2010-10-01[n年前へ]
■海外版SIMロックフリーiPhone4をセットアップする
ふと、海外版のSimロックフリーiPhone4を買ってしまいました。買ったは良いのですが、まずは(初回起動時に)何でもいいからSIMカードを差し・アクティベーションをしてやらなければなりません。そこで、とりあえず、使っていないSIMカードをmicro SIMカードのサイズにハサミでチョキチョキ切って、iPhone4のアクティベーションをさせることにしました。
さっそく、SimカードをマイクロSIMカードの大きさに切りぬくための型紙(PDF)をダウンロードし、印刷した型紙の上にSIM両面テープで貼り付けます。そして、切るライン部分に包丁を強く押し当ててSimカードに「切り取り線」を形作った後に、ハサミでチョキチョキ切ってマイクロSIMカード・サイズにしてやります。
上の手順はとても単純なので、あっという間に「マイクロSIMカード」はできあがり、iPhone4にもピッタリ収まり、一発完動しました。カード切り取りの位置合わせと切り抜き作業を単純に行うことができるという、(切り取ったマイクロSIMカードをSIMカード・サイズに戻すことができるアタッチメント付きの)Micro SIM カッターもありますが、プリンターを持っている人であれば、ハサミでチョキチョキ切った方が簡単・確実なような気もします。プリンターがなくても、型紙PDFをUSBメモリなどに入れてセブン・イレブンに行けば、セブン・イレブンに置いてあるマルチ・コピー機を使って(1枚10円で)PDFを出力することもできます。また、SIMカードの素材・構造を考えると、ハサミで切った方が実は精度も出るし・確実に切ることができるような気もします。
さて、とりあえずアクティベーションはさせましたが、やはりiPhone4を普通に使うためのSIMカードも入手したくなります。そこで、オンラインで限定販売されている1ヶ月(30日)使い放題で税込2,980円ナリのb-microSIM BM-U300-1MMを買ってみることにしました。ニーキュッパという価格なら、気楽に「とりあえず使ってみる」ことができますし、使い心地が良さそうであれば、6ヶ月使い放題パッケージ(1万3400円) (Amazonで買う方が提供元サイトで買うよりもとてもオトクです)を買ってみるなり、継続パックを購入するなりしても良さそうです。さてさて、使い心地は一体どんな具合なのでしょうか。
2010-10-02[n年前へ]
■「ポジティブ」と「ネガティブ」を適度に混ぜたフィードバック・ループ
先日テレビ番組で高橋英樹さんが、「自分が出演したドラマは見ないようにしている。見返すと、どうしても―あぁ、もっとこうすれば良かった-とか後悔してしまい、落ち込んでしまうから」と言っていました。高橋英樹さんほどの人でも、そんな風に感じるのかと、その言葉が強く印象に残りました。
制御設計をしようとする時に用いる「フィードバック制御」は基本的にネガティブ・フィードバックです。理想から自分がズレている分を打ち消すように、負のフィードバックをかけることで、目標・理想の通りの動きにしようとするわけです。もしも、逆のポジティブ・フィードバック制御動作にしてしまったとしたら、発振してしまい、とんでもない動きになってしまいます。
高橋英樹さんの「自分が出演(つまりは主演ですね)したドラマは見ない」という言葉を聞いて、意外にネガティブ・フィードバックは人(自分)に対しては良くないのかもしれない、と考えました。理想を追求するのはいいけれども、理想からの大きなズレを眺めてみても、落ち込んでしまうだけかもしれないな、と感じたのです。
そして、そんなことを考えている内に、ふと我に返りました。高橋英樹さんの言葉のうち、もしも、その印象に残った部分だけを自分にフィードバックさせようとしたら、それは自分に都合の良いポジティブ・フィードバックになってしまうのではないだろうか?とも感じたのです。
自分に対してフィードバック・ループを作る時には、「ネガティブ」に偏っても「ポジティブ」が多すぎてもマズイのでしょうか。もしも「ポジティブ」と「ネガティブ」を適度に混ぜたフィードバック・ループを作るとしたら、どんなバランスになるでしょうか。
2010-10-04[n年前へ]
■Amazon経由でb-microSIMを買ってみる!?
