2004-03-14[n年前へ]
■謎の物体、それは黒い革靴。
hardでloxseな日々でリンクの張られている おこちゃま日記の謎の物体。あれは多分クツ。あのシーンをビデオで見てみると遠くから非常に速い回転をしながら飛んできています。しかも、そんな速い回転をしつつもその形状はほとんど変形していません。また、その回転速度も移動速度も飛翔中にほとんど低下していないことから、重量も堅さもそこそこある物体に見えます。
そして、その形状は…あれはおそらく遠くから議員の一人が投げた黒い革靴だと思われます。新聞に掲載された写真が実際にはカムコーダーで撮影しフレームを抜き出したものだと思われ、その異なるフィールドが重なっているため靴の形状が二重撮影されているため、あのようなので想像力をかき立てる物体形状に(一見)捉えられているように見えます。つまり、謎の物体、それはおそらく黒い革靴だと思われます。
ビデオを眺めて、もしも議員の中に靴を脱いでいる人がいたら、その人がおそらく謎の物体を投げつけた犯人です。犯人(被害者ではなく)は「頭部」ではなくて、「足下」に特徴があるハズです。
■写真のワナ
前述の「謎の物体、それは黒い革靴」もそうですが、報道写真についてなかなかに面白い本が二十年前に出た新藤健一の「写真のワナ 」です。もともとの旧版を大学時代に読んで、それをいつのまにか無くしてしまったので、新版を数年前に買い直しました。今でもきっと手に入るでしょう。お勧め。
2004-04-05[n年前へ]
■今日の「山田くん、座布団一枚」:「萌え」価が負=「萎え」!?
「萌え」と「燃え」の概念は直交しているのであって、萌え価が負というのはすなわち「萎え」ではないかと思われる。(中略) 萌えと燃えが直交する概念なのだから、仮定されているエレガントな萌えこそが「燃え」にほかならない。これは、燃えに燃えが重ねられると暑苦しくて萎える、というオタクの心理構造をよく現している。という「萌え」価が負=「萎え」という考え方。「萌え」の対局が「萎え」なのか、それとも「萌え」と「萎え」は違う関係なのか、謎は深まりヲタク度はさらに高まる。
2004-06-14[n年前へ]
■ファーストキスの思い出
5分前にしていたことすら忘れてしまうのに、ファーストキスなど昔の、ある特定のできごとははっきりと覚えている——このような記憶の謎は、実は脳内の小脳扁桃と海馬状隆起の相互作用にあるという研究報告。
2004-08-08[n年前へ]
■「理論」と「物理」
「理論と実際」と題したシンポジウムに関して、「理論」という言葉が「物理」というように題名が変わった講演に対して先日書いた内容に、
でも私(と好夫さん)の頭の中では、理論と物理は同じもの。こんなツッッコミが。そういえば、「しかし、ほんとにベクトルの変化があったのかどうかは謎です。単に間違えただけかも」と、いうツッコミもあった。
そこで、背中に汗をかきながらカタカタ返事を打ってみる。
なんと 理論 = 物理だったとは、うがちすぎでしたか…。よくあることかもしれませんが、そんな誤解が積み重なった方が面白いものが生まれるかもしれません、…と、自分を正当化しておくことにします。面白いものだ。私の頭の中では、「理論物理」と「実験物理」という言葉があるように、理論=物理でもないし、実験=物理でもない。実験はノイズが多すぎるし、理論はノイズが少なすぎる。理論+実験≒物理のような感じもするが、それだけでは不十分な気もする。少なくとも、私の頭の中では「理論 = 物理」ではない。そんな違いは面白い。
「理論と実際」と題したシンポジウムを開催した主催者も、理論=物理ではないに違いない。だからこそ、シンポジウムは「理論編(午前)」と「現実編(午後)」に別れているわけである。だから、午前の「理論編」の講演者の頭の中が「理論 = 物理」であるならば、それは素晴らしく講演の趣旨に合っていたことになるのだろう。「理論+現実≒物理」という式を、「理論=物理」と書き換えるベクトルが講演者たちの中にはあったのかもしれない。 もちろん、今回もまたうがちすぎかもしれないけれども。
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