2009-09-24[n年前へ]
■OKWaveのAPI利用方法
質問・回答サイトOKWaveのAPI利用方法を知ることができる、XML取得サンプルページとJavascriptによる取得サンプルページ。
Javascriptサンプルでは、OkSearch.PARAM_ITEMSという変数では取得件数指定ができない(レスポンスがかえってこなくなる)ことに注意。また、OkSearchライブラリのoksearch.jsそのままでは、実際に他ドメインから使おうとすると、検索APIのURL指定が違ってしなうので、その部分を"http://search.okwave.jp/search"に書き換えたものをローカルに作り、それを読みこんでおくことにも注意。
ちなみに、Javascriptによる取得サンプルページは、取得質問タイトルをすべてalertで表示させているので、試してみる時には「あまりヒットしそうにないもの」で試さないと、恐ろしいことになる。
2009-11-01[n年前へ]
■「住宅購入&通勤ライフ支援」用WEBアプリを書いてみました
昨日、WEBアプリをひとつ書いてみました。プロトタイピングをしながら、とりあえず付けてみた名前は、「「楽々通勤」マンションMAP」です。毎日の「暮らし」と「通勤」を楽にしよう、ということを頭に浮かべながら、書いてみたものです。とりあえず、ラクガキ程度に作ってみた「不動産アプリ」ですから、まだまだ修正はしようと思いますが、とりあえず公開しておこうと思います。動作は、Firefox, Safari, Google Chrome IE8などで確認しています。
このWEBアプリケーションをひとことで言い表すなら、「通勤時間」と「マンション価格相場」と「個別マンション」を繋げてみよう、というものになります。
「お値ごろ価格のマンション」「毎日の快適な通勤」「街の風景が気持ちよい」「確かな生活設計」・・・そんな大切なことを満たす物件、 毎日暮らす住宅物件を、簡単にわかりやすく探し出すことができる・・・それがこの「楽々通勤」マンションMAPです。
「楽々通勤」マンションMAPは、住宅選びを「物件価格」「国土計画局が調査している地価分布(つまり物件価格分布)」「(地図上で)通勤先までの通勤経路・時間・混雑具合」を眺めつつ、「色々な路線」の駅にある住宅選びをすることができます。リーズナブルな価格のマンションを、快適な通勤時間・混雑度の範囲で見つけ出すことができるのです。見つけ出したマンションから、もし通勤するとしたならば、果たして自宅から通勤先まで「ドアtoドア」で何分かかるのかも、きちんと個別に表示されます。よくありがちな、「マンションの最寄駅までの時間」だけでなく、「そのマンションからあなたの仕事先へ行くまでの時間」が書き記されているのです。まさに、「あなたのためのマンション選び」をすることができます。
リーズナブルな物件がある街が「どこにあるか」を見つけるのは簡単です。「国土計画局が調査している地価分布(つまり物件価格分布)」 を表示させれば、一目瞭然に「生活が苦しくなりそうな高い地域」「リーズナブルな暮らしができそうなお手頃な地域」がわかります。 そうしたら、その地域と通勤先を結ぶ交通路線でマンション物件探しをすれば良いのです。
「色々な交通路線」がどこにあるかを知らなくても構いません。路線名を選べば、地図上でその路線がどこにあるかを表示します。 ですから、地図上で地価分布情報(表示は、赤色=高・青色=安、です)などを参考に物件相場が安そうな地域へ走る路線を(表示を眺めながら)選び、 物件価格が安いと同時に、通勤時間が短く・混雑度が低い、毎日の「暮らし」と「通勤」を楽に物件をクチコミ情報を参考に 探せば良いのです。
駅を選ぶと、その駅周辺のマンション物件の平均価格を算出し、「この駅は大体このくらいの値段です」という価格相場を、駅周辺にグラフィカルにマッピングしていきます。…ということは、あなたがいくつかの駅を眺めているうちに、どの駅が高くて、どの駅が安いのか?という「マンション駅相場マップ」も目の前に自然にできあがってくるのです。 もちろん、気に入った物件があれば、その物件近くを「(道路を歩くように)散策して町のようす」を眺める」こともできます。 あるいは、その街を空から自由自在に眺め「どこに何がある、どんな街」なのかを自由自在に知ることだってできます。 ・・・そして、さらには住宅ローンのシミュレーションを行うことも、つまり物件を購入した後の生活設計を具体的に考えることもできるのです。
未来の毎日の生活を考えるために、いつか暮らすマンション物件を、わかりやすく探し出し・見つけることができる・・・それがこの「楽々通勤」マンションMAPです。
