2013-11-21[n年前へ]
■マダガスカル象鳥の卵10kgなら、卵1個から「卵焼き83人分」が作れます!?
「数値でみる生物学(生物に関わる数のデータブック)」を読んでいると、カイチュウの染色体数が「たった2個!」だとか、ゾウの妊娠期間が660日(2年弱!)といった、驚くべき・面白い数字が並んでいます。そんな数値の中に、マダガスカル象鳥の卵は「重量が10kg」というものがありました。…10kgと言われても、何だか実感が沸きません。そこで、日常の生活で食べる「鶏の卵」の大きさを基準にして、マダガスカル象鳥の卵の大きさを体感してみることにしました。
M サイズの卵は「パック中の鶏卵1個の重量が58グラム以上、64グラム未満であるもの」となっています。つまり、一個約60グラムです。ということは、10kgのマダガスカル象鳥の卵なら(通常の鶏卵基準にすると)167 個分になります。たとえば、卵焼きを「鶏卵2個/1人前」で作るなら、(マダガスカル象鳥の卵1個から)83人分の卵焼きを作れることになります。
とはいっても、マダガスカル象鳥の卵で卵焼きを作るには、当然「それ相応に大きなフライパン」が必要になります。卵焼きの厚みを5mmくらいとして、卵の比重を大雑把に1グラム/cm^3としてみると、83人分の卵焼き(10kg)はおよそ直径160cmくらい。
…といった、「数値でみる生物学(生物に関わる数のデータブック)」を眺めていると、色んな想像をしてみたくなります。
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