2010-04-19[n年前へ]
■「NET USE」コマンドと「Google」と
「PerlでWindowsネットワーク内のフォルダ内ファイルを操作したい時はどうする?」と知人に聞かれた。いくつか案を出した後、最終的に答えたのは、「WindowsのNET USEコマンドを使って、Windows内でネットワーク上ディレクトリ・ファイルをローカルにあるものと認識させて、Perlからは何も考えずに普通にアクセスするのではどうでしょうか?」という”とりあえず”な”逃げ案”だった。知っていると、苦労しないで済むWindowsのコマンドというものが、結構あるようにも思うけれど、この―Windowsのファイル共有やプリンタ共有と,ローカル・ドライブやローカル・プリンタといったデバイスへのマッピングを管理する―NET USEコマンドは、古いWindowsネットワーク内で作業する時には、知っておいても損はないコマンドのひとつだと思う。
とはいえ、そんなコマンドを活用できる環境がいいのか悪いのかはよくわからない。先の知人は、梅雨が始まる前くらいに、Googleに入社するという。
WindowsのNET USEコマンドを使い、Perlを使う、そんなことは新たな環境ではきっともうないことだろう。そんな切り貼りだらけの、不便で不細工な工作をするようなことはもうないに違いない。
桜咲く季節は、新しいものと出会う。無限の可能性にワクワクさせられる。そして、桜の花が散った後の新緑が見える頃には、出会いがあれば、別れもある。