このWEBアプリは、「(鉄道大好きの)鉄っちゃん」ではない人のために書きました。けれど、「鉄っちゃん」でも、多分、楽しめると思います。「色々な交通路線」がどこにあるかを知らない人、あるいは、「色々な交通路線」がどこにあるかを眺めると楽しく感じる人を頭に浮かべつつ作ってみた、そんなWEBアプリケーションです。起動プロセスがまだ少ないので接続できないこともあるとは思いますが、明日にでも適当に調整しようと思います。
2009-11-02[n年前へ]
■「楽々通勤」マンションMAP 始めました
昨夜動かし始めた 「楽々通勤」マンションMAP は、
「お値ごろ価格のマンション」「毎日の快適な通勤」「街の風景が気持ちよい」「確かな生活設計」・・・そんな大切なことを満たす物件、 毎日暮らす住宅物件を、簡単にわかりやすく探し出すことができる・・・それがこの「楽々通勤」マンションMAPです。ということを主題としたWEBアプリケーションです。動作を確認しているブラウザは、Firefox 3.54,Safari4.03、IE8, Google Chromeです。動作画面は下に張り付けた動画のようになります。
都会では、賃貸であれ分譲であれマンションを始めとする「住む場所」は高いものです。かといって、住宅費が高い都会から離れた場所に住むと、今度は仕事(求人)が少なくなります。そんなわけで、「通勤時間」と「住宅費」を天秤にかけて、私たちは住む場所を決めます。
決して短くも楽でもない通勤を選び・安い住宅費を選ぶか、それとも通勤は楽だけれど高い住宅費を選ぶか、私たちはそんな問題を前に悩まなければならないのです。
そんな、「通勤時間」と「住宅費」を天秤にかけることが簡単にわかりやすくできたなら…「この路線のラッシュはひどいよ」とか「この駅からなら座れるよ」とか「この駅の物件相場はこのくらいだよ」ということを、組み合わせて示してくれるサイトがあったらいいな、と感じたのです。
そういう気持ちを原動力にして作ってみたのが、「楽々通勤」マンションMAP です。
2009-11-30[n年前へ]
■NEWS今昔物語「思いこめば見えてくる?」編 (初出2004年05月00日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
昨日、Google Japanの若きエンジニアと話していると「高校生の頃(もしかしたら、中学生の頃と言っていたかもしれません)、JavascriptでBASICインタプリタを実装した」と実に楽しげに思い出話をしてくれました。私自身が中学生の頃を考えてみると、Apple][とCommodore VIC-1001(海外ではVIC-20という型番で売られていました)という「マイコン」を持っていましたが、きちんと動くプログラムを書くことなど全然できていませんでした。しかも、「JavascriptでBASICインタプリタを実装」といったような、アプリケーション思考でなくプログラミング言語志向の発想など、絶対にすることはできませんでした。
どんな発想をすることができるか、どんなものを作ることができるか、という限界の線は、結局のところ自分自身が線引きをするのだろう、と思います。「すごいな」と思える人を見ると、「自分に対する限界線の引き方」を少し変えることができるような気がします。「思い込みパワー」を増大させることができるような気がするのです。たとえば、私は、「ピンポン」芸を見たときに、そんな「思い込みパワー増大感覚」を非常に感じた覚えがあります。「すごいな」と感じさせてくれるものを作る人、そういう人に出会いは、その出会いだけでも「自分ができること」を増やしてくれる、と思うのです。若かった頃には(良くも悪くも)気づきませんでしたが、そういったことを(良くも悪くも)感じるようになりました。いえ、なってしまいました、と書いた方が正確かもしれません。
ところで、「マイコン」という言葉も、当時と今とでは意味合いが違っています。今は、マイクロなコンピュータで、いわゆる制御用の特殊で小さなコンピュータ・チップを指すことが多いと思います。
しかし、かつて私が小中学生だった頃は、大型コンピュータに比べて、「小さな"Micro"」「個人が所有する"My"」コンピュータ、という意味で使われていました。
言葉も時代に連れ変わっていくことを実感させられます。 さて、このNEWS今昔物語シリーズは、初出が何年も前です(今回は2004年5月初出です)。ですから、下記の記事中で「先週」とか「今月」といったものも、5年以上前の「先週」「今月」になります。つまり、語句の意味合いを「少し翻訳しながら」読む必要があります。また、リンク先はなくなっているものがほとんどだとは思いますが、その点もご容赦ください。温故知新(古きを温めて新しきを知る)という言葉を頭に浮かべながら、再読頂ければ幸いです。
不惑を迎えたBASIC
先週の5月1日でプログラミング言語BASICが満40歳になった(ビデオ)。三十代以上であれば、二十年近く前のコンピュータ雑誌に掲載されたBASICプログラムをせっせと入力しながら、プログラミングを覚えた人たちも多いはずだ。
