1999-06-27[n年前へ]
■影絵
確かなものはただ一つ
淀川の河川敷で夏の日暮れた頃に撮影した写真である。写真の二人はどんな人達だろうか。写真の中に何を見るかは人によって違うのだろう。
「写真」は言うまでも無く"Photography"の訳語である。Photo(光)-graphy(画)、すなわち、光による画である。そのままである。しかし、日本人は写真と訳した。「真を写すもの」である。しかし、「写す」は外見的なものを描くときに用いられ、内面的なものをも描くときには違う「うつす(漢字が登録されていないので出せない)」が使われる。だから正確に言えば、「写真->真実の(内面までは描けないが)外見を描こうとしたもの」である。外見のみを写し取った、それはまるで影絵である。そして、光画と写真のどちらがふさわしいか、というようなことはここでは考えない。
Photographyは元はPhoto(光)-gram(メッセージ)であるから、「光のメッセージ」である。立体物を記録することのできるホログラム(Hologram)はHolo(完全な)-gram(メッセージ)である。「完全なるメッセージ」だ。その写真版はホログラフィーHolographyであり、Holo(完全な)-graphy(画像)である。
「見ればわかる」とは言うが、物事はそう単純ではない。必ず、見えていない側面は存在するし、考え忘れていることもあるはずだ。結局、何が真実であるかは決められるものではない。それでも、真実に近づこうとし続ける姿勢が大切なのだと思う。
2005-10-16[n年前へ]
■「注意書きの印刷が動画に」
注意書きが動画になるという"Moving print adverts coming soon" "時系列動画"は"空間系列動画=立体物"も表現することができるのだから、色々できることが多いに違いない。
2006-10-02[n年前へ]
■Morphovision
貼り付けた動画やリンク先は、「高速に回転する物体対して光を走査照射することで、立体物が変形する視覚的イリュージョンを作り出す」Morphovision.
2008-09-17[n年前へ]
■大日本印刷、立体物が浮き上がって見える箔押し技術「デコレリーフ」を開発
大日本印刷、立体物が浮き上がって見える箔押し技術「デコレリーフ」を開発
大日本印刷株式会社(DNP)は2008年9月16日、微細な凹凸による光の反射で平面上に立体を演出する技術「スクラッチ 3D」を応用し、立体物が浮き出して見える箔押し「デコレリーフ」を開発した、と発表した。
スクラッチ3D は、3DCG で作った立体物の形状データを専用のデータ処理ソフトウェアを用いて、微細な凹凸パターンで立体物を再現する版下デ-タへ変換する、DNP が独自に開発した技術。
2013-05-16[n年前へ]
■「空に浮かぶ立体物」を作り出す44万円の3Dプリンタ
「空に浮かぶ立体物」を作り出す3Dプリンタが売られています。空に浮かぶ立体物というのは、下に貼り付けた動画のように、つまりはヘリウムが入った(時には色づけた)泡で空に浮かぶ立体物を形作ったものです。(写真集)
そんな浮揚する立体物を印刷し、空へと量産出荷していく3Dプリンター"FLOGOS"のお値段は、(今の円安為替なら)約44万円、少し前の円高価格なら三十万円台という、(お金があれば)思わず欲しくなるようなお手頃価格です。
趣味用としては44万円だとちょっと手が出ないから(商売で使うなら、適度に収支を合わせることができそうですが)、もしもヘリウムガスが安かったなら、自作して実験してみたくなります!…あぁ、つまりは先立つもの(お金)が欲しい!という感じです。
*…作り始めました。「空を浮揚する立体物を作り出す3Dプリンタ」を自分でも作ってみよう!ーキックスタート編