2010-11-29[n年前へ]
■"ac.jp"メールアドレスだけでMicrosoft開発ソフトウェアが無料になる
"ac.jp"というメールアドレスだけで、Microsoft Visual Studio 2008や ROBOTICS STUDIO Microsoft Robotics Developer Studio 2008や、xna Game Studio 3.0・・・といった開発ソフトウェアを無料で使うことができるというMicroSoft DreamSparkのキャンペーン。
通常MicroSoft DreamSparkでは、国際学生証※1 が必要ですが、大学生SNS.comとMicroSoft DreamSparkのスペシャルキャンペーンでは、大学から発行される「ACアドレス」のみでダウンロードが可能になります。
※1 国際学生証の取得には、通常1,430円(税別)の費用がかかります。
2011-04-14[n年前へ]
■MicrosoftがKinect用SDKとソースコードを公開へ
「Microsoft、Kinectで動く椅子をデモ―PC用SDKとソースコードを公開へ」
Kinectすでに数々のクールな応用を生んでいるが、今回Microsoft自身から発表されたハックはKinnectで動くおもちゃのロボットなどとは比べものにならない。MIX11と呼ばれるこのデモは近く発表されるKinect PC SDKを利用して作られたものだ。このSDKはVisual Basic、C++、C#をサポートしており、幅広いデベロッパー・コミュティーを形成することになるだろう。
2011-07-24[n年前へ]
■IronRubyからKinectを使ってみる(OpenNI / OSX編)
RubyからMicrosoft Kinectを操作(制御)してみたくなったので、OpenNI(Ver1.1)の.NETバインディングを使い、IronRubyからKinectを操作するコードを書いてみました。たとえば、下に貼り付けてみたのは、IronRubyから深度データにアクセスするコード例です。
require 'OpenNI.net' include OpenNI require 'XnVNite.net' include NITE include System::Reflection include System require 'pp' CONFIG_XML_PATH="SamplesConfig.xml" @context=Context.new(CONFIG_XML_PATH) @depthGenerator=nil @depthGenerator=@context.FindExistingNode(NodeType.depth) status=@context.WaitAndUpdateAll() depthMetaData=@depthGenerator.GetMetaData() pp [depthMetaData.XRes, depthMetaData.YRes] pp @depthGenerator.DeviceMaxDepthこのコードを実行すると、深度画像のXYサイズと最遠距離が、次のような具合に表示されます。
[640, 480] 10000
動作テストはOSX上で行いました。つまり、OSX に.NET環境であるMonoをインストールし(もちろんOpenNIもここに書いてある手順に沿ってインストールし)、その上でIronRubyを動かしています。当然、Windows上でも動くと思いますが、動作確認はしていません(Windows側にはMicrosoft Research Kinect for Windows SDK betaをインストールしているので、OpenNIを入れていないのです)。
RubyでKinectの操作・制御をする…というのは、必ずしも「上手い組み合わせ」ではないかもしれません。けれど、上のようなrubyコードを書くだけで「高度なセンサ群の塊であるKinectからデータを取得できる」となれば、面白く遊んでみたくなる人も多いのではないでしょうか。「Microsoft Xbox 360 Kinect センサー 」を買って、ずっと前に想像していた未来に来た気分になってみるのはいかがでしょうか。
2012-04-08[n年前へ]
■エクセルで解く「あみだくじ方程式」と「1次元拡散方程式」
「あみだくじ方程式を1次元拡散方程式を使ってエクセルで解いてみる」 from 「n年前へ」
手抜きあみだくじをするときは、アタリの真上近くを選び、そうでない場合にはアタリに近い端っこを選ぶ、というのが、あみだくじ方程式から導き出されるおトク知識と言えるのかもしれません。
2012-04-13[n年前へ]
■エクセル(表計算ソフト)の「表空間と値の拡張」を考える!?
エクセル(Microsoft Excel)に「型」を追加する機能が欲しいと思うことがあります。たとえば、複素数やベクトルをひとつのセルで扱ったり、さらにはもっと複雑な属性を持つ「値」を扱いたい、と思うことがあります。
そうした「(独自の)型」に対して、演算子を自由に定義できたり、セル内での表示方法を自由に定義できたり(「条件付き書式」の自由度が高ければ、独自型の表示スタイルをカスタマイズすることもできるのでしょうか)したい、と思うことがあります。
…とそんなことを書いたら、ささっと @IchiroMori さんがシート(コード)を書いて・送ってくれました。「セルに入っている文字列を"imreal"と"imaginary"関数で処理し、独自定義の複素数クラスで処理した上で、"Complex"関数で文字列に戻すというコードです。
表計算ソフトというものを考えたとき(エクセルは表計算ソフトという範疇にとどまらないものだと思いますが)、表計算ソフトの基本機能は『「表」上で「値」が簡単に計算できる』ということになります。
そして、そんな表計算ソフトに対して、次の2つの点の拡張をしてみたいと感じることがあります。
1.「表」という部分
格子状の座標だけでなく、任意の「位置関係」「座標系」「空間」…を使いたい
2.「値」という部分
任意の属性・特性を持つ「存在(クラス・インスタンスというか)」を扱いたい(属性・値の演算方法やセル・グラフ上での表示方法も含む)
表計算ソフト(エクセル)の性質『「表」上で「値」が簡単に計算できる』というものを、『空間が各領域で値(属性)を持ち、それらが空間上で作用し合う・作用させ合うことができる』と捉えるならば、その「表」と「値」の拡張ができたなら、一体どんなことができるようになるだろう?と考えたくなります。…空間が各領域で値(属性)を持ち、それらが空間上で作用し合うというのは「世界」持つ基本的な性質ですから、つまりそれは、表計算ソフトが簡単に世界を表現しうるということになります。
「値」の拡張という部分に関しては、独自クラスを定義した上で文字列にシリアライズ・文字列からデシリアライズすれば可能だろうとは思うのですが、演算子や関数をオーバーロードできないと、既存関数の再利用ができなくなったり、何より「使い勝手」が悪くなるように思います(たとえば、ある属性に対して+=PLUSを定義したとき、その定義がSUM 関数やAVERAGE関数に反映されないと不便ですよね?)。
…というわけで、表計算ソフトの「表」と「値」の機能拡張ができたなら?と考えるのです。そうすれば、表計算ソフトは、(ある範囲の)世界を表現するのではないかと考えたりするのです。