2006-04-06[n年前へ]
■MMR「キバヤシ隊長のモデル」と「都立高校の学生」
あけてくれ-おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記経由で、「都立校の統計学」を読む。
逃亡学生の追跡に明け暮れる教授生活を○年間重ねるうちに、私はひとつの統計学的事実に到達した。すなわち、逃げるヤツはほとんどすべて都立校出身の学生だということだ。出身高校を訊かれるとき、「都立武蔵です」と答えたものだ。「へぇ〜」と驚かれることが多かったが、もちろんその「へぇ〜」はお門違いなのである。そこで、いつも私(たち)は「いえ"私立"武蔵ではなくて"都立"武蔵なんです。優秀な私立武蔵高校じゃない方の、同名だけれど無名な方の都立武蔵高校なんです…」
一回りしたエリート意識。あるいは夢を喪失した人間の韜晦だろうか?たかだか90分の授業時間を我慢して座っていられない生来の懶惰。そのくせ、出席だけは確保しておこうとする小ずるさ。敵前逃亡を卑怯と考えず、痛快事であるかのごとくに装う腹黒さ。まさにこんな感じだったような気がする。色々大人のように主張するくせに、朝礼で並ぶのに20分はかかる小学生以下だ。授業はできる限り抜け出し、外を散歩したりする。けれど、最低限の卒業単位数だけは確保する。お酒はいつも飲む、けれど、教師の顔が利く警察の管轄だけを通ろうとする…。
先日、そんな都立武蔵高校が中高一貫になる、と同窓の川合史朗さんから聞いた。すでに、校舎も私のいたころのものではない。生徒はもちろん全員学校を出て行き、教員もすでに変わってしまっていることだろう。あの雰囲気は少し弱く変わっているのだろうか、それとももっと強くなっているのだろうか。
Wikipediaの都立武蔵高校の項を眺めると、著名な卒業生たちが載っている。MMRの主人公「キバヤシ隊長」のモデルとなった漫画原作者・小説家の亜樹 直も卒業生の一人だ。あぁ、確かにそういう感じの雰囲気だ。
結局、いつも都立出身の、惰弱な人々が集まる内弁慶なテーブルに身を寄せてきたわけです。 なぜでしょうね。 この謎は、簡単には解けそうもないな。キバヤシ隊長ならその謎を解いてくれるだろうか。私のほんの少し先輩だったキバヤシなら、「なんてことだ!」「そうか!」「そういうことだったのか!」「そうだんだー!」とその謎を解いてくれるのだろうか。それとも、人生の謎として、せっかくのミステリは自分自身で考えてみる方が面白いのだろうか。
■関東関西のエスカレータ文化とパンチラ率
関東と関西の「エスカレータ文化(どちら側を空け・どちら側に立つか)」とエスカレータの上り・下り配置から考察したエスカレータ文化から見る「ぼくらが東京に出る理由」
そしてこの、関東における異常なまでの高パンチラ率(High panti-rate)が、若者たちを関東に、東京に呼び寄せまくっているのです!
■Intel社製CPUを積んだMac向け仮想PCソフト
Intel社製CPUを積んだMac上で動く仮想PCソフトに関するスラッシュドットの記事「Intel Mac向け仮想化ソフトウェアが登場」 米Parallels社が「仮想PCソフトウェア Parallels Workstation」のIntel Mac用ベータ版の公開。「Windows XP on Intel Mac miniで、ゲストOS(WindowsXP)に付属ツールをインストールすれば、マウスもシームレス、コピーペーストもシームレス、日本語も問題なし」らしい。
VMWare for Mac OS Xのウワサも。