2014-03-13[n年前へ]
■「チラダス 2014 (パンチラ出現駅の予測法則)」
今日は風が強く、駅の階段を降りていると、会談したから強風が吹いてきます。強風が吹いている何よりの証拠に、前を歩く女性たちのスカートが、もれなく次々とめくれ上がっています。
非粘性流体のエネルギー保存則であるベルヌーイの定理を使うと、スカート下部から吹く風が「スカートを持ち上げようとする力」は、
空気の密度 × スカートに下部から風が吹き込む面積 × 風速 × 風速 / 2で計算することができて、風速が秒速10メートルほどにもなると、多くのスカートがめくれてしまうようになります。だから、今日のような強風が吹き荒れる日には、風向きが階段に向かう(沿う)方向だと、スカートがチラリ・チラリとめくれていくことになります。(参考:「時速60kmの風」は「アンダー85cm Cカップを1.3mm押し込む感触」で「ウィダーゼリーの重さ」とほぼ同じ!?という法則)
ちなみに、掌の大きさが10cm四方…つまり0.01m^2だとすると、170 Paの圧力を受ける掌は1.7 N = 0.170kg重の力を受けます。つまり、時速60kmの風を掌に受ける時、あるいは、アンダー85cmCカップのおっぱいを1.3mmほど押し縮める時、掌はウィダーゼリー(1パック180gです)を載せた時と同じ程度の力を受けるのです。
ここで、ひとつ覚えておくと良い知識があります。それは、駅の階段は「線路の向きに平行もしくは垂直な向きに設置されていることが多い」という、よく考えてみれば当たり前の真実です。駅の階段は、線路を横断する向きか、線路に沿う向きに設置されていることが多いのです。
ということは、さらに次の法則が導かれます。風向きが「南風・北風・東風・西風」なら、線路が東西南北に沿う駅で風にめくれるスカートが数多く観察され、風向きが「北東とか南東とか、南北東西が組み合わさった風向き」なら、線路が東西南北に対して斜めに走る駅でスカートがめくれる…という法則です。これは、線路と風向きが平行もしくは垂直の場合に、スカートがめくれる階段が存在しうる…という仮定から導かれる法則です。
というわけで、東京を走る環状線「山手線」に東西南北のベクトルを書き入れてみたのが次の図です。この地図と(今から何時間後には東京の各地域にどの方向・強さの風が吹くかを表示してくれる)「東京都の風予測(Yahoo!天気予報)」を組み合わせると、「○×時間後に□△向きの風が吹くから、●□駅でスカートが風にめくれ上がる!」ということを予測することができるのです。
…ちなみに、山手線は、風が南北東西が組み合わさった風向きなら「渋谷~大崎と田端〜鶯谷」がデンジャラス・スポットで、それ以外なら「渋谷~大崎と田端〜鶯谷」以外が、パンチラ出現可能性が高いエリアになります。というわけで、これが今日の覚えておくと「役に立つ」かも…いや絶対「役に立たない」知識です!?
以前、マッシュアップ・アワードというWEBアプリコンテストに応募するアイデアとして「こんな法則を応用したWEBサービス」を考えたのですが、アイデア段階で「それ、色んな意味でダメです!」とダメ出しを受けたので、強風に吹かれるスカートを眺めた今日、記事にしてみました。