2011-07-10[n年前へ]
■Ruby版Win32GuiTestをアップデートしました
Ruby版のWin32GuiTestをアップデートしました。アップデートした点は、キーボードの状態検知・入力検知のための関数 getKeyState, getAsyncKeyState, getKeyboardState といった辺りを追加したことと、Microsoft Office 自動操作のための変数定義などを追加したこと、になります。ダウンロードはこちら(win32guitest.latest.zip)になります。
「キーボードの状態検知」という言葉を聴くと、首をかしげてしまう人も多いことでしょう。なぜなら、「GUI操作を自動化する」という本来の目的を考えてみれば、「手動」で動かされるキーボードの状態検知をする関数は、まさに必要ないはずのものだからです。
つまりこれは、Win32GuiTestというより、Win32APIを使うためのゴッタ煮ソースです。Win32API関数や、Microsoft Office操作に用いられる定数定義などを詰め込んだRubyソースです。
今回は、PowerPointでアクションゲームを作ってみる(コントローラはRuby編)で必要だったリアルタイム・キーボード入力検知に必要な関数群やPowerPointの各種操作に必要な定数定義などを放り込んでみました。これは、たとえば、下記のようにキー検知を行う関数です。
up=gui.getAsyncKeyState VK_UP if up==1 # push(default=>0) # do something end