2005-05-02[n年前へ]
2005-05-21[n年前へ]
2005-07-19[n年前へ]
■「自分のやり方」
ぽいんつさんのブログさんのブログの村上春樹「海辺のカフカ」を読んで、ふと先週渋谷帰りに飲んだ時に話していたことを思い出した。だから、これから書く文章は私自身などへ向けたメモです。
「自分のやりたい仕事であるか」ということや 「会社の中での地位やお金」、「自分のプライド」 について、自分がどういうスタンスであるかという 自己認識が非常に大事なのではないかと思っています。自分が不安になった時、自分の自信がなくなった時、「自分のやり方」の「(自分が考える)良さ」を文章で書きたくなります。「(自分が考える)良さ」に同意してくれる他人を、つまりは、「自分のやり方」に賛同してくれる他人を増やしたり、探したくなってしまうことがあります。自分を支える根拠を他人に求めたくなってしまうような感じかもしれません。そんな瞬間は繰り返し繰り返し訪れ続けているような気がします。自分自身を振り返ってみると、私自信はそんな風に感じたりすることがあります。 自分がどういうスタンスであるかという 「(他人ではなく)自己」認識が非常に大事、と本当にそう思います。
たとえば、収入が高ければやりたくない仕事でもやる、とか 会社のメイン・ストリームでなくても自分のやりたい仕事で そこそこ収入が高ければ良い、とか、多少収入が低くても 会社の中心となっている仕事をやりたい、とか。
自信に満ちあふれているときには、「自分が生み出した結果」を書きたいと思いこそすれ、「自分のやり方」について書きたい、なんてこれっぽっちも思いません。自分の中に、自分の立ち位置に対する「心の強さ」が十分にあれば、「(他)人は(他)人、自分は自分」とだけ鼻歌交じりに他人を眺めていたりします。
もしかしたら、私と違って「さらに自信に満ちあふれている人」だと、「自分が不安になった時、自分の自信がなくなった時」でなくとも、四六時中「自分のやり方」の「(自分が考える)良さ」を書きたくなるのかもしれません。私は、その人の自信を支えるやり方よりも「その人が生み出したもの」を知りたいような気もしますが、「(他)人は(他)人、自分は自分」なのですから、人それぞれスタイルも色々なんでしょう。
「自分が良いと思うやり方」を他の人たちに向かって書いている文章を読むと、この人は「自信が必要十二分以上に満ちあふれている人」なのだろうか、あるいは「自信を無くしている人」なのだろうか、と考えたりします。「自信が必要十二分以上に満ちあふれている人」でも「自信を無くしている人」でも、どちらであるにしても、自分自身に「(他)人は(他)人、自分は自分」という「心の強さ」があれば、きっと人生は楽しいものなんだろう、と想像してみたりするわけです。 そして、どうしたら「自分がどういうスタンスであるかという自己認識」をしっかり強く持てるだろうか、と考えたりするのです。
2005-07-26[n年前へ]
■測地系のズレと地震グラグラ
「日本測地系と世界測地系のズレ」の話を読み、先日の渋谷で揺れの大きい地震に驚き、学生時代に学んだ内容を思い出した。それは、第二次世界大戦前にあった同じような「二つの測地系のズレ」の話である
第二次世界大戦前、東京を原点とする日本の測地座標系と長春を原点とする旧満州の測地座標系が結合された時にも同様の「二つの測地系のズレ」問題が発生した。これは、東京原点付近の地殻構造が複雑でジオイドが「地球全体に適合する楕円体」に対して傾斜しているからである。(各原点の位置計測精度によるズレによるものでなく)各原点のジオイド形状の違いにより、その問題が生じた。
測地系で用いられる準拠楕円体は、「原点におけるジオイド」に接する「ベッセル楕円体」として定められる。ジオイドとは「重力の等ポテンシャル面のうち平均海面と一致するもの」である。地形形状や地面内部の物質分布などにより、滑らかではあるが決して単純な形状ではない。特に、東京原点付近のような地殻構造が複雑な地域では複雑に凹凸を持つことになる。
そのため、(ジオイドが凹凸形状をした)東京を原点とする日本のベッセル楕円体と「地球全体に適合する楕円体」は中心位置が大きくずれたものとなる。それに対して、(大陸内部に位置しジオイドの傾斜量が小さい)長春を原点とするベッセル楕円体と「地球全体に適合する楕円体」のズレは比較的小さい。その結果、東京を原点とする日本測地座標系と長春原点の旧満州測地座標系の間にズレが生じたわけである。
最近巷で見かける「日本測地系と世界測地系のズレ」も原因を辿れば、東京原点付近の地殻内部構造に端を発していることになる。つまり、結局のところ、日本で頻発する地震とその原因は同じであるということになる。測地系の位置ズレ問題とプレートの位置ズレ問題(地震)は似たような話、と言うことができるかもしれない。
2005-11-11[n年前へ]
■今日のお遊びプレゼンテーション
来春辺りに「テクニカル・プレゼンテーションの本」を出す予定にしています。自然な視線の流れを意識するのはとても大切だと思うわけです。また、そういう風にするためには、内容を完全に把握して整理していることが必要です。そんな辺りのコツを書きたい、と思っています。もちろん、それと同時に楽しめるものにしたいところです。
さて、それとは全く関係ないのですが、昨夜ささっと(遊びで)9ページほどのPowerPoint資料を作ってみました。内容は「社内 中年ブログ炎上事件」の関係者でないと、面白く楽しむことができないので横に置いておきます。とにかく、その資料中から(ほんの一部ではありますが)3ページほどをここに抜粋してみます。ちなみに、「起承転結」の「承」部分です。何かの参考になる!?かも…しれませんし。(絶対ならない)