日本通信が発売しているb-microSIMが、Amazonからも買うことができるようになっていました。このb-microSIMは、販売元のオンラインショップから買うよりも、Amazonから買う方が安いのです。たとえば、6ヶ月(185日)使い放題のものならば、販売元から買うと14,900円のところが、Amazonから買うと13,544円&配送料無料ですから、一月あたりの金額200円以上も安くなります。
もっと安くしたいという場合には、マイクロSIMでなく、通常のSIMカードのb-mobileSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MSを13,409円で買い、ハサミでチョキチョキ切ってマイクロSIMカードに仕立て直しをする、という手もあります。
不思議なことに、b-microSIM,b-mobileSIMは、既存SIMカードの使用期間を延長する継続プランを購入するよりも、Amazonから新規購入をした方が安いという価格設定がされています。そのため、b-mobileなどを使う人は、継続プランを購入することはせず、Amazonから新規SIMカードを購入することがお得、ということになります。ということは、SIMカードが手元に溜まっていく人が多いのではないかと思われます。…何だか、少し「もったいない」システムです。
とりあえず、Amazon経由でb-(micro)SIMを買ってみるのが、今は一番お得な買い方であるようです。
2010-10-05[n年前へ]
■毎日続けていないと下手になる
「落語のひみつ 」(桂平治)を読んでいると、桂文治の言葉が書いてありました。
「六十歳過ぎたら噺家はうまくはならない。下手にならないように毎日しゃべってるんだ」その後には、さらに、春風亭柳昇の
「ピアノやヴァイオリンを弾く人は、一日稽古をしないと一日下手になる。噺家も同じだね」という言葉が続いていました。
どんなことでも、毎日続けていないと下手になるのだろう、と思います。それは、年をとると顕著だけれど、きっと年をとっていなくても同じことで、自分では前と同じようにできるつもりでいても、毎日の繰り返しを欠かしたら、指も頭も体も動かなくなっているに違いないと感じられます。
時折、自分が「続けていない」のに「続けてきた」かのように勘違いしてしまうことがあります。そうならないためには、・・・一体、どうしたら良いのでしょう?
2010-10-13[n年前へ]
■b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみる
(SIMフリーの)iPhone4でNTTドコモFOMAネットワークに接続することができるb-microSIM(一か月定額使い放題パッケージ2980円ナリ)が届いたので、早速使ってみました。画面の左上に、NTT DOCOMO 3Gと表示されるのを新鮮に感じつつSIMフリーiPhone4でb-microSIMを使ってみた感想は、一か月あたり「2000円ちょっと」という価格に惹かれるのであれば、使ってみると良さそう、というものでした。7000円/月くらいの通信料を高いと思わない人ならば、この商品を買う必要はないけれども、そんな通信料は高い!と思う人には魅力的に違いない、というごく当たり前の感想でした。
通信速度が300kbpsの制限がかかっているというわけで、操作のたびに「サイズの大きな画像を頻繁にダウンロードするような、たとえば、Google Mapsのようものを素早く使うことはできません。そのためそんなサービスを使う時には、ゆったりとした気持ちになった上で(けれど、使えないほど遅いわけではなく、ワンテンポ遅れて表示される程度です)、操作をする必要があります。また、同様に、リモートデスクトップ系のソフトウェアをb-microSIM経由で使おうとする場合にも、画面表示更新を少し待ちつつ操作しなければなりません。
その一方で、通常のテキスト主体のWEBブラウジングをするのであれば、何のストレスもなく使うことができます。たとえば、Gmailにアクセスする程度だと、サクサク気持ち良く使うことができました。通勤電車の中でiPhoneを使ってネットワーク経由で文章を読むという使い方なら、特に不便さを感じることもなく使うことができそうです。
今度は、iPhoneのテザリング機能を使い、iPhone(b-microSIM)経由でPCにネット接続をさせてみようと思います。さて、一体、どの程度の速度が出て、どの程度の時間使うことができるのでしょうか。
2010-10-15[n年前へ]
■iPhone4+b-microSIMをBluetooth経由でモデム代わりに使ってみる
「b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみた」ので、次にPCでiPhone4+b-microSIMをモデム代わりに使ってみました。つまり、iPhoneでテザリングをした時の体感速度と使用感を確かめてみることにしました。
Bluetoothを有効にしたPCの近くで、(海外で売っている)iPhone4でBluetoothを有効にして、さらに、テザリングを有効にすると、PCがiPhone4経由でネットワークに接続できるようになります。その時、iPhone4の画面には「テザリング」という文字が表示されます(右上図)。接続手順はとても簡単です。
そんな風にiPhone4経由でPCをネットに繋ぎ、十分ほどネットを使ってみました。その体感速度をひとことで言うと、それは「かなり使える」というものでした。テキスト主体のWEBブラウジングはもちろん、Google Mapsも(高速とは言えないまでも)普通に使うことができました。動画を眺めるというのでもなければ、普通のモバイル環境としては、何の問題もなく使うことができそうです。これなら、PC用のモデム代わりに常用しても良いかもしれない、と思わされます。
…というわけで、テスト使用を経て、Amazon経由でb-microSIMを買ってみることにしたのです。
2010-10-18[n年前へ]
■RubyスクリプトをEXE形式アプリケーションにするOcraを使ってみる
Rubyスクリプト配布のために、Rubyscript2exeを愛用していましたが、RubyGemsのバージョンが1.3.2以降だと、Gem::Specification.list メソッドが削除されているために、Rubuscript2exeを実行しようとすると、undefined method `list' for Gem::Specification:Class (NoMethodError) というエラーが発生してしまいます。そこで、RubyGems1.3.2以降でも動く、Rubyscript2exeの大体スクリプトである Ocra を試してみることにしました。
For those interested, I have made my rubyscript2exe replacement, "Ocra", available on github.com (http://github.com/larsch/ocra).
