2006-08-04[n年前へ]
■「スッピン顔」と「メイク顔」
スッピン顔とメイク顔、つまりは、化粧前と化粧後を並べている「スッピンで笑ってみた」 上の顔の方が好きな人も多いようにも思うけれど、その印象の違いは面白いものです。どういう風に違うのか興味を持ったので、メイク前後の画像を合成してみました。それぞれを青色と赤色にしておいたので、メイク前後でどのように違うのかがわかります。目と唇の端と鼻の先くらいが違うだけで、確かに同じ方なんだ…と驚きます。
ちなみに、この画像を「赤青メガネ」をかけて眺めてみれば、メイク前後の違いを立体的に眺めることもできます。
2009-07-19[n年前へ]
■「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」
YouTubeが3D動画再生に対応!?謎の「yt3d:enable=true」オプションとは?を読んだ。
左右の目から見た動画を二つ同時にとって横に並べてからアップロードすれば、YouTube側で立体視の処理をしてくれるそうですよ。しかもアップロードするときのタグに「yt3d:enable=true」さえ入れればいいそうです。視差動画を横に並べた(左目動画は左、右目動画は右に配置した)動画をアップロードすれば、動画を観る際に、プルダウンメニューから平行法や交差法や、あるいは「赤青(シアン)メガネ立体動画=アナグリフ動画」を自由に選ぶことができるようになっている。
この yt3d:enable=true オプションが使われている動画にはスタート・レックの動画などもある。そのタグを見てみると、
yt3d:aspect=16:9といったオプションが付けられていて、数種類の立体動画フォーマットへ単純に変換するだけでなく細かな設定も可能なように思われる。
yt3d:enable=true
yt3d:left=0_0_1_1
yt3d:right=0.09_0_1_1
Youtubeが各種立体動画フォーマットへの変換を自動で行ってくれるようになると、立体動画コンテンツがこれまで以上に増えてくるかもしれない。・・・すると、意外に、これまで以上に、ディスプレイの色調整が大切になるかもしれない。
それは、次のような理由である。平行法や交差法といった立体視ができない人も多い。そういう人が簡易に立体動画を見るとなると、やはり、赤青(シアン)メガネ立体動画=アナグリフ動画ということになるだろう。「簡易に見る」と言っても、数種類の赤青メガネを並べた右の写真のように、赤青メガネの色は違っているのが普通である。
そして、もちろん、PCのディスプレイの色にいたっては、さらに視聴者ごとに違っているのが普通である。すると、PCのディスプレイの色を調節して、赤青メガネの(特に赤)色とディスプレイの色合いを合わせてやらなければ立体動画としては「見にくい」ものになってしまう。だから、自分が持っている赤青メガネとディスプレイ間のカラーマッチングが重要になるだろう、というわけである。
とはいえ、赤青メガネをメガネが家にあるという人も意外に少ないかもしれない。そういう人は、「赤青メガネ」付きの立体写真集でも買って、これからのYoutube立体動画時代に備えておくとよいかもしれない。もちろん、マイ「赤青メガネ」とYoutubeを表示したPCディスプレイ間のカラーマッチングを行った上で。
(この記事の続きが、続 「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」にあります。)
2009-07-23[n年前へ]
■続 「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」
「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」に、「ディスプレイのRGBの発光スペクトルを変えられない以上は、ディスプレイのRGB発光比率を多少変えたところで、赤青メガネのフィルタの吸収(透過)スペクトルに合わせて見やすくすることはできないのでは?(意訳)」というメールを頂きました。
なるほど、言われてみれば確かにその通りだよなぁ、と今更ながらに(言われてようやく)気づきました。いくらディスプレイの色合わせをしたところで、RGBの各発光スペクトルが変わるわけでもないですし、赤青メガネ立体動画が見やすくなるわけがありません。
となると、赤青メガネの透過(吸収)スペクトルを変えれば良いかといっても、それもまたできない話です。ということは、赤青メガネの(透過スペクトル)共通フォーマットと、RGBディスプレイの発光スペクトル共通フォーマットでも制定されない限り、立体動画を綺麗(自然)に観るのは難しいかもしれません。
しかし、各ディスプレイ・メーカの色域拡大競争もあるわけですし、使用材料・技術も異なるわけですから、RGBディスプレイの発光スペクトルを共通化するというのも現実的には無理そうな話に思えてきます。
赤青メガネと立体印刷物がセットで売られている「各種立体本」と違い、PCのディスプレイを表示媒体にした「赤青メガネ方式」立体表示を自然に見ることはまだまだできそうにないのかも?しれません。
2010-04-07[n年前へ]
■1枚の写真を簡易的に立体視できる写真へ変換できる「プリントマスターDXII」
1枚の写真を簡易的に立体視できる写真へ変換できる「プリントマスターDXII」
さらに、通常の方法で撮影した1枚の写真を簡易的に立体視できる3D写真へ変換する機能を備えているのが特長。3D写真は、左に赤、右に青のフィルムを貼ったメガネを装着して見る方式。編集部にて試用したところ、背景が単色に近いほど、全景の立体感が増すようだ。なお、写真をプリンターで印刷する機能は備えていないが、写真をJPEG形式で保存できる。
また、本ソフトで立体化した写真を“ABCデジカメプリント”でプリントすると、プリントした写真に赤青メガネがついて送られてくるとのこと。プリント料金は1枚3.9円からで配送料金が別途かかる。
2010-05-25[n年前へ]
■赤青メガネで眺めるPowrePoint立体スライド
立体ディスプレイで科学現象を解説する打ち合わせをした後に、赤青(シアン)メガネで立体的に眺めることができるPowerPointスライドを作ってみたくなりました。スクリーンから眼の前に飛び出してくるように見えるプレゼンテーション・スライドを見たならば一体どんな風に見えるのだろうか?と思ったのです。
そんな「赤青メガネで眺めるPowrePoint立体スライド」が下の画像です。黒背景デザインのスライドに、PowerPoint Slides in 3Dや、アナグリフ写真を貼り付けてみたのです。
赤青(シアン)メガネが手元にある人ならば、右目に青(シアン)色、左目に赤色で、眺めてみると面白いと思います。基本、王道からはとても離れた、まさに「色もの」プレゼン・スライドですが、意外に立体感を楽しく眺めることができると思います。
PowrePointに加法混色の色エフェクトを実装させることができたなら、立体の飛び出すデザイン・テンプレートを作ってみると楽しいかもしれません。PowrPointの裏技を色々いじってみたくなる、今日この頃です。