時に、仕事はまだ無能のレベルに達していない人々によって遂行される』
■ヴァーチャル・ギター製作システム
自分の好きなギターをデザインすることができるVirtual Guitar Modeling System KISEKAE ELECTRIC GUITARS. さっそく、自分用にテレキャスターとストラトキャスターを作ってみる。
■電子写真トナーにおける挙動解析とその制御および帯電機構
「電子写真トナーにおける挙動解析とその制御および帯電機構」という講習会が4月25日(月)に開催されます。材料が異なる場合の過程・結果の違いに焦点をあてながら、講師として話をする予定になっています。材料とプロセス工学を繋ぐ「何か」が提供できたら幸いです。
2005-03-20[n年前へ]
■Ajaxによる円周率計算の分散計算
円周率の計算をAjaxを使って分散コンピューティング化した、というCalculate Pi with Ajax.
■MacエミュレータPearPC
Macintoshエミュレータでインストーラ付のPearPC 0.4pre (Limited Edition) with G4/Altivec Support.
■続CANON EOS KISS Digital N 組み立て不良
結局、CANON EOS KISS Digital N 組み立て不良については、交換ということになった。販売店さんには迷惑をかけてしまうことになるが、とりあえず送り返す。
2005-03-21[n年前へ]
■Gutenberg, Xerox, PCs, and the Internet
「グーテンベルグ(印刷技術)は全ての人を読者に変えた。ゼロックス(コピー機)は全ての人を出版者に変えた。パーソナル・コンピュータは全ての人を作り手に変えようとしている。そして、インターネットは人を-コメントをつける人-にしてしまった」
Gutenberg made everyone a reader,Xerox made everyone a publisher.Marshall McLuhan
And, personal computers are making everyone an author.Stewart Brand
And, the Internet has made everyone a commentator. Christian Science Monitor; June 19, 1995
■ペットボトルロケットの軌道計算
Microsoft Excelでペットボトルロケットが水を噴出するときの推力やロケットの軌道を計算してみよう、という「ペットボトルロケットの軌道計算」 Water Rocket Computer Model Problemsなんかも面白いかも。
■物理学と音楽
物理学と音楽はとても密接した関係にある、というMusic Acoustics.
2005-03-22[n年前へ]
2005-03-23[n年前へ]
■大岡山でエロッパ…!?
大岡山。「男はみんなエロッパ(エロパワー)で動いているんだぁ」と力説する一群がいる。「馬は人参を鼻先にぶら下げられた途端に、ただの馬じゃなくなるんです!」って言われても…。と思ったら、そう力説する総大将はトイレへ行っていて、写真には写ってない。しかし、…エロッパって何でしょうね、一体…。
2005-03-24[n年前へ]
■「判りにくい文章を書く方法」
この季節、新人に自分の考えを説明させたり、文章を書かせたりすることが多い。もう、毎年毎年、全員が全員、本当に同じパターンばかり。本当に、数種類のパターンに陥っている。
というわけで、今年も「判りにくい文章を書く方法」を引っ張り出してみる。ついでに、
「他の言葉で言い換えられない」=「内容を理解していない」なんていうのを書き足してみる。よくある、(年をとった人にも多いのだが)典型的な「最悪の」ケースは、
A: 「○×△**○×」 B: 「そういうことですよね」 A: 「…」という状況。本来であれば、BさんはAさんの語った内容を「自分の言葉で置き換えて話して、「自分の理解した(受け取った)内容」=「相手が話したつもりの内容」であるかを確認」しなければならない。しかし、Bさんが「そういうこと」なんて表現で相手の語った内容を繰り返し確認したつもりになっているのでは…、Bさんは「Aさんの語った内容」を理解していないに違いない。「そういうことですよね」という言葉には、何の意味も無い。
■3次元形状モデリングによる衣服着用の表示技術
ガードル・ブラジャ・コルセットなんかを着用することにより、女性の体型がどんな風に変わるかを計測・表示しよう、という「3次元形状モデリングによる衣服着用の表示技術」 「脳波の周波数解析による着用感覚評価」なんていうのも面白いかも。
2005-03-25[n年前へ]
■立体「ドガ 踊り子」ノート
Thyssen-Bornemisza 美術館の中のショップで買ったという、ドガの「踊り子」をレンチキュラー法で立体表示したノート。
2005-03-26[n年前へ]
■「ピーターの法則」のまとめ資料
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、(いずれは)各々の「無能レベル」に到達する」で始まる、ローレンス・J・ピーター&レイモンド・ハル著 渡辺伸也 訳の「ピーターの法則」を読んでみたら、なかなかに面白かった。そこで、大雑把な内容をPowerPoint資料としてメモをしてみました。例え話が多かったのですが、それらは全て割愛し、大筋だけを並べてみました。ちなみに、順番は(私自身が納得しやすいように)大きく入れ替えました。印刷して眺めるたりするのに便利なように、PDF版(第二版)も置いておきます。ちなみに、第一版はこちらです。
「ピーターの法則」話の後半は梅森浩一 著の「出世しない技術」と同様の方法論になっていました。「ピーターの法則」の場合「無能にならないため=出世しないために」はどうしたら良いか・何をしたら良いかを提示し、「出世しない技術」の場合「給料に見合わない苦労をしないため=出世しないために」はどうしたら良いか・何をすべきか、というような話の展開ですね。
■Transparent Screens
PCのデスクトップが「物理的に」透けて見える写真を作って集めたTransparent Screens. from osholog
以前考えた、こんなアイデアのようなソフトをぜひぜひ作ってみたいところ。…と思っても、背面カメラ付きノートPCを持っていなかったので、まずはその調達に動いてみよう。おやおや、そんな風に前回も書いてるじゃないの…。口だけじゃなくて、ちゃんとやらなきゃね > 自分。
■京都大学卒業式
「京都の大学に興味がある」という考えを持っている青少年には、ぜひ京都大学卒業式を見せてみましょう。興味が一瞬で消えるか、あるいは興味が増すか、一体どっちでしょう? どっちが、その青少年の未来にとって良いんでしょうねぇ…!?
