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2015-10-12[n年前へ]

埋伏智歯抜歯と嚢胞摘出手術後の顔を腫れを3次元計測してみた!?  share on Tumblr 

 下側の左右埋伏智歯抜歯と嚢胞摘出手術をする必要があり、今日まで歯科専門の大学病院に8日間入院していました。抜歯した後、気づけば顔がみるみるうちに腫れていき、2日~3日後にはまるで”こまわりくん@がきデカ”のような、口の中に横向きのラグビーボールを入れているような顔、つまりはギャグ漫画のキャラクターのような顔になってしまいました。

 そんな腫れ具合を具体的に示すために、腫れの具合はまだまだ発展途上中の抜歯後24時間後くらいに、さまざまな方向から自分の顔をiPad miniで自撮りして、自分の顔の3次元点群やテクスチャ付きポリゴンを作ってみました。その結果が下図になります。

 残念なことに、自撮り写真15枚から作成してみた今回の「埋伏智歯抜歯と嚢胞摘出手術後の3D腫れ具合」、肝心要のプクぅーっと膨らんでいるはずの顎外側から頬に掛けての部分が欠損してしまっています。もう少しまともな自撮画像を使って、もう一度チャレンジしてみたいと思います。

埋伏智歯抜歯と嚢胞摘出手術後の顔を腫れを3次元計測してみた!?埋伏智歯抜歯と嚢胞摘出手術後の顔を腫れを3次元計測してみた!?






2015-10-16[n年前へ]

頭部を入れ替えた「”ク”ルート」と「”フ”ラリネット」の音色比べが面白い!  share on Tumblr 

 「フルートの音色は材質に影響されない」を読んだ。元来は木製だったフルートは、現在では金属で作られるのが一般的である。J.W.Coltmanの数多い論文などを代表として、これまで行われている音色の聞き比べ評価でも機構解析でも、フルートの材質が音色に与える影響は、形状や表面性といった他の要因に対して、有意な違いは見いだされていない(しかし、現在とほぼ同じ機構でありつつも1830年以前に作られた木製フルートが良いという意見もある)。

 なぜかというと、フルートの音色が生み出される原理は、フルートの円筒管体自体が振動するわけではなく、唄口(吹き口)に横から吹きつけられた空気流が、円筒管体内部の定常波の影響を受けることにより、振動することにより生じる。この過程でフルートの円筒管体が担う役割は、定常波を生み出す「形状」のみで、その変形特性などは(生じる音波に対し)ほぼ影響しないからである。変形特性が影響しない理由は、空気と(それが木製でも銀でもその他の金属でも)円筒管体の「圧力に対する変形度合い」は1000倍程度は差があるため、円筒管体内部に空気振動があっても、円筒管体は完全な剛体として取り扱って良いオーダーになる。

 もっとも、材質が音色に影響を与えないとは言っても、異なる材質で異なる製造方法で作る限りは、形状設計や内部表面性は異なるのが自然である。そして、各部分の形状や内部表面性は音質に影響を与えるので、上述の話は「同じ形状のフルートがあれば、その材質は音色に影響しない」というものである。

 ところで、さまざまなフルートの音色を調べていた時に、フルートとクラリネットの「頭部」と「胴体」を入れ替えて音色比べをする科学実験を見つけた。これが実に面白い。クラリネットの胴体にフルートの頭部を取り付けた「”ク”ルート」は、見かけはクラリネットなのに、音色も音域もほぼフルートそのものだ。そして、クラリネット頭部を持つフルート胴体の「”フ”ラリネット」は、音域も音色もほぼクラリネットである。このような現象は、「頭部のリード振動で音が発生するクラリネット」と「唄口周りの空気流振動により音が生み出されるフルート」という違いや、クラリネットと違いフルートの唄口が開放端になっていることから生み出される定常波が2倍異なることから生じる。…と頭でわかってはいても、頭部を入れ替えた「”ク”ルート」と「”フ”ラリネット」の映像を眺め・音を聴いていると、何だか不思議で面白い気持ちになってくる。

2015-10-18[n年前へ]