Ocraを使うのは、とても簡単です。まずは、gemでOcraをインストールし、
gem install ocraあとは、Rubyスクリプト、たとえばそれが"sample.rb"という名前のスクリプトであれば、
ocra sample.rbという具合にOcraにsample.rbをトレースさせてやるだけで、sample.rbを実行形式にしたsample.exeが作成されます。
また、"ocra sample.rb hoge"といった具合に引数を追加してやれば、sample.rbにとってのARGVを追加してやることができます。実行形式のアプリケーションファイルができた時には、そのアイコンにファイルなどをドラッグアンドドロップすると、それらのファイルのパスがARGVに引き渡されるのも、(Rubyscript2exeと同様で)とても便利です。
2010-10-19[n年前へ]
■「大ヒットを生み出すバイラル・ループ」のブロック線図を描いてみよう!?
「バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある 」という本を読みました。ひとことで内容を書くならば、「大ヒットするWEBサービスは、使ったユーザが周りの人を勧誘し、さらにユーザが増えることにより生まれた」ということを実例とともに振り返る、というものです。NCSA MOSAICや、eBayなどのスタートアップ当時の話が書かれていて、なかなかに面白く読みました。ユーザ数を増加させる営業活動と、その一方で増大する負荷に耐えるシステムの構築、という辺りはどの実例でも非常に苦労していて、その顛末を読むと意外なほどにワクワクさせられます。
この本のタイトルにもなっている、バイラル・ループ(VIRAL LOOP)というのは、「使ったユーザが周りの人を勧誘し、さらにユーザが増える」という状態を指しています。タイトルになっているとはいえ、バイラル・ループ自体の話は、さほど興味深くも面白くもないのですが(個人的な感想です)、バイラル・ループを説明する図のひとつが制御工学のブロック線図のような具合で描かれていて、その部分には興味を感じました(解説中に出てくる閾値が0ではなく、1になっている理由は良くわかりません)。その図が下に貼り付けたものです。
せっかく、ブロック線図っぽい解説図が描いてあるのですから、大ヒットを生み出すバイラル・ループの(シミュレーションも可能な)ブロック線図を描いてみることにしました。それが、下に張り付けた図です。たとえば、このブロック線図のモデルをSimulinkのようなソフトウェアでなぞり、そしてシミュレーションでもしてみれば、ネズミ算的にユーザ数が増大していき、限界量増えた後は停滞する、という「大ヒットから熟成期までの」の過程を再現することができるだろうと思います。
「使ったユーザが周りの人を勧誘し、さらにユーザが増える」というだけの現象も、もしかしたら、色んな眺め方をしてみると面白いかもしれません。
2010-10-20[n年前へ]
■肥満は意外とエコロジー!?
