2008-03-01[n年前へ]
2009-05-18[n年前へ]
■MacRubyでGUIアプリ開発、デモンストレーション
公開されたスクリーンキャストではMacRubyやCocoa、Objective Cの説明をおこなったあとで、実際にXcodeとMacRubyを使ってMac OS Xでネイティブに動作するGUIアプリケーションを開発するデモンストレーションが掲載されている。Xcodeのインタフェースビルダを使いながら RubyでGUIアプリの開発が実施されている様子が興味深い。
2009-06-03[n年前へ]
2009-10-08[n年前へ]
■Snow LeopardのGCDサポート Rubyのコンパイルや並列処理対応、MacRuby最新ベータ登場
LLVMベース、Snow LeopardのGCDサポート Rubyのコンパイルや並列処理対応、MacRuby最新ベータ登場
MacRuby 0.5以降では、ThreadクラスはネイティブのPOSIXスレッドに対応し、各スレッドは個別のVMインスタンスを持つという。また、MacRuby はSnow LeopardからMac OS Xに導入された並列処理API「Grand Central Dispatch」(GCD)にも対応する。(中略)MacRubyではRubyのブロックが使える。つまり、低レベルのスレッド処理のことを意識せず、ブロックを書くだけで並列プログラミングによるマルチコアの恩恵を受けやすいというわけだ。
パフォーマンス重視で開発を進めているMacRubyでは、並列処理だけでなく、ネイティブコードへのコンパイルも可能としたという。実行時最適化のJIT(Just-in-Time)と、事前コンパイルのAOT(Ahead-of-Time)の双方をサポートする。
2009-10-29[n年前へ]
■MacRuby 0.5ベータが登場。
MacRuby 0.5ベータが登場。JIT、AOT、GCDサポート、GILの削除を実現
MacRuby 0.5の最初のベータがリリースされた。現在のところ、Snow Leopard (MacOS X 10.6) マシンでのみ利用可能になっている。
最終的なMacRuby 0.5のリリースは、LeopardとSnow Leopard上で、32ビットモードと64ビットモードのどちらでも動くようになる予定だ。
「MacRuby」 - ひさしを借りて母屋を乗っ取るか? Mac OS Xの新たなRuby環境
Leopardの登場以降、Mac OS Xではスクリプティング言語環境のサポートが活発だ。(中略)Rubyに関するものとしては、RubyからCocoaを含む様々なフレームワークへのブリッジを提供する、RubyCocoaが標準でインストールされている。
そして去る2月28日に、新しいRuby環境が登場した。MacRuby である。MacRubyの動機として挙げられているのは、RubyCocoaが抱えている問題を解決する、というものだ。RubyからCocoaへアクセスするという目的はRubyCocoaと同じものだが、その実装のアプローチはかなりユニークで意欲的なものになっている。
なんと、RubyのルートクラスたるObjectクラスが、Objective-CのルートクラスであるNSObjectを継承しているのだ。(中略)それに加えて、RubyのString、Array、Hashといった基本的なクラスは、さらに特別な階層が割り当てられている。それぞれ、CocoaのNSString、NSArray、NSDictionaryというクラスから継承されているのだ。
通常の言語間のブリッジであれば、Rubyの文字列からCocoaの文字列へと変換を行わなくてはならない。だが、MacRubyではすべてのRubyオブジェクトはCocoaのオブジェクトであり、Rubyの文字列はCocoaの文字列である。従って、変換のコストなしでこの呼び出しを行えるのだ。
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