2008-06-06[n年前へ]
■体感・実感バストシミュレータの内側(粒子群)を見る
「GPUを使った物理計算プログラム」と「スクリプト言語」で読んだ日経エレクトロニクスの、「粒子が動いて流体を表現するさまを示した図」が見ていて綺麗だったので、先日作ったプログラム、粒子法を使った(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータにも表面レンダリングだけでなく粒子レンダリングの機能を付けてみました(バイナリはここに置いておきます)。
アプリケーションを実行させて、「皮膚」=表面層の内側を眺めたさまは下の動画のようになります。
2010-01-04[n年前へ]
■自由編集可能なFEM流体解析領域に「新春書き初め」をする!?
眺めるだけで、感心させられるやら、ワクワクさせられるやら、何と言っても、とても夢が広がる「新春FEM書き初め」
2010年への研究開発への決意を新たにするために,FEM(有限要素法)で書き初めを行いました.なんだか、こういったもの・こういったものを作りあげる人たちを眺めていると、アントニオ猪木 に、目の前で「元気ですかーっ! 元気があればーっ!何でもできるーっ!」と叫ばれたような心地になります。
スケッチで自由に編集できる領域中で, 有限要素法を用いた流体解析を行いました.流体は非圧縮性ナビア・ストークス流体でRe=500ぐらいです.
■ナヴィエ・ストークス方程式の誕生秘話
「オッパイ星人の力学 仏の手にも煩悩編::(2001.01.27)」から。
「指を通り過ぎてく空気は、指をとおる前後で運動量がそのまま変わってないってことさ。つまり、空気は指を通り過ぎる時になんら抵抗を受けてないってことだ。」
「えっ?おかしいじゃないか、それなら逆に言うと、指も空気からは何の抵抗も受けないってことか?この指先に感じる、まぎれもないおっぱいの感触は幻だとでもいうのか!?」
「これがダランベールのパラドックスだ。」
「そもそも、空気をサラサラな理想流体として取り扱ったところが間違っているわけだ。そこで、登場するのがナヴィエとストークスだ。彼らはオイラーの運動方程式に粘性を導入した。全ては疑似おっぱいの感触を説明するために、だ。」
2014-06-01[n年前へ]
■[今日見た景色] ゆっくり動く流体時計
100円ショップのダイソーで「液体封入式の砂時計みたいな飾り物」を(もちろん100円で)買った。初夏を暑く感じさせる街や空を背景にして、流れ落ちる液体を眺めてみた。ゆるやかに流れる液体泡の境界が、少し綺麗。
2014-09-20[n年前へ]
■でんじろう先生のデモ実験でおなじみの「空気砲」を流体シミュレーション計算してみよう!?
でんじろう先生のデモンストレーション実験でおなじみの「空気砲」もどきの流体シミュレーション計算をしてみました。たかだか大きさ数十cmのほんの小さな空気砲ですが、その空気砲から放出される煙ドーナッツの発生過程(や速度ベクトル)を眺めてみると、TV画面で見る派手な映像を、背後で支えているとても面白い物理現象の姿が興味深く浮かび上がりつつ、見えてくるような気がします。特に、ケルビンの渦定理が言う通り「箱の中では正反対の渦(循環)ができているさまなどは、結構おもしろいのではないでしょうか。(アニメーションGIF版も置いておきます)
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