ユニットバスに、右に貼付けたようなシールが貼ってあります。それは、「体重の程度次第で、入れるお湯の量を変えましょうね」というものです。人は体重に比例した体積を持つのだから、浴槽に入れるお湯の量は「浴槽の容積ーあなたの(体重に比例する)体積」で良いですよね?というシールです。
浴槽とシールを眺めてみると、意外なほど、体重次第で入れるお湯の量が違うことがわかります。体重40kgの人に比べると、体重100kgの人などは、まるでほとんどお湯を入れなくても良いように思えてしまうほどの量に(お湯を入れる量を示す)マーキングがされています。
このサイズの浴槽であれば、体積はおよそ150リットルくらいでしょうか。そして、体重が100kgの人であれば体積は約100リットル程度ですから、必要なお湯の量=「浴槽の容積ーあなたの(体重に比例する)体積」は、50リットル程度になります。・・・確かに、必要なお湯の量が激減しています。これが、体重50kgの人ならば、100リットルものお湯が必要なわけですから、体重100kgの肥満体型の人と体重50kg の人をくらべてみれば、肥満気味な人は、なんとバスタイムに必要なお湯の量は半分ポッキリで済むのです。
「肥満」は意外にエコロジーなのかもしれません。お風呂に入る時のお湯の量も少なくて済みますし、寒い冬にも体の冷えを抑えることができて(体重あたりの皮膚面積が小さい=熱を奪われにくい)、暖房費を抑えることもできそうです。「体重あたり」の「体重」が必要なのか!?といったツッコミはさておき、暑い夏が通り過ぎて、冬が近づく今日この頃、少し(だけ)肥満気味になってみても良いのかもしれません・・・?
2010-10-21[n年前へ]
■「関連Amazonタグ」と「関連プロダクト」
このページには、「関連Amazonタグ」と「関連プロダクト」を表示する広告を貼付けています。ブタさん貯金箱にその広告収入を入れ、ブタさんがお腹いっぱいになったらサーバマシンを入れ替える、という具合に使っています。
右に貼付けたのは、今の瞬間に表示されていた「関連Amazonタグ」です。多少の違いはありますが、「関連プロダクト」の方も同じような内容が表示されています。画像処理や信号処理キーワードが並ぶ中、少し趣が異なるキーワードがたまに顔を出す、という具合です。
他のBlogなどの場合には、一体、どんなキーワードが表示されているものでしょうか。そういったBlogに書いてあることをじっくり読むことはあっても、広告用キーワード自体をじっくりと眺めたことは、なかったような気がします。内容自体を楽しんだ後、同時に表示されている広告キーワードを眺めてみるのも面白いかもしれません。
2010-10-22[n年前へ]
■「海辺の足あと」と「液状化」
波打ち際から少し離れた白い砂浜の上を歩くと、砂の中に足がめりこんでしまいます。だから、人があまりいない浜辺に行ったりすると、誰かが歩いたあとが深々と残っていたりします。そんな景色、海辺から少し離れた砂浜の上に人が歩いた足あとが長く残っている景色をよく見かけます。
その一方で、波に洗われている辺りの砂は、意外に締まっているものです。波が砂を洗うたびに、砂は奇麗に整列し直され、密で丈夫な構造に姿を変えます。そのため、砂の上に体重を乗せても、砂浜はびくともせず、奇麗な平面を保ち続けます。
けれど、そんな足裏にある固い砂浜の感触は、波が砂を洗う瞬間にはどこかに消えてしまうのです。波が足下を洗った瞬間、足下にあるのは「固さというものが微塵もない液体」だけになり、足がズブズブと砂浜の中にめり込んでしまいます。
そして、「そうか、これが液状化というものか。これは、確かに液状化としか表現しようがないなぁ」と砂浜に足が深くハマりつつ、頭の中の理解ではなく足裏感覚で実感させられたりします。固く締まっていたはずの粉体が、いきなり流体に変わってしまうのは何だか少し不思議な感覚です。
冒頭の写真は、沖縄の古宇利島の浜辺で撮影された誰かの足あとです。この古宇利島という名前は「越え(クイ)」を意味する「越島」に由来するともいわれ、また、その発音から「恋(クイ)島」とも呼ばれています。そして、この浜辺で「人」が生み出されたという伝説も残る…そんな場所です。
そういう名前の島、そういった伝説が残る浜辺には、誰かが残した「足あと」がとても似合うような気がします。そんな景色を眺めたい、と思います。
神様が最初に子どもを誕生させた島を人々は「こいのしま」と呼び、それがやがて「古宇利島」になった、と言われている。
「ひたすら歩いた沖縄みちばた紀行 」
2010-10-23[n年前へ]
