2007-12-22[n年前へ]
■東芝、リアルタイムで動画を鮮明に拡大する画像処理技術を開発
東芝、リアルタイムで動画を鮮明に拡大する画像処理技術を開発。開発技術は「超解像度」と呼ぶ画像処理方式。1枚の画像から図柄の似た部分を自動的に抽出し、重ね合わせて画素を増やす。ソニー、IBMと共同で開発した超小型演算処理装置(MPU)「セル」の技術を応用した08年度発売の新型ノートパソコンに新技術を搭載する。
2010-06-20[n年前へ]
■理想の「電脳文房具」は、いつも手に入らない
「欲しいもの」をそのまま形にしたような、理想の「電脳文房具」は、もう手に入らないのだな、と思う。たとえば、自分の思うようにカーソルを動かすなら、旧IBMのトラックポイントや東芝のアキュポイントが一番良かったと思う。指先の動きを素早く自然に楽にPCに伝えようとするなら、ポインティングデバイスの配置は東芝のアキュポイントが最高だったし、動き具合は旧IBMのトラックポイントが安定していてとても良かった。
東芝のアキュポイントが良かった理由は、とても自然の摂理にもとづいていて、人差し指でカーソルを動かし、親指でカーソルボタンを押す時に、その親指が関節に繋がっている以上、同心円状にボタンが配置されているべきだ、という考えのもとに作られていたことにある。だから、自然に親指を動かすだけけで、何の無理もなくPCを操作することができた。その自然を実現している技術が、ひとつのメーカーの製品に留まらざるをえなかったことは、とても残念に思う。そしてまた、カーソルを自然に動かすことに関しては、旧IBMのトラックポイントはとても優れていて、思った場所に瞬時にカーソルを動かすことができる。これもまた、その自然さを他メーカーが実現する上での(きっと)障害があっただろうことを、少し残念に思う。
今ある文房具の中で、一番最高のものは、Thinkpad X61 tabletだ。それは、小さくいけれど高解像度でいて、ペンで気楽に書き込みができるからだ。けれど、何年か前は、それは(似たような、けれど違うメーカーの)Portege 3490CTが最高だと感じていたような気もするし、何年か先には「一番のもの」は、きっと違うものへと変わっているはずだと思う。もしもそうでなかったしたら、何だかとても残念だ。
特許とか、さまざまな制限がなかったとしたら、理想の「電脳文房具」を手に入れることができるのだろうか。それとも、人間の行動原理・社会を発展させるための原理からすれば、そう単純なわけにはいかないのだろうか。
2010-07-11[n年前へ]
■デュアルディスプレイを搭載して復活した記念モデル──「libretto W100/11M」
「デュアルディスプレイを搭載して復活した記念モデル──libretto W100/11M」
libretto W100/11Mは、7型ワイド液晶ディスプレイ(解像度は1024×600ドット)を2面搭載したデュアルディスプレイノートPCで、両方のディスプレイにマルチタッチ対応のタッチパネルを内蔵する。本体に加速度センサーを用意して、本体の向きにあわせて画面の表示方向を切り替える機能を導入し、電子ブックリーダーとしての利用も想定、電子ブックリーダーアプリケーションの「FlipViewer」を標準で導入する。
2面あるディスプレイは、連動して1つの画面として利用できるほか、オリジナルツールの「TOSHBA Bulletin Board」を使えば、専用のガジェットで用意されるメモ、時計、電卓、テンキーなどを自由に配置して使いやすいユーザーインタフェースをカスタマイズできる。さらに、レイアウトが異なる5パターンのソフトウェアキーボードを表示して、卓上に本体を置いて使う場合も立って本体を両手に持って使う場合も打ちやすいキーボードが選べる。なお、タッチパネルはフォースバックに対応するので、パネルをタップしたときには振動してくれる。