ところで、現総長の尾池和夫教授が「小さな掌に未来の地球儀をのせて」の
こんな「正二十面体の地球儀」を先生の一人がよくポケットから出して使っていた。の「先生」ですね。怪しい(頼りにならない)記憶によれば。まぁ、こんな「私の世界地図」を書くような、怪しい(頼りにならない)記憶によれば、ですけどね。
■浜辺の立体写真
浜辺の防波堤を交差法の立体写真で眺めてみよう。真っ直ぐ続いていく防波堤の向こう、遠く先には原の向こうに富士の町が見える。左手には、浜辺の向こうに海が見える。左手奥には、浜辺の上に船が一隻小さく見える。
左右の目でこの写真を眺めてみれば、私が今日見た景色を同じように眺めることができるかも。
■知っておきたかったこと
Paul GrahamのWhat You'll Wish You'd Knownを大人が高校生に読ませる、という話題について。
あの文章を読んで、「なるほど、そうだよねぇ」なんて思う現役の高校生なんか(ほとんど)いないのではないでしょうか。もし、大人が高校生に強制的に読ませたとしても、(かつての自分が死ぬほどつまらなく感じた)倫理・道徳の文章と同じようにしか思えないかもしれないですよね? もちろん、読まされてから時間がたった後に、「そういえば、この状況ってあの時読んだ中に書いてあったような…」って思い出して、いつか役立てることはありそうな気もしますけれど。
こんな風にも思います。「(16才の頃)「知っておきたかった」と後悔する経験は、誰しも一回は履修しなければいけない必須教科なのかもしれません。逆に言えば、「なるほど、そうだよねぇ」なんて思う現役の高校生がいたとしたら…、それはちょっとヘンなような気がします。「ふ〜ん、年寄りが何か説教くさいシケたこと言ってんな」くらいがちょうど良いような気もしてきます。
2005-03-27[n年前へ]
■「ウルトラマンセブンになりたい」
今日見かけた絵馬は…、
子供: 「ウルトラマンセブンになりたい」
父、母: 「強い子になってください」
ウルトラセブン…、それは確かに十分「強い子」かも。将来、背が伸びて、大きく(身長は40mくらいだっけ?)強くなっても、あまりビルとか街を壊さないでね。あと、3分以上体力が持つ持久力もつけた方が良いかも、ね。そしたら、地球を楽々守ることだってできるかも。それとも、もしかしたらウルトラマンセブンっていうのは、ウルトラセブンとは違うものなのかな?だけど、きっと強いんだろうねぇ。
■ピュアHTMLのネットワークビュア
JavaScriptだけで表示できるネットワークビュアを作った、という「ピュアHTMLのネットワークビュア」 例えば、このページから
1. TextAreaに「スペース区切りリスト」を入れて
2. "make URL"を押し
3. "Click here"のリンクを開くと
グラフ表示してくれる。例えば、下の文字列をTextAreaへコピー用として使ってみると、まずはすぐに例がわかるかも。
青 ブルー緑 グリーン緑 木の葉青 空
2005-03-28[n年前へ]
■天使の矢
小さな穴(的)を矢が射抜いている一見不思議な「天使の矢」そんな奇妙な木工細工をどうやって作ったのか眺めてみよう、そして科学を勉強してみよう、という話。 このページがある「科学遊び・科学工作の部屋」には、他にも面白いものも色々あるから、ちょっと寄り道して眺めてみると面白いかも。
■「究極のトースト」を作るための「熱」方程式
「へんな電話」に出てくる「トーストをおいしく食べるための方程式」というのは、おそくらく一年半ほど前のこの「究極のトースト」を作るための「熱」方程式のニュース。
この記事の中で出てくる「研究者」はLeeds大学の研究者たちで、Leeds大学によるプレスリリースはこちら。ちなみに、「究極のトースト」を作るための「熱」方程式 - The Lurpak toast equation - で使われている変数の意味は各々こんな感じ。
H : 厚さ Cp : 比熱 P : 密度 T : トースト初期温度 w : 重量 (添え字は a:トースト, b:バター)
■「ゲーム屋のためのBREW開発のキモ」
コンセプトは「入門記事」ではなく「BREWでゲームを作るときに抑えておきたいこと」、という「ゲーム屋のためのBREW開発のキモ」 自分が使っている携帯電話はauであるに関わらず、少し前にしこしこと作っていたのはFOMA用アプリケーション…という矛盾を抱えた今日この頃。 というわけで、自分用に期待しながらメモ。
2005-03-29[n年前へ]