■ハサミとテープでマイクロSIMカードアダプタを作る
使っていないiPhone3GのOSをアップデートさせてみることにしました。しかし、問題が一点あって、iPhone3Gに最初に刺さっていたソフトバンクのSIMカードは「はさみでチョキチョキと切り取ることで、マイクロSIMカードに変えて」しまってあります。そのため、OSインストール後にしなければならない(SIMカードを要求される)アクティベーションをさせることができないのです。
そこで、手持ちのプラスチックカード(b-microSIMのカード外枠)に”マイクロSIMカードとSIMカードの位置対応を描いた”型紙(この記事からリンクしてあります)をセロハンテープで張り付けて、その上からはさみでチョキチョキとプラスチックを切り取ることで、マイクロSIMカードをSIMカードに変換するアダプタを作ってみることにしました。
トータル10分ほどの作業時間で、見た目はかなり不細工な「変換アダプタ」ができあがりました。何だか、少しひしゃげていたりもしますが、SIMカード電極は(本体に対する)位置ズレの許容度は結構高いはず…と考えて、とりあえずひしゃげていることは気にせずにiPhoneに変換アダプタ付きの(マイクロ)SIMカードを差し込んでみました。そして、iPhoneの電源を入れると、何事もなくSIMカードを認識しており、アクティベーションも問題なくさせることができました。
ところで、SIMカードを持っていない人がiPhoneのアクティベーションをする時のために、iPhone Activation Card アクティベーションカード というものが流通しています。その一方で、手元に使用期限が過ぎて3G接続はできなくなってはいるけれど、アクティベーションならさせることができる、というSIMカードを何枚も余らせている人もいたりします(使用済みカードをキャリアに返却しているという話はあまり聞きませんし)。そう考えると、少しモッタイナイような気がしてきます。
ちなみに、iPhone3GをiOS4.2(Beta3)にアップデートしてみたのですが、(iPadではなく)iPhoneというデバイスにとってのiOS4.2は、特にアップデートする必要を感じないバージョンだったように思います。
2010-10-24[n年前へ]
■魚も寝る時はベットの上で!?
大きな水槽の中を泳ぐ大小さまざまな魚たちを見ているとき、ふと目の前の景色のどこかに何か違和感を感じました。一体、どこが「おかしい」のだろう?と思いつつその原因を探してみると、「水槽の端の台の上に寝そべり動かない魚たち」にあることに気づいたのです。まるでベットの上でグーグーと高いびきをかきながら寝ているかのように、かなりの数の魚たちが休んでいるのです。
人と同じように、魚も寝る時はベットの上で休むのでしょうか?水底にある砂の上ではなくて、少し小高い台の上で寝る習性でもあるのでしょうか。それとも、この風景は決して一般的なものではなくて、ほんの偶然のできごとなのでしょうか。
水族館に行くのが好き、という人が多いように思います。そんな水族館フリークの人たちであれば、こんな魚たちのさまについて「なにをしているのか」「そんなことをなぜするのか」といったことについて、詳しく話してくれそうな気もします。
魚も疲れて寝る時はベットの上を選ぶのでしょうか。それとも、あの魚たちは別に寝ているわけではないのでしょうか?
2010-10-25[n年前へ]
■飛行機もたまには眠りたい!?
水族館で「まるでベットの上で眠っているかのように、魚たちが休んでいる」ようすを眺めた夜、テレビを眺めていると羽田新国際ターミナル開港のニュースが取り上げられていました。そして、どのチャンネルでも、それと同時に格安航空会社の仕組みを解説していました。
テレビ画面に映し出される「飛行機が到着するやいなや、すぐに次の出発準備をし、時間を置かずまた飛び立って行くようす」を眺めていると、これは「ラブホテルの清掃バイトで、部屋の回転率を高めることが最重用視されていた」のと同じだなぁ、などとと思い、そしてまた、人も大変だけれども働き続ける飛行機も大変そうだな、と感じたのです。
そんな気持ちになり、ふと、停まっている飛行機が見える場所に行ってみると、飛行場にたたずむ飛行機の姿が、水槽の片隅で休む魚と瓜二つに見えてきました。大きな魚・小さな魚・・・じゃなかった、大きな飛行機や小さな飛行機たちが、ゴロリと横たわる胴体から小さなヒレ(翼)を伸ばし、そして、寝ているように見えるのです。魚と飛行機は、眺めれば眺めるほど、形がそっくりに見えてくるのです。
