hirax.net::Keywords::「プロセス」のブログ



2003-06-11[n年前へ]

今日の疑問 

 perlをお勉強中のワタシ。今日の疑問はwindowsのperlで、他のプロセスを起動させて、その終了を待つというのはどうやるのでしょ?と、思ったらPerl初心者のFAQのページに書いてあった。なるほど、と。

2004-05-24[n年前へ]

ナニ屋さんですか? 

 「ナニ屋さんですか?」と聞かれたので、こちらでテキトーに答えてみます。勤務先では「物理プロセス屋」と呼ばれる「何でも屋」です。「物理」とか言う割に、ハードもソフトも電気も実に中途半端に関わりつつ、実は化成材料部門で身を粉にして働いています。結局のところ、ほとんど「何もできない屋」です。典型的なデクノボーです。

 それにしても、「物理屋じゃなくて、物理プロセス屋って何よ」って聞きたくなりますよね?「プロセス=過程屋って何よ?」って聞きたくなりますよね。答えになっていなくて、申し訳ありませんが、「結果がムダでも、その過程はムダじゃないー」なんて呟いてみたりするのは、そんな職種名に寄るところもあったりするのかもしれません。

2004-07-31[n年前へ]

「書き変えたベクトル」を眺めたい 

 先日、大阪で「電子写真の極限画質を探る」というシンポジウムがあった。プログラムには「電子写真プロセスを理論的に考える」と記載されているリコー渡邉/門永氏の講演は「電子写真プロセスを物理的に考える」という題名だった。そこには、「理論」ではなく「物理」だ、という両氏の意志があるわけだ。その「理論」→「物理」という二文字の変化の方向・ベクトルに、彼らのベースにある考えがほんの少し映し出されているわけである。

フォリー・ベリジェールの酒場 森村泰昌がマネの「フォリー・ベルジェールの酒場」の登場人物を演じることにより、「美術史の娘/劇場A」「美術史の娘/劇場B」を作成したときに、森村泰昌は「マネの絵では酒場のカウンターに手を置いているが、実際にやってみると描かれた(マネが描いた)酒場の女性の腕は極端に長くデフォルメされていた」ことに気づく。マネが腕を極端に長く事により、「白い顔・白い胸・白い腕」で形作られる力強い三角形が酒場の女性を力強い主役へと変え「その女性の力強さをマネは描いていた」のである。

美術史の娘/劇場A美術史の娘/劇場B 結局、森村泰昌は「長く太い腕を石膏でつくり、自分の腕と握り拳で女性の胸のふくらみを語る」ことにした。マネが描いた極端に「長い腕」を「石膏の腕」に変え、「白い胸のふくらみ」を「力強い握り拳」へと変えるのが、森村泰昌が書き換えたベクトルだったことになる。それは森村泰昌が示した強い意志に他ならない。

 よく、更新があったWEB日記などを見に行くと、書かれている内容は増えていないのだけれど、言葉が少し書き換えられていることがよくある。それは文章を推敲したことにより変わったのかもしれないし、何かの事情で書き換えたのかもしれないが、「変更前」→「変更後」という言葉を書き変えるベクトル・意図が書き手にあるのは確かだろう。その書き手のベクトルを眺めてみたい、とよく思う。

 更新チェックをするアンテナで、更新された履歴だけでなく、言葉が書き変えられた履歴を眺めてみたい。書き手がこだわって書き変えた小さな部分を知りたい、眺めてみたいと思う。何を意識して、「元の言葉」からそれとは違う「他の言葉」へと書き換えたかを知りたい。どう「書き方」を変えたかを知り、その書き手の中に流れる「何かを書き変えたベクトル」を眺めたい、と思う。そして、その先に示されている意志を想像してみたい。

2005-02-22[n年前へ]

「電子写真材料にフォーカスしたという講習会」 

 先月、プレゼンテーション講習会を技術情報協会主催で行いましたが、その技術情報協会主催で4月25日に、「電子写真材料(プロセスでなく)にフォーカスしたという講習会」を行います。メカでもプロセスでもなく、材料にフォーカスさせてみるということです。

 そういえば、日本テクノセンターだったり、画像学会だったり、機械学会だったり、「Excelで○×計算」なんていう講習会が多いです。ただ、画像出力分野がターゲットならExcelより、Photoshopの方が適してますよねぇ…?しかも、(VBAでなく)Excelの数式で他アプリケーションを駆動したりプログラミングする講習会なんて、楽しいと思いません?

2005-03-19[n年前へ]

電子写真トナーにおける挙動解析とその制御および帯電機構 

電子写真トナーにおける挙動解析とその制御および帯電機構 「電子写真トナーにおける挙動解析とその制御および帯電機構」という講習会が4月25日(月)に開催されます。材料が異なる場合の過程・結果の違いに焦点をあてながら、講師として話をする予定になっています。材料とプロセス工学を繋ぐ「何か」が提供できたら幸いです。




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