2009-05-19[n年前へ]
■Microsoft、「魔法の杖」の特許を出願
もちろん、「魔法」といっても、実際はビデオカメラ、加速度計などの速度センサ、位置および方位センサといった各種コントローラと複数の通信技術によって実現するものだ。
5月第3週の後半にその存在が明らかになった特許申請書の中で、Microsoft は特許申請する技術を実際に「Magic Wand (魔法使いの杖 )」と呼んでいる。申請書の要約には次のように記されている。
「同アーキテクチャは、その全体もしくは一部を、杖またはそれに類似した形状の筐体内に収納する。同アーキテクチャは、集合したセンサーの中から1つ以上のセンサーを利用して、運動方向、すなわち杖と連動した身振りを測定する。さらに、その運動方向に基づいて環境要素の状態を更新するよう指示を出すことができる」
2009-06-01[n年前へ]
■Microsoftの新検索ブランド「Bing」ついに登場-Google対抗キャンペーン展開
Microsoftの新検索ブランド「Bing」ついに登場-Google対抗キャンペーン展開
Microsoftが「Kumo」のコード名で開発進めていた最新の検索エンジンと新ブランド「Bing」を発表した。Googleと Yahoo!に大きく後れをとっている検索分野で、大規模な広告キャンペーンとともに巻き返しを図る。キャッチフレーズは「意思決定エンジン」で、検索サービスの高機能化のトレンドに沿ったものだ。
具体的には、ナビゲーションや直感的なツールを含むユーザーインターフェイス、そしてグループ化などの検索結果の表示だ。ショッピング、地域情報、旅行、健康の4つのカテゴリー分類、レビューやユーザーによる評価をネット上から収集する機能などによって、“これまでの検索の一歩先”を提供するというのが Microsoftの主張だ。
2009-07-25[n年前へ]
■エクセルにおける循環参照時の計算順序
表計算ソフトのエクセルを使えるようになりたいと考えた。そこで、(これまで近づかないようにしていた)エクセルを使ってみることにした。まずは、エクセルの計算順序について調べてみた。もう少し具体的に書くと、計算の順番が「セル配置」に依存するのはどのような場合かを調べてみた。
まず、最初にわかったのは「循環参照がない場合」には、(各セルの)計算順序は「セル配置」に依存しないということである(エクセルの計算プロセスの詳細)。また、「手動計算」や「反復計算」を行うようなオプション設定にしていたとしても、循環参照さえなければ(各セルの)計算順序は「セル配置」に依存しなかった。
その一方で、循環参照があると、(各セルの)計算順序は「セル配置」に依存するようになる。具体的には、左上から横1行を計算したあと、その下の1行を計算し、さらにその下の1行を計算する…という具合である。
だから、「反復計算」を1回だけ「手動計算」で行うような設定にし、
B1に2
A1に=B2
C1も=B2
B2は=B1
B1にA1-C1
という風に入力し、F9を押して手動計算させると、次々と値が変わり、6回周期の動きを示す。しかもA1とC1はいつも同じ値だが、その差分をとっているはずのB1は、ゼロになる瞬間もあるが、2とか-2とかゼロでない値にもなる。
これは、循環参照が行われている場合に、反復計算オプションを付けた際の「各セルの計算順序」が前述のようだからである。当たり前の話のようだが、少し面白い。
2009-11-20[n年前へ]
■パブリックベータが開始された「Office 2010」
パブリックベータが開始された「Office 2010」(ダウンロードサイト)
各アプリケーションに共有のコンセプトとして、コラボレーション機能がある。コラボレーションン機能を利用すれば、複数ユーザーでひとつのドキュメントを編集できる。完成したドキュメントをロックして編集できなくする機能や、複数人のコメントを反映して文書を更新したり、以前の版との変更部分を簡単に表示する機能をある。このコラボレーション機能は、Word、Excel、PowerPointで複数ユーザーによる共同作業でドキュメントを作成・編集するのに非常に役立つ。
PowerPointで面白いのはエフェクト機能だろう。PowerPointのエフェクト表示に、GPUのハードウェアアクセラレーションが利用されている。例えば、プレゼンテーションスライドの切り替え時に、画面が粒子のように舞って次の画面に変わるというエフェクトも用意されている。GPU の機能を利用しているためCPUに大きな負荷をかけずに、派手なエフェクトが利用できる。