2013-09-15[n年前へ]
■泡ディスプレイで「あ」を出力してみよう!?
「バブルジェットなディスプレイ」を作ってみよう!?というわけで、今日は(横幅12ピクセルの)文字を泡ディスプレイに描画してみました。…といっても、泡ディスプレイ用の泡パイプはまだ一本しか作っていないので、泡として出力する走査位置を変えつつ12回分出力して、(そのさまを撮影した写真を)完成イメージ風に合成してみました。それが、右に貼り付けた写真です。(参考:高粘度液体中の空気泡は「インクジェットプリンタのインク滴挙動」と同じです!?)
出力してみたのは「あ」の字です(こんな時には、日本の「TVの父」高柳健次郎にならって「イ」を出力するべきなのかもしれませんが、「イ」は課題確認には向かないので…)。何の文字を出力しているか知っていても、なかなか読み取ることができません。その理由は、泡が出た時に(その泡の体積で)上にある泡が押し出されて泡の移動速度がズレてしまい、その結果文字が読み取りづらくなっているようです。
泡を出す時には、その前後の画素の泡の大きさや待ち時間を制御するといった(泡の位置が合うようにするための)補正制御をかけないといけないかもしれませんね…。