そう考えてみると、水も流体・空気も流体、魚も飛行機もどちらも同じ流体の中を自由に進む仲間のようなものです。ちょっとだけレイノルズ数が違う・・・そんな程度の差しかないのです。
そして、今は空を飛んでいる鳥たちだって、ほんの数億年前のことを思い出してみれば、水の中を泳いでいた魚だったわけです。そう考えれば、飛行機と魚がとても似ているのも当たり前、という気がしてきます。
羽田空港の新国際ターミナルは、浜松町から15分くらいとテレビで言っていたような気がします。空を飛ぶ魚が少し体を休めている姿を眺めに、ほんの少し足を伸ばしてみるのも、新鮮かもしれません。さて、冒頭右側に貼付けた画像は、飛行機が幻想的に魚に姿を変えるという押井守「迷宮物件」です。
2010-10-26[n年前へ]
■最高に幻想的なプラネタリウム
タイの灯籠流しのロイクラトンは、今年は11月の20日頃のようです。ロイ(=流す)クラトン(=灯篭)は、11月の満月の時期に行われる、川の水面に船を浮かべたり、空へロウソクの熱で気球(コムローイ)を届ける、そんなお祭りです。チェンマイやスコータイといった町では、その夜の空には、数えきれない星より多くのコムローイが浮かび、どんなプラネタリウムよりも奇麗な人工の星が光り、それらの灯りが水面に映り込む姿と重なりつつ、やはり数えきれない灯篭が水面に浮かんでどこかに流れていくのです。
コムローイが浮かぶ夜空は、一度は眺めてみたい景色だと思います。不思議な幻想に満ちていつつ、それでいて、夜の空気に吹かれつつ人の喧噪に浸ることができる時空間です。
少しでも興味を感じられた方がいたならば、今から飛行機チケットを買ってみても、きっと後悔はしないと思います。
2010-10-27[n年前へ]
■古びていくARタグ
AR(仮想現実感)ソフトウェア、現実世界に「書置き」をすることができるソフトウェアが増えている。そんなソフトウェアで、神社の絵馬が吊るされているところを眺めたとしたら、どんな景色が見えるのだろうか。
色褪せないままに、ずっと同じ「書置き」が見えても良いような気がするし、(更新されないとだんだん古びていく)「すたれるインターフェース」のように、時の流れとともに朽ちていく「書置き」でも自然なような気がする。
神社の絵馬を宮司が護り・そしていつか燃やすのだろうか。それならば、ARタグはどのようになるのだろうか。
2010-10-28[n年前へ]
■開け、カメラが窓ならば。
食欲に突き動かされて、魚料理を食べるために、自転車に乗り港へ向かう。その途中、街の景色を眺めながら、未来のデジカメについて考える。
未来のデジカメは、きっと百科事典みたいなものだろうと思う。美味しそうな食堂を前にすれば、その美味しさを的確に伝えてくれるし、目の前のアパートにレンズを向ければ、その建物が南北東西どの方向に窓を開けているのかを示してくれる、きっとそんなものだろうと思う。たとえば、目の前にある建物が、どうしてそんな作りになっているのか、そこでの暮らしはどんなものなのか、・・・そんなことを教えてくれる。未来のデジカメというものは、そんなスター/トレックのミスター・スポックのような存在であるに違いない。あらゆることを知り尽くし、冷静にアドバイスをしてくれるミスター・スポックの「窓」を通して、私たちは目の前のものを眺めるようになるようにも思う。
そんな百科事典、そんな電気仕掛けの秘密兵器を、誰でも手に入れることができるようになると・・・さてさて、それは果たして良いものだろうか。
2010-10-31[n年前へ]
■「Microsoft BizSpark」に登録してみました。
「こんなソフトウェアがあったら、いいだろうな」と感じることがよくあります。そして、酔った勢いで、「そんなツールを作って、人に使ってもらえたら嬉しいな」と思うことがあります。そんなことに挑戦しようとしている人たちのために、「マイクロソフトの開発環境を無償提供」というサポートプログラムがあります。
マイクロソフトのベンチャー支援プログラム「Microsoft BizSpark」にご登録いただくと、最新の開発環境 Visual Studio 2010 をはじめ、開発やテストの際に必要なサーバー製品、Office 製品、クラウド環境など、さまざまなマイクロソフト製品を無償で 3 年間ご利用いただけます。
サポート期限が決められていますが、その期限が決められてるからこそ、それらを力一杯活用できるような気もします。・・・というわけで、その魅力に惹かれて「Microsoft BizSpark」に登録してみました。「こんなものがあったら良いな」をカタチにして、目の前に出すことができたらいいな、と思います。