紫外線カメラで花の写真を撮ってみよう!  share on Tumblr 

 人間が見ることができるのは波長400〜800ナノメートルの可視光、それよりも短波長の光を見ることができる昆虫などが多いといいます。自分が見ることができない世界があるのなら、そんなものこそ眺めてみたい!というわけで、紫外線カメラを仕立ててみました。

 ちなみに、可視光を完全にカットして紫外線のみ通過させるような波長特性フィルタは高いので、(青色が若干通過する)FUJIFILM 特性波長透過フィルター BPB 42を使ったので、制作費は1000円ちょっとの紫外線カメラとなりました。

 紫外線カメラで眺めるなら、せっかくなので「昆虫が普段眺めていそうなもの」として、川沿いに咲いていた花を摘んで撮影してみたのが下の写真です。左の写真がが可視光のカラー画像、右が紫外線撮影したものです。紫外線で眺めてみると、同じような色に見えても、花びらと花の中心部の明るさが全く異なっていたりして面白くなります。またあるいは、可視光では暗く沈んだ赤色に見えていた花が紫外線の世界では明るく輝いていたり、生き生きとした明るい橙色の花が紫外線では全く見えない暗黒のような花だったり…と意外で面白く感じます。

紫外線カメラで花の写真を撮ってみよう!紫外線カメラで花の写真を撮ってみよう!紫外線カメラで花の写真を撮ってみよう!






2015-10-19[n年前へ]

紫外線と赤外線で自撮りして「夜の女性が働くお店=ピンク灯の法則」を納得しよう!?  share on Tumblr 

 赤外線/紫外線の切り替えができるカメラを仕立てたので、自分の顔を「自撮り」をしてみました。すると、左下に貼り付けた赤外線で自撮りした写真は肌内部で大きく広がった内部散乱光が、外に染みだした結果「美肌フィルタ」が激しく掛かりまくった状態です。それに対して、右下に貼り付けた紫外線の自撮り写真は(メラニンやヘモグロビンの光吸収率が高く、肌内部で光散乱が繰り返されることで内部拡散光の吸収も大きいことから)ほぼ肌の表面反射光だけが見えて、肌表面のデコボコが派手に見えて哀れな状態が顕著です。

 こうして眺めてみると、「短波長(紫外線)眺めた顔」に対して、「長波長(赤外線)で眺めた顔」はずいぶんと柔らかく綺麗に見えることを強く意識させられます。すると、次の事実に気づかされるはずです。つまり、「夜の女性たちが働くお店」がピンク/赤色(長波長)の照明を使うのは科学的に100%正しい!ということです。なにしろ、そんな照明を使うだけで、肌年齢が30歳くらい若く、そして柔らかく・美しく化けさせることができるのです。「夜の女性が働くお店=ピンク灯の法則」の有効性は、紫外線と赤外線で自撮りしてみれば誰でも納得できるのではないでしょうか。

紫外線と赤外線で自撮りして「夜の女性が働くお店=ピンク灯の法則」を納得しよう!?紫外線と赤外線で自撮りして「夜の女性が働くお店=ピンク灯の法則」を納得しよう!?






2015-10-21[n年前へ]

下向きに屈む時の「バストの変形量」を科学する!?  share on Tumblr 

 下向きに屈む時の「バストの変形量」を科学する!? を書きました。

 向学心に溢れる人のために書き記しておくと、下向きに屈む時の「バストの変形量」は、こんな近似式で表すことができます。
 変形比(パーセント): 0.16 × おっぱい半径(cm) × おっぱい半径(cm)
 変形長(cm): 0.16 × おっぱい半径(cm) × おっぱい半径(cm) × おっぱい半径(cm
)
下向きに屈む時の「バストの変形量」を科学する!?

2015-10-28[n年前へ]

「史上最高に優雅なコンドーム」は日本にあった!?  share on Tumblr 

 「史上最高に優雅なコンドーム」は日本にあった!?を書きました。

 この「史上最高に優雅なコンドーム」は日本の西洋化が進む中で廃れてしまい、いつの間にか忘れ去られた存在になってしまいました。しかし、それではあまりにもモッタイナイように思います。…というわけで、今日は日本が世界に誇るべき史上最高に優雅なコンドーム「茎紙(こきがみ)」の紹介記事を書いてみました。