■「さん」づけ
私は基本的には年下でも何でも「さん」で呼んでいる。以前世話になった先輩が言っていた。「人間それぞれ優れている面もあれば劣っている面もある。年下だろうと目下だろうと、自分より優れた面をきっと持っているに違いない人間を○○君と俺は呼べないね」と。
■「高画質化するイメージング技術」
今夏、7月14日(木)、 15日(金)に日本画像学会技術の講習会「高画質化するイメージング技術」が開催されます。定員は250名ですが、初日午後のシミュレーション実演講習は「エクセルを用いたシミュレーションの実習」で、先着20名限定です。その中でも、富士ゼロックスの伊藤朋之氏の講習「表計算ソフトを用いた熱伝導計算(非定常問題)」は特に必見だと思います。おそらく、奥深くもあり、だけどもとても明解な話がされそうな予感がします。
ちなみに、私の担当は15日の午前です。アストロ・マキタさんは14日ですね。興味がある方はいかがでしょうか。会場は、品川コクヨホールです。
■小川洋子が数学界出版賞を受賞
「博士の愛した数式」の小川洋子が数学会出版賞を受賞。
2005-03-30[n年前へ]
■「女性が美しく魅力的になる科学と技術の3つのニュース」
リクルートの転職サイト - Tech総研 - で先週書いた「女性が美しく魅力的になる科学と技術の3つのニュース」が公開されています。いつものように、「科学と技術と男と女」なんていうタイトルの「ニュース」ですけれど、それは単に興味?の話で、もちろん私自身はその内のどれについても全然詳しくありません。言うまでもないと思いますけれど…。うぅ。
■ニシオカ・スペシャル・モデル
天体写真撮影用デジタルカメラは、別名ニシオカ(≠Makita)・スペシャル・モデル?
■「おれカネゴンウィルス」
メーラーを眺めると、fromアドレスにおれカネゴンさんの名前が。読もうとした瞬間に、Norton先生が削除した。ということは、アドレス詐称のウィルスメールだったのか…。うぅ。
詐称メールって、一種のRefererみたいな感じでちょっと面白いかも。私のメールアドレスを詐称した「ボトルメール」も何処かをさまよっていたりするのかしらん。
2005-03-31[n年前へ]
■「ふぅぅー」は冷たく「はぁぁ〜」が暖かいホントの理由 前編
あっ、と思ったらずいぶん長い間「できるかな?」で遊んでいなかった。…これはマズイぞマズイぞ、自分で何か遊んでみないと、毎日が面白くなくなってしまう。それどころか、書き方とかアップロードの仕方だって忘れてしまいそうだ…。
というわけで、久々の「できるかな?」は『「ふぅぅー」は冷たく「はぁぁ〜」が暖かいホントの理由 前編 - 「ふぅぅー」と「はぁぁ〜」の温度(≠体感)差は2.5℃。だけど… -』です。もちろん、中編・後編も日をおかずに更新予定にしています。…ハイ。目標は…、基本的には週間ペース、です。
■「ピーターの法則」のまとめ資料 第二版
「ピーターの法則」のまとめ資料に対して、ちょっとだけ加筆した第二版(PDF)を置きました。(タイトルスライドを除いた)1〜3ページ目にそれぞれ一二行づつ追加しました。ちなみに、「ピーターの法則」は「何だかボンヤリと不思議に思っていたことの理由を的確に説明してくれる」という評判です(根拠無し)。
ちなみに、「ピーターの法則」を知った後には、世の中が少しわかりやすく見えてきます。しかし、その「ピーターの法則メガネ」をかけて世の中を眺めるのは少しばかりキケンでもあったりします。自分自身をも含めて、無能ゾンビがワラワラといる世界が見えてきてしまうわけですから…。
■美人フィルタの携帯アプリ「マジカルカメラ」
「美人の微分方程式」や「オマエらまとめて美人にしてやる」はPCベースのソフトウェアでしたが、FOMA携帯アプリの美人フィルタの携帯アプリ「マジカルカメラ」がこんな感じの動作で配信されているようです。配信サイトは「プレイトイズ」です。「プレイトイズ」への行き方は「iMenuから、iMenu → メニューリスト → 待受/iアプリ待受/フレーム → キャラクター → プレイトイズ」です。
■GIMPshop
GIMPのメニューをPhotoshop風に変更したGIMPshop. Photoshopと並行使用する人には、これは良いのかも。 このページにあるものはMac版だが、Windows版に興味がある人であれば、コメント欄を追いかけてみると面白いはず。公開されたGIMPshopのソースを元に、バイナリ配布もあっという間にされそう。 from huixingの日記