2012-04-19[n年前へ]
■Lytro リフォーカス・カメラの「写真」の色情報・深度情報を立体的に眺めてみる!?
撮影後にピント位置を自由自在に変えることができるというリフォーカス・カメラLYTROが発売されています。
このLytro の「写真」から色情報と深度情報を取り出し、立体的に眺めてみました。たとえば、そんな風にLytroが撮影した風景を立体的に眺めてみた例が、下の2つの動画です。
これらの立体空間を作る手順は、
- LytroのWEB 表示用Flashが表示時にサイトからダウンロードする"output.noframes.lfp"(深度マップが入った画像ファイル)をローカルに保存
- Lytroカメラの画像から(nrpatel/lfptoolsを使い)深度マップ・深度毎の色画像群を抽出
- 深度マップをもとに色画像群からパンフォーカス画像を生成
- 深度マップにパンフォーカス画像をテクスチャマッピングして立体表示
ちなみに、上の動画に使った元画像はこちらで、下の元画像はこちらです。この手順では、WEB表示の「ギャラリー」に飾られている「写真」を使っているので、「Lytroカメラを持っていなくても・やってみることができる」というのがミソです。
ちなみに、抽出した深度マップは、適当にこんなRubyコードを書いて、一端CSVファイルにしてから処理してみました。
filePath = ARGV[0] width = ARGV[1].to_i x = 0 data = [] open(filePath) do |file| file.readlines.each do |line| data << line.to_f x += 1 if x == width puts data.join ',' x = 0 data = [] end end end