2013-07-04[n年前へ]
■1月・2月・3月の高出生率のヒミツ!?
1899年から2000年までの月別出生率を見ると、昭和20年くらいまで、1月・2月・3月の出生率が高いことに驚きます。下のグラフが、その「1899年から2000年までの月別出生率」ですが、「1月・2月・3月の出生率が他の月の1.5倍くらい高い」「一番出生率が少ない6月と比べると2倍ほど高い」という具合になっています。これは、一体なぜなのでしょうか。
「農作業を行う貴重な労働力を無駄にしないために、農作業オフシーズンの時期に出産をするように計画出産をした」とか「(出産の約9ヶ月前にあたる)春という季節は恋と愛の季節だ」とか…色々な理由が考えられそうですが、このデータやはり何だかとても不思議でミステリアスです。
たとえば、1・2・3月以外の出生率は、長い間(それほど)変わっていないにも関わらず、1・2・3月に限っては、1905年あたりから急に上昇しています。都会で働く職業の人たちが増えたこの時期、そんな風に急激な変化があると、何かの制度とかシステムとか…そんな変化があったのだろうか?と想像したくもなったりします。
…この理由は、一体どんなことなのでしょうか。その時代は、どういった変化があった時代だったのでしょうか。
参考:南半球のパラグアイの月別出生数