BASICなんてすぐに使われなくなる、とその頃からずっと言われ続けてきた。しかし、Windowsの世界ではVisual Basicはまだまだ現役だし、制御用のプログラマブルIC(PIC)にもBASICインタプリタが搭載されて電子工作の世界を支えていたりする。それどころか、計測・制御機器等の中では、今でもPC98(もしくはその互換機)上で動くN88-BASICが現役選手だっりする。実は、私もそんなシステムを使うことがある。システムを入れ替えたいと思いつつ、数千行のGOTO文の迷路を眺めて、ため息をつきつつメンテナンスをあきらめてしまう。
自動着色ソフトウェア「はいから」と思いこみデータベース
平成15年度未踏ソフトウェア創造事業で採択された自動着色ソフトウェア「はいから」の評価版を来月末までの期間限定で使用することができる。これは、カラー情報が少ない写真に対して、似た絵柄のカラー画像を参照することで、自動的に着色を行うソフトだ。「こんな画像はこういう色であるべきだ」という風なデータベースに基づいて、色を決めつけるわけである。
考えてみれば、似たような機能はカメラやプリンタなどでは多く使われている。例えば、(顔は綺麗であるべきと決めつけて)写真中の顔を浮き上がらせ綺麗に見せたり、記憶色を重視し肌色を生き生きとさせたりしている(血色が悪いのは良くないと決めつけ)。色に限らず、人間の「思いこみ」や「先入観・決めつけ」のデータベース構築(つまりは人が望ましいと思うイメージの構築)というのはとても重要になるかもしれない。
仮装大賞「ピンポン」芸がペプシのCMで世界の舞台へ
欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞で視聴者をビックリさせたピンポンという芸がある。仮装した人達(その中には日本の伝統芸能の黒子もいる)により、マンガを映画化した「ピンポン」が忠実に再現され、映画The Matrixのようなカメラワークが何の特殊効果や特別な道具を使わずに表現されている。
この芸が今月下旬からペプシのCMの中に採用され、世界で放映されることになった。これまでにも、彼らの仮装芸はペット・ショップ・ボーイズの新曲"Flamboyant"のプロモーションビデオ(高速回線用、低速回線用)中で採用されていたりもする。手段は限りなくローテクであっても、要はアイデア次第で世界を舞台にすることができる、というなんともワクワクするニュースだ。
電子レンジの爆発タマゴで大ケガ
「電子レンジでゆで卵を作ると、食べようとした瞬間に爆発する爆弾タマゴができあがる」、というのはテレビ番組「探偵ナイトスクープ」で有名になった面白実験ネタだ。しかし、英国の医学雑誌British Medical Journalの最新号に掲載された爆発タマゴにより角膜が傷ついて重傷を負ったという投稿記事が掲載されニュースとなった。
技術者にとっては当たり前の面白実験料理ネタでも、そうでない人にとっては危険なものになったりする、という点でこのニュースは興味深い。関係ないが、「猫をレンジでチンして裁判が起きたという話」は実は単なる都市伝説だったということを私は最近まで知らず、恥ずかしながら本当の話だと思いこんでいた。
2010-02-14[n年前へ]
■“Fiancee Formula(婚約者の公式)”による「最適プロポーズ年齢計算機」
「結婚考えるべき時を割り出す方程式、豪大学教授が考案」という記事がありました。
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学で数学を教える教授が、バレンタインデーを前に、結婚を考えるのに最適な年齢を割り出すことができる方程式を発表した。
「Fiancee Formula」と名付けられたこの方程式は、長年のパートナーを探し始める年齢と、最も遅くていつまでに結婚するかを元に計算をするもので、当たる確率は37%だという。
それならば、というわけで、「“Fiancee Formula(婚約者の公式)”による最適プロポーズ年齢計算機」を作ってみました。それが下に張り付けた計算フォームになります。
この「方程式」は特に目新しいというわけでなく、「10人の応募者から人を雇おうと面接をしていく時に、もしも面接をした瞬間に雇う・雇わないを決めなければならないとしたら、どういう判断をしたら確率的に最適になるか?」という問題(クイズ)とか、あるいは、その(まさに今回の記事と同じ題材の)「結婚バージョン問題」を単純化したものでしょう。
現実には、「年齢にしたがって変化するさまざまな重み関数」を適用してやらなければならないでしょうし、そして、その重み関数は時に応じて変化して行きそうです。人生は実に不確実なものです。・・そんな風に考えを進めていくと、この“Fiancee Formula(婚約者の公式)”による「最適プロポーズ年齢」は一体どう変わるものなのでしょうか。